小川哲のレビュー一覧

  • ゲームの王国 下

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    クメールルージュ、ポルポト、カンボジアの話?
    作家はカンボジアに住んでいたのか?
    そんな事を思いながら、それはそれは不思議な登場人物達のそれぞれの人生を読み進めていく。

    カンボジアを旅行した事はなかったけど、作品を通して情景が目に浮かぶ。
    それぐらい描写が細かい。

    いつかテレビでクメールルージュの虐殺を特集した番組を観たことを思い出した。


    土臭く、地に這いつくばって生きているキャラクター達。
    最後交わったのか、全てが回収されたのか、それはわからないけど、未完のような、ただ、作者の情熱が伝わってくるこの作品、読み終わり、ただ余韻に浸る。
    日本人で、外国を舞台にここまで書き切れるだろうか、

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    2024年11月22日
  • これが最後の仕事になる

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    全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画!
    と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋!

    わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー!
    どれも素晴らしくて心から楽しめました!!

    呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。

    あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。

    他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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    2026年07月15日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • ゲームの王国 上

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    全編にわたって著者の初期衝動が爆ぜまくっていて、一気に読みました。

    昔、仕事でポルポトやクメールルージュのことをかなり調べました。

    資料的な理解が進めば進むほど、理解の本質からは遠のく違和感がずっとあった。こういう時代だったとは頭でわかる。けれど、人々の息遣いや、緊張感や、死は、どうしても質量を伴って身体に落ちてこなかった。

    あのとき、この本が世の中にあったら良かった。

    いつだって、胸を刺すのは誰かの人生の物語。

    多くの生きる喜び、死への痛みに刺され続けた上巻でした。

    下巻も楽しみです。

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    2024年05月09日
  • ゲームの王国 上

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    カンボジア独裁政権下を知略・運・不思議な才能等持てる力を駆使して生きた人々の物語。前編。

    平和な日本にいる身にはファンタジーに感じられるほど個人の権利、生命が脅かされる様子が淡々と描かれている。さっきまで笑ったり将来を憂いていた人物がほんとうにあっけなく死ぬ。たった一手間違えたがために局面が悪くなって死ぬ。真実のデスゲーム。

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    2024年03月09日
  • ゲームの王国 上

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    何かの書評をみて、何気に買ってみた本。ジャンルはSF?小説?とにかく引き込まれました。話の内容は、想像と全く違う笑 ポルトガルについて全くの無知!なので、頭が追いついていかない、、、でも途中から、どんどん進む速さが速くなります。

    カンボジア
    ポルポト
    革命
    聞いたことあるけど、全く知らない世界の話
    でも、それは確かに存在した事実が含まれていて
    事実の上の物語だからこそ、現実に
    重ねることができたと思う。

    人生で、カードを最後まで引き続けるのは
    怖いことだし後悔することもあると思うけど
    引かないとそれもわからない
    人生のルールは、つくられてるけれど
    つくってもいける
    自分の物語は、あるようで

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    2024年02月14日
  • ゲームの王国 上

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    理想に向かって革命を起こしたのに、理想通りに行かない、理想通りにいかない理由を読み違える、その結果、革命前と変わらなかったり、かえって悪くなることがある。

    どこまでがノンフィクションで、どこからがフィクションなのか、無知な私には良くわからなかった。

    下巻の展開が楽しみ。

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    2024年03月11日
  • 嘘と正典

    購入済み

    小川哲の多才

    村上ラジオのプレ番組でのレギュラー出演で知り、地図と拳に打たれ、この作品で改めてその多才さを知りました。音楽の話も、馬の話も手品の話もみんな楽しい、小川さんを知ることができて良かった。

    #癒やされる #カッコいい #感動する

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    2023年05月18日
  • 嘘と正典

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    「王と道化の両方」
    初めて読む作家さん。
    親子で継ぐいい話系と狂気じみた展開だったりふざけてるのかどうかすら怪しいくらい計画的な犯行っぽい作品もあり、だんだんどっちに振り切るのかわからない状態で次の短編へ読み進めるのが楽しくなっていった。

    「嘘が正典になるなら正典とは何か?」と言う思いが頭を巡る。

    他の方の感想見ると「短編も面白い」って言葉が気になりますよ…それ聞いたら長編も読みたくなるって.

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    2025年10月18日
  • ゲームの王国 下

    購入済み

    あとがきまで全部読んだ唯一の本

    すばらしい

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    2021年01月10日
  • 言語化するための小説思考

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    著者は、小説を天才の芸術的営為としてではなく、状況に制限された、読者とのコミュニケーションとして理解、解体していく。そのため、問題は、作者が何を表現したか、ではなく、読者が何を理解したか、なのである。
    けっしてわかりやすくはない。しかし、おそらく著者が大学で専攻していた科学哲学の思考様式で書かれた野心的な小説論である。

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    2026年07月25日
  • GOAT

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    ボリューム満点で良かった!
    自分でチョイスしない作家さんと出会えたり、エッセイや詩にも出会えた。
    同年代の作家さんばかりでとても読みやすかった。

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    2026年07月25日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    同性同名の主人公、小川哲が出会った人々を描いた短編集。小説だからフィクションと分かっていても主人公が小川さんそのまんまの様に見えてしまう。メディアで見る機会が増えたことを逆手に取った様な設定で、上手いなと感じた。

    人に見せるのが憚られる虚栄心や嘘を前面に押し出した人を、普通は馬鹿にしたくなるが誰しも似た様な事は経験ある筈なので簡単には卑下できない。

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    2026年07月25日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    今まで生きてきた中で感じていた、でも無かったことにして忘れかけていた気持ち悪さが記憶の底から水面近くまで上がってきたような…嫌なとこついてくるなぁ。面白い。

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    2026年07月24日
  • 地図と拳 下

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    拳が世界を作り、地図が正当化する…
    世界を描く力が地図で、世界を奪う力が拳。

    歴史を知っていればなるほどこういう時系列か…となる
    明男とチョンリンは世界を繋ぐ人間なのかもしれない。

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    2026年07月23日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    良い。
    小説家は何を考えているのかが分かる。一職業なのだと。だけど特殊で誰でもなれる訳ではない。
    他人は変えられない。自分を相手に合わせる事は出来る。嫌な人とは会わない、最小限だけ付き合う。

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    2026年07月25日
  • 君のクイズ

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    上質なミステリーでした。理路整然と解答に導いてくれて、スッキリしました。好みは分かれるでしょうが、私は好きです。

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    2026年07月22日
  • 君のクイズ

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    クイズ王番組が舞台の作品。
    クイズ番組の楽しみ方はそれぞれだが、個人的には正解が出る前に回答をだしたいタイプ。クイズ王や東大王のような難しい問題&解答のクイズ番組はレベルが高すぎて、感心はするがちんぷんかんすぎて面白くない。
    作品では、回答者がどういう思考で回答を導き出しているのかということが描かれており、興味深かった。ただ知識があるだけではなく、人生や経験から回答を導いている、しかも数秒の間に。きっとその時の脳波信号はめまぐるしいのだろう。
    身体を使わなくてもアスリート並みにブドウ糖を消費していそう。
    主人公三島の思考が文章の中心だが、ユーモアがなく頭の硬い男で女に縁がなさそうなの

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    2026年07月22日
  • 君のクイズ

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    クイズをきっかけに、三島玲央が本庄絆の思いや考え、生い立ちに目を向け、相手のことを深く理解しようとしていく展開が斬新だと思った。ただ問題を解いて楽しむだけでなく、クイズは作問者や回答者の人生と深くつながっているという点も面白かった。

    また、自分はクイズノックの動画をよく見ているので、クイズプレイヤーの思考や行動のリアルな描写も、納得しながら読むことができた。
    クイズと同じで、動画を見た経験が自分の人生にあったからこそ、この本も気になったんだろうなと思った。

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    2026年07月21日
  • 斜め45度の処世術

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    雑誌penのコラム集
    ひねくれてると自称しているが言っていることは的を射ていると思う。

    文章表現から頭のよさを感じる。

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    2026年07月20日