作品一覧 2023/06/13更新 オーブランの少女 試し読み フォロー カミサマはそういない 試し読み フォロー 空想の海 試し読み フォロー この本を盗む者は 完結 試し読み フォロー この本を盗む者は 試し読み フォロー スタッフロール 試し読み フォロー 戦場のコックたち 試し読み フォロー 注文の多い料理小説集 試し読み フォロー ベルリンは晴れているか 試し読み フォロー ベルリンは晴れているか 試し読み フォロー Voyage 想像見聞録 試し読み フォロー 百合小説コレクション wiz 試し読み フォロー 分かれ道ノストラダムス 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 深緑野分の作品をすべて見る
ユーザーレビュー スタッフロール 深緑野分 難しくてよく分からないところも多く、特に後半の中盤はなかなか進みませんでしたが、終盤はいっきに読まされ、さすが深緑さんでした。「名前を残したいと憤っていた時期もあった。でももう、またか、と失望したくない」…分かります。私も同じでした。既に人生のそのような時期は過ぎてしまいましたが、春の今頃は少しだけ...続きを読む心が揺れます。 Posted by ブクログ この本を盗む者は 深緑野分 説明難しいんだけど、本の呪い(ブック・カース)がテーマのファンタジー。本の蒐集家系で、何十万冊の本が集まる御倉館の継承者、本嫌い高校生の深冬が巻込まれる想像力豊かな物語世界。門戸を閉ざした御倉館から本が盗み出されるとブック・カース発動、その物語世界どおりに、町と町民が変幻、犯人は狐にされ街から逃げ出...続きを読むせず、主人公と謎の少女ましろが追い詰めていく。このルーチンが徐々に物語を動かし、大きな奔流となり語られる真実は何か。深緑さん作品の懐の深さが活かされ素晴らしい。本を読むのが好きな若い人に強くおすすめしたい。 Posted by ブクログ 百合小説コレクション wiz 深緑野分 / 斜線堂有紀 / 宮木あや子 宮木あや子さんのファンとして、宮木さんの小説ベストだと思っている「雨の塔」の続編が読めたことに感動しての☆5です。 全体的には......百合小説アンソロジー「彼女。」でこういったものが面白いな、と感じて同じような趣旨のこのアンソロを買ってみたのですが、小説に性的な表現が入ると嫌悪感を抱いてしまう...続きを読むタイプなので、なんというか「彼女。」よりも生々しい関係の話が多くて苦手でした。 「彼女。」の方は、友情以上の何かがある女性同士の人間関係を描いたお話が多かったですね(高校のクラスメイトしかり、殺し屋姉妹だったり) 前述の宮木あや子さんの「雨の塔」は、上流階級の訳ありの子女が「捨てられる」女子大学、「岬の大学」を描いた小説です。 高校卒業時に「使われる」(嫁に出される)ことになったクラスメイトと心中騒ぎを起こした少女が転入してくるところから始まり、学校で交流する三●グループを思わせる日本屈指の大企業「三島」の翁が可愛がる愛人の娘「三島」と、その子の付き人のようなピアニストを目指す「都岡」。 「都岡が三島の奴隷なら、三島は三島の父の奴隷」と評されていたふたりの、高校時代と、その後が垣間見える短編集。短編の主人公は、ふたりの高校のときの担任なので、直接ふたりが描かれるわけではないのですが、彼女たちが自由を手にしたことが見られてよかった。 三島が可愛い、ということは雨の塔の中でいろいろな婉曲表現でわかっていたけれど、改めて「東京で一番顔がいい」と直接書かれると、やっぱり、という気持ち、 Posted by ブクログ ベルリンは晴れているか 深緑野分 「ベルリンは晴れているか」(深緑 野分)を読んだ。 人間という生き物の際限のない愚かな行いを真正面から描く衝撃の怪作。 ヒットラー時代の幕開けから、終戦後の東をソ連、西を米・英・仏に分割統治されたベルリンを舞台に繰り広げられる物語の中で、驚くべきひとつの真実が明かされるミステリー小説でもある。 ...続きを読む 見事! 『次は誰を船頭にすればいい? 誰に舵取りを任せればいい? 誰が誰を裁き、自分たちはこれからどんな国旗を掲げればいいんだ?』(本文より) (ネタニヤフやプーチンにこの本読ませたいぞ) Posted by ブクログ ベルリンは晴れているか 深緑野分 第二次世界大戦の頃のドイツ。本編では戦後になっていたのでホッとしていたけど、幕間ではガッツリと戦中。なかなかにしんどかった。「同志少女よ敵を撃て」がソ連側の話だったので、本書と対になっていて面白い(ソ連軍の女性狙撃手の話です) 遠い国、過去の出来事をまるで自分が体験したかのように感じられ、世界が広...続きを読むがった。やっぱり読書っていいな〜 Posted by ブクログ 深緑野分のレビューをもっと見る