夕木春央のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ密室も深い水もどっちも苦手だったのもあって、夜眠れなくなるくらいにはずっと怖かった。
とにかく怖い。でもその怖さは、殺されるかもしれない恐怖なのか、1人取り残される恐怖なのか、、
もっといい方法があるんじゃないかと、一緒になって考えたけれど辿り着くのはやはり誰か1人を見殺しにする方法で、その誰かに自分はカウントされなくて。
最後もまた怖すぎた。犯人に縋るという意味のわからない構図も、結局人殺しが生き残るのも、
ずっと、ねえどうするの?もう時間ないけど、いい方法なんかないでしょ?だれを置いていくの?と問われているみたいで、他人事でみていられなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ一気読み。半端ない読後感。これぞ求めていたミステリーだ!!
誰が犯人か?考えながら読み進める中で、なんとなく隆平が怪しいと思っていたが、犯人が麻衣だと明かされた展開は予想外だった。
だが、本作品の真骨頂は「犯人判明!万事解決!」で終わらないところ。生き残るためには、犯人の機嫌を損ねないように、「生贄」になるよう交渉しなければならないのだ。みな自分の命がかかっているので言葉選びは慎重になる。このやりとりも緊張感に満ちていて、ハラハラドキドキ。
麻衣は交渉を受け入れ、読者が安心したのも束の間…
まだ物語は終わらない。この後に暴かれる真実ーー麻衣だけが知っていたモニターの真相、彼女の本当の動機、 -
Posted by ブクログ
【著者について】
初めて読む著者です。
【本の概要】
学生時代のサークル仲間が集まり、大雑把に言うところの密室殺人を解決していくストーリーですが、設定が個人的には目新しく、古臭さはありませんでした。
【総評】
なんといっても最後数ページのどんでん返し感が素晴らしかった。あくまでどんでん返し「感」で、叙述トリック的な全てをひっくり返すようなものじゃないところもまた良かった。
解決に向かう推理過程が意外とあっさりだったり、個々人の掘り下げがあまりないため、主人公となって思考を巡らせるというよりは、面白いストーリー
にのめり込んで読んだという感じ。記憶を消してまた読みたいというのはまさにそのとおりだ -
Posted by ブクログ
お…おもしろかったーーーー!!!!
方舟からの十戒。
方舟の時も思ったけど、表紙の重々しい雰囲気とタイトルに反して、割と読みやすい文体と内容。
そして方舟同様、
8割くらいまでゆったりと不穏に進む展開なのに、急激にラストで見えていた景色が一変させられる。
すぐにでも2回目を読み直したくなる作品。
そして、2回目読み始めるとあまりに見え方が違ってゾワゾワします。
え、なんで気づかなかったの?という。
以下ネタバレ
方舟からの経験もあり、序盤で何となく、犯人の目星はついていたものの、
ミスリードがあまりにきれいにハマりすぎていて、あれ?今回は違う?考えすぎたか?
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Posted by ブクログ
ネタバレまた騙されたという感じです(笑)
面白すぎました。方舟に続いてとんでもないお話。。
全てを知ってから読み返すと全く違う観点で読めて没頭して読んでしまいます。
前作方舟では予想もしなかった人物が犯人だったので、もう騙されるまい!と意気込んでいたこともあり、当初はひょっとして綾川さん犯人なのでは?と実は思っていました。
ただ、読み進めていく中でいやさすがに綾川さんがそんなことすると考えにくいなあ...なんて感じ、父を犯人だと予想しましたが、まんまとやられました(笑)
今思えば綾川さんのおかしな部分がたくさんあります。
例えば、11月で肌寒い時期なのに、朝起きた時に綾川さんが汗をかいたジャージを