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クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。
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Posted by ブクログ
とても面白かったです。競技クイズのストイックな世界をうまく物語で興味を惹きながら紹介してもらいました。
設定が素晴らしくよくて、謎・疑問の残るクイズ判定に悔しさをいだく主人公が、その事態を乗り越えようと、対戦相手の人と為り(なり)に踏み込みながら紐解いていく、という風変わりなミステリー仕立てです。
君のクイズ、というタイトルも深くて、対戦相手のクイズへの向き合い方への相いれなさを感じました。本当は2人は超近いところにいる気もしますが…。
世界をクイズで見る人たちは、無意識に情報を身体に染み込ませるのかもしれませんね。生きているあいだ出会うすべてのものが知識に、またクイズの問題になり得る。そして知識教養が増えれば増えるほど、またわからないこと(=問題や知識となる)が広がっていく。まぁ果てしない。。
この主題とは違うけれど、教養や趣味があればあるだけ、世界は面白く、楽しく感じられることが多いんだなぁ、ということも感じました。私は歴史とスポーツ分野を知りたいなぁ。興味もったらちょっとでいいから見たり調べたりしたほうがいいですね。すぐ忘れるんやけどね。
問題を一文字も読み上げていないのに、クイズに正解してしまったのは何故?というシンプルな謎を解いていく。
ミステリーというよりはクイズのことを深く知れる面白い作品でした。
昔友達にクイズをしてる人がいたので主人公とその友達を重ねて読みましたが、本当に似ているところがたくさんあり、特にクイズをやっていると恥ずかしくなくなるというのはなるほどな〜と思いました。
クイズ番組を見る目が変わる作品でした。
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