小川哲のレビュー一覧
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ネタバレ映画を先に観てXで感想を探していたところ原作とけっこう違うらしいと知って読んだ。映画はドラマチックに演出されていてエンターテイメントとしてそれなりに楽しめたけれど、先に原作を読んでいなくてよかったかもしれない。
ムロツヨシ演じる演出家は出張りすぎだし、神木隆之介は原作本庄のイメージには合わない。三島の母親が家を出て行ったり、元カノが流産したりする改変は必要なかったのでは?
映画のラストで三島が元カノに会いに行くシーンもちょっと気持ち悪かったので、あっさり別れて、でも彼女との思い出がクイズに活かされているという原作のほうが私は好きだった。
あと、審神者としては三日月宗近が出演?していてテンション -
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三宅かほさんがオススメしていて、面白そうだったので購入。
【ざっと内容】
直木賞作家の著者がどのような思考で小説を捉え、考え、書き、修正しているのか。彼の頭の中をギュッと書き下ろした一冊。
【こんな人にオススメ】
・小説を書くことに興味がある人
・脚本を書くことに興味がある人
・小説家の頭の中を除いてみたい人
【感想】
とっても面白かった。てっきり小説家の人は書く前から多層構造のプロットやアイデア設計があり、書きながらその点と点を繋いでいるものだと思っていたが、著者の頭の中は全く違うものであった。
あとがきでは、それまでに解剖された思考を前提に編集者との作品ブラッシュアップやりとりが生々 -
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映画化で話題になり手に取った、エンタメ小説としては良い作品、ボリュームといい、読みやすさといい、テレビでは馴染みのクイズという対象もマッチしている。
なぜ問題を1文字も聞かずに本庄絆は正解できたのか。
常識では考えられない謎を辿っていく。ウミガメのスープ問題が話の構成の軸、ストーリーが進むに連れ、追加の情報が現れ、ピースのようにはまりながら、最後は1つの絵が完成し、スゥーッと腹落ちするこの感覚は心地よい。
クイズというただの文章の羅列で捉えると決してこの謎は解けないが、クイズに対するメタ認知、神の視点から俯瞰すると、全然違った視点になるのがおもしろいし、この作品の本質だろう。
謎解きパ -
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小説家が小説を書くときに、どうやって書いていくのか、そして内容をどのように言語化していくのか、とても興味があり、この本を手に取った。
私は小説家ではない。ただ本が好きで、そのとき気になった本をひたすら読んでいる。
この本では、私がなんとなく言葉にできないことを言語化してあった。
例えば、本は作家と読者のコミュニケーションである。と言う箇所だ。私は本を読むと作家と話をしたような気分になる。作家の物語りまたは考えを自分にインストールし、その世界観をずっと感じるのが好きだ。私は作家とコミュニケーションを取ることが楽しいんだなと、また自分の好きを見つけられた。
「分析」の質を上げるためには作品を発表 -
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ネタバレ難しいことしてるなーと思った。
「相手が問題を一文字も読まれぬうちに回答し正解し優勝を果たす。」
このゼロ文字正答の謎を解明するという一本槍で闘うストロングスタイル。
小説内の場の動きもほとんどない。
その日会場で起こったことベースで進めていく。
途中まではどんな理由が考えられるか、そしてどんな理由であれば納得ができるか考えて、それが見つからず、何故か不安な気持ちを抱きながら読み進めていく。
20年ほど前に公開されたイギリス映画「スラムドッグ$ミリオネア」を思い出した。
クイズに正解するその一問一問に自らがその回答に辿り着いた体験を結びつけていく。
面白い。 -
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少々苦手意識のあるSFかつ厚みのある上下巻にちょっと怯んだが、なにこれ、めちゃめちゃおもしろいじゃないか!話は、カンボジアで共産党が現政府を倒して、でもまたその共産党が人民を牛耳るようになって、それを今度はぶっ壊してやろうと、共産党の党首的な人の隠し子が立ち上がる・・・という、一見とっつきにくいフィクション歴史小説。なのだけど、とにかくキャラが変で、おかしい。SFっていうか、哲学。輪ゴムとか泥とか、なんでこんなにおもしろいことを考えられるんだろう。「輪ゴムに対して完全なコミットをすることができないのであれば、一切関わるべきではない。なぜなら輪ゴムは遊びではないからだ。」とか。村長が悩み事を整理
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小川哲さん初読み。
何年か前の本屋大賞候補で、単行本の時は買いたくても買えなくて、文庫本になってすぐ購入、で、(笑)積読になってる間に、映画化になるというから急いで読みました。
クイズ番組の最終問題で「ゼロ読み」で本庄が正解し、優勝が決まってしまう。ヤラセなのかそうではないのかについて、対戦相手である三島が独自にその真相を調べる。その中で三島と本庄の人生も同時に描かれる。三島のクイズに懸ける情熱というか、人生とクイズをつなげて成長してきた所とかが面白い。本庄の本性が出た所で私も三島とともに、げんなりした。それでもクイズだから、それでも良い?と締める三島。三島好きだな(笑)
その後も淡々とクイズ