小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    光は遅すぎる。コミュニケーション手法は多々あれど、地球を飛び出すほど科学が進めば他者と同じ瞬間を共有する「同時性」が阻害されるという着眼点は絶妙。祈りは光よりも速いのだ。
    平衡に抗う負のエントロピーという生存の概念も面白かった。

    0
    2026年05月19日
  • ゲームの王国 上

    Posted by ブクログ

    「言語化するための小説思考」が面白すぎたので、小川哲さんの小説を手に取ってみた

    上巻に関しては何も思わず。出来事の羅列にしか感じないし、登場人物の関係性覚えられなくて人物紹介のページ何度も戻った

    この上巻を伏線として、下巻で回収されていくことを願う

    0
    2026年05月10日
  • ゲームの王国 上

    Posted by ブクログ

    カンボジアの歴史についてのわからないことばかりだったから、調べて理解した上で読んだらすごい楽しめ。独特な名前が覚えられず読むのに苦労した。

    0
    2026年05月05日
  • 君のクイズ

    Posted by ブクログ

    クイズプレイヤー達の回答テクニックや心情など今まで自分の興味が及ばなかった点に触れることが出来ました。
     
    物語は淡々と主人公が対戦相手のゼロ文字回答の謎を追う展開で少し物足りなくも感じましたがストレス無く読めました。
     
    クイズ番組は点けたテレビで他に見るものが無い時に数問ボ〜っと見てへぇ〜と思う程度でしたが、この本を読んでクイズ番組の見方に変化が起きそうです。

    0
    2026年08月09日
  • 地図と拳 下

    Posted by ブクログ

    明治期の日露戦争前夜から第二次世界大戦までの満州国をめぐる大河小説。満州国にある架空の一都市を舞台に、時代に翻弄された人々の群像劇が語られる。
    架空の都市を通して、戦争における理屈や抗いがたい歴史の流れが描かれる。大きな流れの中で登場人物達は戦争に身を投じざるを得ず、その中で死ぬもの、生き延びるものが別れるが一様に悲惨な経緯を辿るが、最後は多少の希望が残された終わり方で、読み応えのあり、飽きさせない展開だった。

    0
    2026年05月04日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    色んな方の短編が読めるとの事で拝読。
    胸糞が多かったように思う。最初の2つが個人的に不快で、次も不快なものならやめようと思っていたが、3つ目、親友は良い話なので読み進めた。
    半分以上が不快なように思う。あくまで個人の感想である。
    そんな中面白いのが何作か合えたので良かった。

    0
    2026年04月08日
  • GOAT

    Posted by ブクログ

    新しい取り組みの再生紙
    読書バリアフリー
    UDデジタル教科書体の開発には頭が下がります。

    気に入った話
    ◎山羊と七枚 野崎まど

    広告で気になった本
    ◎誘拐ジャパン 横関大

    気になった台詞、箇所
    ◎違う海にいる 麻布競馬場
    「一番風呂泥棒に遭いました」

    ◎愛はどこから アフロ
    どこからが浮気か、の質問に答えた元カノに彼の友人と同じく「……すげえ」となった。


    0
    2026年04月04日
  • 大宮エリーの東大ふたり同窓会

    Posted by ブクログ

    東大生ってテレビで見る人
    変わった人って思ってた
    けど、東大に入るまでのプロセスがいい経験になったというところがおもしろかった
    賢い人には変わりないけど、考えを持って努力した人 なんかステキだった
    あとがきもよかったし
    嫌いなことをやらないためにはどうしたらいいか も確かにねと思った

    0
    2026年03月26日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    歴史事実と照らし合わせながら読み進める、当時の空気感が伝わってきて面白い。
    場面転換と登場人物が多いので、改訂するならぜひ地図と登場人物紹介と年表を付録でつけてほしい〜。もっと読み易くなると思います。

    0
    2026年03月26日
  • GOAT

    Posted by ブクログ

    やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。

    GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。

    何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
    50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。

    とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給

    0
    2026年03月25日
  • スメラミシング

    Posted by ブクログ

    神や宗教などをテーマにした短編集

    2勝4敗だった。

    スメラミシング
    ちょっとした奇跡
    この2篇がよかった。

    0
    2026年03月15日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    所々の言い回しや、展開がはっとするほど聞き込まれる。
    文章書くの上手いなあ、と思う。
    でもちょっと本読むモチベがなくて、すらすら読んでたら全然ついていけなくなった残念

    0
    2026年03月04日
  • スメラミシング

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    陰謀論者スメラミシングの「僕」と、その解説者バラモンの「私」の話が交差する。
    僕は強迫性障害で、複雑な世界を変えたい。母は気分の浮き沈みが激しい。ホテルで働き、支配人や母の言う内容を「スメラミシング」としてツイッターで発信する
    私はその意味不明な内容を解説者として広める。世界には理由が必要。コロナ禍は理由のないウイルスが世界を悪くしている。理由や物語をスメラミシングが作り世界を統合してくれると信じている。

    2人はノーマスクデモで出会う。

    0
    2026年03月02日
  • スメラミシング

    Posted by ブクログ

    ・ちょっとした奇跡が特に好きだった。SF的な世界観で織姫と彦星のような話を展開させるという構造が美しい。千二百年後に死ぬことが分かっているのに決められた計画のためだけに生きることに意味があるのか?という問いには現実社会にも通ずる哲学が内包されていると思う。


    ・全体を通して、文体が好きだ。理路整然としていて、書き手と語り手人物との距離感が保たれている文章だと思った。泣きながら書いた文章は駄作であるという話を思い出した。一定の距離感で書かれた文章の美しさが体現されていたと思う。とまで考えたときにふと、理路整然って、りじせいぜんで合ってたっけ?と思って調べたらりろせいぜんだった。りじせいぜんの方

    0
    2026年02月24日
  • ゲームの王国 下

    Posted by ブクログ

    クメール・ルージュから約50年後。
    2023年に時代は一気に進む。
    ソリヤは首相目指す国会議員に。
    一方、ムイタックは大学教授として、脳波を利用したゲーム開発を進めている。
    ムイタックは、復讐を誓っていたにもかかわらず、ゲーム開発⁇
    『チャンドゥク』で最後に2人が…

    長かった…
    いきなり50年後とは…
    ポル・ポトをソリア、ムイタックがどう打倒していくのかと思っていたが、いきなり近未来の2023年。

    上巻とはまったく別物…
    上巻の流れで来てくれた方がうけいれやすかったかも…

    ゲームそのものが目的であれば、みんながルールを守るはずだろう。
    ムイタックは、ゲームが目的でなければ、みんながルール

    0
    2026年02月21日
  • スメラミシング

    Posted by ブクログ


    むずかしかったー。君のクイズから小川哲に入ったもんだから、SFがメインな作家さんなんだよね?神と宗教、科学と宇宙あたりを盛り込んだ短編集かな。哲、頭よすぎるから…半分ぐらいしか理解出来なかったよ。

    0
    2026年02月21日
  • 地図と拳 下

    Posted by ブクログ

    タイトルは探究心と戦争の暴力性という人間の根源を現したもの。
    それが、満州という地域と時代にスポットを当てて描かれている。

    歴史、満州、戦争に翻弄される人々を描いた大作なのだが、論理的な作者なので、次々と変わる視点となる登場人物が駒っぽいのが否めない。
    筋書きに従って登場し、筋書きに従って出会ったり結婚し、筋書きに従って死ぬ。そこに歴史、人間関係、戦時の世情と言った理不尽や感情や思惑に巻き込まれる魂の叫びはあるといえばあるのだが、いまいち伝わってこないというか。
    怪人物もカリスマ性を持ってる人間も頑固な者もいるが、なぜ、なぜ皆温度感が似てしまっているのか。

    『君のクイズ』はとても面白かった

    0
    2026年02月20日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    建築家の視点から描いた、満州の大地と人々。
    歴史を知るという意味では新鮮であったし、すらすらと読み続けることができる。
    ただし、おもしろくなりそうな予感はするのだが、上がりきらない。不完全燃焼といった感じ。

    0
    2026年02月10日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    感想は下巻で。
    上巻時点で言えることは、めちゃくちゃ硬派な作品。
    エンタメではなく社会派と言うやつかも。
    満州国の史実も関係してくるのでその辺りの知識が受験世界史で良いのであると把握しやすい。
    小川さんの文章自体は、これほど硬派な作品かつ複雑な史実に沿った作品であるのにさすがに大変読みやすい。

    0
    2026年02月07日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    こういったらなんだけど、玉石混合ってかんじ。
    好みもあるけど、好きなものも合わないものもあった
    「親友」と「海月祭をもう一度」、「声」が好き

    0
    2026年02月07日