小川哲のレビュー一覧

  • 斜め45度の処世術

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    面白かったです。文字通り斜めから世の中、人間を見ている。そして斜めから切っている。でも、浮世離れしているわけではない。共感もできる。そんなエッセイだと思いました。もしかしたら、時を経て、もう一度読むかもしれません。

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    2026年09月06日
  • 屁理屈と哲学

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    好きな著者だったので、手に取る。小説は「ゲームの王国」以外は読んでいる、はず。

    あとがきにあるように、小川哲の切り抜き集。これまでの小説やエッセイ、解説文などで発せられた言葉から、書評家が抜粋した文章を集めたもの。

    世間から半歩距離を取りつつ、ユーモアも忘れない。そんな小川哲のエッセンスを感じられた。文量が少ないので、すぐに読み終わった。

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    2026年09月06日
  • 斜め45度の処世術

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    ものの見方、考え方がちょっとズレているように見えて、とても面白い。何度も吹き出してしまった。
    一部自分の考え方と同じようなものもあり、自分も普通からズレているのかな?と思ってしまった。

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    2026年09月06日
  • 地図と拳 下

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    ネタバレ

    須野明男は石本と中川宅へお邪魔した。石本曰く、
    千年に一人の秀才らしい。 
    明男、石本、中川他木内と韮山で若手建築家の勉強会を開いた。途中人数も増えたが、結果5人だった。『輝く都市』を読み進め、意見交換を行なった。戦争構造学研究所の設立記念パティが千里眼ビルディングで
    開かれた。石本は4年前から心に龍を買っていた。というのも元々は飛び級になる程の秀才だった。ところが、2年に進級したときに満鉄の設計図を作成した。しかし、学生随伴員に選ばれたのは明男だった。石本は負けを認められず、仙桃城視察旅行に加わった。
    細胞という組織に入っていた。今田から仕事を受け、ビラ配りをした事もあった。細胞のリーダーは

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    2026年09月06日
  • 屁理屈と哲学

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    1時間もあれば読み終わる
    あとがきにもあるように
    ほぼ切り抜き動画見てるのと同じ感覚

    引用元の作品が読みたくなるから販促本的要素がある。
    それより問題なのが未発表原稿からの引用が面白いこと。形にしてくれ〜!!頼む!!

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    2026年09月06日
  • 斜め45度の処世術

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    自分のことをひねくれ者と称して、世の中の物事をエッセイにしていた。
    文章が上手で、訴えたいことがわかりやすかった。
    私もかつてバレンタインデーはチョコレート会社がチョコレートを売るために始めたと言われて、ひねくれかかったが、今では素直に家族への感謝を込めて渡すいい機会になっている。
    私はひねくれ者ではなく、素直なほうだと思った。
    おもしろい見方を教えてくれる本だった。

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    2026年09月05日
  • GOAT

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    僕は小説を読むようになってから、人を好きになったんですよ──。
     
     
    小説を読むのは好きで、これまでも何百と読んできましたが、この度初めて文芸誌を読みました。
    装丁もポップな雰囲気で、文芸誌を手に取るときのハードルも低く感じましたし、何より価格が510円(税込)というコスパの良さ。
    半月くらいかけてゆっくり楽しませてもらいました。
     
    個人的には、『小川哲 / 嘔吐』『冲方丁 / 週末の愛』『島本理生 / 愛することを知らない子は』が好きでした。
    他の『GOAT』も積読してるので、また少ししたら読んでみようっと。





    ジャンル、国境を越える豪華執筆陣の文芸誌

    紙を愛してや

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    2026年09月05日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    ネタバレ

    人の本質というか、生きていれば誰しもあるような経験を、包み隠さず書いている。
    感想は難しいが、投資家の話と、デイトナ、学校の先生の話が印象に残った。
    この作者は、とても頭がいいんだろうと思う。

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    2026年09月05日
  • 君のクイズ

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    クイズ王の脳内を覗くことができて面白かった。読み進めるうちに、問題文を読み上げる前にクイズを解くことが本当に出来るのかどうか、に関する自分の見解が段々変わるのが楽しい。

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    2026年09月04日
  • 君のクイズ

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    QuizKnock 好きにおすすめ。書評は田村さんだし。読んでて、彼らの頭の中を覗けたような気持ち。三島さんはQuizKnock側の人、本庄さんはそうではないエンタメの人で、その違いから起こる考え方の違いが面白い。文庫版の「僕のクイズ」もおすすめ。

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    2026年09月04日
  • 君のクイズ

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    クイズ番組は嫌いでしたが奥深さに感心させられました。内容はシンプルでしたが展開が気になる構成に脱帽です。

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    2026年09月03日
  • 屁理屈と哲学

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    序章の「どのように誤読してもらってもかまわない。」がかっこよすぎて読み始めた。あとがきを読んで、本書の仕組みを知った。あえて誤解を誘発させることが目的だなんて、おもしろい…。

    たしかに文章って切り抜くことができない。なぜかって、主張や考えは本文の全体で完結するものだから。(あとがきより)そこを敢えて、小川哲の「切り抜き集」にする。誤読を、読書(文章を読むこと)の醍醐味であると教えてくれる。

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    2026年09月03日
  • ゲームの王国 下

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    下巻でいきなり時代が飛ぶのがうまいと思う。途中日本人の新キャラが出てくるのだが,本筋と絡んでいないような気がして,必然性が疑問。読み取れてないだけかもしれない。
    登場人物ごとに語り手の視点を切り替える構成は読みづらい部分もあるが,この作品には最適だったのではないだろうか。人称問題に対する高度に技巧的な回答のひとつかと。
    小川哲は硬質な文体と舞台設定の緻密さが特徴のような気がする。技術的には相当高度なのだが,万人受けはしないのだろうなとは思う。

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    2026年09月03日
  • 君のクイズ

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    早押しクイズは決して当てずっぽうで回答しているのではなく、LLMみたいな思考で選択肢を絞り、尤もらしい問題文を推測していると知って驚いた。凄すぎる。

    ノーゲームノーライフで空がステフに語った、運や偶然なんて存在せず、あらゆる変数を予測できれば必然になる。知ってるか知らないか違い。に近しいものを感じた。

    怒りや欲、悲しみをしっかり抱く三島が人間らしくて好きだし、それら感情への向き合い方、アウトプットが素敵で好き。

    人を一つの面だけ見て・聞いてわかった気になってはいけない。

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    2026年09月01日
  • 斜め45度の処世術

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    小川哲さんのエッセイ。いやぁ、面白かった。元々、この方の話はまとまっていてすんなりと入ってくるなとは思っていたが、エッセイも同じく、詰まるとこを見つける方が難しいくらいすんなりと読めた。
    よくもまぁこんなに言われたら分かるわぁという内容を突き詰めて話できるなと。フェイクブロッコリーの話大好き。

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    2026年09月01日
  • 君のクイズ

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    クイズという題材には興味は薄かったが、ストーリーとテンポが良く、サラッと読めた。これでもかという程、クイズプレーヤーの脳内や習性が伝わってきた。
    解説の中で「メディアに出ることは、もはや自分ではコントロールすることのできない自分の像を世の中に氾濫させていくことである。」という一文があり、妙に印象に残っている。

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    2026年09月01日
  • 言語化するための小説思考

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    読者に語り掛けるような口調で、サクサクと読めて、「なるほど~!」もたくさんあって面白かった♪

    日常を過ごしている中での、例えば美容師さんとのエピソードなんかも、「視点を変えて、小説にするには?」と考えていく、その思考の過程を覗き見ることができたのも、とても面白い!!

    なにかヒントが欲しいときに、また読み返してみようと思う。

    p37より一部抜粋
    「まず、自分の目でしっかりと世界を見る。見えた世界を抽象化し、別の世界に置き換えて個別化する。」

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    2026年08月30日
  • 君のクイズ

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     クイズの世界に生きる主人公。大会の決勝で激突した相手は、ついに究極の早押しを達成する。一文字も問題文が読まれないうちに早押しボタンを押し、しかも正解したのだ。

     それは何故可能だったのか。少しずつ明らかになる真実。

     クイズ、奥深い…

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    2026年08月30日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一人称目線で、同級生や今の仕事関係の人たちといった他者を見つめることで自分を見つめ直す話のように感じた。他者の捉え方が共感できることが多く、淡々と進むけど一気に読み進められた。悪事は悪事だけど、その人の全てを表していないとか。当たり前なんだけど、直接関わりがあって感情的になってしまうとそうは思えないよなーとも思ったり。

    過去のことが知らないうちに記憶違いになっていたりとか、記憶に残っていない日があることを改めて思い返してみたりというエピソードは好きだった。記憶違いのことは結構経験があって、自分ではこうだったとか実際にあったと思ってたことが他の人の記憶では違っていたり全くないものだったりして。

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    2026年08月30日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    帯に記載のある「新しい教科書」という表現はこの本の価値を正しく表現できていない気がする。
    文字を生業にする作家たちの、ものの考え方や思想に触れられる面白さがこの本の価値。物語を描く際の注意点だとか、こうしたら面白くなるとか、小手先の技術本だと思わずに、他人の脳味噌の一部を覗く気持ちで読むことを勧めたい。

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    2026年08月30日