小川哲のレビュー一覧
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人類が、地球から火星へ、そして宇宙へでていったらどうなる? 既知と架空の組み合せ、SFです。そのなかでも、架空物質の「スピラミン」がよかったです。小説の評価として?ですが、これだけで星☆5! (イカ臭い、スペルミンじゃないよ) とってもおもしろかったです。
そして思うのは、人類の宇宙進出って、いろいろと大変だなということです。
事実として火星の重力は地球の約1/3(0.38倍)しかありません。(以下 地球が基準です)
最近、ジムで両手にダンベルもって歩くのが気に入っているわたしからしたら、負荷すくな!とおもいます。
低負荷なので、火星の定番は大ジャ~ンプです。なにしろ体重60kgの -
Posted by ブクログ
近未来、火星の開発が進み、移住者が増えていたが、投資対象としての価値がなくなり、地球帰還計画が発表される。そんな時、学者がある物質の同時構造変化を発見、地球外生物として報道発表されることとなる。そして、そのことが地球と火星との関係性を揺るがす事件につながってゆく。。。
登場人物ごとの視点で進んでゆくストーリーで、説得力のある科学的描写(実際の理論は知らないけど)、ウィットのある会話、癖のあるキャラクター、その割に重くなりすぎない感じがいいですね。NHKでドラマやってたみたいだけど、映像化向けです。
「だからなんだ」とか、「光が遅すぎる」のフレーズ最高でしたね。 -
Posted by ブクログ
ドキドキとワクワク
当時、高校生クイズを夢中で見てた。
息子が中高生の時。
解説を書いてる田村くんや、よくTVに出てる井沢くんは、息子と同じ学校で生徒も保護者も学校全体で応援してた。
その時の感情が溢れ出てきた。
ただただ「すごい」と興奮し感激して深く考えなかったけれど、
この本を読んで、
クイズプレーヤーの頭の中を見た、気がする。
「深夜の馬鹿力」の話いいなぁ
言葉への愛情や探究心に溢れてて。
その言葉を理解して自分の中に飲み込めた時、
初めてその言葉を発した人の心と自分の心がつながる。
わかる気がする。
文章を読んでいて、何となくわからない言葉だけれど、気にせず読み進めていってしまった -
Posted by ブクログ
ネタバレとにかく読みやすかった。最初に提示される結果の理由を追うミステリーではあるけれど、解説付きのクイズ番組を見ている感覚だったからかもしれない。また分かりにくい言葉が出てくることも少なかったこともあるかもしれない。
肝心なゼロ回答の理由も下手などんでん返しではなく、クイズの本質を思えばなるほどと思う「出題者の意図」というもので納得できた。最近のクイズ番組は私は全く乗れていないし、最近のクイズタレントやYouTubeも見たことのない私でも、競技クイズというジャンルについてストレスなく知ることができた。文章がとにかくうまく難しくない。そこがいいのかもしれない。頭のいい人が書く文章って分かりやすくて読み -
Posted by ブクログ
物事を構造的に捉えたい人にはおすすめ。小説は感覚的に読みたいって人は向かない。小説も、具体↔︎抽象↔︎具体なんだな。大事なのは答えではなく問い。これって、ビジネス本と同じこと言ってるなと感じるんだけど、この本を読んでこう感じたこと自体が、具体と抽象の関係だし、答えではなく問いを受け取ったと思っている。
あとは小説はコミュニケーションであるということ。村上春樹とは私あまり仲良くなれない。ファンはいっぱいいるけど、ウーン、そんなにいいかなぁ?なんて思ったりするけど、村上春樹とファンたちとの小説法が同じで、私の小説法と彼らのそれがちがうということ。小説法が同じだと共通感覚があって内輪な関係性を感じる