嘘と正典

嘘と正典

924円 (税込)

4pt

マルクスとエンゲルスの出逢いを阻止することで共産主義の消滅を企むCIAを描いた歴史改変SFの表題作をはじめ、零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる青年の感動譚「ひとすじの光」、音楽を通貨とする小さな島の伝説「ムジカ・ムンダーナ」など6篇を収録。圧倒的な筆致により日本SFと世界文学を接続する著者初の短篇集。解説:鷲羽巧

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嘘と正典 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    短編小説集とは知らず
    ゲームの王国を読んで以来、小川哲さんにひかれ
    全部読みたいと思って購入しました。
    6作品いろんな顔をもつ話で
    こんなにあちこちからよく思いつくなー
    と本当に感心しました。

    どこか哲学的であるところ
    哲学や、外国の話が日本人が書くから
    読みやすいのも魅力ではないでしょうか?

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    Posted by ブクログ 2024年01月22日

    Audibleで聴いた。

    短編集。
    表題作の、「嘘と正典」がとても面白かった。
    それ以外は星4。
    「嘘と正典」は、ハラハラドキドキするし、どうなるのか続きが気になった。

    「魔術師」の冒頭は、怪盗キッドも同じようなこと言ってた気がして引き込まれた。

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    Posted by ブクログ 2023年11月12日

    どれも面白かった。文庫の表題にもなっている「嘘と正典」はスケールも大きくてハラハラさせられるし、あったらヤバイという恐怖感でハマる。

    全体的には父親と子供との確執とか、未来からのメッセージとか、そう言う色合いが濃かった。宗教とかイデオロギーとか、そういう色は他の作品に比べて薄めだったが、作品中に見...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月16日

    嘘と正典(小川哲/ハヤカワ文庫)

    「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲さんの中短篇小説集。簡潔に言えば、めちゃくちゃ面白い小説。小説に没頭して夜中まで読んでしまうということは多々ありますが、本作では読みたくて早起きしてしまいました。

    勝手に分類するとミステリー1篇、家族史的人生ドラマ1篇、修辞的...続きを読む

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    購入済み

    小川哲の多才

    2023年05月18日

    村上ラジオのプレ番組でのレギュラー出演で知り、地図と拳に打たれ、この作品で改めてその多才さを知りました。音楽の話も、馬の話も手品の話もみんな楽しい、小川さんを知ることができて良かった。

    #癒やされる #感動する #カッコいい

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    Posted by ブクログ 2023年01月23日

    #最後の不良
    アパレル時代を思い出した。
    30ページ弱やけど、これ読む為だけでも買える1冊。
    #嘘と正典
    面白い。600ページにしてくれても良い。
    共産主義が生まれなかった世界線を考えさせられる。

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    Posted by ブクログ 2023年01月04日

    よかった。

    これまでSFものはあまり得意ではなかったが、帯に惹かれて購入。
    読んでみるとどの短編も夢中になって読み進んでしまい、一度では理解できなかった箇所は何度も何度も読み返してしまった。
    浅学なので知らない言葉や事柄が多く、出るたびにWikipediaで意味を調べていたのだが、とにかく作者の語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月18日

    震えるほど面白かった!
    魔術師でグッと心を捕まれたあとはどれもスルスルと読んでしまった。
    しかし何と言っても表題作の嘘と正典!!
    これはとんでもないものと出会ってしまったな。
    劉慈欣に劣らぬ作家がここにいるよ!!
    直木賞候補になった時に気になってて買わなかったあの時の自分にメッセージを送りたい気分だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月10日

    先月読んだ「地図と拳」があまりにも面白
    かったのでこれも読んでみました。

    時と親子の物語。

    最初の話「魔術師」がなんかわかりにくくて自分には合わないかと思ったけど、他の話は全部面白くて読み終わるのがもったいないと思ったくらいでした。

    表題作「嘘と正典」は手に汗握りながら読みました。このようなS...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    SFはあまり読まないですが
    ハイレベルなSFなんだろうということは分かる笑
    クリストファーノーランを文章にした感じ

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