小川哲のレビュー一覧

  • ゲームの王国 上

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    シハヌークからロンノル、そして革命により誕生したポルポト政権。
    移りゆくカンボジアの情勢を史実とフィクションを混えて描かれた作品。

    これスゴい、、
    まだ上巻だけど、めちゃくちゃ読み応えあって引き込まれた。

    ポルポト政権って言葉は聞いた事あったけど、無知で詳しい事は全く知らなかった。
    歴史に残る独裁政治家。
    だけどこれって1970年代の話で、そんなに昔ではないという事が衝撃だった。
    凄惨で痛ましい描写にゾッとしながらも、混じえられた個性的なキャラの魅力にクスっと和まされたり、嫌になる事なく夢中で読み終えた。

    上巻の話の軸になってたソリヤとムイタック。
    2人のこの先が気になる。
    下巻が楽しみ

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    2023年08月02日
  • ゲームの王国 上

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    胸が詰まる怒涛の展開。
    共産主義のイデオロギー暴走をつぶさに描いておる。
    奇抜なキャラ多いけど、何か絶対的なものに縋って生き抜くしかない人間の脆さをひしひしと感じる。

    では下巻へ。

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    2023年07月21日
  • 嘘と正典

    購入済み

    小川哲の多才

    村上ラジオのプレ番組でのレギュラー出演で知り、地図と拳に打たれ、この作品で改めてその多才さを知りました。音楽の話も、馬の話も手品の話もみんな楽しい、小川さんを知ることができて良かった。

    #感動する #癒やされる #カッコいい

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    2023年05月18日
  • 嘘と正典

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    「王と道化の両方」
    初めて読む作家さん。
    親子で継ぐいい話系と狂気じみた展開だったりふざけてるのかどうかすら怪しいくらい計画的な犯行っぽい作品もあり、だんだんどっちに振り切るのかわからない状態で次の短編へ読み進めるのが楽しくなっていった。

    「嘘が正典になるなら正典とは何か?」と言う思いが頭を巡る。

    他の方の感想見ると「短編も面白い」って言葉が気になりますよ…それ聞いたら長編も読みたくなるって.

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    2025年10月18日
  • ゲームの王国 下

    購入済み

    あとがきまで全部読んだ唯一の本

    すばらしい

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    2021年01月10日
  • 言語化するための小説思考

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    とても興味深く読みました。
    本の選び方、小説の読み方が今後かわるかも知れません。
    小説を書くなんて事は無いですが、読みかたについて納得でき、楽しみ方が増えた気がします。

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    2026年02月09日
  • 言語化するための小説思考

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    途中やや難解な記載もあるが、とにかく筆者の言語化の精度が高く、頭の中がクリアになる作品。
    読んで良かった

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    2026年02月08日
  • 言語化するための小説思考

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    めっちゃ面白い。最後の方読みながら声出して笑った。ちょっと捻くれてて勝手に親近感を持ってしまった、、笑
    他者に読ませる文章を書くという行為においては、小説でなくても同じような考え方が重要だなと発見がたくさんあった〜

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    2026年02月08日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    半年前に買ってから途中まで読んでずっと放置してしまっていたが、本日ようやく読破。

    話の流れが分かりやすく(最初に話の中枢となるクイズ大会の描写があり、その後はひたすら主人公が、相手の男がどうしてクイズに0文字で回答できたのか、ヤラセなのかを考えるというもの)、何より結局ヤラセなのか、なにかタネがあるのかと展開が気になってサクサクと読むことができた。

    結果として、ヤラセではなく、ディレクターの作問の傾向と問題を読む人の口元を見て、0文字で回答を導き出したという答えに、心底驚いた。予想できた答えではあったけれど、ある意味だからこそ予想できなかった。

    それから、途中の主人公のお金が貰えるかもし

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    2026年02月07日
  • 言語化するための小説思考

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    この本は小説家が作品を作り上げるまでのプロセスや小説とはどのような性質を持つ物なのかを理解できる作品だと思った。

    小説家は人生の中で得た「ある認知」を探しだし、それを精緻化して命のエッセンスへと昇華する。
    それが小説家が読者に伝えたいものだ。
    そのエッセンスを小説家の技術で圧縮化したものが小説なんだと理解した。
    そして、読者がその作品からそれぞれの解凍作業行い、抽出した認知を受容することで、読者それぞれの感動が生まれる。
    その解凍作業の際には誤読することもあり得るが、誤読から更なる感動が生じることすらある。

    AIは文章の最適解を探し、素晴らしい文章にすることができる。
    しかし、小説家が実際

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    2026年02月07日
  • 火星の女王

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    題名から勝手にハードSFかと思って読み始めたら全然違いました。新種のレアメタルを発見して大騒ぎをする火星の独立戦争と政治のお話。
    どっちかと言うと娯楽政治SF小説。
    新ジャンルやね。
    話は上手に纏まってる。上手すぎて話が小粒になってる気もする。もう少しハード部分を足して長編に出来なかったかな?いやいや。このくらいの長さが丁度良かったのかな。
    NHKがドラマにするくらいだからチープなSFには違いないけど。

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    2026年02月07日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    小説だと思って読んでいたら、あらこれはエッセイだったのか?となり、嫌でもこれは現実の何かにリンクはしているとしてもフィクションも混ざっているだろうな。と感じてなんだかどういう立ち位置で読んでいいのか一時混乱する。

    それがまた著者の狙いでもあるのだろうけれど。
    知り合いの東大出身男性が著者、というか、主人公小川と重なって東大生ってこういう感じな人いるよなぁと思いながら読んだ。

    なんだかスッキリしないのが日常らしくていいけれど、
    私はこういう人の考えている事が言語化されて組み立てられてまとまっていく感じを読んでいくのは結構好きだった。

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    2026年02月07日
  • GOAT

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     愛が詰まった本だった。
     いつも本を買うときはふらっと本屋に行って、なんとなく気になったものを手にしていたから、まだ1度も作品を拝読したことのない方々を知るきっかけにもなった。これも一種のバリアフリーかもしれないし、本に熱を注ぐ人がまだこんなにもいるのだなと勝手ながら嬉しく思った。

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    2026年02月06日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    ちょっと表現が違うかもしれないけど
    主人公が考えてた以上にその出来事は小さなことで本人にとってはただの踏み台でしかなかったって言う虚無感みたいなものがすごいリアルだなと思った
    最初から最後までずっと主人公の分析が書かれてて正直このままそーとーすごい真実が待ってるのかなと思って期待感が膨らんだところに、えっそういうこと?って結末で、自分も主人公になった気分だった
    普段生活してても確かに、自分にとっては人生と言えるくらい大切なことがあいつにとっては踏み台だったってわかってすごい悔しいことあるけど、結局そう言う事象って忘れ去るしか解決策ないんだよね
    おもしろかった!

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    2026年02月05日
  • 君のクイズ

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    総合評価4.5にしたい。
    面白かったです!

    一千万円をかけた生放送クイズ優勝戦。主人公、三島玲央は対戦相手の本庄絆との最後の一問!
    本庄絆が『ママ、クリーニング小野寺よ』と解答し見事正解!?

    なんとそれは出題文を一文字も聞かない“ゼロ文字正答”だった。

    生放送で主人公は本庄絆に優勝されてしまう。

    誰もが納得いかない事態に。生放送で物議を醸した優勝劇から三島玲央は真相に迫るべく考察調査する。

    読み進めると次第にミステリーへとハマっていく。
    クイズ推理に浸れる一冊。著者小川哲の“君のクイズ”是非早押し、正答に辿り着いて欲しいです。結末は…

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    2026年02月05日
  • 言語化するための小説思考

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    新しい本を読み始める時、何故緊張してドキドキするのか、自分にとって面白いと思う小説とそうでない小説はどういう違いがあるのかが分かった気がする。改めて小説家さんってすごいな。

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    2026年02月05日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    ミステリーなのか?知的興奮を感じるのは最後のタネの部分ではなく、クイズそのものとそこに行き着く過程だった。ボタンを押してから回答するまでの僅かな時間でプレイヤーの頭の中でどのようなロジックが展開されているのか。時間感覚の操り方が巧みなおかげで終始スピード感と緊張感を持って読むことができた。
    クイズの答えとなる情報の雑学とそれに結びつく原体験で少しずつ三島のキャラクターが掴めていく過程が、就活の面接官に近いなと感じた。
    読み手は面接官のような立場で三島自身を深堀りしていくが、
    一方で、あくまで本作品の主体は三島のみで、彼の知り得る情報しかないので、結局本庄がどういった人間なのか、どういう背景を持

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    2026年02月04日
  • 君のクイズ

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    ある程度結末に予想はついたが、1問1問のクイズになにがしかの思い出が紐づいていて、物語としても何気に面白かった。

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    2026年02月04日
  • 言語化するための小説思考

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    小川哲さんの小説は「火星の女王」しか読んだことがないのだけど、小説家がどのように小説を書くのか気になり手に取ってみた。

    新書ということだが、まず、文章がとても読みやすい。
    内容についても、作者と読者の小説法の違いや、アイデアは新しい視点であるという考え方、伏線についての話も面白かった。

    一番興味深かったのが、小川さんが「創作上の明確な理由がない限り、登場人物の性別は第一感で思いついた性別でないものにする」ということ。面白い小川さんルール。
    それはまた、新しい視点に出会うためなのか。

    そして、最後の小説「エデンの東」は、小川さんがこの本のなかで書いてある小説思考を、そのまま小説にした内容だ

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    2026年02月04日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    初の小川哲さん。面白い、めちゃくちゃ好き。恋人や友人等、人間関係の距離感が良い。人に対して、あんまり踏み込まないけど、冷たくはない。
    本の内容とは関係ないが。朝井リョウさんの作品を読んだ時と、ちょっと似た感覚を覚えて、知り合いかなーと思って、ネットで調べたら対談してた。私が見た記事の会話は、そんなに面白くなかったけど。もっと話盛り上がりそうなのに、、、

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    2026年02月03日