Street Fiction by SATOSHI OGAWA

Street Fiction by SATOSHI OGAWA

1,760円 (税込)

8pt

新時代の直木賞作家・小川哲の初となる対談集。

僕が考えたことはただ一つ――小説家として語ること――だけだ。
僕より喋りが上手な人なんて、この世界には数えきれないほどいる。でも、僕より小説について考えている人は、たぶんそれほど多くはない。番組には、小説家だけでなく、実にいろんな活動をしているゲストに来ていただいたが、彼らの話の中に「小説」を見つけ、その部分を広げることならできる。(中略)ただゲストが何に興味を持っていて、どういうことを考えているのか、「ゲストの人生」という小説の読みどころを探るように気をつけた。(「まえがき」より)

TOKYO FM/JFN発のラジオ対談番組『Street Fiction by SATOSHI OGAWA』がついに書籍化!
いま大注目の直木賞作家・小川哲が濃密な対話を重ねたゲストのうち、11名を厳選して収録。
小説家はもちろん、映画監督からアイドルまで、さまざまな分野の異才たちの原点と創作のアイデア、そして知られざる本心に迫ります。

書籍化を記念して、雑誌『ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)2024年1月号に掲載された加藤シゲアキ氏との対談も特別収録。


【対談相手一覧(敬称略)】
万城目学(小説家)
小泉今日子(俳優)
渡辺祐真(書評家・ゲーム作家)
千早茜(小説家)
逢坂冬馬(小説家)
古川未鈴(でんぱ組.inc)(アイドル)
太田光(芸人・小説家)
九段理江(小説家)
濱口竜介(映画監督)
加納愛子(芸人・小説家)
福本伸行(マンガ家)
加藤シゲアキ(小説家)

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Street Fiction by SATOSHI OGAWA のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    著者と様々な分野のゲストが語り合うラジオ番組を書き起こした本。著者があくまで小説家としてラジオを進めており、その中でフィクションとはなんなのか、全く関係のない他分野とどのような共通点があるのかといった洞察が散りばめられていた。

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    ラジオで放送していた内容の書籍化。
    小説家を中心とした豪華な面々との対談は軽快で読みやすい。が、まえがきとあとがきは小川先生らしい捻くれた感じで、このスタンスで対談してるの面白いな。小泉今日子さん、千早茜先生、逢坂冬馬先生、太田光さん、加藤シゲアキ先生の回が好きです。
    最初は二人だけ挙げたのに、後か

    0
    2025年03月20日

    Posted by ブクログ

    シゲはラジオじゃなくてダヴィンチの再録。面白かったのは仲良しの万城目学と奥さんの友達みりんちゃん。小川哲は神谷浩史プロデュースの朗読劇「Staging‼︎」のアフタトークでひととなりを少し知ったので、トークも聴きたいな。ラジオも聴こ!

    0
    2025年04月29日

    Posted by ブクログ

     君のクイズ、スメラミシング、嘘と正典、君が手にするはずだった黄金について等、小川哲の本が大変面白く、作者について気になったことから手に取った。
     様々な業種(皆クリエイター)と対談をしていく形式となる本書は、とても読みやすく、作者と対談者との接点のなかで、作者と対談者の核(仕事の流儀?)を確認し合

    0
    2025年03月25日

    Posted by ブクログ

    直木賞受賞など、今勢いのある作家の一人である小川哲さんと、各界の方々との対談が収録された本。

    音楽のライナーノーツを読むのが好きなので、作品の意図や裏側がズラリと並んだ内容に終始ワクワクしながら読んでました。装丁かっこいい!

    0
    2025年02月01日

    Posted by ブクログ

    小川哲さんのラジオ番組でのゲストとの対談を本にまとめられたもの。影響を受けた小説、面白い小説が紹介されていて読んでみたい本が増えた。

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    小川哲の対談集。個人的には対談相手の誰よりも、小川自身に人間としての面白さを感じるので、結局は小川の言葉が残った。あらゆる事象に小説を探すという発言に彼の小説家たるを見る。一見、合理的であり商業的でさえあると思ってしまう、時に軽く聞こえる小川のふるまいだが、「人間小説家」小川哲としての素直なふるまい

    0
    2025年07月16日

    Posted by ブクログ

    ラジオ放送の書籍化なので、軽い読み物のつもりで手に取ったが、驚くほど読み応えがあった。

    著者は、前書きで「本業の支障になる仕事はしないつもりでMCを引き受けた」と後ろ向きな断りを入れている。
    しかし、ゲストに著作があれば必ず感想を伝えて、「そこまで読みとってくれて嬉しい」と言わしめ、経歴を踏まえた

    0
    2025年06月29日

    Posted by ブクログ

    適度に緩くちょっとしたすき間時間でストレスなく読んだ。
    小説家の考えていることや視点が垣間見えて読む時の参考になりそう。
    戦争や史実を題材にした作品への取り組み方は書き手として特別なことだと知り、その意気込みを感じつつ手に取ってみよう。

    様々なプロフェッショナルな方々との対談は相手への関心やリスペ

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    ラジオ番組での対談をまとめた本。 ラジオの会話なので、適度に気が抜けていて、その分対談相手と小川さんの人となり、考え方、フィクションに対する姿勢などが感じられた。 小川さんの登場人物のミスで話が展開するのが好きじゃない。読書してても、ベストを尽くしてないやつがいると、突っ込んじゃって読むのやめちゃう

    0
    2025年04月11日

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