小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな小川さんの小説がサイン入りで売られていたのでつい手に取りました。
ドラマ化もしていますがドラマはまだ見ていません。SFも描けるのか、とマルチな才能に驚嘆の思いですが、『君のクイズ』がとても良すぎて。こちらは少し辛口とさせていただきます。
下記は気になった文の引用です。
「「恥をかくことが、どうしてデメリットなのかわからない」(略)「『恥』なんていう感情は、地球に置いてきたよ」」
「前へ進みたいなら、後ろに何かを捨てる。それだけ。」
「自分が送ったメッセージが、光の速さでゆっくりと火星へ飛んでいく様子を想像した。光は遅すぎるーー僕はそんなことを考える。」
「俺はそのことに反対しなかっ -
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Posted by ブクログ
読みやすいしそれなりに面白い、というのは良かったが、SFとしてはあまりワクワクしない。個人的には好きなSFではなかった。
「火星の女王」というタイトルだと、どうしてもアンディ・ウィアーの傑作「火星の人」を想起してしまうが、比べるまでもなく。。という感じ。
何となく凄そうで、将来役に立ちそうな気もするが、具体的に何が凄いのかよく分からないし、現代科学の進捗状況ではあまり役に立たない「スピラミン」の発見が火星と地球をゾワゾワさせる、というお話自体は小川さんらしいなと思ったが、ちょっと地味過ぎとも思った。
片道5分のコミュニケーションによる分断、というテーマも地味だが面白くはある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレクイズ番組を題材にした小説。
問題文が読まれる前に早押しボタンを押し、回答してしまう。ゼロ文字押しで優勝した主人公の対戦相手。
なぜ回答できたのか。ゼロ文字押しの真相は。
主人公視点で謎に迫るミステリー。
個人的には正直そこまで引き込まれなかった。
クイズのテクニックや、クイズ業界について知ることはできたが、真相についてはそんなものかという印象だった。
テレビ番組において、クイズは人気コンテンツの一つと聞いていたので期待していたのだが。
クイズを作成するプロヂューサーの意図や傾向、出題するアナウンサーの口の形が決め手となりゼロ文字押しに至った。
その話題性を利用して、対戦相手はSNSでの -
Posted by ブクログ
ちょっと前の話題本。
気づかなかったけど、この作家さんの小説を読むのは『君のクイズ』に続き2作目だった。
『君のクイズ』は読み物としてとても面白かったけれど、この本は…なんと説明すれば良いのか…。
プロローグを読んだ時、
あれ?これエッセイ?というか私小説なのかな?
と感じた。でも『小説家の鏡』あたりで、
あれ?これは私小説風の小説なのかな?
まぁ、小川さんという人はたくさんいるしね。
可能世界のなんちゃらってヤツかな?
とそれ以降小説として楽しんでいたら、最後の『受賞エッセイ』で、
あれれ??やっぱり私小説なの?
と、なんだか勝手に翻弄されて疲れた。
内容はそれぞれ面白いんだけど、実話