小川哲のレビュー一覧

  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    3.3

    『エントリーシートに小説を書けばいい。就職活動はフィクションです』は正にだなーと思ってしまった。

    ただ人生も変わらず自分が主人公の小説と変わらないと思った。

    自分で描く自分の人生を脚色して大きく見せる人を登場人物として出してて、今も昔も変わらなそうだなと思った。

    読みやすく、三日で読めた。



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    2026年08月11日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    エッセイかと思ったけど、エッセイ風の短編小説だったらしい。
    「小説家」と名乗るのに抵抗があるって話を読んで、頭の良い友人が思い浮かんだ。
    その人も、昔野球をやってたことを「野球の真似事のようなことをやってました」って言うような人。言葉の意味の深さを理解してるから、本人はただ言葉を正確に使いたいだけかもしれないけど、周りから見ると謙遜してるように見える。頭良い人あるあるなのかな〜って読んでて思った。(小川さんが東大卒という前情報ありで読んだので。)
    考えてることは理解できるし、共感できる部分もあるんだけど、感情が揺さぶられるようなお話ではない。そのなかで、「君が手にするはずだった黄金について」と

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    2026年08月11日
  • 君のクイズ

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    クイズの0文字解答は不正なのか。
    回答者自身が「不正をしました」と言う以外に納得できる答えなどあるのか?と思っていたが、推理の過程でクイズについて知ること自体、面白かった。
    一見ややこしい話のようで、クイズとして知らない知識が多くでてくる割にかなり読みやすかった。
    ミステリー要素が魅力というより、登場人物の思考を覗くことが面白いという感覚が強かった。

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    2026年08月10日
  • 君のクイズ

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    対戦相手の0文字解答の謎を追う。
    そのからくりはなんとなく読める。クイズプレーヤーの思考が体験できたことがおもしろかった。
    読み切ると、タイトルの意味もわかる。

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    2026年08月09日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    後半のほうが面白かった。
    前半は、似たような別れ話が2回続けて出てきて辟易としてしまった。
    投資詐欺をしてしまった元友人の話や、他人のエピソードを盗作していたマンガ家の話、小学校の教室で宗教をつくりあげた元担任の話、のほうが面白かったので、構成としてもそちらを優先すればよかったのにな〜。

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    2026年08月09日
  • 君のクイズ

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    あっという間に読んでしまった。のだが、面白かったかと聞かれると首をひねってしまう。クイズを知らない人が、ゼロ文字押しに魔法のような答えを求めているのかもしれない。あるいは本庄の肩すかしのような謎が、読者の問いに答えていないのかもしれない。

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    2026年08月08日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    これは小川さんファンなら必携の1冊だと思うが、難しくて完全に理解できていないというのが本音。
    複数の作家+漫画家と小川さんの対談形式の本作。小川さんは、どの人の前でも態度を変えることなく、一貫して「小川さん」で、安心できる。

    印象に残ったのは高瀬隼子さんとの対談で、小川さんが小説家になるために応募する賞を調べあげていたことだ。そのおかげで『ゲームの王国』のような面白いSF小説が読めたのか。
    また、佐藤究さんの『テスカトリポカ』は、帯で内容を知っていたから前半部分乗れなかったという呉勝浩さんの話を読み、私も常々同じことを考えていたなと。映画の予告にしろ本の帯にしろ、本当に余計なことだと思う。で

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    2026年08月07日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    「君のクイズ」の作者の思想が書かれているエッセイ集。小説を書いている人なだけあって文章が上手い。面白いが偏屈すぎる。本自体は面白いが著者のことはちょっと嫌いになった。

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    2026年08月06日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    文庫化したら読もうと思っていた作品。
    フィクション?エッセイ?何やろ…
    読んだことのないタイプの本でした。
    地味に何か分かるって感覚があって、サクッと読めましたが、もう少しワクワクする系かなと思っていたので、今の私とはミスマッチだったみたいです。

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    2026年08月06日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    火星人と地球人の対立を描いたSF?火星人と言っても宇宙人ではなくルーツは地球である。
    結晶構造をナノ秒単位で同時に変化させるスピラミンという物質の発見から、ハードなSFに誘われるのかと期待したが、普遍的(地球的)な人間ドラマに落ち着いた。こんな大層な舞台を用意しているのに、惑星差別だの貧困格差だの独立運動だの、ちょっと自分の期待とは別のベクトルに進んでしまった。独立に関心を示さない科学者の「だからなんだ」はいい言葉だと思う。

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    2026年08月04日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    著者自身が主人公として登場するエッセイと小説の間の今まで読んだことのないスタイルの本だった。プロローグで書かれたクリプキの可能世界の考え方がこの本全体の話に用いられていると感じた。私自身勉強不足で哲学の知識が全くなかったが、そのような人でも異なるそれぞれの論理をわかりやすく書かれていて面白く感じた。もう少し人生経験を重ね、多くの人と関わっていった後にこの本を読み直すとまた違った考えや感想を得ることができるのかなと思っている。

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    2026年08月03日
  • 火星の女王

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    舞台は西暦2125年、人類が火星へ移住し始めてから約40年が経過した時代です。火星には13のコロニーが建設されていますが、当初期待されたレアメタル採掘の不振やコスト増大により「火星開発は採算が合わない」と判断されました。

    国際機関「ISDA」は、火星に住む約10万人の住民を全員地球へ送り返す**「地球帰還計画」**を進めています。しかし、火星で生まれた「火星ネイティブ」世代や、地球へ戻りたくない人々にとっては身勝手な強制撤退であり、地球と火星の間には強い政治的・感情的な格差と分断が生まれています。

    また、地球と火星の距離(通信に片道数分〜20分前後のタイムラグが生じる)という物理的制約が、

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    2026年08月02日
  • こうやって作家は言葉を紡ぐ

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    小川哲以外にも好きな作家が何人かいて良かった。自分の知らない作家や本の話もあって次に読みたい本がたくさん見つかった。内容は読み疲れもあるが最後の漫画家との対談が退屈だった。

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    2026年08月02日
  • 火星の女王

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    小川哲氏の小説は好きなのだが、時として私の範疇から離れた物語に出会うと戸惑ってしまう。
    本作のスピラミン発見と火星移住問題とリリの誘拐が、読み進めてもなかなか互いの関係を読み解けなかった。
    当方の知見の稚拙さのためなのか⭐️は3つとなってしまった。

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    2026年08月02日
  • 君が手にするはずだった黄金について(新潮文庫)

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    読みながら、「これはノンフィクション…?いや、違うよな、いやしかし…」と思わせる。

    そもそもに立ち返って哲学的に考えがちなところが面白い。けど、こう感じた!みたいな感想がうまく湧いてこないなあ。

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    2026年08月02日
  • 斜め45度の処世術

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    言うほど処世術ではない気はするが、作者の小川さんが好きなので小川さんのことがもっと知りたい人なら楽しめると思います。私は楽しめました。

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    2026年08月01日
  • 君のクイズ

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    「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」をクイズの世界で見せつけられた。

    そして「ママ.クリーニング小野寺よ」は、山形県に実在するチェーン店。

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    2026年08月01日
  • 君のクイズ

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    読み進めたいという気持ちを煽られた。その点ではおもしろい小説だと思った。

    ただ、ミステリー的要素としては答えになっていない気もした。あぁ、そうですか。というかんじ

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    2026年08月01日
  • ゲームの王国 下

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    上巻に続き、下巻も貪るように読破。正直なところ、上巻よりはちょっと迷走してしまったか…という感じがあった。下巻では、上巻の登場人物たちの20-40年後くらいを描かれている。その意外性も面白くはあったのだが、上巻の終わり地点からの空白の期間をもう少し見たかったし、時代的な飛躍が大きすぎて若干、主要人物たちの根底にある価値観や目的意識が何なのかがわからなくなってしまった。そして、ムイタックとソリヤの対立軸もイマイチぼんやりしていて、ムイタックのやっているゲーム開発の話自体はものすごく斬新な上に作者の天才性を感じられて読んでいてワクワクしたものの、これはどこに行く話なのか…というのが終始ぼやっとした

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    2026年08月01日
  • 君のクイズ

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    クイズの世界が知れておもしろかった。早押しに「確定ポイント」があること、問題が出されるたった数秒の間に、あんなにもいろいろ頭が回転していることなどに、感心するばかり。
    とにかく、本庄絆くんが、なぜ答えられたかだけを知りたくて読み進めたが、それぞれのいろんな過去やクイズとの関わり方がわかり、感情移入もできた。
    なんでもかんでも映画化されるのはイヤなんだけど、これは、映像化したところもおもしろそうだと思った。

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    2026年08月01日