小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1年半行ってきたラジオでの対談番組の中から面白いものをチョイスして纏めた本とのこと。作家もとい小説家と芸能人が大半を占めている。作家は自分の作品との向き合い方を述べる方が多く、芸能人は読書好きが高じて本・小説を制作した方が大半を占める。そしてここの芸能人は意外にも純文学を良く読んでいることに感心した。また、本書を読んだ後に芸能人の本を読みたいと思ったことは一切ないが、この本に登場する作家の本に手を出そうか出さないか本当に迷っている。辛うじて同志少女のコミックスだけに留めようと考えているが、ちょっと自信がない。小説ではなく対談集なので、あまり何も考えずにスラスラ読める。小川哲の本なので迷わず通販
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Posted by ブクログ
小川哲さん「ゲームの王国」下巻
上巻から一変して現代の話がメイン。
上巻では「ゲームの王国」というタイトルの持つ意味が曖昧なものだったが下巻で明らかになっていく。
結果から書くと自分にはあまりはまらなかった。物語の中盤から後半にかけて面白味が得られなかった。
下巻の最初の方で展開と結末の予想ができてしまいその予想通りで終わってしまった。
もっとラブロマンスが深くてもよかったと思うし、逆に敵対するならばもっと敵対してもよかったのでは?という読後感が残る。
この作品の本質的な部分は何だったのだろうか?
独裁者、政治、国家、汚職、人命、人権等のテーマが空回りしていく。
そもそもこの作品はそうい -
Posted by ブクログ
山本周五郎賞というか手の香りをよく理解していないから、この作品が合致していることを極めるために取り組んだ。
しかもSFは好みじゃないというハンデもおまけで。
ポルポトは世界有数のジェノサイドの現場・・キリングフィールドを観た記憶が長い時間を経ても離れない悍ましい出来事。
SF作品とうたっているものの、情感を終えた時点ではその匂いは薄く、むしろ、子供を取り巻く世界の惨さと聡明な子供らが浮上する絵図がゲーム感覚のように映るイメージ。ムイタックは水浴び、プックは泥、クワンは輪ゴム、綱引きで運命が切り開けていったマットレスという大人も登場し、どんどん世界観を掴めなくなっていく。
その合間で虫けらの -
Posted by ブクログ
小川哲さんの本はこちらが初めて。話題になっていたので、いつか読みたいと思っていたのですが、長編がよいかなと思い、プノンペンもシェムリアップも行ったことがあったので、親近感が湧いたこちらの作品を選びました。
上巻を読んでの率直な感想。
・なんとなくクメールルージュについて知っていても、なかなかついていくのが大変。背景知らずに読んだらきっと話についていくのが大変そう。
・馴染みのない名前の登場人物なので、ついていくのが大変。
・かつ50年前のカンボジアを舞台としているため、登場人物に感情移入しにくい。はたして当時の人らはこういう行動をするのだろうか。
・内戦だけあり、状況はかなりグロい。気持ち