小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。
GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。
何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。
とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給 -
Posted by ブクログ
・ちょっとした奇跡が特に好きだった。SF的な世界観で織姫と彦星のような話を展開させるという構造が美しい。千二百年後に死ぬことが分かっているのに決められた計画のためだけに生きることに意味があるのか?という問いには現実社会にも通ずる哲学が内包されていると思う。
・全体を通して、文体が好きだ。理路整然としていて、書き手と語り手人物との距離感が保たれている文章だと思った。泣きながら書いた文章は駄作であるという話を思い出した。一定の距離感で書かれた文章の美しさが体現されていたと思う。とまで考えたときにふと、理路整然って、りじせいぜんで合ってたっけ?と思って調べたらりろせいぜんだった。りじせいぜんの方 -
Posted by ブクログ
クメール・ルージュから約50年後。
2023年に時代は一気に進む。
ソリヤは首相目指す国会議員に。
一方、ムイタックは大学教授として、脳波を利用したゲーム開発を進めている。
ムイタックは、復讐を誓っていたにもかかわらず、ゲーム開発⁇
『チャンドゥク』で最後に2人が…
長かった…
いきなり50年後とは…
ポル・ポトをソリア、ムイタックがどう打倒していくのかと思っていたが、いきなり近未来の2023年。
上巻とはまったく別物…
上巻の流れで来てくれた方がうけいれやすかったかも…
ゲームそのものが目的であれば、みんながルールを守るはずだろう。
ムイタックは、ゲームが目的でなければ、みんながルール -
Posted by ブクログ
タイトルは探究心と戦争の暴力性という人間の根源を現したもの。
それが、満州という地域と時代にスポットを当てて描かれている。
歴史、満州、戦争に翻弄される人々を描いた大作なのだが、論理的な作者なので、次々と変わる視点となる登場人物が駒っぽいのが否めない。
筋書きに従って登場し、筋書きに従って出会ったり結婚し、筋書きに従って死ぬ。そこに歴史、人間関係、戦時の世情と言った理不尽や感情や思惑に巻き込まれる魂の叫びはあるといえばあるのだが、いまいち伝わってこないというか。
怪人物もカリスマ性を持ってる人間も頑固な者もいるが、なぜ、なぜ皆温度感が似てしまっているのか。
『君のクイズ』はとても面白かった -