小川哲のレビュー一覧

  • 斜め45度の処世術

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    とっても読みやすい。
    なんかイン・ザ・メガチャーチの久保田を思い出した。
    こういう少し考えすぎるとも言える人のこういう話を聞きたいけど、なかなか現実では対面で話してくれる仲になりにくい気がする。
    私がうまく踏み込めていないだけかもしれないが…

    片付けが苦手な人は、「広い部屋に住む」か「ものを大量に捨てる」しかないという話とか、自分もそうなんだろうなー、、となる話も多かった。

    あと、疎遠になってる友達に対して会う予定をたてる「言い出しっぺ」になりたいなと、ふっと思えた。

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    2026年06月29日
  • 言語化するための小説思考

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     小説も芸術も、AIに乗っ取られる時代はやって来ないだろうと私も常日頃思っていたが、それを再確認出来た一冊。

     人間は、外の世界で起きた事象を自分の思考や心のフィルターを通し、消化し濾過し、取り入れながら自身をバージョンアップさせる。
    そしてその思考を、再度外の世界に発信しようとした時、それは独りよがりではなく相手に分かりやすく伝えることで、共感をもたらすことが出来るのも人間にしか出来ないことで、それが人の心を揺さぶる影響力を与える作品になるのだろうと思う。

     面白い小説とは何か?という答えの出ない問いに対して挑み続けることが、対不特定多数との複雑なコミュニケーションを確立させる必須条件な

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    2026年06月28日
  • 言語化するための小説思考

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    「小説家ってそこまで考えて書いてるの!?」と何度も驚いた一冊。
    同じ出来事でも、どの情報を先に出すか、何を隠すか、どんな言葉を選ぶかで、読書の感情が見事に操られていていく。舞台裏をのぞき見しているようで、まんまと作者の掌の上で踊らされていた。
    これを読むと、小説を今までと同じ気持ちで読めなくなります(笑)

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    2026年06月28日
  • 斜め45度の処世術

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    小川哲さんの小説、この人にしか書けない感じが結構好きなのですが、小川さんのことについてはあまり知らなかったので、書店にいったときにこの本が置いてあって即買い!
    こういう方があの小説を書くのか〜って、面白かったけど、共感部分はあまり無かったかな。
    これからも沢山、小説書いて世に出してほしいです。

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    2026年06月28日
  • 火星の女王

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    他部署の先輩に借りたもの。
    人間ドラマがメインで科学描写は少なめな、ソフトSFに属する類の物語かな?
    一人称視点が章ごとに切り替わって進む構成が面白かったけど、その分特定の人物に感情移入することがなく第三者視点的な距離感で読んでいたと思う。
    ハードSFブーム中なので個人的にはもっと研究や実験をしてほしかったかな。
    伏線回収が自然で終盤が面白くて一気読みした。
    良い読後感だった。

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    2026年06月27日
  • 地図と拳 上

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    日露戦争~満州事変まで。主要な視点は四つ。①日露戦争の勝利から満州を占領し、満州国を築こうとしている関東軍大佐、福田。②満州鉄道に籍を置き、福田とも付き合いながら、地元の人々を尊重し、袂を分かつことになる細川。③満州の民を我がものとして、富を築こうとしている孫悟空。④その娘で、父への反発もあり、抗日活動に心血を注いでいる孫丞琳。そこに、ロシア人の神父と、満鉄に勤務する気象学者の息子で、温度湿度風力の天才大学生も、絡んでくる。歴史小説はめったに読まない、読もうとも思うこともまあないわたしだけれども、小川さんの小説は、それぞれのキャラクターが立っていて、ごく当たり前の人間として生きているため、ぐっ

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    2026年06月25日
  • 言語化するための小説思考

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    究極の客観性だと感じた。
    特に、アイデアは生み出すものではなく見つけるもの、というのは目から鱗で、
    とにかく自分の思いついたことに対して
    自分はなぜそう考えたのか、それってそもそもどういうことなのか、というように「なぜ?」を繰り返していく。
    これは誰でも日常生活で活用できると感じた。

    なんかこうやって書くと陳腐で当たり前のことのようになってしまうけど、本の中で具体例で出てくる、なぜ?の目の付け所の斬新さが印象に残っている。

    確かに小説を読まない人も為になる、革命的思考術であった。

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    2026年06月23日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    小川哲さんってこういうSFぽい話も書くんだという新鮮さがある作品。
    未知の物質スピラミンを巡る話、かと思いきや割と違う。登場人物や専門用語が多いので情景が想像しにくい。ただ、読みやすい文体なのは素晴らしい。

    読んだ後に爽快感がないと思ったけど、これはスピラミンを実際に利用しているシーンがないからだと気づく。
    距離を無視して互いに同期する性質を利用して戦争に使えるという解説は何度か出るが、実際には使われない。
    エピローグではスピラミンを使ってコミュニケーションを行う方法が出るが、実際に同時通信をするシーンはない。むしろ対面でのコミュニケーションが最高というオチだし。

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    2026年06月20日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    ネタバレ

    本格推理とSF、ファンタジーが苦手なのにこんな本を手に取ってしまった。小川哲氏といろいろな作家がいろいろと話している。
    呉勝浩氏との対談で「本格ミステリーを読んでいる人と純文学を読む人のコード」は全く違っていて「両者の脳みそを作るのはかなり難易度が高い」と指摘していて、やっぱりしかたないのかと納得。
    町屋良平氏が「自意識過剰って、その状態は恥ずかしくないけど、言われると恥ずかしい」と芥川賞受賞作について語っていた。

    苦手なジャンルというのはやはりどうしようもないもので、これからそんなにたくさんの本を読めないのだから、おもしろいと感じられそうなものを選んでよんでいくしかないのかなと思ってしまっ

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    2026年06月19日
  • 旅する小説

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    ネタバレ

    SFではない短編もあるが、SFとして読む。
    宮内悠介 「国境の子」
    対馬と韓国は近いのね。

    藤井太洋 「月の高さ」
    お金のない劇団って大変そう。影のない太陽を見てみたい。

    小川 哲 「ちょっとした奇跡」
    自転が止まった地球で生き残った人類のたった2隻の船が180度離れて燃料が無くなる1200年後まで走り続ける。ちょっとした奇跡があってもいいじゃないか?でも本当にちょっとした奇跡だ。
    これが一番好き

    深緑野分 「水星号は移動する」
    移動式宿 水星。 人情物で連載はできそう。マーキュリーの意味を調べる

    森 晶麿 「グレーテルの帰還」
    ヘンゼルとグレーテルを読み直さなきゃ! 
    老人は殺しても

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    2026年06月19日
  • 斜め45度の処世術

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    斜めだなぁ…と思うものもあれば、共感できるものや目から鱗ものもあって、なかなかの刺激になりました。
    個人的には、
    ・お薦めは信頼に関わる
    ・好き嫌いは言語化しないほうがいい
    ・失敗は成功のもとではない
    ・黒歴史を恥じるべからず
    あたりが目から鱗でした。

    小川さんの文章は、つくづく思うのですが、読みやすい。
    新書、エッセイと続いたので、小説が読みたいです。

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    2026年06月17日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    小川哲さんのエッセイ
    ひねくれものでありたい。変な人でありたいと思う著者を垣間見ることができる。
    エッセイというものは時に自分の人生のヒントになったり、自分の違和感を言語化してくれる助けになる。

    説明のうまさやユーモアのセンスは相手が理解できるギリギリの表現をすることから、相手をどれだけ知っているかによるというのは同意する。
    時に人と話している時もその人の話に120%集中できているのか、話を聞きながら別のことを考えていないだろうかと思う時もある。

    一見すると遠回りしているように思えることが、実際には経験というかたちになって自分を救ってくれることもあるという話からは、経験はその時に必要なこと

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    2026年06月15日
  • 火星の女王

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    人類が火星へ進出した未来を描く物語。
    こういうSF設定が大好き。

    どんな状況でもユーモアを忘れない主人公に好感が持てた。
    物語は比較的淡々と進んでいく。

    面白かったんだけど、読み終わると何かあっさりしているように感じる。
    登場人物にあまり人間臭さを感じなかったので、読後に強く残る人物もいなかった。

    他の小川作品と比べて全体的にクセがない。
    私はどうやら、小川さんの描く「クセの強い変な人間」が好きらしい。
    一つのことに異様な熱量を注いでいたり、捻くれていたり、すごく面倒くさかったり。
    今回はそういう気になる人が見つからず、全体的にサラッとしていた感じ。

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    2026年06月14日
  • 火星の女王

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    小川哲らしいスケールの大きい小難しい話でミステリー要素もある話。楽しく読んだけど結末はなんだかぼやっとしてる。

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    2026年06月10日
  • 地図と拳 下

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    下巻は一気に読んでしまったー
    登場人物多いし混乱しそうだけど、スリリングで丁寧なストーリーでドンドン読んでしまう!

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    2026年06月07日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    かなり読みやすいSFだった。初めて読み切れたSFかも。火星の最新機器やシステムは、私の脳内で今実存する技術とかデバイスで置き換えて考えられる程度の概念のものだったから、わからないことだらけということはなく、むしろわからないことはなかったと思う。
    でも骨のある本というわけではなかったし、終わり方がかなりスムーズだったなと思う。
    地球と火星間の遠さ及び時差がコミュニケーション問題を引き起こして、両惑星間の対立に至ってしまうという設定は面白い目の付け所だった。
    この人の他の本も読んでみたい。

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    2026年06月03日
  • 火星の女王

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    火星生まれの少女リリが、火星の女王と呼ばれるようになるお話。

    地球が火星を支援していたけど、思ったより利益が出なかったので撤退すると決まった。
    そんな時、火星であるものが発見された事により火星にはまだ旨味がある!かも?→独立します!
    出来んの?この残りページで!?がなんとかなってました。

    地球で光の速さというと最速の単位だけど、これが地球ー火星間になるとめっちゃ遅い。それほど遠い。なるほど〜

    ドラマ見たかったけど気付いた時には終わってました…アマプラで見るしかない…

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    2026年06月03日
  • 地図と拳 上

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    満州にまつわる物語。歴史小説と思いながら読んでたら「不死身の体」がどうとか出てきて、どういうテンションで読んだらいいのか一瞬悩んだけど、多分面白い。下巻も早く読まないと。

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    2026年06月01日
  • 火星の女王

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    感想
    2100年頃の話。火星に住む人と地球側の対立が書かれている。

    やはり無理矢理別の惑星に住むと元々の環境が違うので地球からの保護が必要なのも分かるし、それなりに見返りがないと難しいよね。

    登場人物が多いのとSFなのでちょっと読みにくかった。


    あらすじ
    ISDAは地球の組織で40年前に火星移住計画を大々的にに進めたが、採掘できるはずのレアメタルが思うようにいかず赤字が続くばかりだった。遂に火星を放棄して地球への帰還計画を進める。

    リリは火星支部長の娘で地球行きの資格を得て、観光したいが、移住は望んでいなかった。リリは反ISDAの人に誘拐され、地球帰還計画を止めるという要求が伝えられ

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    2026年05月30日
  • 地図と拳 上

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    迫力が迫ってくる。
    読んでしまう。
    でも、まだ何が起きるのか全くわからない。
    さぁ、下巻が楽しみだー

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    2026年05月28日