小川哲のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
積読だらけで雪崩が起きそうな状態の中で、久しぶりに完読した。
面白すぎて電車の中で読むのは要注意!
ひねくれ具合が私のことのよう...みたいな箇所が所々にあり、気がつけば先へ先へと読み進めた。
一つの章がとても短く、ほぼ4ページずつというのが絶妙。
読書初心者には最適だと思う。
だからと言って著者の小説はなかなかハードルが高い。
本当に頭が良すぎる!と思う。
なぜにこのような発想になるのかと、???となることも。
ちなみに「言語化するための小説思考」もなるほどの連続で、今までモヤモヤしていたことを、こんな風に的確なことばで表現できるなんて、やっぱり頭が良すぎる人なんだ!なんて的確な語彙で表せな -
Posted by ブクログ
下巻は変人キャラクターたちのクセがますます強くなっていた。
本人たちは至って真面目なのがまた良い。
私の中で完全に主役を食ってしまってたのが、ヘモグロビン先生。
あまりに好き過ぎて、該当シーンだけ5回も聴き直してしまった。沈んでいた気持ちまで一気に元気になった。
一度でいいから私もヘモグロビン先生に診察してもらいたい。予約でいっぱいなのは、多分私みたいな患者がいるからだろう。
もはやヘモグロビン先生に会うために下巻を読んだ気さえしてきた。
普通の小説だと「この先どうなるんだろう」というハラハラ感で読みたくなるけど、個人的に小川さんの作品は少し違う。
ストーリー展開や結末そのものよりも、次 -
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競技クイズとは何たるか──。
生粋のクイズプレーヤーと、テレビが生んだクイズプレーヤー。
その2人がぶつかり合った時間は、実際にはそこまで長くなかったはずだ。
しかし、その刹那に、彼らのこれまでの人生の積み重ねが“答え”へと結びついていく。
この作品は、それを見事にやってのけているのだと感じた。
ある意味、彼らはクイズをしながら、走馬灯を見ることに近いことをしているのかもしれない。
また、私たちが普段テレビで見ている人たちは、世間から求められる偶像を演じているのかもしれない。
そう考えると、この作品はクイズの物語でありながら、メディアのあり方、そして受け手である私たちの姿勢も問いかけてい -
Posted by ブクログ
あまりにも面白すぎて一気読みした。
小川哲さんは、頭の中で考えていることを文章にする力が頭一つ飛び抜けて上手いが、どうやってそんな文章を生み出しているのか、小川哲さんの思考回路を一冊の本としてまとめあげて、一般読者向けにまざまざと見せてくれた本。
面白すぎたし、ビジネスでも趣味でも色んなことに応用できる思考プロセスを紹介してくれた本なので、定期的に読み返して、脳に刻みたい文章だらけでした。
⚫︎印象的なフレーズなど
・文章で何かを表現するとき、「順番」をどうするか決める必要がある。というか、僕は「順番」を決めること以上に重要な要素はない、お考えていたりもする。p.48
・p104の -
Posted by ブクログ
自分が今まで読んできた作品はある程度起承転結に沿って書かれてた。無駄に思えるような描写は多少あるにしても、全体通して見れば「結」に向かうような流れが存在していて、次の展開をイメージしやすかった。
この作品はごっちゃごちゃ。結はもちろんあるにしても、時間軸、場面、キャラクター、幾度となくかき回されたし、「これいらなかったのでは?」という描写も多々。
『言語化するための小説思考』に感銘を受けた身からすると、回収されない伏線が多くて腑に落ちない。
けどあとがきで
> ひとつだけ言えるのは「今の自分には書けない」ということです。本書の節々に、まだアマチュアだった僕が、暗闇の中で何かを見つけ -
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小川さんは嘘が上手い。
もちろん褒め言葉。
嘘という言い方は少し違うかもしれない。
事実ではないことも、まるで本当に体験したことのように書いてしまう想像力がすごい。
作品の中には、フィクションとエッセイ的なことが絶妙に混ざり合っている。どこまでがフィクションなのかはわからない。
頭ではフィクションだとわかっているのに、思わず検索したくなってしまうのは、登場人物の心理状態や思考の流れがあまりにもリアルだからだと思う。
作家はどうやって一から物語を作っているのか不思議だったけど、この本を読んで自分なりのヒントが少し見えた気がした。
エッセイ的な事実を骨組みにして、そこへ本物みたいな肉をつけ、 -
Posted by ブクログ
めっっっちゃ面白かったー!
文章が好きすぎて、サトシ…♡♡♡となった。
いや本当に、小説を書くうえで何を考えているのか、どういう風に文章を構成しているのかを、こんなに丁寧に明かしてくれるなんて!しかも読みやすい!好き!!!
小説の構造や仕掛けについて、これまでそんなに深く考えたことがなかったから、私には難しいかな〜と思って読み始めたけど、なんのその!!すごく読みやすかったし勉強になった。
賢い人が書いた文章だと分かるのに、言ってることが理解できる。こんなに有り難いことはない!
でも個人的には、小説の構成やギミックみたいなことは知らなくていいかも?とも思った。小説を構造として見るのではな