あらすじ
クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。
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Posted by ブクログ
クイズと人生の紐付け、スラムドッグミリオネアでもあった(解説なしでスラムドッグミリオネアを思い出せたのは奇跡だと思う)。クイズはただの知識争いじゃなくて、その人がどんな人生を歩んできたかの差で勝負が決まる——そういう見方ができるんだと気づいて、真剣味を感じたし、クイズを観る目が変わった。「ママ、クリーニング小野寺よ」のチョイスは天才。
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山形出身の私にはたまらない1冊でした。小さい頃からおなじみのあのフレーズ。たった1問のクイズが最後まで尾を引くとは。著者の他の作品も読んでみたくなりました。
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めちゃくちゃおもしろかった。
最近読む本は、おすすめはしたいんだけど、「おもしろい」と一言で言うには複雑すぎる感情になって、言語化が苦手なわたしににとっては感想を捻り出すことが多かった中、この作品はただシンプルに、おもしろかった!!!!と言える。
特に主人公の脳内描写がすごくリアルで、クイズ一問一問への連想がおもしろいけど、その連想の仕方に共感できてで楽しかった。
アンナ・カレーニナのくだりは電車の中で読んでいて、笑い声を漏らしそうになった。
最後の展開も、あ〜良い話まとめに入ったな、と思いきや、、、えっ!?となって、自分の視野の狭さというか、人を表面でしか判断できていないことにも気付かされたし、ミステリーとしてもやられた…!という気持ちになりました。
クイズノックのファンであるという点もあってとっても楽しめたし、田村さんの解説もとても良かった…
映画もぜひ観てみたくなりました^_^
ゲキおすすめ!!!!
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面白かった
結果的に作問者による恣意的な作問を前提とした話ではあったが、目の前の問題に正解するためには、その人が何らかの形で経験し、学んだことが裏付けられるものである。
クイズの競技性としての側面も振れられており、読み手に伝わる緊迫感も含めて面白かった。
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【Q,クイズとは】
彼はなぜ、1文字も問題を聞かずに正答できたのか。
面白っ、なにこれ。
決勝に残った2人、クイズオタクとテレビスター。
2人はそれぞれクイズをどう捉え、どう挑むのか。
君のクイズ
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クイズには疎いけど楽しめた。
クイズに正解することが、ただ知識を当てることではなく、自分の人生がその答えに届いていたと肯定されることでもある、という感覚だった。
仕事でもなんでも、人は挑戦の過程で自分の積み重ねまで否定されたように感じることがあるし、逆に報われる瞬間もある。この作品はそうした感覚がクイズの世界にも確かにあるのだと見せてくれる。
問題を一文字も読み上げていないのに、クイズに正解してしまったのは何故?というシンプルな謎を解いていく。
ミステリーというよりはクイズのことを深く知れる面白い作品でした。
昔友達にクイズをしてる人がいたので主人公とその友達を重ねて読みましたが、本当に似ているところがたくさんあり、特にクイズをやっていると恥ずかしくなくなるというのはなるほどな〜と思いました。
クイズ番組を見る目が変わる作品でした。
僕のクイズを問うている
僕の頭は藤川球児のストレートくらい回転している。
最序盤のこの文章から俄然引き込まれた。
すごく筋の通った展開で、タイトルとラストもリンクしていて読後感の良い作品。
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クイズの世界をのぞけたような「へー!」と感心しっぱなしの1冊。
クイズとは人生で人間関係で、作問や問題の選び方に意味があって深いんだなぁと知った。クイズひとつに色々なドラマがあるようだ。
また映画も見てみたい。
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クイズの1問1問の真相が分かっていく過程はとても面白かった。どういう視点でクイズプレイヤーはクイズと対峙しているか、どのタイミングで、どういう思考で挑んでいるか。とても面白かった。が、結末がただの金儲けという真実に、正直がっかりした。
Posted by ブクログ
色んな人にオススメされたのと、映画化してネタバレしたら嫌だな!と思って読み始めた。
面白かった!ミステリーとして、というより、クイズを通して1人の人生を見ていくという流れが、なんだかすごく面白かったし、感動もあった。
クイズが、ていうより、人間なにか心血注いでやることがあれば、それと人生が紐付いていて、無駄なことなどなにもないのかも…という気持ちになった。
それが仕事でも趣味でも恋愛でも子育てでも、なにか夢中になれること、一生懸命できることがあるというのは、すごく「生きてる」ってことなのかも…
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オチ重視の人はおもんないと思うだろうなぁ
普通にスラスラ読めちゃった
まじ⭐︎3.5すぎる。タイトルを「君のクイズ」から「⭐︎3.5」に変えた方がいい
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競技クイズ という聞くのも初めてかもしれない世界を知ることができた
クイズの日本一を決めるというコンセプトで開かれた「Q−1グランプリ」という生放送のクイズ番組の決勝戦の最後の1問
出題者が問題を読み始める前に早押しボタンを押して正解して優勝した対戦相手の謎を探るクイズプレイヤーの視点で物語は進む
クイズとは何か?クイズに正解するためのプロセスや考え方など、ただテレビのクイズ番組を見ているだけでは決して分からない世界がそこにあるということが知れる
物語としても単純に面白く、新しい視点も得ることができる素晴らしい読書体験でした
Posted by ブクログ
クイズ番組の決勝戦で7問先取で6対6の同点。三島の相手の本庄は問題が出る前に答えを言い当てた。三島や他のクイズ回答者たちはイカサマなのでは?と疑うが、本庄が答えられた真実とは。
1問目からどんな問題が出て三島と本庄がどんな生い立ちだったかまで掘り下げて本庄のゼロ文字正答の謎を解く。
クイズがこんな感じで作られてるのかというところと、心理戦だったのが新鮮で面白かった!
Posted by ブクログ
賞金1000万円のかかったクイズ番組の決勝、対戦相手の本庄は、問題文が読まれる前に回答して正解するという「伝説の0秒押し」で主人公の三島に勝利する。世間が騒ぐ中、納得のいかない三島は何故本庄が「0秒押し」ができたのか真相を突き止めようとする。
クイズの認識を改めさせられる一冊。クイズそのもののエンタメ要素はもちろん、問題分を読み上げられた段階で、いかに問題を確定し回答するか、また回答者側と出題者側で問題そのものの読み合いがいかに成されているかに様々な要素が絡み合いクイズが成り立っている。クイズはスポーツという視点は面白い。
評価が星4なのは、とあるマンガのキャラクター(某霊界探偵が出てくるマンガの某ゲームマスター)の存在が常に頭から離れなかったためであり、新しい視点を読者に突きつける発想そのものは読み応えもあり、一気読みできる内容であった。
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今の時代ではテレビでもYouTubeでもクイズという題材は誰にとっても親しみ深いものとなっている。
そんな中行われるゼロ文字正答という前代未聞の最大のクイズに主人公は挑むことになる。
読み進めるにつれてクイズとクイズプレイヤーのイメージが塗り替えられていくだけでなく、人生における自らの選択にまで視野が広がっていくような感覚だった。
最後までワクワク感もあり、短編小説なので読みやすいしオススメです!
Posted by ブクログ
面白かったし、文章も読みやすい。
クイズって結局、暗記対決じゃんと思っていましたが
競技クイズの人達はこんなこと考えて解いてるのか〜!と驚き。知らない世界を知れてよかった。
ただラストは切ない。でも、今っぽいと言えば今っぽい。笑
あと、映画の配役、個人的なイメージは出演二人は逆の方が合う気がした。笑
クイズって面白いの究極の言語化
ちょうど少し前からQuizKnockさんの動画見るようになってクイズの奥深さに触れているところで、この作品に出会いました。
動画を見ながら、なるほどそういうふうに考えるのか、そういう部分で勝負するのか、と感覚的に捉えていた部分が明確に言語化されており、「クイズの解答」をもらった気持ちでした。
そういう風に、全編を通してテストの答え合わせをしているような感覚だったので、あまりミステリー感は感じず。どちらかというと三島の人生を追体験するようなヒューマンドラマを見ている気分でした。
作中では多くのクイズプレーヤーを敵に回す本庄ですが、私は悪だとは思えなかったです。戦ってる土俵が違っただけ。立場が違えば物事の捉え方も変わる、価値観はそれぞれ。ということを改めて感じました。それこそ多様性ですね。
この作品を読んだクイズプレーヤーのみなさんの感想も聞いてみたいです。
Posted by ブクログ
QuizKnock視聴者でもある私
あー、これ聞いたことあるなーとか思ってたら
謝辞にガッツリ伊沢拓司およびQuizKnockの文字。
どおりで呑み込みやすい。。。
話としては
どうして0文字で答えることができたのか?
それをただひたすらに追いかける。
1問ずつ見返し、ヒントを得ていく様子はただ映像を追いかけているだけなのに臨場感があった。
そして導き出される答え
そこで終わって欲しかった半分、
越えて来たなーという高揚半分。
ヤラセ疑惑から擁護、いい人?、転落。
いや、賢いんだと思うし自身を売り出せる最大のシチュエーションを作るという意味では(ビジネスとしては)大成功だと思うけど。。
やはり主人公の立場として考えてしまいモヤモヤ。
主題として1問の問題の謎を追うスタイルは斬新。
でもちょっとオチは弱かったように感じてしまった。
映画化されるとのことで、動きの少ないこの話がどう映像化されるのか中々楽しみではある
Posted by ブクログ
映画化されると聞いて読み始めました。
競技クイズの世界ってこんなふうなのか…答えの導き出し方や出題の仕方、なるほど〜とイチイチ頷いていましたが、「ゼロ文字押し」の謎は答えを知ってしまうとなんだそんな事かって感じでした。
正直、クイズにそこまでの時間と労力を使う人の気持ちがよくわからなかったのですが、そこに明確な目的を持って臨む人もいるって事もあるんですね…
映画で本庄を演じるのが神木隆之介君だそうで、適役な気がします。
Posted by ブクログ
前から気になっていてようやく読めた。
テレビでクイズ番組をよく観るけど、なるほどこんなことまで練習したり計算されてるのかと、今まで知らなかったことがたくさんあって、新しい分野を知ることができたのはとても有意義だった。今後クイズ番組を見る時は今までと違った視点でも楽しめそう。
ただ、薄い本なのになかなかストーリーに入り込めず意外と時間がかかってしまった。
Posted by ブクログ
この小説を読む前に思っていたクイズという存在が良い意味で変わりました!
「なぜ問題を一文字も聞かずに正解できたのか?」に関しての伏線回収は個人的にあまり腑に落ちるものではなかったのが残念だった…
Posted by ブクログ
生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央だったが、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解したことで、三島は優勝を逃した。三島は真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返っていく、というお話。
実写化される作品なので気になって読んでみましたが、クイズというテーマでここまで面白くできるのがすごい!
真相の影が序盤からややチラついた節もあったものの、一気に読めばあまり気にならないと思います。
読み終わった後にタイトルを見返して、「ふむふむ」ともなれるのも良いですね。
Posted by ブクログ
ーー誰かに笑われたって構わない。恥ずかしいという気持ちのせいで自分の可能性を閉ざしてしまうことの方がもったいない。(三島玲央)
クイズが題材ということで、かなり読み応えがありそう(苦戦しそう)だと思ってたけど、めっちゃ読みやすくてびっくり。
かなりリアリティがあるので、競技クイズについてよく知れる。実際に使われてるクイズ用語とかも出てくるのはもちろん、「クイズ」なので、現実でも「クイズ」として通用する問題しか出でこないのでよりリアリティがあると思います。
ミステリー小説みたいに、ストーリーが進んで行くにつれて新事実が分かったり、急激に進展したりっていうよりかは、主人公の思考丸々覗き見るって感じ。考えて考えて、新たな可能性に気づいてーーーみたいな。人の脳みそ覗き見るってまさにこのこと、って感じた。とにかく読んだら分かる!笑
実際にテレビに出たりしているクイズプレイヤーに話を聞きながら制作したらしく、そのぶん彼らの本音のようなものも感じた。
一気に読むと2時間そこそこでさらっと読み終われそうなので、久々に読書をする人とかにもオススメ!!面白かったー!!
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とても読みやすかった。クイズの知識について全くなかったが、わかりやすく解説されているので、そうなんだ〜と感心する部分が多かった。帯でミステリー小説と書いてあったので、どんでん返しが待ち構えているのかと思いきや、全然そんなことなくてがっかりしました。頑張れば1日でも読めてしまう位なので、さくっと読みたい方にお勧めです。
Posted by ブクログ
クイズ番組の決勝、最終問題にヤラセの疑いがある話し。解答までの思考回路や、数珠繋ぎ的にワードが出てくる、クイズ脳には驚いた。また出題者や制作側の意図など、裏側部分にも触れられる。クイズ番組の見方が変わるような作品。
Posted by ブクログ
著者の知識量が膨大なんだなあと感じた一冊だった。
個人的に地元のクリーニング店の名前が何度も何度も出てきて嬉しい気持ちもありつつも、本や映画に地元が出てくるときの印象って毎回こういう感じなんだよな…みたいな複雑な気持ちもあった。
結構読み進めるのが苦痛だった部分もあり、200ページくらいでよかったな、と思った。
Posted by ブクログ
小川哲さんの作品、初読みです。
2026年初作家、26人目です!
映画化されるという事で読んでみました。
公開日まであと1か月‥。もう出来上がってるんですよね!
読んでみて、映画にするには地味じゃない?と思いました。
小説としては面白いし、クイズ好きだから問題を推理して答えを出すと言うのもわかるけど。
人の頭の中を映像化するって感じになるのかなぁ。
まぁ、中村倫也さんと神木隆之介くんとムロツヨシさんなんで面白くなりそうだとは思います!
Posted by ブクログ
確かに…推理小説…!なのか!?という感じ。
生放送でのクイズ番組の決勝戦、相手が魔法のようにクイズに正解できたのはなぜか?を、負けた男の子が推理していくお話。
クイズで誤答をしても恥ずかしくない、ということを教えてくれたことはすごくよかった。
私はプライドが高くて恥ずかしがり屋で、いまだにちょっとのミスも恥ずかしいと思ってしまうから。だからこそミスしないよう気をつけて仕事に向かうし、悪いことばかりでもないんだけど、やっぱり挑戦をしないとよくないんだろうなあと思うから。
なにがよくないのかはうまく言語化できないけど、誤答を恐れずクイズにチャレンジしつづける三島くんはすごい!
Posted by ブクログ
あらすじに惹かれて手に取った作品。
クイズ、好きなんですよね。
最近はChatGPTとクイズで遊んでいます。
いろんなジャンルの問題を出してくれて、正解じゃなくてもその回答に行き着くまでの過程や着眼点などを褒めてくれるので、自己肯定感も上がる気がする…( ´͈ ᵕ `͈ )
第一回『Q-1グランプリ』の最終問題において、一文字も読まれていないクイズの答えを対戦相手が回答し、正解した。一体なぜ?
『Q-1グランプリ』、架空のクイズ番組なのにまるで映像を見ているかのようで、頭に三島と本庄の姿が浮かんできた。
「競技クイズ」って、こんなに奥深いんだ…!と驚いた。
クイズ番組で、プレイヤーの方たちが問い読みの途中で正答されていることをずっと不思議に思っていて、その答えが本書にあり、とても興味深かった。
三島がボタンを押してから回答するまでの思考、それと共に思い返される彼の人生。
クイズ番組では見られないプレイヤーの方たちの頭の中を覗いたような感覚があって、とても面白かった。
知らなかった知識を学べたのも◎。
きっと、一問のクイズの背景にはたくさんの人の人生があるんだろうなぁ。