小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

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    ネタバレ

    思ってたストーリーと違かったから期待してたよりは…って感じだった。スピラミンがもっとどうにかなるのかと思ってたけどそんな簡単に研究が進むわけもなく…。スピラミンが何か可能性を秘めた物質であるまま物語は終わり地球と火星を繋ぐ希望として締め括ったのがとてもよかったと思う。何十年後何百年後に火星と地球が行き来きすることがこの現実世界にあったとして、それはそれできっとまた何か大きな分裂を生んだりするんだろうか。作中では火星人という言葉を使うのはタブーとされていて、あくまでも火星に行っている地球人である、ということらしいけど住んでる場所が人を作って、でもそれが人々を分断することになるのは危険だよな〜って

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    2026年03月01日
  • 火星の女王

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    昨年末(2025年12月)にNHK総合で放送されたドラマ視聴済。ドラマ原作ってなってるけど、脚本は並行して書かれたようで、小川さんの基本構想を元にそれぞれ作られた作品で、原作ではない。私にはドラマの方が面白かった

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    2026年02月28日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    ネタバレ

    頭いい人はこんな風に世界が見えてて、こんな風に色々考えてるんだなとか、そういうのがわかったし、自分には無い価値観だったり、人との関わり方をしているのが読んでて面白かった。なんかスッキリするような感じがした。けど、全体的に見ると、僕のタイプではなかった。でも凄く面白い作品だと思う。小説家ってすごいなと思う。

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    2026年02月28日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    普通に面白いが、心に残る何か…とかは特にないな…
    なんて言えばいいのか、技巧的?話を面白く書く技術に長けてる感じがする

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    2026年02月27日
  • スメラミシング

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    ・ちょっとした奇跡が特に好きだった。SF的な世界観で織姫と彦星のような話を展開させるという構造が美しい。千二百年後に死ぬことが分かっているのに決められた計画のためだけに生きることに意味があるのか?という問いには現実社会にも通ずる哲学が内包されていると思う。


    ・全体を通して、文体が好きだ。理路整然としていて、書き手と語り手人物との距離感が保たれている文章だと思った。泣きながら書いた文章は駄作であるという話を思い出した。一定の距離感で書かれた文章の美しさが体現されていたと思う。とまで考えたときにふと、理路整然って、りじせいぜんで合ってたっけ?と思って調べたらりろせいぜんだった。りじせいぜんの方

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    2026年02月24日
  • 火星の女王

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    火星と地球。
    宇宙に進出して、火星に移住する未来がそこまで来ていたら、ワクワクしますね。

    物理的、時間的、価値観‥いろんな意味で離れた距離は遠いけど、その距離を超えて相手の立場にも立って問題と向き合うことは、今の世界や社会にも必要なことなんだろうなぁ‥

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    2026年02月22日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    「もし、あのとき別の選択をしていたら」。
    そんな想像をしたことがある人ほど、本書は深く響く。

    『君が手にするはずだった黄金について』で小川哲が描くのは、成功の裏側ではない。創作の過程で生まれ、回収されずに残り続ける無数の可能性や、選ばなかった道へのまなざしである。

    編集者とのやり取り、取材で出会う他人の人生、小説家という立場の「安全さ」への違和感。著者はそれらを感情的に語らず、慎重な言葉で掘り下げていく。その誠実さが、読む側の姿勢まで正してくる。

    派手な教訓はない。それでも読み終えたあと、「自分はいま何を選び、何を引き受けているのか」を考えずにはいられない。仕事や創作に限らず、人生の節目

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    2026年02月22日
  • ゲームの王国 下

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    クメール・ルージュから約50年後。
    2023年に時代は一気に進む。
    ソリヤは首相目指す国会議員に。
    一方、ムイタックは大学教授として、脳波を利用したゲーム開発を進めている。
    ムイタックは、復讐を誓っていたにもかかわらず、ゲーム開発⁇
    『チャンドゥク』で最後に2人が…

    長かった…
    いきなり50年後とは…
    ポル・ポトをソリア、ムイタックがどう打倒していくのかと思っていたが、いきなり近未来の2023年。

    上巻とはまったく別物…
    上巻の流れで来てくれた方がうけいれやすかったかも…

    ゲームそのものが目的であれば、みんながルールを守るはずだろう。
    ムイタックは、ゲームが目的でなければ、みんながルール

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    2026年02月21日
  • 火星の女王

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    プロットが混み合っていて、それでいてスマート、なんだけど、結局なに?って印象。NHKでドラマ化され期待していましたが、自分的にはちょっと合わないこも。技巧的すぎるというか。次作に期待です。

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    2026年02月21日
  • スメラミシング

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    むずかしかったー。君のクイズから小川哲に入ったもんだから、SFがメインな作家さんなんだよね?神と宗教、科学と宇宙あたりを盛り込んだ短編集かな。哲、頭よすぎるから…半分ぐらいしか理解出来なかったよ。

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    2026年02月21日
  • 地図と拳 下

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    タイトルは探究心と戦争の暴力性という人間の根源を現したもの。
    それが、満州という地域と時代にスポットを当てて描かれている。

    歴史、満州、戦争に翻弄される人々を描いた大作なのだが、論理的な作者なので、次々と変わる視点となる登場人物が駒っぽいのが否めない。
    筋書きに従って登場し、筋書きに従って出会ったり結婚し、筋書きに従って死ぬ。そこに歴史、人間関係、戦時の世情と言った理不尽や感情や思惑に巻き込まれる魂の叫びはあるといえばあるのだが、いまいち伝わってこないというか。
    怪人物もカリスマ性を持ってる人間も頑固な者もいるが、なぜ、なぜ皆温度感が似てしまっているのか。

    『君のクイズ』はとても面白かった

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    2026年02月20日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    人類は本当にもう火星移住していると勘違いしそうなくらい詳細だった。酸素や水を確保する仕組みや住居など、とても現実味があった。

    地球に行くために地球の重量に対応できるようにする訓練、渡航するにあたっての重さの重要性、放射性物質を排出しない機体への乗り換えなど、超文系の私でもすんなり納得できた。

    地球と火星はこのまま最悪の局面を迎えるのか、悲惨な結末となってしまうのかと思っていたが、思いがけずスピラミンが平和的利用という形にまとまって良かった。
    個人的には、白石アオトのパートが好きだった。

    0
    2026年02月18日
  • 火星の女王

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    ・設定が面白く、よくできたSF
    ・火星移住計画が、利益が出なくなったので、撤退を計画。居住民との軋轢が起こる。
    ・火星で生まれた盲目の主人公リリ。
    ・異星間で、同期する物質スピラミンの発見。光より早い通信手段の可能性あり。

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    2026年02月14日
  • 火星の女王

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    地球と火星の「距離」を上手く使って、壁、分断をテーマに物語が構成されている。火星開拓にあたっての具体的な運用方法、例えば地球との間の航行が重量によって運賃が変わるので人間は減量が必要とかとてもリアルで、この作者の本はそういう視点でも読んでてお得感がある(それが余計と思う人もいるだろうが)。
    ストーリー自体は題名ほどドラマチックではなく、地に足ついた感じで、そもそも「なんで女王ってなるの?」と感じなくもなかったが、それぞれ火星と地球のキャラクター達も魅力的で、ハードSFでもなくページ数的にも適度なので、SF苦手な方にもまずは気軽に読んでもらえそう。あ、この後、録画してるドラマも観ようと思います。

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    2026年02月11日
  • 火星の女王

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    現代社会における分断のメタファーというところか。キレイに解決して大団円というのは少し物足りなさを感じた。

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    2026年02月09日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    頭がいい人の頭の中をのぞいたような感覚でした。

    疑問に思ったことをとことん突きとめようとする思考が新鮮でした。へー、そんなふうに考えるんだ…と。
    次から次へと浮かぶ思考に自分でツッコミを入れながらも考える様子が面白く感じました。
    なかなか自分の気持ちを言語化するって難しいけど、頭の良い人は自然とできているのでしょうね〜

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    2026年02月08日
  • 火星の女王

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    設定が壮大!これがSFミステリーってやつかぁーって感じ。

    誘拐事件の真犯人や、ISDAの狙い、アオトの祖父の野望など、、、キャラが立っているだけに、もう少し掘り下げてもよかったのかなぁ。。。少し勿体無い。

    期待値が高かっただけに、ちょっと残念でした。

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    2026年02月07日
  • 地図と拳 上

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    感想は下巻で。
    上巻時点で言えることは、めちゃくちゃ硬派な作品。
    エンタメではなく社会派と言うやつかも。
    満州国の史実も関係してくるのでその辺りの知識が受験世界史で良いのであると把握しやすい。
    小川さんの文章自体は、これほど硬派な作品かつ複雑な史実に沿った作品であるのにさすがに大変読みやすい。

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    2026年02月07日
  • これが最後の仕事になる

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    こういったらなんだけど、玉石混合ってかんじ。
    好みもあるけど、好きなものも合わないものもあった
    「親友」と「海月祭をもう一度」、「声」が好き

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    2026年02月07日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    小川哲さんの連作短編。
    「君が手にするはずだった黄金について」

    この本の帯に、朝井リョウさん、宇垣美里さん、麻布競馬場さんがコメントをよせているのですが、その通りの感想でした!!

    哲学的思考のひと、或いは自分の情緒に苛まれがちなひと、なんかはとても美味しく頂ける内容なのでは!?
    あとは、震災前日に自分が何をしてたか思い出せないひと、占い師が嫌いなひとなんかも、、、

    どのエピソードをとっても面白かった!
    なにもスッキリしないし解決しないけど!
    それが面白い✨️っていう風変わりな名作だと思います!

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    2026年02月03日