小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

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    きちんと理解する必要はないが科学的記述やカタカナ語が多用されて、読みづらさは否めず、物語世界に入るのに少し時間がかかった。
    宇宙を舞台にしたスケールの大きさ。人類の思考の傾向や課題。ユーモア。意外性。

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    2026年05月11日
  • 君のクイズ【単行本版】1

    購入済み

    原作を知っていても楽しかった

    映画化を機に読みました。
    小説を忠実に再現したように思えて、面白かったです(ただ、白瀬矗というワードはこの巻では出てこないことが惜しいです)。

    2巻も発売されたら読みたいです。

    #アガる #アツい #ドキドキハラハラ

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    2026年05月08日
  • 嘘と正典

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    そうきたか…!なるほどな!と閃く感じの瞬間があった
    ユートロニカのこちら側も読んだことあるけどこの人の作風は面白いしかない

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    2026年05月08日
  • ゲームの王国 下

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    冒頭は上巻から急に時間が経過してる上に予想しなかった方向に話が展開していき少し戸惑った。ポル・ポトの時代終わってるし。
    けど作家のストーリーテリングの巧みさでぐいぐい惹き込まれ、登場人物たちの突拍子もない言動に爆笑したり、格言めいた台詞に深く納得したりしながら読み終えた。(ヘモグロビンが殺し屋と戦うところは声出して笑った)
    ソリヤとムイタックがもし別のタイミングで、あるいは別の場所で出会っていたらどうなっていたんだろうと妄想するなどした。
    ラストがちょっと不完全燃焼感があったので星−1。

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    2026年05月07日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

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    ラジオ番組の内容を本にしたもの。
    小説家がゲストのものが面白かった。小川哲さんやゲストの作家さんの創作に関する姿勢や思考がとても興味深いし、言及された本を読みたくなった。
    (ゲームや漫画を知っていたら他の部分ももっと楽しめただろう。)

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    2026年04月30日
  • 地図と拳 上

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    小川哲の力量を感じる本だった。通勤電車でこの分厚い本を出して読む勇気を誇りたい。
    そのくらい必死に読まなければ読みきれない。
    しかしながら、日本が世界を舐めてかかっていたその時代の一端を知るいい機会をいただいたと思った。
    日本にとって、日露戦争から第二次世界大戦までの長い戦争の時代を感じつつ、
    私の長い、分厚いこの本の読書も終えることができた。
    終わって思ったこと。長いわ

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    2026年04月29日
  • 斜め45度の処世術

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    ひねくれものと自称する著者が、身近なエピソードから考えすぎな面を提供してくれる本です。
    小川さんのものの見方を通じて自身のものの見方を整理させてくれます。
    最初から最後までクスッとさせてくれる本でした。

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    2026年07月24日
  • スメラミシング

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    短編集なのに作品間の振れ幅が広すぎる小川哲ならではの小説を楽しめた。表題作の狂気っぷりはある種人間味があり、密林の殯にあった神がたくさんいる文章は強烈だったし、ちょっとした奇跡は凄く良かった。

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    2026年04月26日
  • 地図と拳 下

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    フィクションと事実を分けながら理解しようとするとかなり時間がかかるが、日清、日露、日中戦争の詳細を復習する良い機会となる本でした。
    とにかくストーリーに飽きず、すぐ読めてしまいますが、この炭鉱での事件のきっかけはなんだろう?この日本の決断が欧州列強に及ぼす影響はどのようなものか?などを考えたり、調べたりしながら読むのがオススメです。

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    2026年04月23日
  • ゲームの王国 下

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    下巻は『記憶』を主軸に話が進んで行く。
    上巻のクメール・ルージュの時代からいきなり現代まで時代が進むが、引き続きトンチキな能力者や、変わった奴らが出てくるのでそこら辺は安心してよい。
    壮大で予測不能なこの話をどう終わらすのか期待していたが、結末としては至極平凡。
    過程がとても面白くて結末が綺麗に締められてるならそれで良しかとも思った。

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    2026年04月20日
  • GOAT

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    話題に釣られて購入。
    文芸誌を初めて買ったがこんなに面白いだなんて。
    愛をテーマに様々な作家の読み切りがこれでもかというボリュームでとても大満足。
    誰が読んでもお気に入りの作品が見つかると思う。
    白をモチーフにした柔らかな表紙に中もカラーの紙で雰囲気もおしゃれ。
    高物価の時代にこの品質で510円というのは信じられない。
    幸い何刷も重版されているので今から気になる人は絶対手に取ることをお勧めする。

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    2026年04月06日
  • 地図と拳 上

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    満州国の設立前後の時代を題材とした大河ドラマ。日本のあるべき姿に関する議論や満州の住民との関係性が描かれている。
    戦争に突き進む政治情勢の中、主人公たちはどのような人生を送るのか、下巻が楽しみ。

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    2026年04月04日
  • ユートロニカのこちら側

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    自由を望む人たちがアガスティアリゾートというものに振り回されているようなイメージ
    自由とは?正しさとは?律することとは?
    短編のような長編のような不思議な作品だった
    SFやディストピアのような作品を読み慣れてないとちょっと思考がごっちゃになりそうだな

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    2026年03月23日
  • ユートロニカのこちら側

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    近未来のディストピア小説で設定・世界観・テーマにした纏わるエピソード展開や知的で洗練された文章がとても良かった。どこか入り込めなかったのは狂気と変態的な部分までもを知的に描いたから?それでも十二分に面白かったを

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    2026年03月19日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

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    小川さんの対談集ということだったが、どうやらラジオ番組のゲストとの会話をまとめたものらしい。
    ラジオ番組持ってたんですね。
    ゲストは小説家をはじめ、芸能人、映画監督など。
    ものを作り出していく、表現する人たちは、インプットとアウトプットがしっかりしているというか、考えを言語化するのが巧みだなあと感心しきりです。

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    2026年03月07日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

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    小川哲のラジオ番組でのゲストとの対談をまとめた本。
    様々なジャンルのゲストが登場するが、その度にゲストが読んできた本について何かしら返事ができる小川哲の読書量と豊富な知識に驚かされた。
    さすが、「地図と拳」巻末の参考文献を全て頭に入れて小説を書き続けた人だ。

    個人的には「しろがねの葉」などを書かれている千早茜との対談が興味深く、当時の直木賞を生中継で見てたこともありとても楽しく読めた。
    あとは「カイジ」などの作者、福本伸行もよかった。漫画は知っているが作者の人となりは知らず、興味が沸く話ばかりだった。

    ゲストは小説家が多かったが、どなたも頭が良くあらゆることにアンテナを張ってる方ばかりで、

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    2026年03月03日
  • ゲームの王国 上

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    上下巻で800ページを超える長編小説。
    カンボジア秘密警察時代からポルポト政権下となり200万人以上の虐殺が行われた時代を描く。
    史実ながら物語はフィクション。
    小川哲さんならではの独特な登場人物たち。泥を食べ土の声を聞き地を操る男、輪ゴムで死を予兆する男、嘘を見抜ける少女などなど...クセになります。
    上巻、憎悪のクライマックスを迎え下巻に突入するが、ここでSFに転換。『ゲームの王国』というタイトルにも納得です。
    すっかりファンになりました。

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    2026年03月01日
  • 嘘と正典

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    SF中心の短編集6編。読者に考察(想像)の余地を残した物語が多かったです。
    表題作の嘘と正典は長編でも読んでみたい...。
    冷戦下ソ連で、密かに発見された〈過去にメッセージを飛ばすことのできる技術〉を利用し、マルクスとエンゲルスを出会わせず、共産主義を根本から消滅させようと壮大な歴史改変を試みるCIA工作員。
    このイデオロギーと史実とSFの融合がたまらんです。

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    2026年02月27日
  • 地図と拳 下

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    ネタバレ

    満洲という激動の土地を舞台に、理想と暴力、計画と衝動がせめぎ合う壮大な物語。その完結編である下巻は、上巻で張り巡らされた思索と葛藤を、より深く、より鋭く掘り下げていく。

    読み進めるうちに感じるのは、この作品が単なる歴史小説ではないということだ。そこにあるのは、「国家とは何か」「理想はどこまで暴力を正当化するのか」「人は歴史の歯車なのか、それとも抗う存在なのか」という根源的な問いである。登場人物たちは皆、巨大な時代のうねりに翻弄されながらも、自らの信念を握りしめて立ち続ける。その姿は、英雄的というよりもむしろ痛切で、人間的で、だからこそ胸を打つ。

    タイトルにある「地図」と「拳」。地図は未来を

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    2026年02月23日
  • スメラミシング

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    ネタバレ

    難しかった~ 
    「スメラミシング」
    ずっと「すみません」と謝っているのが印象的だった。
    高校生の時に、クラスメイトの長田と小海線に乗りに行こうと計画を立てたが、
    結局行けず、長田とはその後、疎遠になるのだけれど、あの時、一緒に行けていたら、
    また違った関係になっていたのではと、そんなことを何度か考えたという話。
    本筋とは関係ないけれど、こういう感じ、感覚が僕はとても好みでついつい繰り返して読んでしまう。
    「何度か」という言葉に、「ああ、何度か考えたんやな」などと思ってしまうのだ。
    自分の癖なのかもしれないです。

    「神についての方程式」
    数学的なことはさっぱりわからんが、物語の構造がおもしろか

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    2026年02月22日