小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

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    SFに寄りすぎない設定が私には丁度よく人間味溢れる国家間ドラマのような感覚で読みました。争いの火種が絶えない現実世界と重なったりもして···。面と向かって対話するって大事だよね。芯のある女性が多く登場してるのも印象的(特にマルが好き)。


    〈心に残った言葉〉
    ”単に、たかだか惑星間の揉めごとなんかよりも、科学的な探究を優先すべきだと思っている。(中略)
    『エネルギー』はたしかに魅力的だが、エネルギーはエネルギーに過ぎない”

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    2026年01月06日
  • 火星の女王

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    今までいくつか読んだ小川哲さん、どれも面白かったんだけど、これは私の集中力の問題なのか、なぜかあまりハマれなかった…
    地球からの独立戦争を描いた「月は無慈悲な夜の女王」をなんとなく思い出したんだけど、比べたらかなり穏やかな展開。
    キャラクターの会話とかは小川さんぽさがあって面白いけど、SFとして期待してしまうものよりは、起きてる事件のスケールが小さいからちょっと物足りなかったのかも…
    NHKのドラマはまだ見てないので見てみようかな…

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    2026年01月06日
  • 火星の女王

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    火星に移住した人々と地球にいる人たち、複数人の視点から進むSF物語

    もともとカタカナ名に弱く、だれが誰かわからなくなるのですが、こちらは比較的読みやすかったです。
    スピーディーで個性もありおもしろかったのですが、タイトル的に「火星の人」と比べてしまい、そこまでの読みごたえはなかったので星3つです

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    2026年01月04日
  • 火星の女王

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    火星に住むことが可能になった世界で新たに発見された物質をきっかけに、地球と火星間という距離が生む弊害を人間の相互理解問題と共に打破する
    SF系というのも相まって読みづらい部分もあったけど展開が早く人情は読み取りやすかった
    雰囲気が海外ドラマ味があるのも良かった

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    2026年01月04日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    君と僕の、小規模なスラムドックミリオネア

    OTPPとPPAPについての話


    ◯読みやすい文章と読みやすい展開
    他作品も読みたくなる

    ◯展開
    絶対的な難題からの、丁寧な謎解き展開

    ◯クイズについての考察解説
    出題と早押。についてのアレコレ。
    頭の中で居合のような読み合い

    ◯敵役の一文字押し
    ちょいダサの専門用語?必殺技?

    ◯クイズで人生を肯定。証を見せ合う。
    (でも、スラムドックのがおもろい。)



    ●スラムドックのがおもろい

    ●最大の謎が流石に淡白すぎる
    謎に重きを置きすぎ?
    納得はいくけども、、、
    予告の仕方が良くない説?

    ●物量が半端?
    2人の人生が流石に浅すぎる?
    エピ

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    2026年01月04日
  • 地図と拳 上

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    時々無性に満州を舞台にした作品が読みたくなる。そして毎回登場人物の多さと複雑な政治関係理解のためにいろいろ他にも読んで、そして忘れる…。

    船戸与一の満州国演義のボリュームがあまりにも凄かったので、そちらと比較すると割とスムーズに読み進めることができた。毎回思う。戦争はしてはいけない。

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    2026年01月03日
  • 火星の女王

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    小川哲さんの小説は私には難しくて読みにくいと毎回感じているのに、「壮大な人間ドラマ」というコピーを見て読んでみた。
    結果、やっぱり難しかった!そして、SFはあまり好きじゃないってことも再確認。

    環境が比較的似ていて、地球に近い火星。
    でも、色々な意味でやっぱり遠いわ。
    地球外生命体の描き方がリアルで、こんな世界が宇宙のどこかに本当に存在するのかもと想像しながら読んだ。
    イーロンマスク氏の火星移住計画の話も思い出したけど、私はやっぱり宇宙には行きたくないなと。
    SFを読んでいつも気付くのは、宇宙への憧れよりも怖さが先立ってしまうということ。
    宇宙好きの人はより楽しめる小説なのかも。

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    2026年01月03日
  • 火星の女王

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    「光は遅すぎる」というフレーズに浪漫を感じた。
    人類が宇宙に出ない限り抱かない発想。

    もし人類が火星進出したら?の描写がリアルで未来への想像が膨らむ(火星移住のメリット無さそうだが)。

    スピラニンは量子もつれみたいなイメージ?
    もう少し先の話も読んでみたい。

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    2026年01月04日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    対戦相手本庄は、クイズの大会をちゃんと「クイズ番組」とみていて、それはつまり純粋な競技ではなく、しいていうなら「ビジネス」と、主人公の三島はいった。

    ビジネスの構造の中で、翻弄されず、その構造を理解した上で、逆手にとって、利用して、誰も知り得ない、教えてくれない、自分だけの道を作り上げ、活躍する次の舞台を整えた、そういう生き方をしていた本庄という生き方がわかったとき、私は拍手をした(心で)

    ビジネスとして利用してくる側の構造を見抜き、自分の踏み台に逆に利用してやる。この強さと自立心と頭の良さと、計算高さ。ここにカタルシスを得た。

    だって最近わたしは、仕事やビジネスの構造にうんざりしていた

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    2026年01月01日
  • 君のクイズ

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    クイズ番組がテーマなのが新鮮だった。ゼロ文字押しの真相は思ったよりあっさりしていて拍子抜けだった。かなりの労力を費やして謎を追っていた三島が可哀想。
    答えの導き方や早押しのテクニックなど競技クイズの世界を知ることができたのは面白かった。

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    2025年12月31日
  • 君のクイズ

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    クイズ番組が舞台となり競技クイズそのものを掘り下げるストーリーが珍しく、また、誰もが好きな謎解きで夢中に読ませてくれました。意外性はやや弱かったように思います。

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    2025年12月31日
  • 火星の女王

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    地球から火星への移住者が多くいる100年後の世界が舞台。

    あることがきっかけで、地球外知的生命の探求のために人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、とある重大な発見をする。いっぽう火星生まれの盲目の少女、リリ-E1102は、地球へに観光を夢みて遠心型人工重力施設に通っていたが…。

    発売と同時期にテレビドラマ化された作品。ドラマは見ずに小説から。

    100年後、火星に人類が住み始めているけど、結局のところ、地球にする人たちの手を借りずには生きていけない。それでも、火星を愛し住み続ける人たちがいる。

    実際には、100年後の未来はどうなっているのだろう。

    小川さんの作品って、

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    2025年12月30日
  • 君のクイズ

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    テレビやYouTubeで観るクイズの達人たちはそういう思考でやってるんだというのが、分かって今後のクイズを見る視点が少し変わった。
    クイズ小説だけど、「出題者のことを考える」=『相手のことを考える』というのはいろんな場面でも大事な事だと改めて思いなおした物語でした

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    2025年12月29日
  • 君のクイズ

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    巻末の解説によるとクイズ界の描写はかなりのリアリティがあるそうなので、そうであるならば物語の真相そのものやそこに至る推理?はとてもよく作り込まれていると思った。本庄の真意は若干拍子抜け感もあったが、よくよく考えれば人間心理としてはあり得るものだし、拍子抜け感あってこその本書のタイトルだと考えるとこれもまた作り込まれている点の一つなのかもと自分で勝手に納得。

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    2025年12月28日
  • 地図と拳 下

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    満州を舞台に時代は第二次世界大戦、そして終戦へと移り変わっていく。やはりこの作者は小説が非常に上手く、感傷的になりすぎず、さりとて倫理との距離を見誤ることなく、悲惨な戦争の実態とともに物語は進んでいく。戦争による破壊と対になる都市と建築がテーマであるのもバランス感覚に優れており、気候を読み建築の才のある明男は本作における主人公と言っても過言ではないだろう。また端々で暗躍する細川も魅力的であり、それ故に前回と書いたが時代のうねりが巨大すぎてそれに翻弄されるがあまり「個」としての人生やエピソードを見出すことができず、端折られているような感覚になったのは非常にもったいない気もする。史実のインパクトに

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    2025年12月27日
  • 地図と拳 上

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    日露戦争直前の、各国の思惑が入り乱れる満州という土地で繰り広げられる群像劇。激動の日本史という史実を舞台に架空の物語を挟み込む手法が非常に上手く、空想歴史巨編と言っても過言ではない圧倒的なリアリティとドラマ性を誇っている。どちらかといえば歴史ドラマ的な側面が強く、群像劇視点であるため明確な主人公がおらず、年月の経過による一個人の風貌や心境の変化を掴みにくい点にあり、ガラリと変わる政治情勢が見どころであり、良くも悪くもそれが持ち味なせいかそれに翻弄されっぱなしである。個人のドラマではなく、歴史の大きなうねりを通して浮かび上がる個人の生き様といったほうが正確なのかもしれない。

    あと、これは難点の

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    2025年12月27日
  • 火星の女王

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    小川哲氏の新刊ということで、手に取る。
    100年後の未来、火星に定住できるようになった社会が描かれる。
    地球と火星の距離、それによって生じる情報伝達の時間が物語のキーになる。
    地球人と火星人、新たなイノベーションの発見、未知との出会い、まだ来ていない未来だが、現実のように描かれているのはさすが。
    ただ、物語の量に対して、登場人物が多く、若干混乱した。
    地図と拳は大丈夫だったのに、なぜだろう?

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    2025年12月26日
  • 火星の女王

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    現在NHKでドラマ化されて3回で完結となっている。
    2話まで見終わったが、最終話を見るまでに本を読んでみた。
    多少の違いはあるものの上手くTV化されてる方だろうと感じた。

    しかし地球と火星という遠く離れたふたつの星を巡る壮大な話のため、細かく読み砕いて理解するまでに時間を要した。

    地球外知的生命の探求のために火星にやってきた生物学者リキ・カワナベが、スピラミンという物質の結晶構造の変化の発見と、火星生まれのリリ-E1102が火星の女王と言われるまでのことを中心に描かれている。

    自分のなかでは未知の世界すぎて想像を超えた内容だったことを強く感じた。

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    2025年12月26日
  • GOAT

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    新しい文芸誌
    表紙可愛い。
    キャラクター(表紙の子)可愛い
    毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
    紙の本の価値について熟考されている。
    紙という素材にもこだわっている
    識字困難な人も読める対応をとっている
    ジャンル多彩
    投稿作家多彩

    等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。

    値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。

    とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分

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    2025年12月26日
  • 火星の女王

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    2025年。
    SF作家なんだね、デビューもSFの賞とってるし。「地図と拳」や「君のクイズ」を読んでいたので意外。
    地球から火星に移り住むことができる時代。ただし、火星は太陽から遠く、地表には住めない。地下に住む。地下に深いほどよいらしい。イブの息子たちで地下に住む世界あったなー。
    SFというかファンタジーが伊坂ぽい。楽しんで読んだが、結末がなんだかw

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    2026年01月08日