深緑野分の作品一覧
「深緑野分」の「ベルリンは晴れているか」「アンソロジー 料理をつくる人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「深緑野分」の「ベルリンは晴れているか」「アンソロジー 料理をつくる人」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
戦場でもコックさんはのほほんとご飯作るのよ、って話じゃなかった。当たり前だけど、題名になんか微妙な救いを求めてしまった…5話仕立て。下手な初陣のキョロキョロ感から、だんだん練れてきて、仲間も壊れていく人も多い中、よく頑張ったとは思う反面、どうしてもやっぱりメルヘンだよねとも思う。
ティモシーとディアゴはコック兵。ノルマンディー上陸作戦のパラシュート部隊に配属されている。なんとか降下して上陸したが、陸上は大混乱。シャトーに臨時野戦病院を、その隣に野外調理器を設営。負傷者以外はレーションを食べる。ライナスはなぜか予備のパラシュートを集めている。
カランタンに進軍して、前線を交代、後方の基地に入
Posted by ブクログ
創元推理文庫版の装幀も世界観に合っていて素敵で、大切な一冊。
『オーブランの少女』
いかにも何かが始まりそうな、森の奥の洋館から物語は始まる。
二人の老女の存在に、これはファンタジーなのか、ミステリなのかと探りながら読み進めるうち、閉ざされていく子どもたちの日常と、大人たちのちぐはぐな言動に不穏なものを感じていく。
そして終盤、物語は【現実】に着地し、強い衝撃を受ける。
生涯寄り添い続けた二人の女性は、【あの日】からずっと少女のままだったのではないか。そう思うのは、幼い子の中に見えることのある残忍さを、最後に見せつけられたから。
悲しい歴史を終わらせられずにいた二人の女性の心を、心象の洋館ご