小川哲のレビュー一覧

  • 君のクイズ

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    映画化されると聞いてネタバレされる前に。
    2時間で読み終わると解説には書いてあったが、なかなか進まず1ヶ月はかかってしまった。
    リアルなクイズネタも沢山出てきていつか使えそうな蘊蓄もちらほら。

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    2026年02月22日
  • 嘘と正典

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    小川哲さん、『ゲームの王国』からのファン。
    これからゆっくりと、読んでいきたい作家さん。

    この本は、知的なSF短編集で、
    最後の”噓と正典”が秀逸だった。

    時間の観念がバグって
    過去が揺れる→現在の意味が変わる→未来も変わる
    時間が一直線じゃなく、
後から書き換えられるものになる。という不思議な感覚。
    さすがーー。
    他の作品も何というか品?があり満足です!

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    2026年02月21日
  • ゲームの王国 下

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    これはすごい小説! なんか、安易に感動しようと思って読んだら、がつんとやられた。あとがき(解説)に、驚愕の作り方がかいてあった
    読書体験を根底から考え直される作品

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    2026年02月26日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    ネタバレ

    架空の話を作り上げる小説家として一定の成功を収めている作者小川と、起業家、漫画家、小説家など自分が望む何者かになる(黄金を手にする)はずだった虚構の登場人物が描かれている。

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    2026年02月20日
  • 言語化するための小説思考

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    全人類が小説を書くようになったら平和になるんじゃないか、、、

    小説って、いろんな視点でいろんな情報をいろんな考え方に合わせて表現しているものだからこそ作品を書くことで寛容になれるんじゃないかと思い、↑(一文目)の感想がでてきました、、!

    また小説家はどんな狙いがあって、その表現をしているのかなども知れてこれから小説を読んでいくにあたっての新しい視点が得られてとても有益でした!

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    2026年02月19日
  • 君のクイズ

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    参考書のような本だった。
    至る所で、この状態で出題されるクイズは何かと自分自身に説いて、自らそれに答えることの繰り返しが行われ、正解不正解だけでなく、芸術点のようなものも回答者にはこだわりがあるということを知った。
    助詞の使い方で答えが絞られたり、テレビでみる機会があったら、本当なのかを今後はそれにも注目したいと思った。

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    2026年02月18日
  • 地図と拳 下

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    ネタバレ

    普通サイズの上下巻の本なのに、大河小説を読んだくらいには体力を失った。
    長い年月「地図」を仕事としていたので、書名に「地図」という文字が入っていると、つい手に取ってしまうのだが、重苦しい本である確率が結構高い。

    この本も、日露戦争を前にした時期から第二次世界大戦後までの長い年月を、ほぼ満州を舞台に書かれている。
    最初から最後まで通して細川という男が出てくるところから、いかに短い期間に立て続けに日本が戦争という大きな波に翻弄されていたのかが、恐ろしいほどにわかる。

    満州の東側の海に浮かぶ青龍島(チンロンタオ)が描き込まれた地図。
    ないはずの島が、どうしてその地図に描き込まれたのか。
    それを探

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    2026年02月18日
  • 地図と拳 上

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    ネタバレ

    地図と拳(上巻)は、一つの都市を舞台に、人間の理想と暴力、知性と欲望が交錯するさまを壮大なスケールで描き出した、まさに圧巻の歴史群像劇である。

    物語は、まだ何ものでもない「土地」に、人が線を引き、名を与え、意味を刻みつけていく過程を丁寧に追っていく。地図とは本来、世界を理解するための道具のはずだ。しかし本作では、その地図がやがて支配や野望の象徴へと変質していく。理性の結晶であるはずの“地図”と、衝動や暴力の象徴である“拳”。その対比が、時代のうねりの中で否応なく絡み合っていく構図が胸を深く打つ。

    登場人物たちは誰もが単純な善悪では割り切れない。彼らはそれぞれの正義と信念を抱きながらも、時代

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    2026年02月17日
  • 言語化するための小説思考

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    これ読んだら文章書くの上手くなるかな?と買ってみましたが思ってたのと違いました。
    どちらかといえば自分の好みに合う小説を選ぶのに役に立つかもしれません。
    これまで「文体」というものを考えたことがなかったのですが読み易さにかなり影響を与えていることがわかりました。一人称視点で話が進められる場合には背景等基本的な情報が最初から手に入らないためそこに読みづらさを感じる人もいるということ、また読者を置き去りにしない形で話し手の性格や背景等語られている場合には読みやすく感じることなどが書かれていました。
    個人的にはこの「文体」の観点が小説を最後まで楽しく読み切れるかどうかにかかっているので、今度小説を買

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    2026年02月17日
  • 君のクイズ

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    クイズプレイヤーの思考が論理的に書かれていて面白かったし、作中のクイズが勉強になり知的好奇心がくすぐられる。
    クイズに自分の人生を肯定される感覚というのは本気でクイズに取り組んだ人にしか分からないことだが、三島の思考を通してそのような感覚を知り、理解できるのが面白い。
    ただ、最後は感動のまま終わる方が自分の好みだと思った。

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    2026年02月17日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    「『あーめんどくさ』って思ったでしょ?」
    わかるって思い、最初から引き込まれた。
    「読書をしている間は、時代や国も越えて、本と読者だけが存在している。」
    読書好きを惹きつけてくれる本。

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    2026年02月18日
  • 君のクイズ

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    あるクイズ大会の優勝を決める最後の問題で、問題文が読まれる前に回答して正解し優勝したという事が起きた。
    ヤラセなのか否か?
    準優勝だった主人公が真実を探すミステリー作品。
    ミステリーとしては、最初に想像した通りの結末でしたが、文体や語り口が軽妙で楽しく読みやすい作品で一気に読みました。
    題名の「君のクイズ」とは、即ちクイズプレーヤーである主人公にとっては「君の生き方」であり、「僕のクイズ」(生き方)ではない。
    その点に清々しさがあり、良い作品でした。
    これからも「僕の読書」をしていきたいと思う。

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    2026年02月15日
  • 君のクイズ

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    クイズ番組って確かにずっとあるけど、問題が読まれる間に出演者がどんな風に頭を使ってるかなんて考えたことなかったから面白かった。

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    2026年02月15日
  • 火星の女王

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    火星は特別な感情を呼び起こす惑星ですね。色々な物語の舞台になってる。これもそのひとつ。またひとつ火星の特別な物語を知りました。生きてるうちにこんな未来はないかもですが、いつか火星にも人類が…。もしくは生命体が…と思わせる。

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    2026年02月15日
  • 君のクイズ

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    解説まで読みやすくて、感動を覚えた。スルスルと読めてしまうとても面白い本でした!
    オチは良くも悪くも釈然としないですが。。。
    本題とはズレますが、生身の人間を偶像化する文化について、対象にされる側の気持ちとともに文字化され、語られていたところが個人的に刺さったというか、考えさせられました。
    主人公視点で語られる「君」のクイズに対して、無意識に「僕」の前提を元に謎を解こうとしてしまっていた自分に気づきました。視点を意識すると物の見方や捉え方、前提まで変わることがあるのだと改めて気付かされた一冊でした!

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    2026年02月14日
  • 言語化するための小説思考

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    ネタバレ

    文芸BRUTUSで冒頭部分を読み興味を持っていた本。おもしろい小説を書くためにどう伝えるか考えられていることについて書かれてて、普段の会話での言語化と言うよりも何かを記述する時に役立ちそうだと感じた。分かりやすく説明豊富に書くとくどいし、かと言ってそれを省略していくと分かりにくい本になるし、その塩梅が難しいと思った。私は説明が多いと話が入ってきにくいかもしれないと例えで感じたから説明は少ない方がタイプ。かと言ってキーワードから背景を読み取れるほどの知識を持ち合わせていないから、もっと知識を身につけていきたいと思った。

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    2026年02月14日
  • スメラミシング

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    結構時間がかかって読んでしまったのですがとても興味深い話だらけでした。
    それぞれの話は短いですがどの話も余韻を残す感じで終わっていて
    続きが気になる感じでした。

    全体的に信仰心的な話がキーとなっていて
    目に見えないものをいかに信じるか信じないかみたいな
    そんなところがテーマになっているのかなと。
    裏に一貫したテーマを感じるにも関わらず表面的には時代も世界観も
    語り口も何もかもが違う話で構成されていて著者の幅広さと
    頭の良さをヒシヒシと感じました。

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    2026年02月14日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    物語というよりクイズ論を読んでいるような感覚だった。クイズ一問一問を丁寧に掘り下げながらそこに自分の過去や記憶を重ねていく語りが印象的だった。
    今まで知らなかったクイズの世界を知れたことが嬉しい。

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    2026年02月12日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    ページ数も少なく小難しい表現もないから読みやすい。

    本庄絆の過去がどこまで本当なのかは結局わからなかった。全て本当な気もするが、嘘な気もする。
    クイズ番組の回答者の方々はあれだけの知識をどうやって脳に貯めているのかずっと不思議だったのが三島玲央の視点から理解できた気がする。

    クイズへの向き合い方が違う2人は永遠に分かり合えないんだろうな。本庄にとってのクイズは道具、三島にとってのクイズは人生なんだろうと。

    もしクイズが人生だとするなら、そのクイズにとっての正解とは何かを考えさせられる。

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    2026年02月12日
  • 言語化するための小説思考

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    小説を自分が書くことはないだろうが、普段身の周りで起こる出来事に対しても小説思考のエッセンスを取り入れるとまた違った捉え方が出来そうだなと思った。

    と言いつつ一回読んだだけでは理解しきれていないところが多々ある。

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    2026年02月11日