小川哲の作品一覧
「小川哲」の「君のクイズ」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小川哲」の「君のクイズ」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
エッセイのように見える小川哲が主人公の
フィクション作品。常に見えるものと見えないもの、見える記憶と見えない記憶の話をしていたように感じる。
常に記憶は曖昧で、自身の記憶を知らぬ間に改竄していたり、日常と非日常で記憶の残り方に濃淡が生まれる。非日常な日の前日、同じ24時間が均等に配分されているにもかかわらず、忘れたではなくなかった記憶としてすっぽり抜けてしまう。
プルーストでいう二つの意味の忘却の話も出てた
あとは人の見栄の話とかかな、自身を大きく見える虚栄や承認欲から吐く嘘に自分が飲み込まれたり、中立に立とうとするこちら側が飲み込まれたりする。
小説を書く上で、小説家は自身が手に入れる
Posted by ブクログ
『一人 小川哲さんフェア』の締めくくりにピッタリの一冊だった。
それぞれの小川作品のプロセスから、自分の解釈と小川さんの意図の答え合わせをしているようで楽しい。
小川さんは「どんな読者が自分の作品をどう読んでいるか」を論理的に分析している。
だからこそ生まれるギリギリ読者が置いてけぼりにならないぐらいの攻めた作品に、自分は強く惹かれる。
対談で読んでみたくなったのは、佐藤究さんの『テスカポリトカ』。でも、テーマを知ると自分には無理そうで悔しい。
中村文則さんの『列』も読んでみたい。
ちょうど読んだばかりだったテッド・チャンの『息吹』に触れられているのも嬉しかった。
また、葉真中顕さんが
Posted by ブクログ
買い物に行きたくない?と聞かれたら、まるで自分が行きたいから買い物に行ったようになり、意志の所在が曖昧になるので行きたくない。買い物に行きませんか?なら、相手の意志なのでオッケーらしい笑
スーパーの買い物で、レジの店員に今晩何を作るか悟られたくないので、カレーの材料にプラスしてブロッコリー(これをフェイクブロッコリーと呼ぶ)や、シチューのルーを買って、わからなくする。
店員に意思を奪われたくないので、マックに行ってほんとは月見バーガーを頼みたかったのに、店員から薦められたら、ビックマックを頼んでしまうなど、さまざまな作者の捻くれ者エピソードが笑えた笑
最後の謝辞も感謝人狼という捻くれスタイ