小川哲のレビュー一覧

  • GOAT

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    やっと読み終わった。読むのに随分時間がかかった。

    GOATはさらさのエッセイ目当てでmeetsを買った時に一緒に買って、先にmeetsを読んだんだけど、そっちもいまいち刺さらなくて、でも買ったからとりあえず最後まで目を通そうと思って最後まで読んだけどやっぱり刺さらなくて。

    何だろう、テーマが「愛」だから合わなかったのかな。
    50にして絶賛厨2病発症中なもんで「愛」というものがなんか説教臭く感じちゃって。

    とりあえず収録された中では「違う海にいる」が一番心に残った。他人の新築の家で一番風呂泥棒(そんな発想がなかった。最高にクール)をすることに、思想を持って取り組む主人公がよかった。そして給

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    2026年03月25日
  • スメラミシング

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    神や宗教などをテーマにした短編集

    2勝4敗だった。

    スメラミシング
    ちょっとした奇跡
    この2篇がよかった。

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    2026年03月15日
  • 地図と拳 上

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    所々の言い回しや、展開がはっとするほど聞き込まれる。
    文章書くの上手いなあ、と思う。
    でもちょっと本読むモチベがなくて、すらすら読んでたら全然ついていけなくなった残念

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    2026年03月04日
  • スメラミシング

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    ネタバレ

    陰謀論者スメラミシングの「僕」と、その解説者バラモンの「私」の話が交差する。
    僕は強迫性障害で、複雑な世界を変えたい。母は気分の浮き沈みが激しい。ホテルで働き、支配人や母の言う内容を「スメラミシング」としてツイッターで発信する
    私はその意味不明な内容を解説者として広める。世界には理由が必要。コロナ禍は理由のないウイルスが世界を悪くしている。理由や物語をスメラミシングが作り世界を統合してくれると信じている。

    2人はノーマスクデモで出会う。

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    2026年03月02日
  • スメラミシング

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    ・ちょっとした奇跡が特に好きだった。SF的な世界観で織姫と彦星のような話を展開させるという構造が美しい。千二百年後に死ぬことが分かっているのに決められた計画のためだけに生きることに意味があるのか?という問いには現実社会にも通ずる哲学が内包されていると思う。


    ・全体を通して、文体が好きだ。理路整然としていて、書き手と語り手人物との距離感が保たれている文章だと思った。泣きながら書いた文章は駄作であるという話を思い出した。一定の距離感で書かれた文章の美しさが体現されていたと思う。とまで考えたときにふと、理路整然って、りじせいぜんで合ってたっけ?と思って調べたらりろせいぜんだった。りじせいぜんの方

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    2026年02月24日
  • ゲームの王国 下

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    クメール・ルージュから約50年後。
    2023年に時代は一気に進む。
    ソリヤは首相目指す国会議員に。
    一方、ムイタックは大学教授として、脳波を利用したゲーム開発を進めている。
    ムイタックは、復讐を誓っていたにもかかわらず、ゲーム開発⁇
    『チャンドゥク』で最後に2人が…

    長かった…
    いきなり50年後とは…
    ポル・ポトをソリア、ムイタックがどう打倒していくのかと思っていたが、いきなり近未来の2023年。

    上巻とはまったく別物…
    上巻の流れで来てくれた方がうけいれやすかったかも…

    ゲームそのものが目的であれば、みんながルールを守るはずだろう。
    ムイタックは、ゲームが目的でなければ、みんながルール

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    2026年02月21日
  • スメラミシング

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    むずかしかったー。君のクイズから小川哲に入ったもんだから、SFがメインな作家さんなんだよね?神と宗教、科学と宇宙あたりを盛り込んだ短編集かな。哲、頭よすぎるから…半分ぐらいしか理解出来なかったよ。

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    2026年02月21日
  • 地図と拳 下

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    タイトルは探究心と戦争の暴力性という人間の根源を現したもの。
    それが、満州という地域と時代にスポットを当てて描かれている。

    歴史、満州、戦争に翻弄される人々を描いた大作なのだが、論理的な作者なので、次々と変わる視点となる登場人物が駒っぽいのが否めない。
    筋書きに従って登場し、筋書きに従って出会ったり結婚し、筋書きに従って死ぬ。そこに歴史、人間関係、戦時の世情と言った理不尽や感情や思惑に巻き込まれる魂の叫びはあるといえばあるのだが、いまいち伝わってこないというか。
    怪人物もカリスマ性を持ってる人間も頑固な者もいるが、なぜ、なぜ皆温度感が似てしまっているのか。

    『君のクイズ』はとても面白かった

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    2026年02月20日
  • 地図と拳 上

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    建築家の視点から描いた、満州の大地と人々。
    歴史を知るという意味では新鮮であったし、すらすらと読み続けることができる。
    ただし、おもしろくなりそうな予感はするのだが、上がりきらない。不完全燃焼といった感じ。

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    2026年02月10日
  • 地図と拳 上

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    感想は下巻で。
    上巻時点で言えることは、めちゃくちゃ硬派な作品。
    エンタメではなく社会派と言うやつかも。
    満州国の史実も関係してくるのでその辺りの知識が受験世界史で良いのであると把握しやすい。
    小川さんの文章自体は、これほど硬派な作品かつ複雑な史実に沿った作品であるのにさすがに大変読みやすい。

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    2026年02月07日
  • これが最後の仕事になる

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    こういったらなんだけど、玉石混合ってかんじ。
    好みもあるけど、好きなものも合わないものもあった
    「親友」と「海月祭をもう一度」、「声」が好き

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    2026年02月07日
  • スメラミシング

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    初のSF短編集。
    難しくて理解できないところもあったが、どの話も面白かった。考えれば考えるほど沼にハマり答えの見えない宗教の話がメインだった。一体何が正解なのか、正解は存在しないのか考えさせられた。

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    2026年02月02日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の書き出しでこんなにもさまざまなお話が読めるとは。作家さんによって本当にさまざまなお話で感動するものや怖いもの、よくわからないものまでいろいろとあった。
    スラスラと読めてよかったかな。

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    2026年01月26日
  • ユートロニカのこちら側

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    小川哲氏のデビュー作

    相変わらず知的な論理展開
    難しいなと思ったその後には、ちゃんと噛み砕いて分かりやすい表現で説明してくれるので、難解な内容も入ってくる
    が、やはりこの後書かれた小説の方がより、没入できる読み応えがある

    小川哲氏が語る動画も好き

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    2026年01月25日
  • これが最後の仕事になる

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    好きなのは
    桃野雑派さん「アイドル卒業」
    真下みことさん「最後の告知」
    米澤穂信さん「時効」
    の作品でした!

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    2026年01月22日
  • Street Fiction by SATOSHI OGAWA

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    小川哲さんのラジオ番組の対談集
    読書のきっかけや好きな作家や小説について、
    また、お互いの小説作成秘話など。
    ゲストの方の読書量に驚かされる。
    お薦め信頼度 海外文学では、岸本佐知子さん
    韓国文学では斎藤真理子さんが翻訳したもの

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    2026年01月19日
  • これが最後の仕事になる

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    短編集なので、サクサク読めた。

    以下、気に入った作品
    ・半分では足りない 呉勝浩
    ・アイドル卒業 桃野雑派
    ・悪魔との契約 須藤古都離
    ・ハイリスク・ハイリターン 方丈貴恵
    ・事故をつくる男 白井智之
    ・最後の告知 真下みこと
    ・声 岸田奈美
    ・有血革命 夕木春央

    叙述トリック的なものに弱いのかもしれない。

    『黒猫を飼い始めた』、『嘘をついたのは、始めてだった』の2冊は読んだことがあるが、他にもシリーズは出てるみたいなのでそのうち読んでみたい。

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    2026年01月12日
  • 地図と拳 上

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    時々無性に満州を舞台にした作品が読みたくなる。そして毎回登場人物の多さと複雑な政治関係理解のためにいろいろ他にも読んで、そして忘れる…。

    船戸与一の満州国演義のボリュームがあまりにも凄かったので、そちらと比較すると割とスムーズに読み進めることができた。毎回思う。戦争はしてはいけない。

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    2026年01月03日
  • 言語化するための小説思考

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    小説を書きたい、というわけではない。
    趣味で動画を作っているので、その手助けになればと思い手に取った一冊だった。
    だが、まず何より読み物として面白い。小説家の頭の中を少し覗かせてもらっているような感覚があり、自然と引き込まれた。

    動画制作にも転用できそうな考え方もいくつかあり、結果的にとても有意義な読書だったと思う。
    巻末に収録されているショート小説も、本著の内容をうまく振り返るような構成でスっと頭に入ってくる感覚が心地よかった。

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    2026年08月23日
  • 地図と拳 下

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    満州を舞台に時代は第二次世界大戦、そして終戦へと移り変わっていく。やはりこの作者は小説が非常に上手く、感傷的になりすぎず、さりとて倫理との距離を見誤ることなく、悲惨な戦争の実態とともに物語は進んでいく。戦争による破壊と対になる都市と建築がテーマであるのもバランス感覚に優れており、気候を読み建築の才のある明男は本作における主人公と言っても過言ではないだろう。また端々で暗躍する細川も魅力的であり、それ故に前回と書いたが時代のうねりが巨大すぎてそれに翻弄されるがあまり「個」としての人生やエピソードを見出すことができず、端折られているような感覚になったのは非常にもったいない気もする。史実のインパクトに

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    2025年12月27日