小川哲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
大好きな小川哲さんの哲学的屁理屈集
これまでに小川哲さんが書いた文章から編集者と書評家の方が、印象的な部分を切り取ってまとめたショート動画的一冊
凡百のレビュアーはここで、特に印象に残った言葉なぞいくつくか書き散らかしたりするのだろうが、わいはそんなことはしない
もうすでに忘れているからだ!
凡百にも届かず
無念
いやちょっと待ってほしい
実はわいは以前に小川哲さんのある短編集のレビューに於いて「超面白い屁理屈集」という表現をしていたりする
ここに来て、小川哲さん自らが「屁理屈」という表現をしてきたことに対して、控えめに言ってわいって天才じゃなかろうかと思っている
凡百以下のくせに思っている
つまりどういうことかと言うと「バカと天才は紙一重」ということだ
まぁどっちかと言うとバカ寄りだけどな!ってやかましわ!( ゚д゚ )クワッ!! -
Posted by ブクログ
面白すぎて面白すぎて!!!
夜更かししてもたー!
ねむい。目しょぼしょぼ。
とにかく面白いの一言!
…語彙少なくてすんません。
私はあの人を思い出したな…
名前出して良いのかわからないから出さないけど、あの人も担ぎ上げられちゃって知らない間になのかいつの間にかなのかわからないけれど、悪者にされちゃったんだと私はずーーーーーっと思ってる。
テレビでもてはやされた時から、勝手にもてはやされて、それ以上の手のひら返しにあって…酷い話や…
私はやっぱり国語能力低いせいなのか、主人公と思われる女性が結局何がしたかったのか、その女性の本心はさっっっっぱりわからん…
今この社会を騒がせてるあのクラファン不動産的なやつもこんな感じなのかしら…
作者さんの言わんとするところを的確に感じ取れてなくて申し訳ない限りですが、
めっっっっちゃ面白かった!!!!!!
-
Posted by ブクログ
とても面白かったです。競技クイズのストイックな世界をうまく物語で興味を惹きながら紹介してもらいました。
設定が素晴らしくよくて、謎・疑問の残るクイズ判定に悔しさをいだく主人公が、その事態を乗り越えようと、対戦相手の人と為り(なり)に踏み込みながら紐解いていく、という風変わりなミステリー仕立てです。
君のクイズ、というタイトルも深くて、対戦相手のクイズへの向き合い方への相いれなさを感じました。本当は2人は超近いところにいる気もしますが…。
世界をクイズで見る人たちは、無意識に情報を身体に染み込ませるのかもしれませんね。生きているあいだ出会うすべてのものが知識に、またクイズの問題になり得る。そして知識教養が増えれば増えるほど、またわからないこと(=問題や知識となる)が広がっていく。まぁ果てしない。。
この主題とは違うけれど、教養や趣味があればあるだけ、世界は面白く、楽しく感じられることが多いんだなぁ、ということも感じました。私は歴史とスポーツ分野を知りたいなぁ。興味もったらちょっとでいいから見たり調べたりしたほうがいいですね。すぐ忘れるんやけどね。 -
Posted by ブクログ
一気読み完了。
いつ読んでも、小川さんの作品は引き込まれます。
大学の研究員の倉敷秀斗は、ある夜、中学の時の
同級生 桐田奈南に急に呼ばれた。
彼の研究を生かしたビジネスを持ちかけてきた。
「世界一のお金持ちになりたい」と願う、彼女と
彼の一世一代のビジネスが始まる。
まず最初に帯に惹かれた、小川哲版「グレート・ギャツビー」開幕!
このフレーズに惹かれました。
CV、ディープテックなど知らなかった、ビジネス
に関するフレーズが散りばめられている。
ページが進むにつれ、栄光から破滅に進んでいく「オルロージュ」がスピード感を持って表現されている。
桐田の天才的で底の知れない姿に恐怖するし、感情も揺さぶられました。
気が早いですけど、来年の本屋大賞、間違いなく候補になると思います。
-
Posted by ブクログ
文庫版になって初めてこの本のことを知りました。
「これが最後の仕事になる」という一行の後は、各作家独自の世界が広がっています。
1編6ページなのでスキマ時間に読みやすく、飽きたらブックマークして、他のことをしながら読み進めることができます。飛ばし読み・つまみ食い読みもできます。
わたしは、病院の待合室で読んでいましたw
文章構成のお手本としてもオススメです。
オチがある作品は落ち着きます。オチだけにw
〔作品紹介・あらすじ〕
最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。
早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。
著者一覧(掲載順)
小川哲
五十嵐律人
秋吉理香子
呉勝浩
宮内悠介
河村拓哉
桃野雑派
須藤古都離
方丈貴恵
白井智之
潮谷験
多崎礼
真下みこと
献鹿狸太朗
岸田奈美
夕木春央
柿原朋哉
真梨幸子
一穂ミチ
三上幸四郎
高田崇史
金子玲介
麻見和史
米澤穂信
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯に小川哲版『グレート・ギャツビー』開幕とか書かれていて期待して読みましたが、想像以上だったもののギャツビーというよりは、エリザベス・ホームズですし、金融資本主義の悪い部分を流し込んだフル・フロンタルだなと思った。これ書いてて、ユニコーン企業の話だからフル・フロンタルなんじゃ!?と思ったりしましたが多分関係ない。
ガンダムユニコーンでもフル・フロンタル出てくるとホラーになるので、この本でも同じくホラー味を感じた。人間理解できないものは怖いんすよね。小説を読むのが好きな人なんて特にそうなんだと思うのですが、私を含めそういった人は人を評すときに物語でみることが多い気がします。その人の背景にある物語が空ろであったり虚像に基づいて整合性が取れないと、キャラクタがつかみどころがなくて何とも気持ちの悪いんじゃないかと思ったりします。
帯に引っ張られてどうしてもギャツビーと比べてしまうのですが、桐田はギャツビー向けられた可愛い解釈と比べるともう少し冷静に見られている印象ですよね。ただ、彼女は最初から最後まで実は変わってなかったんや。そして全く理解できない合理性が怖いところ。
<<ここから一夜明けての追記>>
で、一晩明けて終章を読み返してみたんだけど、確かにギャツビーやったわ。多分昨日一気読みした時には、終盤までの桐田の理解できなさに不快感があったからなのか、長時間読んで頭が働いてなかったからなのか、自分の考えに固執してたのか、終章の倉敷が語る桐田像が上手く呑み込めたなかった。まぁ、ただこれが本当の桐田なのかというのは結局わからんわけだけどね。ただ、個人的には上原やオーキが想定したものと比べれば、悪くない解釈だと思う。
自我のない器とみれば、フル・フロンタルになるし、世界を救おうとした人の話と観ればギャツビーとなる、もちろん他にも自己承認欲求の化物と観ることもできるだろうし、合理性の極みにいる人に公器である会社を持たせるとどうなるのかという思考実験ともいえる、そんな感じで色々な解説ができるんだろうけど、人間って結局のところ多層的多面的なものなので、どれってこともないんじゃないかなと思ったりした。確かに倉敷の解釈というのは魅かれるものがあるな。 -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されてて興味を持った。
本を予約するなんて初めて。
ショート動画のようにコロコロとテーマや文体が変わっていく初めての読書体験。
気になった文章を出典一覧で確認すると「未発表原稿」のオンパレードで、すぐ原典が読めず悔しい気持ちになると同時に、今後の作品に興味が湧いた。
本当に良い宣伝!
反対に、テーマが難しそうな本もあり、切り取ることでこうも興味が持てるのかと驚いた。
未発表原稿のなかには、前後の文章に合わせて書いた文章もあるのかな?と思ったが、選定に著者が関与してないので本当に存在してる原稿なんだろうな。
あとがきに、「読書で感動できるのは、読者が歩んできた豊かな人生があり、それに投影するからだ」という趣旨の内容があった。
読書と、人生で豊かな経験を積み重ねることは、車の両輪のようなものだと感じた。
印象に残ったもの
・運動神経と対になる「メンタル神経」
メンタルをコントロールする能力は生まれ持ったもので、本来は個人差があるのに努力のせいにされるという主張
気になった言葉が多かったのは
「君が手にするはずだった黄金について」
「ゲームの王国 下」
-
Posted by ブクログ
まーじで文章うますぎて好き
1.法律
くそわかる。自分の場合は非合理罪を設けている気がする。与えられたシチュエーションに対して合理的でない行動を取られると(感情で動くのも良い、その感情に至る合理性があるならば)読む気が失せる。
小説ではないが、プリズンブレイクとかワンピースとかHUNTER×HUNTERとか、非現実のなかで各登場人物が自分の目的達成のために都度合理的に動いてて好きなんだよね。
3.知らない世界
すごい。君が手にするはずだった黄金について、がまさにこれよね。会社員してると間違ったこと書いちゃいけないて強迫観念が強まって、自分のこと以外書けないかも。
4.文体
すげーー。情報の順序という観点気にしたことなかったけど確かにな。あと、情報量の差をあえて作るか埋めるかの話も。あえて差を作って回収する話し方できる人でかっこいい。
5.どこから何者どこへ
なんとなく行く先を知ったうえで進みたいという気持ちもありつつ、自分は映画も本も絶対ネタバレとか感想とか読まないので、相対的には自分で考えたい部類だろうな。
ちなみに小川哲には、観点、視点の提供を期待しながら読んでる、この本のような。
6.コミュニケーション
知らない何十万者もの他人に伝わる文章てすげーよな。会社内でもうまく伝わらんのに。
7.伏線
小説中で銃が登場したら使われないといけないという格言?があるが、まさに。意味のない描写をしてはいけないよなあ。
8.何故友人が小説を書けないか
これはあんまわからんかった。
9.アイデア
意味のある分析などほとんどない。行動を正解にしてってアイデアになるんや的な自己啓発を勝手ながらした。
11.小説の見つけ方
これはすごい。答えがあるものは小説じゃない、てね。5why大事。やりすぎると人に話しが伝わらなくなるが。
12.本気で小説を。
4章に近しいが、小説はリアルよりも情報の次元が落ちるが、それを強みに変えられるかて観点まじでおもろいな。