この本を盗む者は

この本を盗む者は

902円 (税込)

4pt

“本の街”読長町に住み、書物の蒐集家を曾祖父を持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めているが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれたことで本の呪いが発動し、町は物語の世界に姿を変えてしまう。泥棒を捕まえない限り町が元に戻らないと知った深冬は、不思議な少女・真白とともにさまざまな物語の世界を冒険していく……初めて物語に没頭したときの喜びが蘇る、胸躍るファンタジー。

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この本を盗む者は のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月12日

    面白かった。
    主人公の性格、最初は可愛げないなと思うのだけど
    どうしてそうなったかが分かってくると気にならなくなる。
    長さの割に、何だか物足りなくて
    もっと読みたかったとなる物語だった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月04日

    めちゃくちゃ面白かったです。
    久しぶりに物語(SF)チックなものを読みたいと思っていて、たまたま目に入って購入しました。
    現実から離れているからこその面白さと没入感が堪らなかったです。また、本というだけでなく、人間として大事なものに少し気がつけた気がします。
    本書にもあるように、本が自分のとこにやっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月24日

    深緑さんの本を初めて読んだ。まず、この町、どこにあります?って交番で聞きたい!行ってみたい、本の町!
    お店に並ぶ食材や料理はどれも美味しそうで、焼き鳥食べたくなってきたし、本に囲まれて死ねるなら本望だと言いたくなる御倉館にも足を踏み入れてみたい!サンルームなんて憧れるじゃないか。眩しそうだけど。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年07月08日

    ずっと好き。
    ブックカースの世界、映像化したらどんな風だろと思うけど、本だからこそ表現できるとも思う。
    主役のズバズバ言うところと善性が良かった。

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    Posted by ブクログ 2024年03月11日

    ファンタジーはそこまで好んで読まないけどこれは引き込まれた。映像が浮かぶような描写。
    本好きのための本の本

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月22日

    魔術的現実主義の旗に追われる
    固ゆで玉子に閉じ込められる
    幻想と蒸気の靄に包まれる
    寂しい街に取り残される
    真実を知る羽目になる

    本を盗むと呪いが動き始める。
    へっ? あぁ そういうことか やっとわかったよ

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    Posted by ブクログ 2023年07月06日

    本が好きな人ならば、冒頭から心をわしづかみにされるだろう。面白い話が始まる予感でワクワクが止まらない。

    読長町の「御倉館」の当主である御倉嘉市。書物の蒐集家であり評論家、しかも街の名士でもあった。跡を継いだ娘のたまきは所蔵本の大量盗難を機に、父とは反対に「御倉館」を閉鎖し、膨大なコレクションを人々...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月08日

    本好きのためのファンタジィ。
    本好きなら一度は夢想するであろう、空想の物語。
    兄があゆむなのに、妹がひるねだなんて、この辺りからきな臭い。
    最終章の怒涛の謎解き説明ラッシュ。説明せずに文脈の中から読み取れる結末へ導かれた方が個人的に好みの締めだったのだが…。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月06日

    中高生が読むと面白いのかも。
    40代の私にはいまひとつ。
    漫画本にもなってるらしく
    漫画で読んだほうが面白いのかもしれないというような話でした。

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    絵本に出来そうな 冒険ファンタジー
    最初は それほど引き込まれなかったけど
    読むほどに スリル感が増してきて
    面白くなってきた!

    主人公の心の成長と
    これからの 未来も面白くなりそうな。。。
    そんな終わり方だなぁと
    ( 不思議な部分は残しつつ)

    アニメ化したら
    面白そうだし
    見てみたいと思った
    ...続きを読む

    0

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