小川哲のレビュー一覧

  • 君のクイズ

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    クイズ番組で対戦相手が異次元の即答で正解。
    はたして、やらせか、それとも・・・
    クイズ王も大変だよって話も。

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    2026年01月24日
  • 地図と拳 下

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    どう終わらせるのか難しいけど,こうしますか。もう少し違うものが欲しかったかな。無い物ねだりではあるけれども。

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    2026年01月24日
  • 言語化するための小説思考

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    小説はあくまで表現技法の一つ。
    読者のためではない文章は存在してはいけない。意味のない描写はあってはならず、つまり伏線として機能していない文はない。
    本書は全体的な調子こそ軽妙ですが、非常にストイックな職人の考え方がその裏に見えて面白かったです。

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    2026年01月23日
  • 火星の女王

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    著者の他作にも通ずる、政府や国民、権力などに対する少し冷めた眼差しを、火星という舞台に置き換えたらこうなるのか、といった印象。

    壮大な動機なんてなくても、それぞれの立場やタイミングが折り重なって大きなうねりが生まれる様子は普遍のものだが、未来の火星と地球の環境を舞台とすることで、考慮することや情報の入り方などなど、SF的に変化してて面白かった。

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    2026年01月23日
  • 火星の女王

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    SF苦手。設定を理解するまでが大変。だけどSFからしか得られない感動があるのもわかる。SF苦手と思いながら頑張って読んで、最終的にあー面白かった!ってなってよかった。

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    2026年01月22日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    この言葉の羅列が好き。面倒くさくって、ウザったい、それが良い。書くことをお仕事にしている人が書いている、読ませるお話みたいな感じだろうか。そんなこと言ったら本なんてみんなそうなんだけど、そう言いたくなる文章に溢れている。良き。

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    2026年01月21日
  • 君のクイズ

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    一気に読み終えた
    クイズに関する描写の迫力がすごい
    謎解きのストーリーも面白かった
    キャラクター像があんまり頭に浮かんでこないのは少し不思議だった

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    2026年01月20日
  • 君のクイズ

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    問題が読まれぬうちに回答し、正解できたのは何故なのか!?

    クイズの問題→回答 と
    答える側の思考回路まで言語化されていてとても面白かったし
    知らないジャンルがこの小説によって知れる
    というのも醍醐味だと思った。

    小川さんの他の本も読んでみたい。
    そして映画も気になります。

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    2026年01月19日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    どこまでが真実?それとも全部作り話?
    大学生だった主人公が小説家になるまで。
    主人公の考えていることは、真面目で理にかなっていて、でもちょっとゆるい感じ。
    確かに、視点を変えれば、こういう見方もできるなーと感心するいくつかの話。
    それが、こうして小説になるんだ、と。
    はじめの方には、実在するいろんな本が出てきて、それがとても興味深かった。

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    2026年01月19日
  • ゲームの王国 下

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    SF最高!
    『三体』でSFの面白さを知って、『ゲームの王国』でやっぱりSFっていいなと改めて思った。
    『ゲームの王国』は哲学的な思索に満ちたSFとして非常に面白かった。

    「感情とは物語」ってくだりが好き。

    キャラ設定はクレイジーでめちゃくちゃ異世界。
    私もヘモグロビン改善しようと思う。

    ただ、表現の一部には男性作家特有の癖を感じるところもあって、一歩引いて読んだ。
    村上春樹的な・・・(個人の感想です。ハルキストの皆様、すみません。)

    ポル・ポト支配のカンボジアの悲惨な時代を生き、その後の腐敗した政治を変えるために権力を手に入れようとしたソリヤ。
    本当にポル・ポトの娘だったのだろうか。

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    2026年01月17日
  • 火星の女王

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    火星のスピラミンなる物質の新たな発見を巡り、火星の独立、タグレス住民の問題、などが起こるお話。

    火星の生物学者リキカワナベ、火星生まれの少女リリ、大企業CEOマディソン、自治警察のマル、ISDAの白石アオト、、、
    キャラクターは地味だがしっかりしていて良き。
    話もスッキリしている。面白い。
    SFだけど、難解すぎない。
    そこに存在する人々の人間関係が描かれている。

    ドラマになると聞いたので先に小説を読みました。
    ドラマの方はストーリーがもっとわかりやすく展開されて、人間関係も、、、まぁだいぶ原作とは違う感じになってましたけど(^_^;)
    それはそれで、良いのかな、と。
    個人的には、小説のさっ

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    2026年01月16日
  • ゲームの王国 上

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    小川哲さんの頭の中、どうなっとるんや。
    めちゃくちゃなキャラ設定とめちゃくちゃな史実の組み合わせで物語を作ってしまってる。

    ポル・ポトの名前は知ってたけれど、カンボジアの凄惨な政治については、ほとんど興味を持ったことかなかった。
    これが史実とは、ひどいな。

    人間がゴキブリみたいに処刑されてる。

    綱引きチャンピオンのマットレスの思考が「綱引き」だったのが、いつの間にかソリアの思考がマットレスの思考になっていたのが印象的。洗脳だね。

    思考実験の塊小説。

    人間に自由意思は存在しない。

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    2026年01月15日
  • 君のクイズ

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    クイズの問題文を予想する答えを予想するその過程が一つ一つ丁寧に言語化されていて描写が繊細。自分の思考の構造もこんなに言語化できないのにすごいすごすぎる!!!読みながら勝手に頭の中映像出てきた。調べたら映画化らしいので映画も観てみたい!!

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    2026年01月15日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか?

    この謎に、「ヤラセでした」以外の納得感のある結末が用意できることに、まずびっくり!クイズとはどうやって解くものなのか、というクイズの世界についても知ることが出来てとても面白かったです!※作者の友人に競技クイズプレイヤーが何人かいるらしく、リアリティが素晴らしかったです。

    結末も良かったです。読み終わった時はモヤモヤする結末にやや微妙な気分になりました。他人に勝手なイメージを重ねてくる人を煩わしいと思っていた主人公でさえ、自分自身も対戦相手に勝手なイメージを抱いていて、それが

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    2026年01月14日
  • 地図と拳 下

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    久しぶりに上下巻の小説を読んだ。人々の苦悩や思考がすっと頭に入ってくる。書き手の体幹のようなものを感じたし、安心して最後まで読みきれた!おもしろかった!

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    2026年01月14日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    クイズ、それも早押しをテーマにしたミステリーという珍しさで手に取る。演出側が生放送として成立させるため、ヤラセではなく実は解答者が答え得るギリギリの問題を出すという考えはリアルさがあった。スラムドッグ程の偶然の奇跡ではないのが良い。結局ラスト0文字解答も、本庄は正解でなくともよかったという覚悟が競技者vsエンタメタレントの違いで真相か。人生の分岐点も全てクイズ。頭フル回転させ、勇気を持ってマイウェイで押すしかない。

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    2026年01月13日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    東大院卒って感じでした!本屋大賞ノミネートだったと思ったので小説家と思ったらエッセイぽい感じでした。それでも楽しめた。過去に何してたかなんて、忘れちゃうよなぁ。そして記憶は改ざんされるよなぁ。
    P129 僕の知る限り、多くの道徳的な規則は「黄金律」に基づいている。「自分がしてほしいことを他人にしましょう」というやつだ。
    「黄金律」を裏返すと「自分がしてほしくないことは他人にしないようにしましょう」となり、これは「銀色律」などと呼ばれている。
    *ただし、「してほしいこと」や「してほしくないこと」は個人によって差があります。

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    2026年01月15日
  • ゲームの王国 下

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    上巻と下巻でガラッと趣が異なる。

    上巻は20世紀のカンボジアの歴史を駆け巡る内容。不安定な政情と政府の弾圧・暴力が容赦無く民衆を攻撃する展開に思わず目を覆いたくなります。多少魔術的な要素を秘めつつも、SF的要素は皆無で、「あれ、この作品、日本SF大賞受賞したんだよな」と思うことしばしば。そんな極めて過酷な情勢下で生まれ育った神童ムイタックと人の嘘を見抜ける不思議な少女ソリヤは運命の糸に絡め取られるように出会い、そして宿命的な決別を遂げます。かなり怒涛の展開のなかで、悲惨なシーンを抱えて上巻は幕を閉じるのですが、下巻はそこから一気に半世紀も時を下ります。
    ここからSF的要素が加わってくるのです

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    2026年01月15日
  • 地図と拳 上

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    ネタバレ

    日露戦争前の満州を舞台にした出だしを読み始めたとき、こういう作品特有の読みにくさがなくて驚いた。
    聞き覚えのない固有名詞が大量に出てくるため、どうしてもすらすら読むことはできないのだけど、必要以上の文章の堅苦しさがなく、作者の書いている映像が脳内にイメージできる。

    ただし、読み始めたときは日本の軍人であることを隠して中国に渡った、密偵・髙木が主人公の話だと思ったが、彼は上巻の半分あたりでさっくりと戦死し、ロシア正教の伝道師であるクラスニコフ(隠された任務はロシアの満州における鉄道網拡大のために現地人を取り込むことである、元測量士)や、時の権力者に両親や家財の一切を奪われたため、強くあることを

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    2026年01月12日
  • 君のクイズ

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    小川哲さんの本を初めて読んだ。
    先にこの本の全体像をわかりやすく示し、その中で群像劇を展開していく…かと思いきや最後には。
    小川さんの小説に対する試行錯誤が垣間見えた気がした、気がする。

    QuizKnockを若干知っているので「これはあの人がモチーフかな?」とか想像を膨らませられたのも読みやすかった理由の一部かも。

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    2026年01月12日