小川哲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
個人情報や視覚・聴覚まで無制限に差し出す代わりに、高水準の生活が保証される特別地区。
最近、検索もしていないのに家族と話したピンポイントな内容の広告が出ることが多くて、「これスマホに盗聴されてるよね!?」と息子と冗談半分で、わざと変なダミーの会話をして広告に出るか試して遊んでいた^^;
それだけに、この作品が2015年に書かれていたことに驚いた。
今では相談ごとまでAIに頼る時代になり、ますますこの世界観が現実に近づいてきた気がする。
最初の方は好きな感じのSFでワクワクしながら読んでいたけど、後半にいくにつれてだんだん哲学的になっていって、よくわからなくなっていった。
でも、全体的に海外 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻で出てくるのは、ソリヤの養子、リアスメイ(政治家になるため養子をとった)と、アルン(中古転売屋の養子)、それからテレビ界隈の人と、警察官数人。ポル・ポトが、村人をほぼ全員殺した上巻の終わりから、一気に四十年ほど時間が飛ぶ。ポル・ポトが失墜した国で、ソリアは国を立て直すため総理大臣的ポジションを狙っていて、一方、ムイタックは大学教授になって、ゲームの開発に力を注いでいる。そのゲームの考案者がアルン。
ゲームは対戦型で、特定の感情を抱いた時に出てくる脳波によって、様々な呪文が使えるというもの。感情を抱くことには、記憶が関係している。そこから、逆に、特定の呪文を使わせるために、記憶をプレイヤー -
Posted by ブクログ
ネタバレ火星に人類が移住して40年、世代交代が進むも、経済性などにより人類の火星移住計画を推進してきた国際組織ISDA自ら撤退を進めようとしている近未来。
・ISDAの種子島支部長の娘、リリ(火星生まれ、過去のテロ事件により失明、21歳)
・地球で地球外生命体の研究での捏造を疑われ、放逐された研究者リキ・カワナベ
・ISDA職員で過去に火星に研修に来ていたことがあり、祖父はカワナベの大学時代の教官だった白石アオト
・火星の自治警察の一員、
4人の視点から、火星で発見された光よりも早く同時に様態を変える物質スペラミンをめぐる火星独立派と地球のISDAとの綱引きや、リリの誘拐事件、13年前の事件、カワナベ -
Posted by ブクログ
少々苦手意識のあるSFかつ厚みのある上下巻にちょっと怯んだが、なにこれ、めちゃめちゃおもしろいじゃないか!話は、カンボジアで共産党が現政府を倒して、でもまたその共産党が人民を牛耳るようになって、それを今度はぶっ壊してやろうと、共産党の党首的な人の隠し子が立ち上がる・・・という、一見とっつきにくい歴史小説。なのだけど、とにかくキャラが変で、おかしい。SFっていうか、哲学。輪ゴムとか泥とか、なんでこんなにおもしろいことを考えられるんだろう。「輪ゴムに対して完全なコミットをすることができないのであれば、一切関わるべきではない。なぜなら輪ゴムは遊びではないからだ。」とか。村長が悩み事を整理するのに石を
-
ネタバレ 無料版購入済み
これは正解はできなさそう
過去のTV番組だとTBSでかなり大規模なクイズ王戦をしていたのはヤラセを感じさせない良質なものでしたが(水津さんと西村さんの死闘が印象的でした)、最後に正答した問題はそもそも何も読まれていないので、設問を知らなければ当然、正解できそうにもないです。
気になる導入部でした。