小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは
・半分では足りない/呉勝浩
→うぉぉーーー読み直したよ!
・闇バイト/柿原朋哉
→タイトルと違ってちょっとほっこり
・天岩戸の真実/高田崇史
→この作者さんテイスト満載
あとストーリー好きだったのは
・悪魔との契約/須藤古都離
→オチ!良き!
・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
→ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
・時効/米澤穂信
→この長さで収まる起承転結具合が秀逸! -
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Posted by ブクログ
ネタバレ小説というよりかはエッセイのような本で、あとから主人公が作者であることに気づいた
淡々とした文体で体調不良時に読みやすい短編集なのが良かった
帯がここまで抽象的な事があるだろうかと思っていたが、なるほど、エッセイぽいのと短編集なので1冊丸ごとの感想が出てこないんだなと読んだ後に気づいた
特に面白かったかと言われればウーンなんだけど、感情が大きく揺さぶられる事がないから、どうにか気を紛らわせたい時には最適な本だった
最初の2篇を読んでいて、どちらも失恋の話だったので少し寂しくなったが、本当にこんな生活をしてたらそら振られるだろ、と思いつつ、主人公(作者)があまりダメージを受けていなかったの -
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Posted by ブクログ
最初繋がっていくと思い70人の章を繰り返し読んだんだが、ショートだった。
やはり小川さんの作品は自分の能力の発揮のために試行錯誤していると思う気持ちは継続中。
最終的にどのジャンルに根を張るのか気になります。
今回は難解過ぎる哲学過ぎる苦手なものもあり(70人と神のやつ)→宗教辛みは私にとっては何光年も先のテーマだww
面白かったのは、啓蒙の光かな。これもちょいと神ネタだけど、サスペンス要素ありのSFで内容好き。
そうかというと、密林とかスメラミシングとか、少し狂喜がかった作品もあったりと色々盛り沢山であった。
小川さん博学ですよね。友人が言ってて真理なりと思うことがある。偏差値の高 -
Posted by ブクログ
ネタバレ6編からなる短編集。
「文藝」が主ではあるが、発表時期も媒体も異なりつつ、そこはかとなくテーマが通底していて、面白い。
「神」、「宗教」を扱いつつ、そこに潜む虚偽や、なにかにすがらずにはおれない人間の愚かさを冷ややかを皮肉っているかのようなお話。
核となる、というか、どの物語も発端は、ここにあるのでは? と思う記述が下記;
「地球が誕生したのも人類が誕生したのも偶然だ。何億年、何十億年という時間をかけて、さまざまな偶然の連鎖の果てに、私たち人類は存在している。だが私たちはその事実に耐えられない。だからこそ神を創造した。自分が生きていることは必然なのだと考えようとした。私たちは幸福 -