小川哲の作品一覧
「小川哲」の「火星の女王」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小川哲」の「火星の女王」「GOAT」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
私の購入した本は帯がショッキングピンクで、表紙の3/4を占めていた。『僕のクイズ』がこれまでにない文章で、作家さんに興味もあったけど、何より帯文を飾る面々があまりに魅力的だったので即購入。今まで読んだ本の中で「絶対おもしろかった」と言える本になった
「本になる小説はどう作られているか」を、それはそれは丁寧に考察した本。本=商品だから、売れないと意味がないのは分かる。でも「売れるための本」は総じて読者=消費者には「売りたいんだな」と分かり、購入意欲が下がる
「小説は読者とのコミュニケーション」伏線ですよと言わんばかりの説明描写過多や、感動するでしょ怖いでしょという押し付けがましい心情表現は「
Posted by ブクログ
小説というものについて、明晰に分析し、わかりやすく説明した名著。これまで小説を読むうえでぼんやり思っていたことも含めて言語化されて整理され、それをまた小説を書く側の視点から説明してくれており、今後小説を読むうえで非常に役に立つと感じた。
小説は作者と読者のコミュニケーションである、ということが一貫して述べられており、また以下のような視点も面白かった。
・自分の「小説法(=小説についての好み、考え方)」と作者の「小説法」を知ることで無駄な時間を費やさずに読書を楽しむことができる。
・小説を書くときには、「抽象化をして個別化する」
・「文体」とは「情報の順番」である
・「伏線」という言葉は嫌いであ