小川哲のレビュー一覧

  • ユートロニカのこちら側

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    日々の自分の生活の中では考えが及ばないような思考にさせてくれる一冊でした。
    SF、ディストピア物であるけれど、哲学的と感じたし、読んだ後もなんだか思いを巡らせてる自分もいます。

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    2023年07月15日
  • ゲームの王国[体験版] 上

    購入済み

    あまりに悲惨で

    全人口に占める虐殺された人の比率が史上最悪といわれる、あまりに悲惨なカンボジア.ポルポト時代を舞台とした作品である。少しはSFっぽい設定もあるようだが、主体は身近な住人同士による相互監視 親子兄弟同士の密告 秘密警察 強制収容所 そして虐殺である。同じ様な例が、ナチス時代のドイツ スターリン時代のソ連にもあったようだが、カンボジアのほうが時代が近いためによりいっそう悲惨さが実感される。読み進めるのが辛いほどである。

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    2023年02月01日
  • ゲームの王国 下

    購入済み

    人とルール

    カンボジアの歴史。ルールをここまで大胆に根底から覆すゲームは、聞いたことがなかった。そこにどんな崇高な理念があっても、他者を踏みにじるルールが人々に受け入れられるはずがない。過去の日本にも通じるものがあると思う。
    ルールは平等をもたらしても、自由を損なう。自由と平等のバランスは集団生活の永遠のテーマなのかもしれない。
    個人的には、ルールは誰かから与えられるものではなく、一人一人が育んだものを持ち寄って作れたらと考えるが。

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    2021年07月29日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    馴染みのあるクイズ番組などで、一般人には分からない速度で回答できる人の理論を知れた。
    問題発表前に答えられた理由として、もっとミステリー的な背景を期待していたが、これはこれでリアルで良かったかも。

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    2026年05月24日
  • ユートロニカのこちら側

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    理想的な社会に馴染めない人々の物語
    絶対に安全な都市のシステムとそれに疑問を持つ人たちの話
    静かなテンポで狂気が描かれているように感じた
    考えることをAIに任せてしまった人間はいつか意識を手放してしまうのかもしれないという恐怖が印象的だった
    AIが進化した先で人間に起こる変化や影響を考えさせられる
    哲学的な部分は割と難しいことを言ってて全部は分からなかったけど、人間として手放してはいけない部分があるということはわかった気がする

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    2026年05月24日
  • 君のクイズ

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    映画化されたということもあり読んでみた。
    なるほどクイズの世界、クイズ王たちの頭の中を言語化してもらったような作品。
    ある意味今までにない世界観を知れる。
    サクッと読むには丁度いい長さ。

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    2026年05月24日
  • 君のクイズ

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    問題を読み始める前に答えを当てたのはイカサマか、実力か。

    はい、イカサマですね、だとすぐに物語が終わってしまうなと思いながら、最後の着地や早押しの理由はなるほど納得。
    クイズに詳しくなります。読みやすいけれども主人公の性格が攻撃的かなのか陰気なのか捉えづらかった。

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    2026年05月24日
  • 言語化するための小説思考

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    どうやって本を書いているのか、思考やテクニックのところがわかって面白かった。小川さんが感想エゴサしてるの意外。当方は30代女性です。
    本を読むときには各々の法律があるって箇所納得感。

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    2026年05月22日
  • 斜め45度の処世術

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    本屋さんで手に取って、もう少し読みたいと購入した本
    自分を「斜め」だと思っていなくて「普通」だと言う著者のいかに「斜め」な視点から世の中を見ているかのエッセイ。
    15度、30度、45度と斜め度は増していき、それぞれのエピソードが面白いのだけど、わたしは30度の「"正直者"は嘘が得意」のエピソードが好き。小学生の時の妹さんと著者とお母さんとのことなんだけど、なんだか笑ってしまった。
    今は『君が手にするはずだった黄金について』を読書中。

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    2026年05月21日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    映画化してるので映画見る前に読んでみた

    良くも悪くもかなり現実味のある話で、気持ちのいい謎解き体験ができるが、結末はあっけなさもある。

    三島の推理パートがほぼほぼ正解で、本庄のネタバラシパートで追加される情報が少なすぎて、味が薄い。
    あと動機も弱い、本庄の人となりがあまり描かれないからそう思うのかも

    ただ事件は面白いし、テレビを盛り上げるために過去といたことある問題から出してるというトリックも納得感高い。
    あと、競技クイズの魅力的な部分はすごく伝わった。答えを導くまでの思考や記憶の紐付けとか。

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    2026年05月21日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    自称ひねくれ界のひねくれ者というだけあって、なかなかの偏屈エッセイだった。
    フェイクブロッコリーなど、とてもついて行けない話もあったが、「とても小さい人間」と思われかねない持論をつつみ隠さず展開していく小川さんに、どこか凄みも感じた。

    ◯そんな中でも納得した話
    ・友情が長く続くかどうかは、過ごした時間の尊さではなく、言い出しっぺの有無によって決まる
    ・AIは作品の外側の物語を生成することはできない
    ・「正直者」だと思われている人は、単に嘘がうまいだけかもしれない(トーストを捨てる話から悪を語るのは面白かった)

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    2026年05月20日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    SFはnot for meだー! と自覚した話。
    それとも作者が合わないのかなー、「君のクイズ」もそこまで響かなかったもんなー。
    とはいえまぁうん、話としては面白いのではなかろうか。

    謎というか事件発生まで読むのが少し苦痛だった。じっくり読むよりサラッと読んだ方が進むので、サラッと読んだが、取り立てて問題はなく話は理解できた。
    「火星の女王」っていうから発見されたスピラミンが実は……みたいな話かと思ったら、まぁ近未来の地球と火星を舞台とした人間模様って感じかな。
    戦争回避できたのは良かったね、現実でもちゃんとこうなれば良いだけど。
    AJの本心をAJから聞けないのは残念だったし、マディソンは最

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    2026年05月20日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    映画の宣伝を散々みてからみたのは失敗
    配役の違和感に引っ張られてしまうし、プロデューサーがいつ登場するのかと期待してしまったり。素で読んでたら感想は違っていたかも。
    クイズの難しさとか凄さはよくわかった、今後バラエティでも楽しみかたが増えた。題材も新鮮、青春モノと捉えても良かった。キレイにハマり過ぎて納得感は結構あったけど、その分盛り上がりは出来なかった。それがまたクイズっぽくて実はいいのかも。熱狂ではなくスッキリ。

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    2026年05月20日
  • 火星の女王

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    内容が私の頭で理解できる範囲を超えており掴みどころがなくて読むのに時間がかかった。難しい、でも面白い。最後は『なるほどね』と思った。

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    2026年05月19日
  • 君のクイズ

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    クイズプレイヤーの思考や戦略、在り方をこの本を通して知れた。頭脳を使ったスポーツと言ってもいい。自分はクイズに興味がないというか観るだけで十分であり、やりたいとは思わないタチなので、クイズプレイヤーのクイズにかける情熱や気概がとても新鮮であった。
    ただ、そうであるからこそ主人公に全然思い入れや共感が湧かなくて、ずっとドライな目線で感情の起伏はあまりなかった。
    ミステリーとしては、とても惹きのある謎であったが、終盤まで引っ張るにはオチが弱いな、というのが個人的な印象で少し残念に感じた。もっと裏切られるような展開が欲しかった。とはいえオチは弱く感じたが、そこに至るまでのロジカルな展開は好きである。

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    2026年05月19日
  • 火星の女王

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    光は遅すぎる。コミュニケーション手法は多々あれど、地球を飛び出すほど科学が進めば他者と同じ瞬間を共有する「同時性」が阻害されるという着眼点は絶妙。祈りは光よりも速いのだ。
    平衡に抗う負のエントロピーという生存の概念も面白かった。

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    2026年05月19日
  • 斜め45度の処世術

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    先日出版された小川さんの新書は何だか難しくて読みづらかったが、YouTubeや朝井さんとのイベントでお人柄は面白いのでこちらは購入
    面白かった
    全部まとめるとひとつの何かに辿り着きそうな各編だった

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    2026年05月18日
  • 君のクイズ

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    ネタバレ

    設定と序盤の展開が最高潮で、結末は納得はしつつも少し残念か。
    映画は観ていないが、本で読んだ方が面白いだろうとは思った。

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    2026年05月17日
  • 君のクイズ

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    話題の本、ということで読んでみた。
    が、結論としては、なにかな…私にはあんまり…だった。
    起こった事の真相を突き止める為に、色んな証言を集める…って展開が、私には6人の嘘つき大学生の話に既視感…を感じたし、まぁ理詰め感が凄いので
    ちょっと後半はお腹いっぱいになってしまった。

    私には合わない本…だったな。

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    2026年05月17日
  • 地図と拳 下

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    小川哲の作品は、読者を置き去りにして進むところがあって解釈が難しい。小川作品にしては読みやすかったけど、せっかくの「満州」という土地・歴史が描き切れていない。

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    2026年05月17日