小川哲のレビュー一覧

  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    『君のクイズ』や『火星の女王』の作者である小川先生の頭の中を覗ける!
    そして先生の創作過程がわかるそんな貴重な1冊!

    小説は読者の目線を考えて書くのが大事。
    それ故、自分の書いた文章はまるで日記みたいになってるのか。
    このことで、自分が小説を書けない理由を理解して、納得した。

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    2026年03月20日
  • 言語化するための小説思考

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    小説家小川哲さんの思考を少しでも感じることができるのは面白いし楽しい。
    今まで漠然と読んでいた小説がこれからは自分なりに考えて読むことになりそうでそれが楽しみでもあり戸惑いもあり。

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    2026年03月18日
  • 君のクイズ

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    クイズには疎いけど楽しめた。
    読んでいて残ったのは、クイズに正解することが、ただ知識を当てることではなく、自分の人生がその答えに届いていたと肯定されることでもある、という感覚だった。

    仕事でも何でも、人は挑戦の過程で、自分の積み重ねまで否定されたように感じることがあるし、逆に報われる瞬間もある。この作品は、そうした感覚がクイズの世界にも確かにあるのだと見せてくる。門外漢の題材なのに、他人事ではなかった。

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    2026年03月17日
  • GOAT

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    読みやすいので、寝る前ひとつお話を読むのにいい
    様様な愛の捉え方があり、作家ごとに色んな観点があって読んでて楽しかった

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    2026年03月15日
  • 言語化するための小説思考

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    小説家がどのように物語を編み上げていくのか、その手の内をここまで詳らかに書いてくれるとは本当にありがたい。単なる文章の書き方だけでなく、書く順番や物語が進んでいく方向、そして筆者がどのような立場で物語と向き合っているのかといった核心にまで触れられている。この本を読んでいると、小説の世界はもちろんのこと、映画やドラマ、さらには自分の何気ない日常までもを、思わず物語的な視点で捉え直してしまう。
    ​また、小説とは読者との対話であり、読者が面白いと思う作品をいかに構築していくかというプロセスが、実際の作品を用いて丁寧に紐解かれている。それはまるで、手品師が鮮やかな手品の種を一つひとつ明かしていくかのよ

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    2026年03月15日
  • 言語化するための小説思考

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    本書のことは、ゲンロンのイベントで便所サンダルの話を聞いて知った。

    最近はAIが生成した「意図のない文章」を読む機会が増えた。自分が命令してAIに書かせた文章ならまだしも、同僚の謎プロンプトによって生み出された物量だけ多くて何も伝わってこないテキストを解読しているとき、言い表せない虚しさを感じる。

    本書で説明される小説観にのっとれば、優れた小説の構成要素には「象徴的で影響力の大きな出来事」と「その出来事の伏線」しか存在しない。空間をどう立ち上がらせるかの設計に従って、書かれる情報の順番が丁寧にコントロールされる。無限に生成されるAI生成テキストで食傷気味になった自分には、そんな意図に満ちた

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    2026年03月15日
  • ゲームの王国 下

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    長年、今まで読んだ中で1番面白かった本はコニーウィルスの航路と言い続けてきたが、ゲームの王国は、航路を読んだ時のようなインパクトがあった(航路に似ている部分もある気がする)
    若い頃に読んでいたら人生観が変わっていたと思う
    本当に素晴らしい小説でした

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    2026年03月15日
  • 言語化するための小説思考

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    ー 作品の価値を決めるのは他者である。
    筆者は小説をコミュニケーションと考えているので、書く、読む以外にも、会話に応用できるヒントがたくさん!自分のための言葉ではなく、相手に伝わる言葉と表現を模索すること。

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    2026年03月15日
  • 言語化するための小説思考

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    小説は書き手が書きたいことを自由に書いて届けていると思っていた。あまりにも単純で安易な考えであったと反省している。あらゆる職業の中でもっとも顧客志向なのではないかと考えを改める。
    書き手の書いてみたいことと、読み手のニーズを優れた技術で文章にしていくことは、小説だけではなくあらゆるものづくりの核心であると感じました。

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    2026年03月14日
  • 言語化するための小説思考

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    面白くて一気読みした
    小説を書く予定はないが仕事や日常で文章を上手く書くために役立つんじゃと思って読んだ
    本書は小説について徹底的に考え抜いて書かれた本だけど、抽象化すれば、文章を書くことにとどまらず創作活動全般に活かせる内容になっている

    自分のための文章を削ぎ落とすべしという箇所が、1番目から鱗だった
    小説を含む創作活動はいかに自我が強くそれを前面に表現できるかが肝だと思っていたので、、、

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    2026年03月13日
  • 地図と拳 下

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    ネタバレ

    様々な登場人物の視点から日露戦争〜第二次世界大戦頃の主に満州を舞台に地図と拳、つまり地図と戦争の話がテーマで描かれている。一度も主観的な視点が描かれない細川の行動が常にキーで日本のために活躍、時に暗躍する。常に気になり続ける存在だった。ただ、私が好きだったシーンは別の人物、中川のシーンだった。彼は非常に頭がキレて、反戦主義で左翼活動までしているキャラで戦場にいっても人をなるべく殺さないようにしていた。そんな彼が度重なる行軍で疲れ果て、暗闇の中で尿意を催した時に、明かりをとりトイレするために他人の家を燃やす。建築学生として優秀だった彼は家の価値を知っていたのでそれは彼を軍人として覚醒させてしまう

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    2026年03月12日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    「Q -1グランプリというテレビでのクイズ大会で、なぜ本庄絆は一文字も聞くことなく正解を口にし、優勝できたのか?」に対戦相手であった三島の目線から迫っていく推理小説。
    クイズプレイヤーが主人公の一人称小説ということもあり、主人公の思考がすぐにクイズと結びつき脱線することもあるが、それがリアルに主人公の考えを追っている感覚になれておもしろい。
    なぜ本庄絆が優勝したのか?に「出題者の意図や考えていることを事前に想定し、出題される問題を予測した上で、問読の口の形から早押しをした」という一定の納得のいく答えがきちんと用意されているのもモヤっとならなくてよかった。大掛かりな仕掛けがあるわけではないが、主

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    2026年03月10日
  • 言語化するための小説思考

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    評価関数と最善手
    圧縮された認知を自分ごとにする
    全て人間の所業であるから、
    普遍的なものを見つけ出す
    その始まりは平凡から
    そして検証し比較し枠からどんどん外れていきそこに視点がうまれアイデアが生まれてくる。
    どんな表現も通ずるものがある本だ

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    2026年03月10日
  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    エッセイ的な要素もある。
    分かる分かると頷くとともに、こんな精度で物事を捉えて整理しているのかという驚き。
    小川さんの脳内にお邪魔させてもらうことで、自分にも起こりうることを、著者の専門性、主観から垣間見させてもらった感覚。
    エッセイとか小説って、認知はしているんだけど、手触り感の無い事象とを橋渡ししてくれるから好き。


    小説を書く人は小説が好きだと思う。何かの小説を読んで感動し、自分でも同じような ことがしたい、と願って小説を書きはじめる僕もその一人だ。 とはいえ、小説で得た感動を、小説で表現しようとする行為は間違っている。
    実は 「間違っている」という強い言葉を使う自信はないのだけれど、

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    2026年03月14日
  • 言語化するための小説思考

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    思考術、言語化力、文章術、、、今まで読んできたあらゆるノウハウ本が霞みました。

    具体と抽象の行き来が滑らかすぎて、まじで賢いんだなって思った。「伏線」の言語化とかもすごすぎる。

    そしてブラジャーの利確めちゃくちゃおもしろかった

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    2026年03月09日
  • 言語化するための小説思考

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    『君のクイズ』が面白かったので、本作を読んだ。想像した以上に面白かった。小説とは何か、を著者の視点で言語化していた。センスと頭の良さを感じた。

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    2026年03月09日
  • 言語化するための小説思考

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    小川さんの小説に対する鋭い考察と、ところどころ挟まれる知的なユーモアで、少し難しい内容ではあるのにとても楽しく読めた。

    小説を書くだけでなく、読む上でも知っておきたい内容だった。
    実例として、小説の一部を作って解説してくれるから、分かりやすかった。
    その実例が面白すぎて、続きを書いて小説として出版してほしいくらいだった。

    最後の「エデンの東」もわかりやすいし笑える

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    2026年03月09日
  • 言語化するための小説思考

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    他人が本に対して、どう捉えているのか
    ということに関しては、感想、評論、批評を通じて知ることができるが、
    この本は小説をどう創作していくのか
    が細かく書かれた一冊
    小説家の物事の捉え方、
    表現の仕方をほんの少しだけ理解できた気がした。

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    2026年03月08日
  • 地図と拳 上

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    ネタバレ

    上巻は下巻のための下拵えという感じ。主に満州を舞台に日露戦争前後の日本人やロシア人や現地人の登場人物が揃えられたという感じ。タイトルの地図と拳を思わせる地図や暴力・戦争の話が出てきたがこれからどうなっていくんだろう。細川は今後どう動き、須野や明男はどう巻き込まれていくんだろうか

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    2026年03月08日
  • 言語化するための小説思考

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    【どうして読もうと思った?】
    よく小説を読むが、実は読めていないんじゃないかと思って、読み方を知りたくて手に取った。

    【感想は?】
    おもしろい!小川さんも小説の書き方を知らないと言っていたり、桃太郎のお話がとんでもなく興味をそそられる冒頭から始まったり。

    【印象に残ったことは?】
    いらない文章なんてない(私は情景描写をいらないと思っていたのだけど、それにもちゃんと意味がある)

    【どんな影響を受けた?】
    ・本はもう少しゆっくり読もう
    ・小説には問いがある。それが何かを感じられる読み方をこれからしたい
    ・小説の読み方を知りたかったけど、読み終わった今では小説を書きたいと思っている。

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    2026年03月07日