小川哲のレビュー一覧

  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    おそらく好き嫌いが別れる本だろう。自分は、語り手の「僕」、つまり可能世界の小川哲に共感できる部分が多く、面白くて一気に読み切ってしまった。小川節にもっと浸かりたい。

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    2026年08月16日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    表題作品について、読み終わった後に改めてタイトルを見直すと、なぜ著者がこのタイトルをつけたのかがよく分かると同時に、そのタイトルセンスの良さに脱帽させられる。人間存在の多面性について軽快に切り込んだ、著者らしい短編。

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    2026年08月16日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    自分がその本を読めなかった時、今まであまり深堀しなかった。
    なぜ読めないのか?
    単に好みのせいにせず、好みじゃないのはなぜか?に目を向けるとその本を選んだことで何かを得られるのかもしれない。

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    2026年08月16日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    大好きな朝井リョウが帯を書いていたので手に取ったのだけれど、おもしろすぎた
    これから小川哲を読み漁ります

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    2026年08月15日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    読むのが得意でない私にも、小川哲さんの書く文章はすっと身体に馴染む感覚があります。
    主人公が「小川さん」、著者の実体験かと思いきやフィクション。楽しく読めます。

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    2026年08月14日
  • ユートロニカのこちら側

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    今、現実に起こりうる世界な気がして、いや、多分技術的にはある程度実現可能なんだろうと思うと、怖くなる話だった。

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    2026年08月13日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    対談の中では、音楽で言うところのセルフライナーノーツの如く執筆していくにあたっての骨組みや舞台装置となる部分の解説をガッツリして下さっているので滅茶苦茶勉強になる。もちろん相手作家の作品の掘り下げもだし、それ以外でお互いに課題図書を出し合って読んだ感想や書き手ならではの着眼点を語り合っており、読み応えがありすぎる。3000円弱で読めてしまっていい内容ではない。「誰でも小説が書けるメソッド」「ヒットする物語の書き方」とかじゃなく、こういうのが読みたいんだよこういうのが!という字書きの深層ニーズをあまりにも的確に捉えている。本当に有難い。

    元々佐藤究さんの名前に飛び付いて購入したようなも

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    2026年08月11日
  • 斜め45度の処世術

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    「口臭から、ここまで話が広がるのか。」

    自分の口が臭くても、周囲が気を遣えば本人だけは気づけない。
    そこから、立場が上がるほど欠点や失敗を指摘してもらえなくなるという話につなげる発想に感動しました。
    何気ない日常の出来事を、まったく別の問題を見る視点に変えてしまうところに、この本の「斜め45度」らしさが一番表れている気がします。

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    2026年08月11日
  • 言語化するための小説思考

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    「小説家に必要なのは、想像力より読者力かもしれない。」

    小説家の想像力というと、存在しない世界や人物を生み出す能力を思い浮かべます。しかし本書が強調するのは、顔の見えない読者が何を知っていて、どこまで説明すれば伝わるかを想像する力です。「他者を想像すること」も創作なのだという視点が残りました。

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    2026年08月11日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    変わり者の日常譚

    自分も変わり者と自負しているが、同系統の別人の変わり者が書いた本だと思った。
    冒頭から全力の自己表現をしていて少し羨ましかった。この変わり者具合で人生を友達を持った状態で送れている著者に希望と絶望を感じだ。

    著者と自分の間には、どのような違いがあるのかと考えた。1つ目はメタ認知の能力の差だ。自分の発言が相手に及ぼす影響というものをより深く思考することが大事だと考えた。
    2つ目は余裕の量だ。余裕の量というと、定量的に聞こえるが、これは定性的な話である。嫌な事があったら逃げる、嫌な事には出会わないように努力する。どれもこれも世間一般で言われている、人生を楽しく生きるコツだが、

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    2026年08月10日
  • 言語化するための小説思考

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    本と自分の相性について、なぜ合う・合わないがあるか、読みやすい・読みにくいがあるのかが書かれてるのかなと思って買ったが、そこに結論は出なかった。ただ、何かを書くということはモノを作ることであり、自身の経験とも通じるものが多くあった。

    アイディアは後から来るべきもので、書いてみたい、考えてみたいこと、その問いが重要であることである点や、アイディアは書いてみて、書いてみて、そのあとに出てくるものだという主張。

    そして何よりこの作家は私に合うんだと思う。他にももっと読んでみたいと思う。

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    2026年08月10日
  • 君のクイズ

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    クイズについて何も知らず、クイズ番組見ていても、知識あるな〜すごいな〜の感想だった読む前。

    クイズって一言で言っても奥深いな、その人の人生なんだな、クイズって競技なんだなと思えた読後。
    クイズへの見方が変わった一冊。

    そして、知識が人生の経験とつながっていると感じられた。ということは、自分の人生を豊かにするためには、たくさんの経験をして、たくさん考えていく必要があると再認識させられた。

    この本を読んで、改めてクイズ番組を見たら面白いんだろうな〜と思ったので、クイズ番組を見てみようと思う。

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    2026年08月09日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    生きることに、少し拘りのある著書の行動が、興味深い。ただ、現代は、人間関係は、極力、少なくして生きる方が、楽な気がする。

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    2026年08月09日
  • 言語化するための小説思考

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    #ヨンデルホン
    #言語化するための小説思考 / #小川哲(#講談社)
    #ドクリョウ #ヨミオワリ

    とてもやさしい。易しく、分かりやすい。文章のお手本。フェイクなファクトも読者を飽きさせないものなのだ、と。どんなことを考え悩み小説を書いているのか消しているのかが著者の頭の中を覗き見しているかのような文章が綴られている。(やるな、「曽根」。笑)

    読中メモ:人の思考もまた、リニアなのである。

    読中メモ:違法は気持ち悪いが、脱法は気持ち良い。

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    2026年08月08日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最初は難しいなと思ったけど、静かな環境でじっくり読むと味わい深いというか、ほうと感心しながら読めた。
    占い師の話めっちゃ好き。占いは面白いというか、もし自分が地の底まで辛かったら占いを信じられたならばいくらか救われるだろうと思うけど、絶対に詐欺だし信じていないので、コテンパンに言っていて面白かった。
    詐欺師の友達の話。見栄というか、理想と現実のギャップって辛いよなぁと。自分のして欲しいことは相手にもする、自分のして欲しくないことは相手にしないを大切に生きているので、確かにそれって人それぞれだなと考えさせられた。
    ホメホメカードは気持ち悪いと思った。でも、私も小学生の時にそんなカードあったな。自

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    2026年08月05日
  • 斜め45度の処世術

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    作者と同年代で、自分のことが書いてあるかと思うほど考え方が似ていて面白かった。これは世間では斜め45度扱いなのか?

    たぶん、他人から自分の枠を勝手に決めつけられるのが嫌だったり、裏をかえそうとするタイプなんだろうと思う。(その点がひねくれてると思われるのか)

    着眼点も面白かったし、小説家なので当たり前なのかも知れないが、自分の考えを言語化して短い文で説明するのが上手いなと思った。

    また歳をとって自分の考えが変わるか再読したい。

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    2026年08月05日
  • 君のクイズ

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    主人公はクイズアマチュア、1人称、僕、みしまれお


    舞台はテレビ番組のスタジオ、生放送

    第1回Q1グランプリのファイナル
    賞金1000万円
    それなりに人生が変わると思っている
    そして今日は調子がいい

    対戦相手は、本庄絆、東大医学部4年生、22歳
    ほかのテレビ番組にも出演しているタレント的な

    7問先取の早押しクイズ

    6対5
    からの本庄が1問取り返し
    6対6

    アナウンサーが問題を読み上げる
    「問題、、、」

    パァンとい早押しボタンが点灯
    間違えたか?
    本庄のランプがついている
    ああ、やっちまったな

    本庄は2回誤答していて、3回で失格

    これで僕が優勝か
    望んだような終わり方ではなかっ

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    2026年08月04日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    小説ではあるものの本著は小説家が主人公であり小川哲自身が主人公としか思えないような構成。どこまで事実でどこまでがフィクションなのか最後までずっと分からなかったが、世の中にある小説は著者のなかにある視点だからこういう形もありだし面白いなと思った

    エッセイ読んだ時の感覚に近いけどこの人の考え方や世の中の捉え方の角度は好きだなと思う。半ば諦めを感じる部分とどうしても許せない部分の線引きが上手でこういう人を自他の境界線がはっきりしているというのだろうなと思う

    最後に好きな文章を引用で


    「人生にはかけがえのない 奇跡的な瞬間というものがいくつも存在する。誰かを好きになったり、美しい景色を見たり、

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    2026年08月03日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    著者と同名の“小川哲”を主人公とする短編集。

    “はず”という語彙について。
    はず、ということは、
    それを手に入れた未来を想像し、
    手に入らなかかった現実が訪れた、ということ。

    とある動画で見たところでは、
    文字を読めない人間は見たことのない風景について
    何かを推定する、ということをしないという。

    自分にとっては現実は情報量が多すぎて、
    うまくとらえきれない。
    それを文字として描写することで、
    一部づつでも確実にとらえていくことができているような感覚がある。

    文字で、虚構を綴る、小説世界で、小川哲が、虚構に出合う、物語。

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    2026年08月01日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    読んだ後にじわじわ良かったなって思った。
    特に短編『君が手にするはずだった黄金について』が印象に残った。他人に対してこんな風に思っていたい。

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    2026年07月28日