小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

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    ネタバレ

    小川哲さんってこういうSFぽい話も書くんだという新鮮さがある作品。
    未知の物質スピラミンを巡る話、かと思いきや割と違う。登場人物や専門用語が多いので情景が想像しにくい。ただ、読みやすい文体なのは素晴らしい。

    読んだ後に爽快感がないと思ったけど、これはスピラミンを実際に利用しているシーンがないからだと気づく。
    距離を無視して互いに同期する性質を利用して戦争に使えるという解説は何度か出るが、実際には使われない。
    エピローグではスピラミンを使ってコミュニケーションを行う方法が出るが、実際に同時通信をするシーンはない。むしろ対面でのコミュニケーションが最高というオチだし。

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    2026年06月20日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    ネタバレ

    本格推理とSF、ファンタジーが苦手なのにこんな本を手に取ってしまった。小川哲氏といろいろな作家がいろいろと話している。
    呉勝浩氏との対談で「本格ミステリーを読んでいる人と純文学を読む人のコード」は全く違っていて「両者の脳みそを作るのはかなり難易度が高い」と指摘していて、やっぱりしかたないのかと納得。
    町屋良平氏が「自意識過剰って、その状態は恥ずかしくないけど、言われると恥ずかしい」と芥川賞受賞作について語っていた。

    苦手なジャンルというのはやはりどうしようもないもので、これからそんなにたくさんの本を読めないのだから、おもしろいと感じられそうなものを選んでよんでいくしかないのかなと思ってしまっ

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    2026年06月19日
  • 旅する小説

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    ネタバレ

    SFではない短編もあるが、SFとして読む。
    宮内悠介 「国境の子」
    対馬と韓国は近いのね。

    藤井太洋 「月の高さ」
    お金のない劇団って大変そう。影のない太陽を見てみたい。

    小川 哲 「ちょっとした奇跡」
    自転が止まった地球で生き残った人類のたった2隻の船が180度離れて燃料が無くなる1200年後まで走り続ける。ちょっとした奇跡があってもいいじゃないか?でも本当にちょっとした奇跡だ。
    これが一番好き

    深緑野分 「水星号は移動する」
    移動式宿 水星。 人情物で連載はできそう。マーキュリーの意味を調べる

    森 晶麿 「グレーテルの帰還」
    ヘンゼルとグレーテルを読み直さなきゃ! 
    老人は殺しても

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    2026年06月19日
  • 火星の女王

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    人類が火星へ進出した未来を描く物語。
    こういうSF設定が大好き。

    どんな状況でもユーモアを忘れない主人公に好感が持てた。
    物語は比較的淡々と進んでいく。

    面白かったんだけど、読み終わると何かあっさりしているように感じる。
    登場人物にあまり人間臭さを感じなかったので、読後に強く残る人物もいなかった。

    他の小川作品と比べて全体的にクセがない。
    私はどうやら、小川さんの描く「クセの強い変な人間」が好きらしい。
    一つのことに異様な熱量を注いでいたり、捻くれていたり、すごく面倒くさかったり。
    今回はそういう気になる人が見つからず、全体的にサラッとしていた感じ。

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    2026年06月14日
  • 火星の女王

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    小川哲らしいスケールの大きい小難しい話でミステリー要素もある話。楽しく読んだけど結末はなんだかぼやっとしてる。

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    2026年06月10日
  • 地図と拳 下

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    下巻は一気に読んでしまったー
    登場人物多いし混乱しそうだけど、スリリングで丁寧なストーリーでドンドン読んでしまう!

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    2026年06月07日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    かなり読みやすいSFだった。初めて読み切れたSFかも。火星の最新機器やシステムは、私の脳内で今実存する技術とかデバイスで置き換えて考えられる程度の概念のものだったから、わからないことだらけということはなく、むしろわからないことはなかったと思う。
    でも骨のある本というわけではなかったし、終わり方がかなりスムーズだったなと思う。
    地球と火星間の遠さ及び時差がコミュニケーション問題を引き起こして、両惑星間の対立に至ってしまうという設定は面白い目の付け所だった。
    この人の他の本も読んでみたい。

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    2026年06月03日
  • 火星の女王

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    火星生まれの少女リリが、火星の女王と呼ばれるようになるお話。

    地球が火星を支援していたけど、思ったより利益が出なかったので撤退すると決まった。
    そんな時、火星であるものが発見された事により火星にはまだ旨味がある!かも?→独立します!
    出来んの?この残りページで!?がなんとかなってました。

    地球で光の速さというと最速の単位だけど、これが地球ー火星間になるとめっちゃ遅い。それほど遠い。なるほど〜

    ドラマ見たかったけど気付いた時には終わってました…アマプラで見るしかない…

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    2026年06月03日
  • 地図と拳 上

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    満州にまつわる物語。歴史小説と思いながら読んでたら「不死身の体」がどうとか出てきて、どういうテンションで読んだらいいのか一瞬悩んだけど、多分面白い。下巻も早く読まないと。

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    2026年06月01日
  • 火星の女王

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    感想
    2100年頃の話。火星に住む人と地球側の対立が書かれている。

    やはり無理矢理別の惑星に住むと元々の環境が違うので地球からの保護が必要なのも分かるし、それなりに見返りがないと難しいよね。

    登場人物が多いのとSFなのでちょっと読みにくかった。


    あらすじ
    ISDAは地球の組織で40年前に火星移住計画を大々的にに進めたが、採掘できるはずのレアメタルが思うようにいかず赤字が続くばかりだった。遂に火星を放棄して地球への帰還計画を進める。

    リリは火星支部長の娘で地球行きの資格を得て、観光したいが、移住は望んでいなかった。リリは反ISDAの人に誘拐され、地球帰還計画を止めるという要求が伝えられ

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    2026年05月30日
  • 地図と拳 上

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    迫力が迫ってくる。
    読んでしまう。
    でも、まだ何が起きるのか全くわからない。
    さぁ、下巻が楽しみだー

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    2026年05月28日
  • 火星の女王

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    未来の火星を舞台に、「スピラミン」を巡る地球との対立を描いたSFサスペンス。スピラミンを巡る利権争いは現代のレアメタルに似ている。人間の業や社会構造の縮図として非常に考えさせられる。
    地球と火星間の通信「タイムラグ」がもたらす絶望的なもどかしさの描写。ほんの数秒の遅延にすらストレスを感じる現代の感覚からすると、この圧倒的な距離によるコミュニケーションの壁は非常にリアルだった。カワナベが放つ「だからなんだ」という無骨なセリフには、理不尽な状況やしがらみを蹴散らすような痛快さがあり、強く心に残った。

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    2026年05月27日
  • ユートロニカのこちら側

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    理想的な社会に馴染めない人々の物語
    絶対に安全な都市のシステムとそれに疑問を持つ人たちの話
    静かなテンポで狂気が描かれているように感じた
    考えることをAIに任せてしまった人間はいつか意識を手放してしまうのかもしれないという恐怖が印象的だった
    AIが進化した先で人間に起こる変化や影響を考えさせられる
    哲学的な部分は割と難しいことを言ってて全部は分からなかったけど、人間として手放してはいけない部分があるということはわかった気がする

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    2026年05月24日
  • ゲームの王国 上

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    「言語化するための小説思考」が面白すぎたので、小川哲さんの小説を手に取ってみた

    上巻に関しては何も思わず。出来事の羅列にしか感じないし、登場人物の関係性覚えられなくて人物紹介のページ何度も戻った

    この上巻を伏線として、下巻で回収されていくことを願う

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    2026年05月10日
  • ゲームの王国 上

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    カンボジアの歴史についてのわからないことばかりだったから、調べて理解した上で読んだらすごい楽しめ。独特な名前が覚えられず読むのに苦労した。

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    2026年05月05日
  • 地図と拳 下

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    明治期の日露戦争前夜から第二次世界大戦までの満州国をめぐる大河小説。満州国にある架空の一都市を舞台に、時代に翻弄された人々の群像劇が語られる。
    架空の都市を通して、戦争における理屈や抗いがたい歴史の流れが描かれる。大きな流れの中で登場人物達は戦争に身を投じざるを得ず、その中で死ぬもの、生き延びるものが別れるが一様に悲惨な経緯を辿るが、最後は多少の希望が残された終わり方で、読み応えのあり、飽きさせない展開だった。

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    2026年05月04日
  • これが最後の仕事になる

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    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

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    2026年04月08日
  • GOAT

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    新しい取り組みの再生紙
    読書バリアフリー
    UDデジタル教科書体の開発には頭が下がります。

    気に入った話
    ◎山羊と七枚 野崎まど

    広告で気になった本
    ◎誘拐ジャパン 横関大

    気になった台詞、箇所
    ◎違う海にいる 麻布競馬場
    「一番風呂泥棒に遭いました」

    ◎愛はどこから アフロ
    どこからが浮気か、の質問に答えた元カノに彼の友人と同じく「……すげえ」となった。


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    2026年04月04日
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会

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    東大生ってテレビで見る人
    変わった人って思ってた
    けど、東大に入るまでのプロセスがいい経験になったというところがおもしろかった
    賢い人には変わりないけど、考えを持って努力した人 なんかステキだった
    あとがきもよかったし
    嫌いなことをやらないためにはどうしたらいいか も確かにねと思った

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    2026年03月26日
  • 地図と拳 上

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    歴史事実と照らし合わせながら読み進める、当時の空気感が伝わってきて面白い。
    場面転換と登場人物が多いので、改訂するならぜひ地図と登場人物紹介と年表を付録でつけてほしい〜。もっと読み易くなると思います。

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    2026年03月26日