【感想・ネタバレ】火星の女王のレビュー

あらすじ

NHKドラマ化原作、火星と地球をめぐる壮大なヒューマンドラマ

地球外知的生命の探求のために人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、とある重大な発見をする。いっぽう火星生まれの少女、リリ-E1102は、地球へに観光を夢みて遠心型人工重力施設に通っていた。様々な人の想いが交錯する人間ドラマ。

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Posted by ブクログ

なんて私好みな小説。SF特有の難解なところもほとんどなく、人間ドラマが主軸だった。

火星で暮らす人は地球から支援物資をもらって生活しているが、地球は旨味の無くなった火星から手を引こうとしているという両者(両星)の関係性がまず面白い。圧倒的に地球の方が有利で、火星は従うしかないのではないかと思いきや、火星も新たな物質を切り札に地球から独立しようとしているので、両者間の緊張は段々高まっていく。
物語は火星の研究者、火星の自治警察の捜査員、火星から地球へ旅行する学生、地球のISDAに在籍する職員の4人の視点が入れ替わり、物語が進んでいく。どの人物も好感が持てるし、皆、地球と火星が対立することなんて望んでいないのに対し、知らず知らずに巻き込まれていくところが面白く、夢中で読んだ。

地球と火星という星規模での諍いに比べたら、地球内部の国同士で争ってるのが馬鹿馬鹿しくなってくる。
しかし、自分の住んでいる星、国がより豊かになるようにと願う気持ちは共感できる。そのために、他が衰退してもいいのかと問われると、難しい。
皆が、自分の思い描く豊かさを手に入れられれば良いのだが。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

火星にも人生はある。

火星人は、ほんとうにいるのだろうか…?

火星移住は、近未来で起こりうる?
・実際、地球火星間のやり取りには10分程度のラグが生じる。
・火星の重力は地球の3分の1
 (地球は、「酔って転んだだけで三倍の重力で死ぬかもしれない星」)

SF小説ではあるものの、SFの世界観に慣れていない人でも読みやすい作品◎

本作は、NHK放送100年記念ドラマの原作とのこと。

ドラマを初回放送で見るのを失念してしまったので、本日の再放送を録画してみようと思う!

映像も楽しみなので、ドラマを観るのがワクワクしています。
是非おすすめの1冊です!

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2025年12月16日

Posted by ブクログ

うわー!
とんでもねー!!

これね、わい思うにね
「光遅くね?」ってところからスタートしてると思うんよ

あ、あらかじめ言っておくけど、実際に正しいかどうかは割とどうでもいいの
わいがそう思った時点でそれでいいの

とにかく「光遅くね?」ってところからスタートした物語だと思うのよ
凄くね?
もうちょっと悔しいわw
だってどうしたってわいみたいな凡人にはそんな発想出てこないもん

だってこの宇宙で光が一番早いのよ
物理学的にそれ以上は不可能なのよ
光の速さは約30万km/秒で地球から火星まで180〜1,300秒なのよ(地球と火星の距離は一定ではないので幅がある)

光と言えばとんでもなく速いものというところから離れられないわいたちを軽々と置きざりにして「光おっそ」とか言っちゃうのよ

地球と火星くらいタイムラグなしで通信せい!っていうねw

でもって「量子もつれ」をアイテム化したような物質も登場させて、光を超える可能性みたいなんも匂わせたりする小技も憎いのよ

実際には「量子もつれ」って別に光速こえるわけ違うんだけど、そんな細かい話はいいわね

とにかくさ、この「光遅くね?」っていう発想が頭の中に生まれてる時点で、もう★5なのよ

うん、すごい

すごいんだってば!!

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2025年12月03日

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最近、ドラマ化されたという話題もあったこと、これまでSFをあまり読んでなかったこともあって、新年の1発目として本作を手に取りました。火星へのテラフォーミングが起きた世界での出来事という設定とその展開にとても引き込まれました。

本作は、火星への移住環境が整い、火星で暮らすことが出来るようになった世界でのお話。地球外生命体の発見に精を燃やす研究者がある日、火星由来の物質に不自然な変化を感じとる。その物質の変化を生命の兆しと捉えた火星住民が、火星に生命がいると伝えてしまい、騒動が起こるというストーリー。

未知の生物の発見から政治が動き出し、騒動が引き起こされるドタバタな展開で、とてもスピード感があって読んでてとても面白い作品だったと思います。私も企業で研究を行っているものとして、結果の解釈が政治家やビジネスが絡むと誇大されてしまうことも何となく感じており、本作に非常に共感できる点があったかなと思います。

全体として、機体の名前や登場人物名がカタカナであったことや、ある登場人物の主観が混ざったこともあって、少し名前の把握には苦労したかなという印象ですが、内容はとても面白かったと思います。こういうSFはロマンがあって男の子には刺さるのかなと思いました。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

すごく面白かったです。
人類が火星に移住するようになった世界を舞台にしたSF小説です。
夢がある設定ですが、植物が育たなかったり採掘できるレアメタルの価値が下がったり、結局火星移住は上手くいかない状況が世知辛い…。でも、上手くいっていない感じがとてもリアルで、まぁそうなるよね…って感じがします。
星で暮らす科学者のリキ・カワナベ、盲目の少女リリ-E1102、副業で警察の仕事をするマル、地球にいるISDAの職員白石アオトの話が交互に語られる構成です。
小川さんの小説って、論理の明解さがとても気持ち良い。情報が過不足なく入ってきてストレスがないのです。
ドラマ化を前提として描かれているからか、とても分かりやすい話でした。そして、ハッピーエンドで平和に終わる。普段の小川さんだったら、多分もうちょっと捻った結末にしていたんだろうなぁと思いますが、すごく良かったです。ドラマも見てみたいと思いました。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

映像が先か原作が先か問題は、常にあるのだが、基本的に原作を先に読んで、どう映像化されたか見るのが好きだ。
でも、何でもかんでも先に読んでるわけでもなく、しかも、今回みたいに同時に原作とドラマが出現するととっても困る!しかも、積読本にも囲まれてるわけだし。

でも、どうしても先に読みたくなって読んでみましたが,面白かったです。半分くらい読んだところで第1回のドラマ90分を見たけど、ずいぶん設定が違うのに驚き。でもそれもまた新鮮な感じ。ドラマは出演者が多国籍だし、各国語で話しても互いの言葉が通じるシステムが可視化されて楽しめました。
その上で続きを読むと、原作もイメージしやくすくて、このやり方は良かったと思う。

小川哲の理系的な発想が炸裂してて、楽しめました。
(とっても新しい感じがしたけど、それは私が他のSF作品をよく知らないせいなのかもしれない。)

で、スピラミンって結局なんなのでしょう?

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2025年12月28日

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そう遠くない未来に起こりそうな、現実味のあるストーリーでした。淡々としているけれど最後まで引き込まれてとても良かった。お互いがお互いを尊重して共存する、現実もそんな未来であってほしい。

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2025年12月24日

Posted by ブクログ

「火星の女王」(小川 哲)を読んだ。

やっ、これは面白いなぁ。
グイグイ読んでしまうじゃないか。
主要登場人物の全部を好きになりそう。
特に『マル』と『ミト』のコンビがいい。

この言葉が一番印象的で、かつ作品のキモでもある。

『残念ながら、光は遅すぎる。』(本文より)

小川晢氏の作品を読むのはこれが五冊目。
この方の引出しの多さに舌を巻くのである。

まあSF好きならこれを思わない人は居なかろう。
「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A. ハインライン : 矢野徹 訳)を。

(2025年12月21日)

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2025年12月21日

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壮大なテーマで、部分的に面白い要素が散らばっているのに、全体像が中々掴めず読み難かった。作者が思い浮かべながら書いた光景と、私が読みながら想像する光景が大きく乖離しているのだろうなというもどかしさが消えなかった。火星の居住地の簡単な図や、地球−火星間のやりとり、登場人物の役職がメモとしてあるともっと読みやすかったのではないかと思う。
火星移住計画のその後は想像もつかないが、独創的で考え抜かれた展開についていくのが面白かった。宇宙SFの醍醐味だと感じている異星物質に関して、「光が遅すぎる」という印象的な言葉と共に示された使い道にとても興味が湧いた。終始、スケールの大きさと発想力と統合力に圧倒された。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

SFは設定を飲み込むまでのモヤモヤ感をどう処理出来るかが肝な気がしている。
耳慣れない単語を次々と投入してきて、軽い混乱の最中でめくるめく非現実的な世界観に引き込むやつもあれば、特殊な状況に焦点を当ててその興味深さでその他の不透明な状況はさておきぐっと心を掴んでくるやつもある。
『書架の探偵』なんかが前者で『魂に秩序を』なんかが後者。
自分的には後者の方が好みなのだが、本書はどちらかと言うと前者。

何やらドローンを使って火星での採掘作業をしている模様だが、機器の名称やら地質学的(?)な単語やら、あまり脳内可視化できない近未来的作業情景やらで面食らう。
ましてや章が変わり、視点人物ががらっと変わる。
そりゃ全部一々説明するのは野暮なもんだが苦手な畳み掛け方。
が、それでもなぜか面白い。
そこはさすがの小川哲さん。

一部の人々による火星移住が実現した未来だが、その資金問題により撤退が進められようとしている世情の中、火星での新発見がその動向に波紋を投げかけるという話。
細かい単語が上滑りしていくながらにその筋書きが見えてくる物語としての面白さがあった。

けれども、全体的にみると多分もっと書き込めるんじゃないかなぁと思ってしまった。
「だからなんだ」の思いとか誘拐事件の顛末とか、いさぎよすぎるほどするっと過ぎて行き、振り返らない。
結構こういう物語の象徴って、ことあるごとに楔打ち込まれて印象付けられるものだが、それがあまりない。
この感覚は『地図と拳』でも感じたが、あちらは全体の長大さと積み上げがあって絵巻感が出ていたが、こちらは自分的にはもう一声欲しいというのが正直な感想。

むしろ?の残る『スメラミシング』や『君が手にするはずだった黄金について』みたいな短編集のほうがそういうもんだと諦めがついてそういう欲求不満は生まれなかった不思議。

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2025年12月20日

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火星入植が実現した約100年後を舞台にしたSF。火星入植は資源採掘のコスト増などから当初の目論見から上手くいっておらず地球は火星からの撤退を検討し始めている。そんな中、火星で生命体の疑いがある物質が見つかり火星は地球からの独立に動き始める。

野心的な起業家の権謀術数やプロパガンダ、科学技術の軍事利用などを乗り越え、火星が地球との友好的な独立を果たすまでの物語。

きな臭い最近の日中関係や国際情勢を見ていると平和の尊さを実感するし、火星の女王たちが進めたような技術の平和利用や理性による危機の克服は大切にしたいなと思う。

設定も展開も面白いのだけど、設定が出揃ったあとの後半のストーリー展開がもう少し厚くても良かったなと思う。

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2025年12月11日

Posted by ブクログ

予想通りに面白かった。小川哲作品に期待するなんじゃこりゃー的な興奮はなかったけれど、ドラマの原作だから仕方がない。実写化が楽しみ。
私の中でマディソンはイーロン・マスクを思い浮かべながら読んでたんだけど、だんだんいい味のキャラになってて、イーロンにもそれが伝染しそうになってしまった。危ない、危ない
人が連帯して何かを変えようとする時、重要なのはやっぱ物語(ナラティブ)なんだよなぁと再確認。
個人的には、今から100年先の地球の自然環境をもう少し具体的に描いてほしかった。火星に移住するには地球で暮らすことへの限界があったのだろうし、100年後に温暖化によって自然環境はだいぶ様変わりしているはず。平野啓一郎の「本心」で描かれている近未来はだいぶリアルだったから、そういう描写があると、みんなもう少し今の状況に危機感を持ってくれるんじゃないかと期待してしまうのです。

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2025年12月08日

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NHKドラマ版の予習に。
タイトルからしてそうだが、ストーリーも僕が一番好きな小説『月は無慈悲な夜の女王』にモロに影響を受けている。
それよりはヒューマンドラマ寄りの内容とはいえ、搾取される異星植民地と母星地球との軋轢、というハードにSFチックな設定は元のまま。
正直に言って、NHKの年末特番にこれを採用したこと自体がかなり驚きだ(もちろんいい意味で)。

もっとも、一晩で読み終えられる手軽さの代償に、少々駆け足だった感は否めない。
サスペンスの度合いも、ややご都合主義めいた終盤の展開も、読んで数日経つと、やはり『月は無慈悲な〜』には及ばないと思わされる。
ドラマ版はそれなりに違った物語らしく、かつ90分×3回の大型企画。見応えのある物語を期待したい。イーロン・マスクじみた胡散臭いCEOが、どんな風に演じられるのか楽しみだ。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 直木賞作家が描く早川書房創立80周年記念作品である。さらにNHKの放送100年特集ドラマの原作となっている(2025年12月放送予定)。読んだ印象としては、ドラマ化を前提に書かれたような作品と感じた。また、オーソドックスな「火星もの」として読むことができた。

 ただタイトルからしてそうなのだが、ハインラインの<月は無慈悲な夜の女王>を想起した。「月対地球」と「火星対地球」の独立騒動。そして武力衝突(本作では限定的)と来る。

 本作では。火星と地球との距離に起因する対面での交渉や会議の「間延び」が問題となっており、ここが物語のミソと言えるだろう。

 ちなみに<月は無慈悲な夜の女王>は、<機動戦士ガンダム>のベースというかヒントになってる。モビルスーツは、<宇宙の戦士>のパワードスーツが元になっているけど。

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2025年12月02日

Posted by ブクログ

火星に移住した人々と地球にいる人たち、複数人の視点から進むSF物語

もともとカタカナ名に弱く、だれが誰かわからなくなるのですが、こちらは比較的読みやすかったです。
スピーディーで個性もありおもしろかったのですが、タイトル的に「火星の人」と比べてしまい、そこまでの読みごたえはなかったので星3つです

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2026年01月04日

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火星に住むことが可能になった世界で新たに発見された物質をきっかけに、地球と火星間という距離が生む弊害を人間の相互理解問題と共に打破する
SF系というのも相まって読みづらい部分もあったけど展開が早く人情は読み取りやすかった
雰囲気が海外ドラマ味があるのも良かった

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

小川哲さんの小説は私には難しくて読みにくいと毎回感じているのに、「壮大な人間ドラマ」というコピーを見て読んでみた。
結果、やっぱり難しかった!そして、SFはあまり好きじゃないってことも再確認。

環境が比較的似ていて、地球に近い火星。
でも、色々な意味でやっぱり遠いわ。
地球外生命体の描き方がリアルで、こんな世界が宇宙のどこかに本当に存在するのかもと想像しながら読んだ。
イーロンマスク氏の火星移住計画の話も思い出したけど、私はやっぱり宇宙には行きたくないなと。
SFを読んでいつも気付くのは、宇宙への憧れよりも怖さが先立ってしまうということ。
宇宙好きの人はより楽しめる小説なのかも。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

「光は遅すぎる」というフレーズに浪漫を感じた。
人類が宇宙に出ない限り抱かない発想。

もし人類が火星進出したら?の描写がリアルで未来への想像が膨らむ(火星移住のメリット無さそうだが)。

スピラニンは量子もつれみたいなイメージ?
もう少し先の話も読んでみたい。

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2026年01月04日

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地球から火星への移住者が多くいる100年後の世界が舞台。

あることがきっかけで、地球外知的生命の探求のために人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、とある重大な発見をする。いっぽう火星生まれの盲目の少女、リリ-E1102は、地球へに観光を夢みて遠心型人工重力施設に通っていたが…。

発売と同時期にテレビドラマ化された作品。ドラマは見ずに小説から。

100年後、火星に人類が住み始めているけど、結局のところ、地球にする人たちの手を借りずには生きていけない。それでも、火星を愛し住み続ける人たちがいる。

実際には、100年後の未来はどうなっているのだろう。

小川さんの作品って、難しいけど、気になってついつい読んでしまう。そして、やっぱり難しいなぁと思ってしまう。今回も大まかな話の流れはわかったけど、とにかく難しい言葉がたくさん。人の名前も年齢も男性か女性か、何歳くらいなのかも分かりづらく最後の方になり、ようやく理解。

最後の最後まで〝スピラミン〟については、よくわからない物質だった。

でも、SF小説や小川さんの作品が好きな人には好みの作品なのかも。

今作が今年最後のレビュー。今年は多くブグ友さんとフォロワーになり、多くのブグ友さんにフォローしていただき、昨年以上の作品を読むことができて大満足の1年でした。

来年は本に関する新たなことにも挑戦!今からワクワク、ドキドキです。

みなさま、良いお年をお迎えください!

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2025年12月30日

Posted by ブクログ

小川哲氏の新刊ということで、手に取る。
100年後の未来、火星に定住できるようになった社会が描かれる。
地球と火星の距離、それによって生じる情報伝達の時間が物語のキーになる。
地球人と火星人、新たなイノベーションの発見、未知との出会い、まだ来ていない未来だが、現実のように描かれているのはさすが。
だ、物語の量に対して、登場人物が多く、若干混乱した。
地図と拳は大丈夫だったのに、なぜだろう?

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

現在NHKでドラマ化されて3回で完結となっている。
2話まで見終わったが、最終話を見るまでに本を読んでみた。
多少の違いはあるものの上手くTV化されてる方だろうと感じた。

しかし地球と火星という遠く離れたふたつの星を巡る壮大な話のため、細かく読み砕いて理解するまでに時間を要した。

地球外知的生命の探求のために火星にやってきた生物学者リキ・カワナベが、スピラミンという物質の結晶構造の変化の発見と、火星生まれのリリ-E1102が火星の女王と言われるまでのことを中心に描かれている。

自分のなかでは未知の世界すぎて想像を超えた内容だったことを強く感じた。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

#火星の女王
#小川哲

#NHKスペシャルドラマ の原作。ドラマは1話だけ見たけど、本作と設定がかなり違う。ポテトとチップは本名だし、あの発見の性質も。ドラマの方は登場人物も多いし、多言語の世界観も上手く出ている。それぞれ別物として楽しむとよさそう。

#読書好きな人と繋がりたい

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

何十年か後にこんな世界がありうるんだろうか。
あまりに淡々と進む話に、リアルみが増して、普通に読んでしまいましたw
小川さん、こういう話も書かれるのね。

地球側の傲慢な態度、あるあるですよね。
上下をつけて支配したがる?みたいな。
火星の暫定政府側が圧倒的に大人だった!
素晴らしい⭐︎

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2025年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地球が資源を求めて火星に人をいっぱい送ってコロニーも13個ぐらいも作ったけど、あんまり成果を得られずに地球に撤退しようとしている世界。

スピラリンというありふれすぎたレアメタルのハズレが、3種類の構造がある事はわかってたけど、実は構造を変化させることがわかる。つまり、超通信に用いられるってことですね。

なので火星は地球から独立しようと思い立ち、イーロンマスク的な社長が頑張って火星を独立させる。isdaっていう地球軍?みたいなボスを母に持つ目が見えない少女リリが誘拐されてロケットの発射を止めて、盗まれたスピラリンが地球に行かないようにしたり、その少女を火星代表に持ち上げてみたりする。

うーん…あんまり微妙だったかなぁ。テーマが薄く感じた。

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2025年12月13日

Posted by ブクログ

小川さんの小説は、構成力があります。なので、最後まで飽きさせない。
ストーリー自体はそう派手ではない。
直木賞の後なので、少し抑え目の作品になっているが、それでも飽きずに読む事が出来る。
久しぶりのSF小説ではあった。
25/12/08 53冊目

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2025年12月09日

Posted by ブクログ

初小川哲作品。
登場人物の視点を変えながら進んでいくストーリー展開。
2/3すぎたあたりから、グッと展開が早まっていく。

朝井リョウのイン・ザ・メガチャーチでも、人が物語によって原動力を駆り立てられる様を描いていた。
この作品でも人が物語を拠り所とし、もがく姿が描かれていた。
リリという女性も、後半から物語の登場人物として勝手に祭り上げられるのだが、最後の最後に、彼女自身が物語から脱却するような現実的な案を出したことが印象的だった。
時には物語に抗うことも必要なんだと思う。
そういった意味で、リキカワナベの「だからなんだ」という言葉が、物語に熱さられた思考を冷ましてくれる。


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2025年12月08日

Posted by ブクログ

未来の火星に住む盲目の女性が主役だが、他の視点で交互に物語が進むため、頭の切り替えが大変だった
話自体はSFの宇宙もので小川氏らしく物理的な話もあり楽しめた
ただ、宇宙ものという壮大な話をこの短い中で書かれているので、どうしても展開が急でこじんまりとした印象が拭えない

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2025年12月08日

Posted by ブクログ

SFだったので途中で無理ーってなるかなーと思ったけれど、読破した。専門用語もそこまで気にならなかった。中盤以降は火星と地球の関係がどうなるのかハラハラした。リリの『面と向かって』はイイね。いつの時代もダイレクトコミュニケーションは大事だと思う。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

繰り返し読みたくなる本と、一回読んでそのままの本と、何が違うんだろうな。
そういうことを言語化できる人はすごいな。
私の場合は単にその本の世界に戻りたいとか、その世界に浸っていたいという感じ、としか言えない。
そして、この本には戻りたいと思う「世界」を感じなかった。ただ、ストーリーがあるだけ。テレビドラマになるということも興味を持ったきっかけだけど、ドラマチックなストーリーだけなのかな。
少なくとも多分、もう読むことはないな。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

……「だからなんだ」という終わり方。
大々的なクライマックスという訳でもなく、感動もなく、……どうしてこうなったのか、よくわからないまま終わっていた印象。

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2025年12月01日

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