小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんで「買おう」と思ったのかは覚えてないのだけど予約していて、発売日にポストに届いていた。
小川さんの小説はまだ読んだことがない。頭良くないと読めなさそうで。
この本を読みながら「この人は負け顔ができない人じゃないか?なんかしゃらくさいな」と思う瞬間もあった(それは私の学歴コンプがそう思わせている可能性が高い)(手の届かない東大生という肩書きにさえ、私はこじらせを発生させるのかと割と嫌になった)(ただ大学お笑い出身の芸人とか専門家の話とかは好きなので、“自分にその人のユーモアが合うのか否か”は素直にありそうだ)が、「ああ、この言葉は好きだな」と思う文章もたくさんあった。
ここにいくつか書き残しておきたいけれど、それは“切り抜き”になってしまうだろうか?念のため、書くのはやめておく。
意味を咀嚼しないまま目だけで読んでしまうことが多々あったので、声に出して読むところも多かった。抑揚をつけて台詞みたいに読んだ。声に出して読んでもなお「ああ!?なんだって!?!?」となるところもあった。馬鹿ですみません。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ部屋を綺麗にするには、今よりも広い家に引っ越す、か、物を捨てるか。「自分の精神を思い通りに動かすコツ」も同じで、「心のゆとりを増やす」か、「悩みを捨てる」か。後者は物理的にできる。前者の増やし方はー小説を読むことである。
自由とは不自由という堅固な牢獄からの脱獄者である。もし牢獄がなければ、自由はなんの肩書きもない。
占い師は、来た客が欲しがっている言葉を見つけていうプロだ。
小説は多くの嘘で構成されている。存在しないマシンガンを、最もらしく描かなければならない。上手な嘘をついて、読者に「正直もの」だと信用されなければならない。その一方で、そうやって嘘をつくことが、何か「真実らしきもの」を伝える唯一の手段ではないかと考え始めている。