【感想・ネタバレ】君のクイズのレビュー

あらすじ

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

とても面白かったです。競技クイズのストイックな世界をうまく物語で興味を惹きながら紹介してもらいました。
設定が素晴らしくよくて、謎・疑問の残るクイズ判定に悔しさをいだく主人公が、その事態を乗り越えようと、対戦相手の人と為り(なり)に踏み込みながら紐解いていく、という風変わりなミステリー仕立てです。
君のクイズ、というタイトルも深くて、対戦相手のクイズへの向き合い方への相いれなさを感じました。本当は2人は超近いところにいる気もしますが…。

世界をクイズで見る人たちは、無意識に情報を身体に染み込ませるのかもしれませんね。生きているあいだ出会うすべてのものが知識に、またクイズの問題になり得る。そして知識教養が増えれば増えるほど、またわからないこと(=問題や知識となる)が広がっていく。まぁ果てしない。。

この主題とは違うけれど、教養や趣味があればあるだけ、世界は面白く、楽しく感じられることが多いんだなぁ、ということも感じました。私は歴史とスポーツ分野を知りたいなぁ。興味もったらちょっとでいいから見たり調べたりしたほうがいいですね。すぐ忘れるんやけどね。

0
2026年10月10日

Posted by ブクログ

ゼロ文字押し。

クイズ番組を見たことはあるが、クイズについて深掘りし、考えたことは一切なかった。しかし、すらすらすらすら読めた。

コンビニで1冊だけ置いていたので買った本だったが、楽しく読めた。

0
2026年10月09日

Posted by ブクログ

思った展開とは違ったけど、1問1問紐解いていく感じがぐんぐん読める、解説が田村さんでアツい、私は伊沢が好きです

0
2026年10月06日

Posted by ブクログ

小説家って色々な事を知ってるな、って思わされたので完敗です。クイズの世界を垣間見れたようで面白かったし、1つの回答を導きだすのにはストーリーがあるというような紡ぎかたは好みで、それがボタンを押すまでの刹那で起こることへの想像には、脳神経、シナプスがバチバチしてるみたいな感触もあったし、読唇や推論などの技術的な一瞬のかけひきも納得させられたし、個人的にはいけすかない登場人物は1人もいなかったかな。作中に引用された『熊の場所』は購入済み!

0
2026年09月23日

Posted by ブクログ

1文字も読まれていない問題に、人は正解できるのか?

クイズ番組の決勝で起きたゼロ文字正答。なぜそんなことが可能だったのかを、ロジックで突き詰めていくお話。

そして読み始めてまず気になったのが、タイトルの『君のクイズ』この「君の」って何?君のためのクイズ?君の得意なクイズ?それとも、君自身についてのクイズ?そんなことを考えながら読み進めるのも楽しかった。

ゼロ文字正答の謎はもちろん気になるけれど、それ以上に面白かったのが、競技クイズという世界の奥深さ。知識量だけで勝負するのかと思いきや、問題文の傾向、出題者の癖、これまでの流れ、押すタイミング。クイズプレイヤーが何を考えてボタンを押しているのか、その思考を覗けて面白い。

なぜ、その問題に答えられるのか。
それは単に知っていたからではなく、その答えにつながる何かを、それまでの人生で見たり、聞いたり、経験したりしてきたから。

そう考えると、クイズとは知識を競うだけのものではなく、その人がこれまで生きてきた人生そのものなのかもしれない。君のクイズとは、つまり、君の人生なのかな。

0
2026年09月28日

購入済み

問題を一文字も読み上げていないのに、クイズに正解してしまったのは何故?というシンプルな謎を解いていく。
ミステリーというよりはクイズのことを深く知れる面白い作品でした。
昔友達にクイズをしてる人がいたので主人公とその友達を重ねて読みましたが、本当に似ているところがたくさんあり、特にクイズをやっていると恥ずかしくなくなるというのはなるほどな〜と思いました。
クイズ番組を見る目が変わる作品でした。

0
2025年12月30日

ネタバレ 購入済み

僕のクイズを問うている

僕の頭は藤川球児のストレートくらい回転している。
最序盤のこの文章から俄然引き込まれた。
すごく筋の通った展開で、タイトルとラストもリンクしていて読後感の良い作品。

0
2025年11月29日

Posted by ブクログ

初 小川哲さん。面白かった。
SFイメージ先行で読んだことがなかった作家さんだけど、他も読んでみたくなった。
クイズ番組が子供の頃から結構好きなので、興味深かった。

0
2026年10月11日

Posted by ブクログ

購入したのは映画バージョンの表紙だけどなかったのでこちらを本棚へ

2日かけて完読。普通は2時間ほどで読み切れるらしい。
私は集中力が続かなくて2日かかった。
でもつまらないとか中だるみではなく、出題されたクイズ1つ1つへの思い出話が濃くて読み応えがあったの。面白かったよ。

クイズのうんちくがすごいね。主人公のクイズへの情熱がまぶしい。

0
2026年10月11日

Posted by ブクログ

テレビのクイズ番組は好きでたまに見る程度で、テレビの前で答えていて、出演者より先に正解すると嬉しい。私のクイズ愛はその程度です。
テレビで伊沢くんとかQuizKnockの人とかが東大王として出ていた頃、すごいなー、なんでこんなこと知ってるんだろう!なんで問題全部読まないのにわかったんだろう!とか、思っていました。
この小説は、一般人のそんな疑問に忠実に答えてくれます。早押しクイズに特化しています。クイズ問題の読み手の吐く息、読む前の飲み込む息を聞いているっていうのは、百人一首を題材にした漫画「ちはやふる」でもありました。だから勝つためには、耳を鍛えると。クイズでもそうなんだな、と知りました。
小川哲さんのご著書は初めて読みましたが、読みやすく入り込みやすい。主人公が調べたり、考えたりしていくことだけなのですが、引き込まれました。

0
2026年10月10日

Posted by ブクログ

小川哲さんの作品はどれも面白い!
クイズの世界は知ってるようで知らないことばかりで勉強になりました!

0
2026年10月09日

Posted by ブクログ

昨年の夏、本店改装に伴い移転していた三省堂にて記念で購入していた一冊でした。
何となく気になったままで途中でしたが、気づけば夜通しで読んでしまいました。ストーリーも面白く、私自身がクイズというものに興味があり、熱心だったこともありとても楽しく、ワクワクしながら読めました。人は誰しも、三島さんのような誠実さは必要だけど、本庄君のようなしたたかさも持ち合わせるべきだと、感じました。

0
2026年10月05日

Posted by ブクログ

クイズ大会にて主人公・三島玲央の対戦相手の本庄絆は、なんと0文字で正答した。それも、難問とも言える問題で。これはヤラセなのか?それとも魔法か?
良かったです。読後、「私のクイズとは?」と考えたくなりました。本庄絆の過去を思うと胸が締め付けられます。

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

3.9
競技クイズで用いるメタ思考に対してメタ思考を適用する、みたいな話
QuizKnock周辺が競技クイズにおける思考とか在り方を界隈外にも広めたのってすごいな〜という感じ

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
最初から終盤にかけて、どうせ問題の傾向から色々予測できたんでしょ、と、オチがずーっと透けて見えてる感じがあって、そんな面白い本なのかな?と思ってたけど、
キズナと、テレビプロデューサーが思ったより下衆なやつだったのと、あんまりスッキリしないオチのあとで、エピローグがしっかりあって、そこで綺麗に終わらせてくれる感じが読んだあとスッキリした気持ちになってよかった。

0
2026年09月29日

Posted by ブクログ

佐久間さんの帯コメントで気になり、友が貸してくれた。200ページ弱のサラッと読めるミステリー(?)で、話のテンポも良く楽しかった。本当に納得できるトリックなのか?と半信半疑だったが、なるほどな〜となる結末だった。クイズについては詳しくないが、プレーヤーの考え方を知ることができて面白かった。

0
2026年09月27日

Posted by ブクログ

クイズ番組に出演している人たちはみんな私からは遠い存在で、クイズに熱を注ぐ高校生たちはやっぱりどこか変わっている子達だ。そんな風に私はクイズというものを捉えていた。
こんなにもクイズという世界が熱で溢れているとは知らなかった。
ピンポンという正解を告げる音は人生の肯定
私たちは日々クイズに挑戦し、答えを迫られている。
この小説をミステリーと題するのはよく理解できなかったけど、思っていた想像以上に面白い内容だった。
答えが必ずあるという前提でクイズというものが成り立つのだと思ってきたけど、三島のクイズと本庄のクイズが根本的に噛み合わないというズレが話の根幹にあって、でもそれはダメなことじゃないんだと
こんなことを書きながら「君のクイズ」という題の意味に気づいた

0
2026年09月22日

Posted by ブクログ

クイズについて、こんなに考えたことはなかったのでとても面白かったです。ただ低確率の選択肢を削れない私にとって、クイズは向かないなと思いました。知らない世界ってたくさんあると改めて感じさせてくれる良い作品です。

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

過去いじめられてたからあそこまでのハングリー精神があるのかな?本庄みたいな人が近くにいたら飲み込まれそう。最後嫌な感じやったけどカルマ深いな、好きかも。

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

クイズ番組決勝での疑惑「ゼロ文字解答」の謎を敗者が追うミステリー。

クイズがテーマというだけあって知識も商品も企業も全て実在。加えてテクニックまで本物で、早押しクイズを見る目が変わる。このリアリティと説得力を出すために作者は、どれ程の勉強と取材を重ねたのか…気が遠くなる。
スラムドッグ$ミリオネア を彷彿とさせるのは否めないが、推理要素やクイズ愛など扱うテーマは異なる。

掻き立てられる知識欲も相まって、とても読みやすい作品だった(書き下ろし短編付きの文庫版がおすすめ)

0
2026年10月12日

mii

購入済み

クイズって面白いの究極の言語化

ちょうど少し前からQuizKnockさんの動画見るようになってクイズの奥深さに触れているところで、この作品に出会いました。
動画を見ながら、なるほどそういうふうに考えるのか、そういう部分で勝負するのか、と感覚的に捉えていた部分が明確に言語化されており、「クイズの解答」をもらった気持ちでした。
そういう風に、全編を通してテストの答え合わせをしているような感覚だったので、あまりミステリー感は感じず。どちらかというと三島の人生を追体験するようなヒューマンドラマを見ている気分でした。

作中では多くのクイズプレーヤーを敵に回す本庄ですが、私は悪だとは思えなかったです。戦ってる土俵が違っただけ。立場が違えば物事の捉え方も変わる、価値観はそれぞれ。ということを改めて感じました。それこそ多様性ですね。
この作品を読んだクイズプレーヤーのみなさんの感想も聞いてみたいです。

#ドキドキハラハラ #深い #タメになる

0
2026年01月26日

Posted by ブクログ

4に近い3
伊坂幸太郎さんのおすすめがあったのと、カバーがおしゃれで印象的だったので購入。題材もわかりやすく、ページ数もそこまで多くないのであっさり気軽に読める。話の展開が面白く、クイズと主人公三島の人生がリンクしていく構成が素晴らしい。終わりはそれまでの爽やかな展開と異なり少し後味が悪い形に。それゆえに巻末おまけの僕のクイズで救われる。小川智さんの話は初めて読んだけどまた読んでみたいと思える作品でした。

0
2026年10月04日

Posted by ブクログ

クイズ番組で最終問題で一言も発さずに解答した。何処から解答出来たのか。凄くサクサク読めた。クイズ番組に出る人達がどんな考えなのか頭の回転の速さが分かった。クイズを人生だと思える人も居るんだなぁ。

0
2026年10月03日

Posted by ブクログ

短いしめちゃめちゃ読みやすかった。
人生とクイズを重ねているけど、主人公にとってのクイズみたいなものってひとそれぞれにあるよね

0
2026年09月30日

Posted by ブクログ

クイズに何を求めるか?は人によって異なる。この「クイズ」の部分が、「仕事」であったり、「家族」であったり、人によって捉え方や重要度は違うんだってことなんだと思った。

エピローグで爽やかに回収されていったので、読後感は良かった。

0
2026年09月28日

Posted by ブクログ

☆3.2【Audible】

クイズプレイヤーの思考の仕方とかクイズのコツ、作中に出てくる色々な雑学などは知れてなるほどと思う部分が多かった点については良かった

テンポよく話は進が盛り上がりの起伏をあんまり感じれず気付いたら終わってた感じ
肝心のなぜ0文字回答出来たのかって部分が弱いように感じてミステリーと思って読むべきじゃなかったのかもなと

0
2026年09月28日

Posted by ブクログ

クイズを題材にしたミステリー的な内容。映画にもなったようです。最近はあまり観ていませんが、昔は、タイムショック、アメリカ横断クイズ、ミリオネア、パネルクイズ等など、クイズ番組が沢山ありました。どれも面白かった。個人的には内容もさることながら、本作は読みながら雑学が得られるというのが、斬新でした。機会あれば映画も観てみたい

0
2026年09月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

クイズ番組にてゼロ文字押しで正解した謎を調査するクイズプレイヤーの話。
実在する物事で構成されたクイズに沿って主人公の回想がされ、クイズの教科書のようなミステリー小説で興味深かった。

0
2026年09月27日

Posted by ブクログ

 価値観が変わる等の主人公自体の変化がないから、終始起伏がなく坦々と始まって坦々と終わった印象。
 人はそう簡単に変わらないってことだと考えたら納得はできるけど。

0
2026年09月26日

Posted by ブクログ

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録!解説は田村正資氏。
(朝日新聞出版ホームページより 『君のクイズ』紹介文)


私はクイズ番組を見るのが実はちょっと苦手だったりする。

緊張している人を見るのがまず苦手。目を見開いて思考をフル回転させているクイズプレーヤー達の表情が恐ろしい。勝ち負けが決まるまで、ハラハラするのが本当に嫌だ。そして、勝敗が決まったら決まったで、勝った方が喜んでいる横で、負けた方ががっくり肩を落としているのを見てしまったりすると悲しくなって「勝敗などつけなければ良いのに」と思ってしまう。

しかし『君のクイズ』を読んでクイズに対する印象が変わった。主人公の三島玲央にとっても、彼の対戦相手の本庄絆にとってもクイズは人生だった。クイズ≒人生。勝敗≠人の優劣……私、勝負のこと人の優劣を決める行為だと思ってたのか、とハッとする。クイズに正解するためにテクニックを磨いたとて、クイズに誤答はつきものなのだ。武の無い武道すぎる。

感想の多くで「ミステリーだと思ってたけど、思ってたのと違う」と書いている人を見かけたけれど私も同じ気持ち。「どうして彼は1文字も問題が読まれないうちに答えられたのか」と犯人を追い詰めていく物語になるのかと思っていたら「人は何故クイズをするのか」みたいな話となり「そこから!!!?」となってしまった。クイズの0文字回答が可能なのか、クイズ回答のテクニックから可能性を探り始めるのも驚かされた。そういえば5文字くらいしか問題が読まれていないクイズでもバンバン早押ししているクイズプレーヤーってよく見るかも。あれは特定のキーワードとイントネーションから予測してできるテクニックだったんだ……。クイズプレーヤーの思考回路を垣間見ることができたような気分になれる、他にない読後感の本だった。

「答え」を口にするために、問題を耳にした瞬間クイズプレーヤーの頭の中では記憶がフル回転する。答えは暗記した内容だけではなくて、今まで出会った人とのやりとりや、見かけたポスターに書いてあったりもするという。何かの経験から答えを引っ張りだすクイズプレーヤーの思考の描写には、ニュートンが林檎が落ちるのを見て「万有引力」という答えに至った話と同種の魅力を感じてしまう。人間はまだどこかに、ごく小さなきっかけから大正解を引っ張り出してこれる可能性を秘めているんじゃないのか。クイズ、人の勝敗を見るのは苦手だけれど、自分でやるのはちょっとやってみたいかもしれないとすら思ってしまった。(記憶力・瞬発力にかけるので多分全然できないけど。)

人生物語でもあり、青春物語でもあるが、主役はクイズそのもので、人間模様が重すぎず、良い意味でライトに読めるのがとても良かった。

0
2026年09月25日

Posted by ブクログ

クイズ大好きだったので、早押し時の思考はめっちゃ興味深かったけど、0秒押しはやはりなしではないかと思うのだ。

0
2026年09月21日

Posted by ブクログ

どんでん返しやミスリードがあるかと思って読み進めたけど、なかった、、、、ほんとにあのオチで終わってしまったんだーーー

0
2026年09月20日

Posted by ブクログ

クイズという題材には興味は薄かったが、ストーリーとテンポが良く、サラッと読めた。これでもかという程、クイズプレーヤーの脳内や習性が伝わってきた。
解説の中で「メディアに出ることは、もはや自分ではコントロールすることのできない自分の像を世の中に氾濫させていくことである。」という一文があり、妙に印象に残っている。

0
2026年09月01日

「小説」ランキング