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Posted by ブクログ 2024年04月12日
短編エッセイのような小説?
主人公の考え方は、
自分にとっては「考えたこともないけど言われてみれば確かに共感できる」ものだった。
短編それぞれが著者の実体験から生まれたものだとしたら、
まず昔の出来事やそこでの自分の思考をよく覚えてることにまず驚き。
常に何らかの思考や自問自答を続けている人である...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
面白かった。
プロローグ含めて6章あり、同じ主人公、同じ世界の話ではあるが、それぞれ独立している連作短篇集。
主人公は作者の小川哲自身がモチーフとなったであろう小説家。
話の内容的には、50%は風刺や落語といったジャンルに近く、残り50%はエッセイのようにも読める。
半日もあれば読めるくらいの分...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月15日
全6話とも小川さんの過去の出来事のようだけどフィクション?ノンフィクション?わかりませんが、友人または恋人と本が共通して物語が展開していたように思いました。
「プロローグ」では当時お付き合いしていた女性との会話でも自分が思い通りにいかないことも含めて今に至った可能世界の想いを真剣に追求。
「三月...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月14日
哲学、純文学のような作品ですごく好みだった。
ところどころでシュールなネタがあったり笑わせてくるのも面白い。
誰もが何かになりたくて努力をしてて、やり方を間違えたとて何者かになりたがる。
そんな人を馬鹿にしていた。ただ、そんな人としっかり向き合ってみたら考え方が変わってきた。自分も同類なのか。自分...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月13日
最初、むず!!っと思いながらもなんだかんだスラスラと読み進めていけた。タイトルにもなってる『君が手にするはずだった黄金について』がよかった。
私は普段片桐みたいなタイプの人を冷めた目で見てるし、全く理解できんと思ってたけど、理論づけて?みると、あぁ、なるほどなぁ〜と片桐やババのような人の気持ちがちょ...続きを読む
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