小川哲のレビュー一覧
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著者のブレインダンプ本とでも言うのか、新しい感覚の本。分かってはいたけど、ということと新しい気づきがあることがあった。
更なる深掘りに繋がったインプット。
具体と抽象
固有と普遍
イメージをより具体的に捉えて抽象利用出来そうと感じたインプット。
内輪と信頼
立ち上げとカタルシス(共感)
手招きと向かう先
言語化するための小説思考、というより小説家の言語化思考な気がする。
が、その言語化思考は小説のためのものであり、筆を進めるための思考であり、言語化するための小説思考でも合っているかも。
こういう思考を諦めずにつきつめて1冊の本にするとは相当な頭脳と根気と…癖がある人間だ。
と本を読ん -
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ネタバレ火星に人類が移住して40年、世代交代が進むも、経済性などにより人類の火星移住計画を推進してきた国際組織ISDA自ら撤退を進めようとしている近未来。
・ISDAの種子島支部長の娘、リリ(火星生まれ、過去のテロ事件により失明、21歳)
・地球で地球外生命体の研究での捏造を疑われ、放逐された研究者リキ・カワナベ
・ISDA職員で過去に火星に研修に来ていたことがあり、祖父はカワナベの大学時代の教官だった白石アオト
・火星の自治警察の一員、
4人の視点から、火星で発見された光よりも早く同時に様態を変える物質スペラミンをめぐる火星独立派と地球のISDAとの綱引きや、リリの誘拐事件、13年前の事件、カワナベ -
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何回か吹き出してしまうくらい笑ってしまいました。子どもの習い事の待ち時間で読書をしているので、かなり変な人になっていたと思います(笑)面白かった~❗
ーーー印象に残ったところーーー
•すべての他人を理解する必要はないと思っている。というか、「他人を理解することができるはずだ」という考えそのものが傲慢だ。大事なのは、「この世には自
分には理解することができない人がいて、でもその人はその人なりに合理的に生きているはずだ」と想像することだと思う。本を読んだり、映画を観たりすることは、
そういった想像をするための材料を提示してくれる。p75
•「他人から厳しいことを言われたり、厳しい現実に直面した -
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小説、を書くには読者とのコミュニケーションが要。
自分のための文章を減らすべし。
ー抜粋ー
会話文を実際の会話の劣化版にしないためのやり方は無数にあるはずで、そのほとんどは僕も知らないし、たぶんまだ発見されていないものもあるだろう。大事なのはどうやって自分の脳内に存在するものを他者に伝えるか、どうして小説という形式を選んだのか、という点を常に意識することだ。会話文だけではなくて、景色を描写するときに実際の景色の劣化版になってはいけないし、内面を描写するときに実際の心の動きの劣化版になってはいけない。
小説は非常に制限の多い表現技法ではあるけれど、その特有の制限を強みに変えられるように工夫をす -
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三宅かほさんがオススメしていて、面白そうだったので購入。
【ざっと内容】
直木賞作家の著者がどのような思考で小説を捉え、考え、書き、修正しているのか。彼の頭の中をギュッと書き下ろした一冊。
【こんな人にオススメ】
・小説を書くことに興味がある人
・脚本を書くことに興味がある人
・小説家の頭の中を除いてみたい人
【感想】
とっても面白かった。てっきり小説家の人は書く前から多層構造のプロットやアイデア設計があり、書きながらその点と点を繋いでいるものだと思っていたが、著者の頭の中は全く違うものであった。
あとがきでは、それまでに解剖された思考を前提に編集者との作品ブラッシュアップやりとりが生々 -
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小説家が小説を書くときに、どうやって書いていくのか、そして内容をどのように言語化していくのか、とても興味があり、この本を手に取った。
私は小説家ではない。ただ本が好きで、そのとき気になった本をひたすら読んでいる。
この本では、私がなんとなく言葉にできないことを言語化してあった。
例えば、本は作家と読者のコミュニケーションである。と言う箇所だ。私は本を読むと作家と話をしたような気分になる。作家の物語りまたは考えを自分にインストールし、その世界観をずっと感じるのが好きだ。私は作家とコミュニケーションを取ることが楽しいんだなと、また自分の好きを見つけられた。
「分析」の質を上げるためには作品を発表 -
Posted by ブクログ
少々苦手意識のあるSFかつ厚みのある上下巻にちょっと怯んだが、なにこれ、めちゃめちゃおもしろいじゃないか!話は、カンボジアで共産党が現政府を倒して、でもまたその共産党が人民を牛耳るようになって、それを今度はぶっ壊してやろうと、共産党の党首的な人の隠し子が立ち上がる・・・という、一見とっつきにくい歴史小説。なのだけど、とにかくキャラが変で、おかしい。SFっていうか、哲学。輪ゴムとか泥とか、なんでこんなにおもしろいことを考えられるんだろう。「輪ゴムに対して完全なコミットをすることができないのであれば、一切関わるべきではない。なぜなら輪ゴムは遊びではないからだ。」とか。村長が悩み事を整理するのに石を