ゲームの王国 下
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ゲームの王国 下

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

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「君を殺す」――復讐の誓いと訣別から半世紀。政治家となったソリヤは、理想とする〈ゲームの王国〉を実現すべく最高権力を目指す。一方のムイタックは渇望を遂げるため、脳波を用いたゲーム《チャンドゥク》の開発を進めていた。過去の物語に呪縛されながら、光ある未来を乞い願って彷徨うソリヤとムイタックがゲームの終わりに手にしたものとは……。 第38回日本SF大賞&第31回山本周五郎賞受賞作品

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1~2件目 / 2件
  • ゲームの王国 上
    1,210円 (税込)
    サロト・サル――後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子、ソリヤ。貧村ロベーブレソンに生まれた、天賦の「識(ヴィンニャン)」を持つ神童のムイタック。運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1975年のカンボジア、バタンバンで邂逅した。秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺――百万人以上の生命を奪い去ったあらゆる不条理の物語は、少女と少年を見つめながら粛々と進行する……まるでゲームのように。
  • ゲームの王国 下
    1,210円 (税込)
    「君を殺す」――復讐の誓いと訣別から半世紀。政治家となったソリヤは、理想とする〈ゲームの王国〉を実現すべく最高権力を目指す。一方のムイタックは渇望を遂げるため、脳波を用いたゲーム《チャンドゥク》の開発を進めていた。過去の物語に呪縛されながら、光ある未来を乞い願って彷徨うソリヤとムイタックがゲームの終わりに手にしたものとは……。 第38回日本SF大賞&第31回山本周五郎賞受賞作品

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ゲームの王国 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2回目聴き終わった。むかーし読んだ吉里吉里人とどことなく印象が被る。百年の孤独みもある。あとがき含めて人生ベスト級に好き

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。

    上から時間が経って、20年後の話だった。
    上から、ポルポトをソリヤとムイタックが協力して打倒する話になるかと思っていたが、意外な内容だった。読み始めて、半分までは、人が切り替わるごとに内容がとびとびになる感じで、ついていくのに苦労することもあったが、物語終盤になるにつれて、それが一つに集結していく感じが、上と同様で気持ち良くて、面白くなっていった。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    下巻は変人キャラクターたちのクセがますます強くなっていた。
    本人たちは至って真面目なのがまた良い。

    ​私の中で完全に主役を食ってしまってたのが、ヘモグロビン先生。
    あまりに好き過ぎて、該当シーンだけ5回も聴き直してしまった。沈んでいた気持ちまで一気に元気になった。
    一度でいいから私もヘモグロビン先生に診察してもらいたい。予約でいっぱいなのは、多分私みたいな患者がいるからだろう。
    もはやヘモグロビン先生に会うために下巻を読んだ気さえしてきた。

    普通の小説だと「この先どうなるんだろう」というハラハラ感で読みたくなるけど、個人的に小川さんの作品は少し違う。
    ストーリー展開や結末そのものよりも、次から次へと溢れ出てくるユニークな思考に脳が刺激されて、ワクワクする。
    下巻の方がそれがより強くて、とにかく楽しかった。

    人間の記憶って不思議。
    たぶん私の脳は、この作品の内容を忘れても、ヘモグロビン先生のことは絶対に忘れない。
    Audibleにて。

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    自分が今まで読んできた作品はある程度起承転結に沿って書かれてた。無駄に思えるような描写は多少あるにしても、全体通して見れば「結」に向かうような流れが存在していて、次の展開をイメージしやすかった。

    この作品はごっちゃごちゃ。結はもちろんあるにしても、時間軸、場面、キャラクター、幾度となくかき回されたし、「これいらなかったのでは?」という描写も多々。
    『言語化するための小説思考』に感銘を受けた身からすると、回収されない伏線が多くて腑に落ちない。

    けどあとがきで

    > ひとつだけ言えるのは「今の自分には書けない」ということです。本書の節々に、まだアマチュアだった僕が、暗闇の中で何かを見つけようと格闘した痕跡が残っていました。

    納得した。そして、

    > その格闘は、登場人物たちや物語の力を借り、時として僕の実力を超えた次元に到達していました。そういった意味で、本書にはかけがえのない価値があります。

    万人受けはしないが、「時として」特定の誰かにはブッ刺さる、そんな作品でした。

    映像化不可能でこの小説を読むことでしか味わえない体験ができたという喜びと同時に、「書きたい」という意思だけでカンボジアについてめちゃくちゃ調べきったある種の狂気を感じた。
    小川さんに対して畏敬の念が高まった。

    0
    2026年06月07日

    Posted by ブクログ

    思考力と感受性は両立できるんだなと驚かされた作品。小川哲の文章には新しい価値観をインストールしてくれる力がある。複雑な物事を単純化せず複雑な状態のまま理解させてくれる魔法のような文章。

    0
    2026年03月25日

    Posted by ブクログ

    長年、今まで読んだ中で1番面白かった本はコニーウィルスの航路と言い続けてきたが、ゲームの王国は、航路を読んだ時のようなインパクトがあった(航路に似ている部分もある気がする)
    若い頃に読んでいたら人生観が変わっていたと思う
    本当に素晴らしい小説でした

    0
    2026年03月15日

    Posted by ブクログ

    ようやく上巻の複雑に交錯する登場人物らと舞台設定に慣れたと思ったら、物語は突然のリセット(半世紀の時が流れる)。
    アルンとリアスメイに世代交代、ムイタックとソリアの神話(ゲーム)はようやく幕を下ろした。
    本書の雰囲気や読後感はマルケスの『百年の孤独』っぽい。
    先に『地図と拳』を読んでいたが、本書のほうが好み。

    0
    2025年05月25日

    購入済み

    あとがきまで全部読んだ唯一の本

    すばらしい

    0
    2021年01月10日

    Posted by ブクログ

    下巻でいきなり時代が飛ぶのがうまいと思う。途中日本人の新キャラが出てくるのだが,本筋と絡んでいないような気がして,必然性が疑問。読み取れてないだけかもしれない。
    登場人物ごとに語り手の視点を切り替える構成は読みづらい部分もあるが,この作品には最適だったのではないだろうか。人称問題に対する高度に技巧的な回答のひとつかと。
    小川哲は硬質な文体と舞台設定の緻密さが特徴のような気がする。技術的には相当高度なのだが,万人受けはしないのだろうなとは思う。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    読みごたえあり。上巻に比べて下巻は各人の目的がわかりづらくなる分没頭しづらいところはあった。ゲームのおもしろさとカンボジアという知っているけど知らない国への興味両方でおしろかった。

    0
    2026年08月14日

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