夕木春央のレビュー一覧

  • 絞首商會

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    解決編に至る過程にヒントがさりげなく散りばめられていた。しかし果たして凡庸な自分には読み解くことはできませんでした。
    視点が何人かに変わるのもよい。
    科学捜査が発達していない時代設定で限られた事実のみで真相に行き着いたのは少々出来過ぎ感も?蓮野氏に次の出番があれば心して読み進めたいです✨

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    2025年02月26日
  • 絞首商會

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    大正時代が舞台のミステリ。
    夕木春央は方舟も十戒も好きだけどこちらのデビューシリーズは舞台設定にしり込みして(現代ものが好き)手を出さずにいたのをようやく買いました。
    おもしろかった!
    現代ものはゴリゴリのロジックのうつくしさが売りでキャラクターにはそこまで労力を割いていない印象だが、こちらはキャラクターが生き生きと、また作家の好みだろうが舞台設定も楽しげに書かれ活かされていて良い。ミステリとしてもおもしろく、そこそこの長さの中、散らばり広がり続けるだけだった謎が一気に収束して物悲しさと哀れさが浮き上がるラストがなんとも言えない。
    女性キャラクターたちが魅力的なので今後のシリーズでも活躍す

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    2025年02月22日
  • サロメの断頭台

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    話題だから読んでみよう、「方舟」の人だし、と思ったらシリーズもので失敗!『絞首商會』『サーカスから来た執達吏』『時計泥棒と悪人たち』油絵画家・井口と元泥棒の蓮野の大正ミステリシリーズの系譜でした。登場人物を知ってないと、あれ?これ誰だっけ?と、余計なところで話を読むのが詰まっちゃいます。前作のエピソードとか出てくるし。せっかくキャラ立ちが良い話なのに楽しめなくてもったいなかったなぁ。肝心の内容ですが、画家の井口は高額で購入しようとした絵に、同じ絵がアメリカにあったと言われ買取を保留されます。ほとんど誰にも見せていない絵なのになぜ?それと並行して仲間内でサロメに見立てた連続殺人が。477ページの

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    2025年02月20日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    一生本を読んで暮らせるなら、
    人生と引き換えでもよいか?

    そこで得た報酬を娘たちに残し
    サラッと宇宙へ旅立てる?

    ふとそんなことを考えた。

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    2025年02月14日
  • サーカスから来た執達吏

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    ネタバレ

    爽やかな読後感。ミステリーには違いないけどミステリーと言うよりは青春小説(?)に近いような印象を受けた。絞首商會と同じ世界線で同じような雰囲気と世界観。方舟や十戒が好きで手に取った人には物足りないと感じるかもしれない。(私はどちらの路線も好きだけど)
    紀子さんが大好きになった。我ながらチョロ。

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    2025年02月09日
  • 絞首商會

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    ネタバレ

     面白かった!夕木春央さんの作品は『方舟』に続いて2作目だが、どちらも最後の謎解きシーンが鮮やか。『方舟』は割と一直線で進み一撃で仕留める構成に対し、本作は謎が多すぎて一体何が起こっているのかわからないまま読み進めた。しかしあらゆる謎が太い一本の紐のように収斂していくのが気持ちよく、視界が晴れていくようだった。こちらの方が個人的には好み。
     また、「探偵」という役割の欺瞞や無責任さが繰り返されていたことが印象に残っている。蓮野は仕方なく巻き込まれる形で探偵役を引き受けることになるが、真実を突きつけ糾弾するわけではない。あくまでも傍観者である。つじつまを合わせるのは真実を知った当事者である。その

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    2025年02月01日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • サーカスから来た執達吏

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    大正時代を舞台にした、どこか江戸川乱歩を感じさせる様なノスタルジックな雰囲気。
    サーカスから来た女の子とお嬢様の財宝探し。
    ぜひ、シリーズ化、映画化して欲しい!
    続編を読みたい!

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    2025年01月02日
  • 絞首商會

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    ネタバレ

    「サロメの断頭台」を先に読んだのでシリーズ1作目の本作を遡り読んでみた。

    気になっていた、井口夫婦や蓮野、峯子らの人物像が深堀出来たことは勿論良かったが、作品自体もなかなか良い。冗漫な前中半を読んでいる時は「あぁ、デビュー作なんで慣れてないんだろうなぁ、しかし長い…」と思っていたのだが、後半、その冗漫な伏線がつながっていく。所謂トリック構成も良いのだが、そのつなげ方が一ひねりあって(詳しくは書けないが、犯人捜しを逆手にとってそう来るかって感じ)面白い。

    話題作方舟とはまた違ったウェット感があるが、このシリーズもまたくせになりそう

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    2024年12月19日
  • サーカスから来た執達吏

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    全然タイプの違う2人の少女の仲睦まじさが良かった。財宝探しという1つのことだけを探してると見せかけて、話が進む内に複数の謎解きが待ってたのもドキドキして良かった。この作者の本、他にも読みたい

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    2024年11月29日
  • 絞首商會

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    方舟で話題になった著者のデビュー作
    方舟とはまた違ったテイストで面白かった
    でもちょっとだけ読みづらかったかな?

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    2024年11月11日
  • 方舟

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読後に最初に浮かんだ感想が、
    麻衣ちゃん、好きになってくれた男がクズばかりで可哀想、
    でした。

    犯人に全く嫌悪感がわきません。
    どうしましょう?

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    2024年10月14日
  • 絞首商會

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    方舟と十戒を読みたくて作者初読

    動機がめちゃくちゃで面白かった!
    泥棒が探偵のも発想が良かった。
    大正時代だけど、読みづらくはない
    シリーズ追って行きたいです。

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    2024年10月15日
  • サロメの断頭台

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    油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れ添い、祖父と縁のあったオランダの富豪•ロデウィック氏の来日を出迎えた。美術品収集家でもあるロデウィック氏は、アトリエで井口が描いた絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と言う。未発表の絵を、誰がどうやって剽窃したのか?盗作犯を探すうちに、井口の芸術家仲間の贋作疑惑や戯曲『サロメ』に見立てた連続殺人が発生して…

    盗作事件から端を発して、贋作事件及び見立て殺人に連鎖し、果ては冒頭に書かれた孤独な芸術家の自殺にリンクしていく、謎が謎に繋がっていく見せ方が上手い。
    剽窃、瑕瑾、閨房など見慣れないワードが出てくるため読みやすくは無い(国語の勉強にはな

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    2024年08月18日
  • サーカスから来た執達吏

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    ユリ子ちゃん、凄い!鞠子ちゃんもただのお嬢様じゃない感じで良かった。
    解説読んで、ユリ子ちゃんの知り合いの元泥棒が誰か分かった。またかつよさんも一緒に事件を解決してほしい

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    2023年09月22日
  • 十戒

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    方舟にあまりにも衝撃を受けて、同作者の作品が読みたいと思い購入。言い方を選ばなければ前作ほどの衝撃はなく、読み応えは感じなかった。
    おそらく理由としては前作と同じ構成で同じような筆致で進むこと、ある程度序盤で犯人に当たりがつくことで目新しさがないことだと思う。
    勿論序盤から散りばめられた伏線やその回収の手際の良さは見事で、そういう意味ではとても良い作品だが、どうしても前作が良過ぎたために評価が相対的に下がってしまう。
    また前作と比較して物足りないと感じたのは登場人物の掘り下げで、前作ではさまざまな括りで人間の深掘りが関係や会話を通じて描写されていたものの、今作ではそれが薄く結局誰がどこに属して

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    2026年08月17日
  • 方舟

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    ネタバレ

    2026/08/16
    翔平は一体何者だったんだろう、金田一少年みたいな感じだったのかな。登場人物の人間性についてもっと知りたかった。麻衣はいったい何者やったんや
    追記:プロローグにあえて登場人物を深堀っていないと書いてありました

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    2026年08月16日
  • 方舟

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    なんだかまどろっこしいなあ!という心象のなか読み進め、私が違和感おぼえてたところは解説でスッキリ!15年前くらいにめちゃくちゃ読んでた山田悠介を思い出した。

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    2026年08月16日
  • 楽園

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    方舟、十戒を読んだので、「こいつが怪しい」はわかっている。わかっていても衝撃の動機と企みはすごい。
    十分面白いのだが方舟と十戒の後では、正直ちょっと落ちる。
    コレから読んだらもっと楽しめたかもしれません。
    それだけ方舟と十戒はすごい。

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    2026年08月16日
  • 方舟

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    ネタバレ

    読みやすさが最高だった!!!!
    続きが早く読みたくて、気づいたら本を開いていた。
    前情報無しに読んだが、最後のオチはなんとなくわかってしまったというか、そこまで驚かなかった(自分自身、ミステリー系に慣れてしまったのかも?)

    あとは、死人が出ているのに冷静な感じとか、恐怖が差し迫っているのに意外とまったりしてて、私だったらもっと緊迫感あって大焦りだろうなと比較してしまった!

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    2026年08月14日