スメラミシング

スメラミシング

1,870円 (税込)

9pt

SNS上のカリスマアカウント〈スメラミシング〉を崇拝する覚醒者たちの白昼のオフ会。参加した陰謀論ソムリエ〈タキムラ〉の願いとは──? 壊れゆく世界の未来を問う、黙示録的作品集。

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スメラミシング のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初めて小川哲の作品を読まれる方にはおすすめしません。なんだこいつ、って感想になりかねない。そういう本でした。
    「ユートロニカのこちら側」を読まれると良いと思います。そうして水が合った方向け。

    一歩引いて飄々とした作風から一転して、熱量のある作品たちでした。
    いつも根底に哲学的な姿勢を取られますが、

    0
    2025年08月27日

    Posted by ブクログ

    “宗教と科学”
    相反することでも相対することから、何かしらの関連性を感じさせること

    6編の物語では「過去」「現在」「未来」を行き来しながら、信仰することと探求することが線を引くことのできない間柄であるように感じてくる。

    『ゲームの王国』でのナイフのような感覚から少し滑らかにはなったけど、どこか金

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    小川哲は本当に作風に幅があって驚く。キリ教出身なので、神とか宗教とかテーマの短編集は見逃せない。お気に入りは、七十人聖書を巡る宗教裁判「七十人の翻訳者たち」と、天皇を運ぶ家柄の配達員「密林のモガリ」。表題作も雰囲気がかなり好き。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

     高尚すぎて、理解できているかは言い難いが、自分なりにこの作品から切り取ったことがいくつかある。まず、コロナウィルスやワクチンに対する陰謀論的な見方、本当にそう思っているのか?防衛からくる心理なのか?など、思想の根本はどこにあるのだろうと考えさせられた。
     また、『神についての方程式』が、ひいお爺さ

    0
    2025年02月08日

    Posted by ブクログ

    「神」に向き合う「人」の短編集。
    神というのはそれを求め、正対する人が少しずつ触れる輪郭の集合である。
    そういう意味では人を通してしか神は見えない。神学者を通しても、天皇に使える一族を通しても、陰謀論者を通しても神は見えるのだ。

    0
    2025年05月07日

    Posted by ブクログ

    12月に予約し、やっと手元へ届きました!
    私が積極的に手にとるようなジャンルではなかったですが、久しぶりな感覚になりました。なんだろな・・・?
     色々な世界というか 感覚というか
    読み進めていて面白いなとなりました。

    0
    2025年05月06日

    Posted by ブクログ

    難解だったけどぼんやり言いたいことが伝わるような、新しい読み味でした。星新一の短編集をもっと難しく、現代風にした感じ?最初の話からなかなか攻めてて面白かったです。

    0
    2025年04月27日

    Posted by ブクログ

    なかなか尖ったコンセプトの短編集。
    どの作品もまず設定が面白い。「スメラミング」「ちょっとした奇跡」が好き。設定は「啓蒙の光が、すべての幻を祓う日まで」が好き。

    0
    2025年03月19日

    Posted by ブクログ

    神にまつわる短編集。
    作者のこの手の話はコントの台本みたいで面白い。(ツッコミがなく置いてきぼりにされるところも新しい感じ。)小ネタも散りばめてるし。特に「神についての方程式」なんか、令和ロマンの漫才かよ。
    最後の「ちょっとした奇跡」はラブストーリーで素敵だった。ちょっと雪舟えまみたいで。

    0
    2025年03月15日

    Posted by ブクログ

    6つの短編。それぞれ別の話。だが共通した感じが。宇宙や歴史や神などの深遠な世界と、卑近で具体的な世界が併存する奇妙な感じ。一番好きなのは第6話の「ちょっとした奇跡」。

    0
    2025年02月25日

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