小川哲のレビュー一覧

  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    クイズ番組にてゼロ文字押しで正解した謎を調査するクイズプレイヤーの話。
    実在する物事で構成されたクイズに沿って主人公の回想がされ、クイズの教科書のようなミステリー小説で興味深かった。

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    2026年09月27日
  • 君のクイズ

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     価値観が変わる等の主人公自体の変化がないから、終始起伏がなく坦々と始まって坦々と終わった印象。
     人はそう簡単に変わらないってことだと考えたら納得はできるけど。

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    2026年09月26日
  • 君のクイズ

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    クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録!解説は田村正資氏。
    (朝日新聞出版ホームページより 『君のクイズ』紹介文)


    私はクイズ番組を見るのが実はちょっと苦手だったりする。

    緊張している人を見るのがまず苦手。目を見開いて思考をフル回転させているクイズプレーヤー達の表情が恐ろしい。勝ち負けが決まるまで、ハラハラするのが本当に嫌だ。そして、勝敗が決まったら決まったで、勝った方が喜んでいる横で、負けた方ががっくり肩を落としているのを見てしまったりすると悲しくなって「勝敗などつけなければ良いのに」と思ってしまう。

    しかし『君のクイズ』を読んでクイズに対する印象が変わった。主人公の三島玲央にとっても、彼の対戦相手の本庄絆にとってもクイズは人生だった。クイズ≒人生。勝敗≠人の優劣……私、勝負のこと人の優劣を決める行為だと思ってたのか、とハッとする。クイズに正解するためにテクニックを磨いたとて、クイズに誤答はつきものなのだ。武の無い武道すぎる。

    感想の多くで「ミステリーだと思ってたけど、思ってたのと違う」と書いている人を見かけたけれど私も同じ気持ち。「どうして彼は1文字も問題が読まれないうちに答えられたのか」と犯人を追い詰めていく物語になるのかと思っていたら「人は何故クイズをするのか」みたいな話となり「そこから!!!?」となってしまった。クイズの0文字回答が可能なのか、クイズ回答のテクニックから可能性を探り始めるのも驚かされた。そういえば5文字くらいしか問題が読まれていないクイズでもバンバン早押ししているクイズプレーヤーってよく見るかも。あれは特定のキーワードとイントネーションから予測してできるテクニックだったんだ……。クイズプレーヤーの思考回路を垣間見ることができたような気分になれる、他にない読後感の本だった。

    「答え」を口にするために、問題を耳にした瞬間クイズプレーヤーの頭の中では記憶がフル回転する。答えは暗記した内容だけではなくて、今まで出会った人とのやりとりや、見かけたポスターに書いてあったりもするという。何かの経験から答えを引っ張りだすクイズプレーヤーの思考の描写には、ニュートンが林檎が落ちるのを見て「万有引力」という答えに至った話と同種の魅力を感じてしまう。人間はまだどこかに、ごく小さなきっかけから大正解を引っ張り出してこれる可能性を秘めているんじゃないのか。クイズ、人の勝敗を見るのは苦手だけれど、自分でやるのはちょっとやってみたいかもしれないとすら思ってしまった。(記憶力・瞬発力にかけるので多分全然できないけど。)

    人生物語でもあり、青春物語でもあるが、主役はクイズそのもので、人間模様が重すぎず、良い意味でライトに読めるのがとても良かった。

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    2026年09月25日
  • 言語化するための小説思考

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    ◾️ページ数 P189

    あんまりしっくりと読めなかったというか…あまり楽しめませんでした。作者さんごめんなさい。

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    2026年09月24日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」
    共通の一文からいろんな作品が読めるとは!
    短編集は初めてで、いろんな作家さんの作品が読めるのは新鮮だった。
    初めて読む作家さんで気になる方もいて、読書の幅が広がるなと思った。

    個人的に面白かった作品
    『電子の赤紙』/三上幸四郎
    『声』/岸田奈美
    『まだ間に合うよ』/金子玲介
    『時効』/米澤穂信
    『あの人は誰』/麻見和史

    衝撃的だった作品
    『【従業員が告発!】ペットショップという名の地獄』/真梨幸子

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    2026年09月23日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    難しい言葉は多くあるし思考を語る部分が多いにも関わらず、読みやすい文体でスラスラ読めた。
    すっと頭に入ってくるため良い意味でフィクションということを忘れていた。

    最初の二つが特に面白かった。
    「次第に、僕はテストとは2位を取るものだと考えるようになった。」このセリフが個人的にとても良かった。

    だが,期待をし過ぎていたせいか思ってたより承認欲求についての話があまりしっくり来なかった印象。(あったけど触れて欲しいとこに触れてなかった)

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    2026年09月23日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    なるほど〜。思ってたのとは正直違ったけどそれはそれで面白かった。自分を大きく見せたくて見栄を張ってしまうことって過去に自分も経験があって、それを客観的に見た時の痛々しさとか同情とかに結構喰らった。見栄っぱりって大体バレてるよね。

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    2026年09月22日
  • 言語化するための小説思考

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    「大事なのは「答え」ではなく「問い」だ。」

    小説に限らずあらゆる表現活動に当てはまる至言である。

    ここまで小説家が手の内を見せてしまっていいのか、と心配になるが、それを超えた作品を生み出せる、という自信の表れか?

    町田康の推薦文が最高!
    「目から鱗が落ちまくって、視力が6.0になり、眼鏡を捨てた。膝を打ちすぎて膝が砕け、一歩も歩けない。」
    これ以上ない褒め言葉である。

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    2026年09月22日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    対談相手によって厚みが違う気がしたけど、それはそれで話してる内容の薄い深いではないと思う。

    構造の話がやはり何度聞いてもピンとこないのが不思議だ。
    小川さん初め名だたる小説家の方々漫画家の方も含めて、やはりすごく頭がキレてだから理解できない部分もあったかも。SFはほとんど読んでこなかったけど、これを機に読んでみようかなと思えた

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    2026年09月22日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    語り手が小川哲さんなので フィクションなのにどうしても頭の中にご本人のイメージが
    人物描写はとてもリアルで 本当にあったことなのかと思わせるほどでした

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    2026年09月22日
  • 君のクイズ

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    クイズ大好きだったので、早押し時の思考はめっちゃ興味深かったけど、0秒押しはやはりなしではないかと思うのだ。

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    2026年09月21日
  • 屁理屈と哲学

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    とあるyoutubeチャンネルにてドパガキでも読める本として紹介されていたが、確かに初回読書時の好きな部分に付箋はったり色付けしたりする作業がすでにされた状態で売られている本って感じがした。
    タイパは最高だけど、コスパは最悪な本だと思う。
    「普通」「メンタル神経」「計測」「勝利条件」が好きかな。気が向いたときにパラパラめくってみよう。

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    2026年09月21日
  • 言語化するための小説思考

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    小説がどういう要因の組み合わせでできているのかが分かりやすく書かれている。
    アイデアと技術の両方で成り立っていることを再認識した。
    書き手と読み手のコミュニケーションであるという点も納得。プレゼントを受け取ったと思って今後読んでみようかな。

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    2026年09月21日
  • 地図と拳 上

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    直木賞受賞作を読むシリーズ。満州事変を正面から描いた作品で勉強になります。面白いかと言われるとあれだけれども。続きも読みたいです。

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    2026年09月21日
  • 君のクイズ

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    どんでん返しやミスリードがあるかと思って読み進めたけど、なかった、、、、ほんとにあのオチで終わってしまったんだーーー

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    2026年09月20日
  • 屁理屈と哲学

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    なんか読んだことある文章だな、と思ったら過去の本からの抜粋とのこと。なるほどな、と思う部分も多いが、小川先生、新作もお願いします、とは思う。ゆっくり書いて良いものが読みたいとは思いつつ。

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    2026年09月19日
  • 斜め45度の処世術

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    ほぅ、斜め45度とな
    何だか面白そうです。


    印象に残ったのはこの3つ

    「誹謗中傷されても喰らわない考え方」
    に、出てくる髭を剃れ人 が、ツボ
    ジレットから髭剃りの普及を託された1人だと
    信じたい
    ちょっと探してみようかな、髭剃れ人


    「友人と縁を切るタイミング」
    予言者になった友人
    著者はフォロー解除したそうだけど、
    こちとら怖いもの見たさで寄ってっちゃいそうです。
    取り込まれるのか取り込むのか…
    そんな様子の友人は居ないので、今のところは実現不可ですなぁ


    「運動神経とメンタル神経」
    メンタル神経
    自分の思考や発言を理性的にコントロールするチカラかぁ…… 本能的である私には難しい(悲し)
    日々メンタル神経の鍛錬に勤しまねばあるまいの
    (ホントに?)



    するすると読みやすい1冊でした

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    2026年09月18日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    ネタバレ

    なんか読みづらかったけど、自分の周りのちょっといたい人たちを冷笑してる感じがしつつ、そのいたい人たちが本当に嫌な感じでリアルだった。ロレックスの偽物の話が印象的だった。

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    2026年09月17日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    誰かに認めてもらいたい。この感情って誰しも思ったことはあるはず。
    だからといってその行動が、周りを騙してまで認めてもらいたいのかな。
    もっと方法はなかったんだろうか、とおもってしまった。

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    2026年09月17日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    頭がこんがらがるような不思議な読み心地。

    「プロローグ」
    別れる理由がひどい。

    「小説家の鏡」
    ハマる人の気持ちが分かる。
    こんなに疑い深い人でも委ねてしまいたくなった瞬間があるんだもの。

    「君が手にするはずだった黄金について」
    愚かな人っているよねー、位の感想だったのに「みんな本物だよ」の一言でちょっとだけ詐欺師の彼に同情心がわいた。

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    2026年09月21日