【感想・ネタバレ】これが最後の仕事になるのレビュー

あらすじ

最初の1行は全員一緒。
1編6ページ、24種の「最後の仕事」。

早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

著者一覧(掲載順)
小川哲
五十嵐律人
秋吉理香子
呉勝浩
宮内悠介
河村拓哉
桃野雑派
須藤古都離
方丈貴恵
白井智之
潮谷験
多崎礼
真下みこと
献鹿狸太朗
岸田奈美
夕木春央
柿原朋哉
真梨幸子
一穂ミチ
三上幸四郎
高田崇史
金子玲介
麻見和史
米澤穂信

『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第三弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最初の一文目が同じアンソロシリーズ。お気に入りは、桃野雑派「「アイドル卒業」一穂ミチ「魔法少女ミラクルミルキー」岸田奈美「声」、そしてさすがすぎる米澤穂信「時効」。求めてる面白さ!の人もいればこんなのも書くの、な人もいるのが良き。

0
2025年04月29日

匿名

購入済み

一穂ミチ先生のファンで

一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

0
2024年08月30日

Posted by ブクログ

シリーズ第3弾。これまでの中でも1番バラエティに富んでて、面白かった。お気に入りは「声」と「悪魔との契約」。この企画で不思議なのは、元々好きだった作家さんではなく、別の人の作品が気にいること。そして、次はその方の違う作品を読みたくなります。読書が止まらない〜

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

続きを書いて欲しい話や、考えさせられる話または自分にはよくわからない話など色々な作家さんの作品があり、読み応えがありました。
この中から自分のお気に入りになる作家さんを探すのもいいかと思います。

0
2025年10月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多分夕木春央さんの本を探してたどり着いた本。「これが最後の仕事になる」という一文から始まるショートショートのアンソロジー。これがシリーズ3作目のようだ。こういうのがあったとは知らなんだ。大好きな米澤穂信や真梨幸子のも入ってた。他にも今をときめく作家さんが多いけど、知らなかった初読みの人も。まぁこれだけの規模だからな。そしてショートショートは読みやすいけど、やっぱ印象に残らないんだよなー。インパクトにかけるというか。あと全然意味不明というか、面白くないのもちらほら。まぁ好みだからな。

0
2025年07月27日

Posted by ブクログ

1遍6ページなので、隙間時間にぴったりでした。
五十嵐律人さん、秋吉理香子さん、呉勝浩さん、桃野雑派さん、白井智之さん、夕木春央さん、一穂ミチさん、米澤穂信さんなどなど。
読んだことがある作家さんの作品がいっぱいで、とても楽しめました。

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2025年07月24日

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同じ書き出しで始める短編集。ストーリーそのものがおもしろいというよりは、作家の個性を楽しんだり、「同じ書き出しでもこれほどバリエーションがあるなんて」とアイディアそのものもを楽しんだりできる1冊だと思った。

0
2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一生本を読んで暮らせるなら、
人生と引き換えでもよいか?

そこで得た報酬を娘たちに残し
サラッと宇宙へ旅立てる?

ふとそんなことを考えた。

0
2025年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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2025年01月21日

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最初の1行は全員同じ、人気作家さん達の短編集。様々なテイストの短編があり楽しい。また色々な作家さんを知ることも出来るので、今後の作品選びの参考にさせてもらっている。

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2024年11月09日

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全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画!
と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋!

わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー!
どれも素晴らしくて心から楽しめました!!

呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。

あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。

他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

24人の作家さんが「これが最後の仕事になる」の書き出しで1編6頁、24種の物語!
大好きな作家さんが何人も名を連ねていて思わず読んでみました…恐い話や難しい話もあったけど1編が短くて手軽に読めました

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2025年11月02日

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短編集って隙間時間にさっくと読めるの良いです。
また多数の作家で構成されているので新たな発見もありました。

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2025年09月20日

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「これが最後の仕事になる。」からはじまる24人の著者の短編集。内容は様々でシュールなものもあり、1編が約6ページで24話読み応えあったようにも感じる。
「存在の耐えられない軽さ」「半分では足りない」「最後の告知」「闇バイト」「時効」が面白かった。

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2025年09月03日

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同じセリフから始まる物語でもこんなに様々展開できるんだなと思いました。
こう言った作品はおもしろいなと思うものとわかんないなーとおもうものがあるのが良い出会いだなと思います。

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2025年08月18日

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小説においていちばん大事とされる冒頭の一文。
これを「これが最後の仕事になる」と定めて、各作家さんが短編を書き始める…
なんて、粋な企画!
しかも、名だたる作家さんばかり!

楽しかったです。
それぞれの色も出つつ、同じものが全くない。
私の中の、「これが最後の仕事になる」賞は、
須藤古都離さんでした。
上手かったです。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは

・半分では足りない/呉勝浩
→うぉぉーーー読み直したよ!
・闇バイト/柿原朋哉
→タイトルと違ってちょっとほっこり
・天岩戸の真実/高田崇史
→この作者さんテイスト満載

あとストーリー好きだったのは
・悪魔との契約/須藤古都離
→オチ!良き!
・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
→ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
・時効/米澤穂信
→この長さで収まる起承転結具合が秀逸!

2025.5.11
96

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

今回は初めて読む作家さんが多かった。
裏稼業寄りとはいえ思ったよりテイストばらけていてよかった。
印象に残ったのは断トツでハイリスク・ハイリターン。謎解き面白かった。

あとペットショップの告発話は空陸が元ネタだなぁと思いながら読んで残酷な描写に胸糞だったけど、終盤まできてネタが割れるとなんかシュールで溜飲下がった笑

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

2025/5/13

事故をつくる男 / 白井智之 •••当たり屋
流星 / 献鹿狸太朗 •••ネット上の誹謗中傷
声 / 岸田奈美•••お客様の声返答係
闇バイト / 柿原朋哉•••墓地からお菓子を回収する仕事
まだ間に合うよ / 金子玲介•••離婚届を出しにきた二人
あの人は誰 / 麻見和史•••ホールヘルパー
時効 / 米澤穂信•••駐在さんの時効

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2025年05月08日

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「これが最後の仕事になる」の書き出しが一緒の24人からなる短編小説集。
面白い試み。知ってる作家では’岸田奈美、米澤穂信、一穂ミチが名を連ねる。
金子玲介の不妊が原因で仲は良いのに別れてしまう夫婦の「まだ間に合うよ」と
麻見和史の訪問ヘルパーが実は泥棒だったという「あの人は誰」が意外に面白かった。

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2025年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夕木春央さんの作品を読むために借りたが、
結構短編だったので思い切って全て読んでみた!
仕掛けも含め面白かったのは、
呉勝浩「半分では足りない」で
2回読むと面白いという作品に
最近ハマりつつある!笑
須藤古都離「悪魔との契約」もあああぁ
となって純粋に楽しめたし、
終盤にある
金子玲介「まだ間に合うよ」
麻見和史「あの人は誰」
あたりもハートフルで素敵だった。
シリーズのような形らしいので、
他の作品で色んな作家さんたちを読んで
好みを見つけていけたらなぁと思う!


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2025年03月10日

Posted by ブクログ

24人もの作家さんによる短編集で、最初の1行は全員一緒の「これが最後の仕事になる」
全て6から10頁のショートショートだけれどその中にちゃんとオチもあり、読んでみたかった作家さんも多く、さらっと読めて楽しかった。
この前に、「黒猫を飼い始めた」と「嘘をついたのは、初めてだった」もでているのでまた読んでみたいと思う。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ


『これが最後の仕事になる』という
同じフレーズが話のテーマ

テイストもニュアンスも世界観も、
二つとして同じものがない24話からなる
個性豊かなアンソロジー

1編はほんの6ページなのに、
そう感じさせない深みとまとまりの
バランスがいいから物足りなさを感じない

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2025年01月18日

Posted by ブクログ

「これが最後の仕事になる」の書き出しで始まる、多様な作家さんによる短編連作集。
どんでん返しものから、ほのぼのまで。とにかくたくさんあるので、どれか一つくらい気に入るものがあるはず。
未読の作家さんもいたので、良いイントロダクションになった。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

これが最後の仕事になる、から始まるお話が集まった本です。
作家さんそれぞれの個性が面白いです。
米澤保信さんのお話、秋吉理香子さん、真下みことさん、三上幸四郎さんなどあらたに読みたくなりました。
ブラックユーモアのあるお話が多かったです。

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2024年12月27日

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SF、ファンタジー、ミステリー、恋愛ets…
「これが最後の仕事になる」から始まる24の短編集。
多崎礼さんを目当てに読んだけれど他の作家さんの短編も面白かった。

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2024年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

真梨幸子さんのKU&UMIをニヤニヤしながらよみはじめ、途中えげつない描写が出てくるのでほんとひどい会社だよなーと読んでたらまさかのどんでん返しなラストにたまげた。人間もこういうことされちゃうよ。ペットショップ早く滅びて欲しい

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2024年11月29日

Posted by ブクログ

これが最後の仕事になる。
最初の一行は同じ 最後の仕事 ラストサプライズ
存在の耐えられない軽さ 1番最初の話の最後の仕事があっとした結末で心に残りめした。好きなだけ本を読むことができる仕事に応募クルーになる条件がとにかく暇つぶしが得意であることでした。

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2024年11月24日

Posted by ブクログ

一話一話が短かった。もう少し長くてもよかった。
もう少し作者についての知識があれば、それぞれの作者の特徴に気づけたのかもしれない。良い暇つぶしにはなったと思う。

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2024年11月22日

Posted by ブクログ

これが最後の仕事になる。から始まる短編集。
最後の仕事は一体何なのか。先ずはそれを念頭に置いて読み始めるので短編だけれどどれも読み応えがあった。それぞれの作家らしさも出ていた。まだ読んだ事がないけれど高田崇史さんの作品を読んでみたい。

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これが最後の仕事になる。
全ての物語がこの一文から始まる短編集。この形式のは前も読んだけど、いろんな作家さんの作品が読めるのがいいね。


気に入った作品
『半分では足りない』呉 勝浩
『事故をつくる男』白井 智之
『最後の告知』真下 みこと
『声』岸田 奈美
『あの人は誰』麻見 和史


気に入った作品の感想
『半分では足りない』は仲の良くない兄弟の話。普通に読み終えたら、まさかの逆読み!!すごいよく出来ててびっくりした。

『事故をつくる男』は高級マンションを安く手に入れるためにその物件を事故物件にするために動いていた男の話。

『最後の告知』はとにかく読みやすい。真下さんはいつも読みやすいので好き。今作はアイドルを引退することが決まり、最後の配信を行っていたアイドル。生配信の中継を切り忘れてるように見せかけて…という賢さが怖いようで人間なんてそういうものかもしれないと思ったりした。

『声』はお客様の声に返信する仕事をすることになった主人公の話。最後の終わり方が好きだった。今までの仕事で名前を覚えてもらえなかったのに、手紙に返信していくことで最後にこの返信を書いているのは誰なのかと、やっと自分を見てもらえたという終わり方。ちゃんと対面している人よりまさかの手紙越しの人に興味を持たれる悲しさ。

『あの人は誰』は全体的に珍しく少しあたたかいお話。ホームヘルパーの主人公は老婆のお金を持ち逃げしようとするが優しさに触れ泥棒をやめようとする。そこに現れたのは老婆の息子。なんと主人公はホームヘルパーではなかった!しかし話し相手になってくれた主人公に感謝する老婆。そっと主人公にお金を渡すのだった。

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2024年10月29日

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