小川哲のレビュー一覧

  • 地図と拳 下

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    下巻。満州事変後から1945年の終戦あたりまでの流れ。さまざまな登場人物の視点に切り替わるので多少読みづらいけど、歴史小説としては面白く読めた。どの程度史実に則っているのかわからないけど。

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    2026年07月01日
  • 斜め45度の処世術

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    とっても読みやすい。
    なんかイン・ザ・メガチャーチの久保田を思い出した。
    こういう少し考えすぎるとも言える人のこういう話を聞きたいけど、なかなか現実では対面で話してくれる仲になりにくい気がする。
    私がうまく踏み込めていないだけかもしれないが…

    片付けが苦手な人は、「広い部屋に住む」か「ものを大量に捨てる」しかないという話とか、自分もそうなんだろうなー、、となる話も多かった。

    あと、疎遠になってる友達に対して会う予定をたてる「言い出しっぺ」になりたいなと、ふっと思えた。

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    2026年06月29日
  • 斜め45度の処世術

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    小川哲さんの小説、この人にしか書けない感じが結構好きなのですが、小川さんのことについてはあまり知らなかったので、書店にいったときにこの本が置いてあって即買い!
    こういう方があの小説を書くのか〜って、面白かったけど、共感部分はあまり無かったかな。
    これからも沢山、小説書いて世に出してほしいです。

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    2026年06月28日
  • 火星の女王

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    他部署の先輩に借りたもの。
    人間ドラマがメインで科学描写は少なめな、ソフトSFに属する類の物語かな?
    一人称視点が章ごとに切り替わって進む構成が面白かったけど、その分特定の人物に感情移入することがなく第三者視点的な距離感で読んでいたと思う。
    ハードSFブーム中なので個人的にはもっと研究や実験をしてほしかったかな。
    伏線回収が自然で終盤が面白くて一気読みした。
    良い読後感だった。

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    2026年06月27日
  • 地図と拳 上

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    日露戦争~満州事変まで。主要な視点は四つ。①日露戦争の勝利から満州を占領し、満州国を築こうとしている関東軍大佐、福田。②満州鉄道に籍を置き、福田とも付き合いながら、地元の人々を尊重し、袂を分かつことになる細川。③満州の民を我がものとして、富を築こうとしている孫悟空。④その娘で、父への反発もあり、抗日活動に心血を注いでいる孫丞琳。そこに、ロシア人の神父と、満鉄に勤務する気象学者の息子で、温度湿度風力の天才大学生も、絡んでくる。歴史小説はめったに読まない、読もうとも思うこともまあないわたしだけれども、小川さんの小説は、それぞれのキャラクターが立っていて、ごく当たり前の人間として生きているため、ぐっ

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    2026年06月25日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    小川哲さんってこういうSFぽい話も書くんだという新鮮さがある作品。
    未知の物質スピラミンを巡る話、かと思いきや割と違う。登場人物や専門用語が多いので情景が想像しにくい。ただ、読みやすい文体なのは素晴らしい。

    読んだ後に爽快感がないと思ったけど、これはスピラミンを実際に利用しているシーンがないからだと気づく。
    距離を無視して互いに同期する性質を利用して戦争に使えるという解説は何度か出るが、実際には使われない。
    エピローグではスピラミンを使ってコミュニケーションを行う方法が出るが、実際に同時通信をするシーンはない。むしろ対面でのコミュニケーションが最高というオチだし。

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    2026年06月20日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    ネタバレ

    本格推理とSF、ファンタジーが苦手なのにこんな本を手に取ってしまった。小川哲氏といろいろな作家がいろいろと話している。
    呉勝浩氏との対談で「本格ミステリーを読んでいる人と純文学を読む人のコード」は全く違っていて「両者の脳みそを作るのはかなり難易度が高い」と指摘していて、やっぱりしかたないのかと納得。
    町屋良平氏が「自意識過剰って、その状態は恥ずかしくないけど、言われると恥ずかしい」と芥川賞受賞作について語っていた。

    苦手なジャンルというのはやはりどうしようもないもので、これからそんなにたくさんの本を読めないのだから、おもしろいと感じられそうなものを選んでよんでいくしかないのかなと思ってしまっ

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    2026年06月19日
  • 旅する小説

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    ネタバレ

    SFではない短編もあるが、SFとして読む。
    宮内悠介 「国境の子」
    対馬と韓国は近いのね。

    藤井太洋 「月の高さ」
    お金のない劇団って大変そう。影のない太陽を見てみたい。

    小川 哲 「ちょっとした奇跡」
    自転が止まった地球で生き残った人類のたった2隻の船が180度離れて燃料が無くなる1200年後まで走り続ける。ちょっとした奇跡があってもいいじゃないか?でも本当にちょっとした奇跡だ。
    これが一番好き

    深緑野分 「水星号は移動する」
    移動式宿 水星。 人情物で連載はできそう。マーキュリーの意味を調べる

    森 晶麿 「グレーテルの帰還」
    ヘンゼルとグレーテルを読み直さなきゃ! 
    老人は殺しても

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    2026年06月19日
  • 火星の女王

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    人類が火星へ進出した未来を描く物語。
    こういうSF設定が大好き。

    どんな状況でもユーモアを忘れない主人公に好感が持てた。
    物語は比較的淡々と進んでいく。

    面白かったんだけど、読み終わると何かあっさりしているように感じる。
    登場人物にあまり人間臭さを感じなかったので、読後に強く残る人物もいなかった。

    他の小川作品と比べて全体的にクセがない。
    私はどうやら、小川さんの描く「クセの強い変な人間」が好きらしい。
    一つのことに異様な熱量を注いでいたり、捻くれていたり、すごく面倒くさかったり。
    今回はそういう気になる人が見つからず、全体的にサラッとしていた感じ。

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    2026年06月14日
  • 火星の女王

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    小川哲らしいスケールの大きい小難しい話でミステリー要素もある話。楽しく読んだけど結末はなんだかぼやっとしてる。

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    2026年06月10日
  • 地図と拳 下

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    下巻は一気に読んでしまったー
    登場人物多いし混乱しそうだけど、スリリングで丁寧なストーリーでドンドン読んでしまう!

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    2026年06月07日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    かなり読みやすいSFだった。初めて読み切れたSFかも。火星の最新機器やシステムは、私の脳内で今実存する技術とかデバイスで置き換えて考えられる程度の概念のものだったから、わからないことだらけということはなく、むしろわからないことはなかったと思う。
    でも骨のある本というわけではなかったし、終わり方がかなりスムーズだったなと思う。
    地球と火星間の遠さ及び時差がコミュニケーション問題を引き起こして、両惑星間の対立に至ってしまうという設定は面白い目の付け所だった。
    この人の他の本も読んでみたい。

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    2026年06月03日
  • 火星の女王

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    火星生まれの少女リリが、火星の女王と呼ばれるようになるお話。

    地球が火星を支援していたけど、思ったより利益が出なかったので撤退すると決まった。
    そんな時、火星であるものが発見された事により火星にはまだ旨味がある!かも?→独立します!
    出来んの?この残りページで!?がなんとかなってました。

    地球で光の速さというと最速の単位だけど、これが地球ー火星間になるとめっちゃ遅い。それほど遠い。なるほど〜

    ドラマ見たかったけど気付いた時には終わってました…アマプラで見るしかない…

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    2026年06月03日
  • 地図と拳 上

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    満州にまつわる物語。歴史小説と思いながら読んでたら「不死身の体」がどうとか出てきて、どういうテンションで読んだらいいのか一瞬悩んだけど、多分面白い。下巻も早く読まないと。

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    2026年06月01日
  • 火星の女王

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    感想
    2100年頃の話。火星に住む人と地球側の対立が書かれている。

    やはり無理矢理別の惑星に住むと元々の環境が違うので地球からの保護が必要なのも分かるし、それなりに見返りがないと難しいよね。

    登場人物が多いのとSFなのでちょっと読みにくかった。


    あらすじ
    ISDAは地球の組織で40年前に火星移住計画を大々的にに進めたが、採掘できるはずのレアメタルが思うようにいかず赤字が続くばかりだった。遂に火星を放棄して地球への帰還計画を進める。

    リリは火星支部長の娘で地球行きの資格を得て、観光したいが、移住は望んでいなかった。リリは反ISDAの人に誘拐され、地球帰還計画を止めるという要求が伝えられ

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    2026年05月30日
  • 地図と拳 上

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    迫力が迫ってくる。
    読んでしまう。
    でも、まだ何が起きるのか全くわからない。
    さぁ、下巻が楽しみだー

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    2026年05月28日
  • 火星の女王

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    未来の火星を舞台に、「スピラミン」を巡る地球との対立を描いたSFサスペンス。スピラミンを巡る利権争いは現代のレアメタルに似ている。人間の業や社会構造の縮図として非常に考えさせられる。
    地球と火星間の通信「タイムラグ」がもたらす絶望的なもどかしさの描写。ほんの数秒の遅延にすらストレスを感じる現代の感覚からすると、この圧倒的な距離によるコミュニケーションの壁は非常にリアルだった。カワナベが放つ「だからなんだ」という無骨なセリフには、理不尽な状況やしがらみを蹴散らすような痛快さがあり、強く心に残った。

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    2026年05月27日
  • ユートロニカのこちら側

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    理想的な社会に馴染めない人々の物語
    絶対に安全な都市のシステムとそれに疑問を持つ人たちの話
    静かなテンポで狂気が描かれているように感じた
    考えることをAIに任せてしまった人間はいつか意識を手放してしまうのかもしれないという恐怖が印象的だった
    AIが進化した先で人間に起こる変化や影響を考えさせられる
    哲学的な部分は割と難しいことを言ってて全部は分からなかったけど、人間として手放してはいけない部分があるということはわかった気がする

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    2026年05月24日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    SFはnot for meだー! と自覚した話。
    それとも作者が合わないのかなー、「君のクイズ」もそこまで響かなかったもんなー。
    とはいえまぁうん、話としては面白いのではなかろうか。

    謎というか事件発生まで読むのが少し苦痛だった。じっくり読むよりサラッと読んだ方が進むので、サラッと読んだが、取り立てて問題はなく話は理解できた。
    「火星の女王」っていうから発見されたスピラミンが実は……みたいな話かと思ったら、まぁ近未来の地球と火星を舞台とした人間模様って感じかな。
    戦争回避できたのは良かったね、現実でもちゃんとこうなれば良いだけど。
    AJの本心をAJから聞けないのは残念だったし、マディソンは最

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    2026年05月20日
  • 火星の女王

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    内容が私の頭で理解できる範囲を超えており掴みどころがなくて読むのに時間がかかった。難しい、でも面白い。最後は『なるほどね』と思った。

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    2026年05月19日