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“本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父を持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していく……初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー。
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「この本を盗む者は」
2025年12月26日公開
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Posted by ブクログ
本の町を代表する名家の本嫌いな女子高生が主人公。 この名家の本には呪いがかけられていて本を盗むと呪いが発動し町ごと本の世界に引き込まれてしまう。 呪いがかけられた理由は? 主人公は呪いから脱出できるのか? 読み進める内にどんどん引き込まれていくお話でした。
色んな本の中に入っていくのだけど、物語ひとつひとつが一冊読み終えた重厚感があり、自分も彼らと一緒に冒険している気持ちになる。 本を読む時には、冒険のようなハラハラワクワクする感覚を求めているからファンタジー作品大好き。 物語を愛する気持ちを忘れないようにしたい。 そして、その物語を自分だけ独占す...続きを読むるんじゃなくて、色んな人と共有しながら広めていきたい。本について話がしたい。 ファンタジー作品だと、結構子供向けというか子供しかいけない世界がたくさんあって、衣装箪笥を開けてもその先に行く資格を失ってしまった大人は、いつか物語自体楽しむ資格を剥奪されてしまうのでは?だとするとものすごく悲しいなと思っていた。 そんなことはないんだけどね。なんなら大人になってから本を読むようになったし、楽しみがわかってきた。読書のスタートには早いも遅いもないね。 それから、ファンタジー作品ほか物語を文化人類学とか民俗学的にみたり、科学とか人類の歴史とか「今生きている自分たちの世界」に絡めて学問的に考える楽しみ方を知ってしまい、そっちメインになりつつあったから最終的に「人間は愚かや…」っていう結論に至りがちだったんだけど、忘れちゃいけないよね、子ども心。。 じゃあ子ども心ってなんだっけ?、 大人になって失ったものは何かな?って考えたときに、たぶん失ったんじゃなくてむしろ多くを持ちすぎてしまったんじゃないかと考えました。 私たちは何も失ってなくて、むしろいっぱい背負っちゃってるから降ろすことを考えた方が案外解決するかもね。ただ純粋に面白いを求めて読みまくる本の虫になれるようにこれからもどんどん読むぞい。
本の町 読長町に住む主人公深冬は、本が大嫌いな高校生。物語の世界に取り込まれた町を取り戻すため、大嫌いな本を開く。ファンタジックな本の世界にのめり込んでしまいました。これもブック・カース?泥棒を捕まえなきゃ、、、
物語の世界に入り楽しませてもらった。 ところどころのユーモアも好きだった。 「話を聞いてもらえること。自分の意思を尊重しようとしてくれる人が今目の前にいるかもしれないこと」 を大切にしたいと思った言葉であった。
本嫌いの少女が、本泥棒を捕まえるビブリアファンタジー 以下、公式のあらすじ ---------------------- 「ああ、読まなければよかった! これだから本は嫌いなのに!」 書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日...続きを読む、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。 “この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる” 本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。 ---------------------- 本嫌いの深冬と不思議な少女真白のファンタジー冒険物語 さらに「御倉館」の過去にまつわるミステリ要素もある ただなぁ…… 深緑野分さんは「戦場のコックたち」「ベルリンは晴れているか」の洗礼を受けているので で歴史の一部に入り込んだかのような写実的なミステリを期待してしまっていた なので、かなりの肩透かし感がある 設定の作り込みや終盤の展開は好きだけれども 中盤のあたりは読み進めるのが大変だったかな とりあえず、読み終わって思ったのが「報連相、大事」w
村上春樹の作品のような世界観でした。 ファンタジーもあり、深冬の行動力に惚れ惚れしながら読めました。 少し描写が分かりにくい部分がありましたが面白かったです。
小学生の頃、ファンタジーを読み漁っていた時の気持ちが思い起こされた。 主人公の深冬が四苦八苦しながら物語の真相に迫っていく過程は、もどかしさを感じながらもワクワクしながら読むことができた。 主人公の祖母のキャラクターが強烈で。本好きを超えてもはや狂気。深冬が読書嫌いになってしまったのも頷ける。
私としては珍しく つっかえつっかえ 休み休み読みました。 不思議なくにのアリス 苦手だったなあ! なんて思い出しました。 不可思議な登場人物 犬になっちゃう真白 お父さんの妹のはずの ひるね 主人公の深冬のおばあさんの たまき そして一番変じゃないはずなのに 核心を握っている父親の あゆむ 有名なほ...続きを読むんのコレクターで 御蔵館を作ったのが曽祖父 おばあさんのたまき は 本がぬすまれるのにがまんができずに 呪いをかけた。 本が盗まれると 現実の世界が 父親の書いた本の世界になってしまう。 何冊も書いているので 今度はこんな物語か! となってしまう。 町の人たちみんなを巻き込んで 本の世界が繰り広げられる。 その中で 深冬は 本を盗んだ犯人を見つけ出さないといけない。 見つけ出すと やっと元の町にもどることができる。 結局 曽祖父が神社に本を200冊寄贈し それをたまきに伝えなかったために 呪いが発動した。 深冬は 家の圧力から 本を読むのが嫌いな子に育つ。 いろんなものと戦って 自分は本が嫌いじゃなかったことを 思い出す。 大好きな犬の耳をもつ真白は 深冬が小さい頃 何回も描いたイラストだった。 私って本当は こんなのが好きだったんだ! と 自分を取り戻していく。 違う世界になる回数が多く その本の内容がよくわからないため 結構疲れました。 でも げっつらばったら 読んだ本のほうが 心に残るかましれません。
単行本の時から気になっていたので読んでみた。 んんん、濃ゆいファンタジー小説でした! 舞台は読長町という、古書店や新刊書店、ブックカフェ等々溢れる本の街。 主人公は本の蒐集家御倉家に生まれた本嫌いの深冬。 おばあちゃんがかけた本の呪い、”ブックカース”から街を救うために、嫌々本と向き合います。 読長...続きを読む町がいろんな雰囲気の種類に様変わりする様子が事細かに描かれていて、色んな世界観を楽しめました。 本のことを愛している人ならワクワクするような光景が沢山出てきます。 読むのに時間がかかりましたが、こってりこってり楽しめました。
ファンタジーはそこまで好んで読まないけどこれは引き込まれた。映像が浮かぶような描写。 本好きのための本の本
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