サロメの断頭台

サロメの断頭台

2,189円 (税込)

10pt

3.8

油絵画家の井口は、泥棒に転職した蓮野を連れて、数十年前に置時計を譲ってもらった、ロデウィック氏という発明家の富豪の元へ訪れる。
芸術に造詣の深いロデウィック氏は後日、井口の絵を見るために彼のアトリエに訪れるが、立てかけてあった絵を見て、「この絵とそっくりな作品を見た憶えがある」と気が付いてーー?
未発表の絵の謎を追って、井口と蓮野が大正時代を駆け回る!

『方舟』『十戒』で話題の夕木春央、最新作!

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サロメの断頭台 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    サロメと大正を掛け合わせるミステリをとても楽しみにしていました。
    今回も容赦なくて、とても面白かった。
    自分の絵を買ってくれるという人が、実はこの絵を見たことがある盗作ではないと証明してくれと言われ、その犯人を探し出す間に主人公の周りで殺人事件まで起き両方の証明をしなくてはならなくなった主人公。
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    0

    Posted by ブクログ 2024年03月30日

    終盤で何度も「そういうことか…!」と気付かされました。いろいろなパターンを考察しながら読んでいましたが、あの結末は想像できませんでした。
    背景にあった出来事や人物の気持ちを思うと心にズンとくるものがあります。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月19日

    方舟と十戒をついこないだ一気に読んだばっかりだったので、作者の最新作だと知り手に取りました。
    前の2作と違い500p近くのボリュームがあり、読み応えバツグン。数日に分けてたっぷり堪能できました。面白かった。
    読み終えた後に調べてわかったのですが、本作の登場人物である井口、蓮野が過去作にも登場している...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月19日

    なかなかヘビーでした、、
    どうやら「絞首商會」などと同じシリーズのようです。
    そちらのシリーズは今まで読んだことがなかったのですが、大正時代が舞台となっていて、言い回しや、普段使わない漢字などが出てきて、少し読みづらさを感じてしまいました。
    やっぱり自分は夕木さんの作品では「方舟」や「十戒」のような...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    重い、兎に角重かった。内容も重量も。背景が少し昔のお話の影響なのかも知れませんが、今までの夕木作品に比べて文章が読み辛く。読むスピードも遅かったように感じました。
    そして衝撃だったのは断頭台!自分ならと考えると震え上がるどころではありません。怖気が走りました。あやは綾川の母親なんて事有りませんよね!

    0

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