小川哲のレビュー一覧

  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    ドラマを見てから読み始めたのでイメージが掴みやすかったし、もうこれ以上難しくなったら無理かもって思うギリギリのところで話者が変わるので、最後まで諦めずに読むことが出来た。ドラマよりも本の方が好みかな。

    0
    2026年01月15日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    タイトルが示す通り、舞台は火星。
    出だしから、私の頭ではすんなり理解できない単語や文章が続く。
    主要な登場人物は火星で研究員をしているリキ・カワナベ、火星から地球へ旅立つ準備中のリリ-E1102。地球の種子島在住のISDA職員、白石アオト。火星の自治警察の臨時職員マル。
    リリの母親は前火星支部長、今は地球にいて、白石アオトはその部下で娘のリリとも知り合い。
    こうやって記すと、「だからなんだ」だけど、その関係がなかなか頭で整理できず、登場人物がなんとか形を持って動き出すのに小説の中盤までかかった。
    着地点がどこなのか、分かるようで分からないもどかしさ。
    所属も属性も住んでる場所も(何しろ火星と地

    0
    2026年01月12日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    短編集なので、サクサク読めた。

    以下、気に入った作品
    ・半分では足りない 呉勝浩
    ・アイドル卒業 桃野雑派
    ・悪魔との契約 須藤古都離
    ・ハイリスク・ハイリターン 方丈貴恵
    ・事故をつくる男 白井智之
    ・最後の告知 真下みこと
    ・声 岸田奈美
    ・有血革命 夕木春央

    叙述トリック的なものに弱いのかもしれない。

    『黒猫を飼い始めた』、『嘘をついたのは、始めてだった』の2冊は読んだことがあるが、他にもシリーズは出てるみたいなのでそのうち読んでみたい。

    0
    2026年01月12日
  • 君のクイズ

    Posted by ブクログ

    テレビのクイズ番組で、問題が読まれる前にボタンを押して正解し、優勝をさらった男がいる。

    一文字も聞かないで正答を導くことなど果たして可能なのか。ヤラセなのではないか。敗れた三島は、調査を始める。

    読む前は勝手に、哲学的であまりストーリーらしきものはないようなお話なのかなと思っていたのだけれど、そんなことなかった。

    『ゼロ文字押し』の真相を考えていく中で、三島のクイズへの取り組み方やクイズとの関わり、クイズへの想いなどが見えてくる。

    クイズを究める人たちはこんなに一瞬でいろいろ考えているんだと知って驚いた。どこまで聞けば複数の候補の中からクイズの答えが確定するのか、そんな風に考えたことは

    0
    2026年01月11日
  • 君が手にするはずだった黄金について

    Posted by ブクログ

    6編の連作短編集。どれも良いけど表題作の『君が手にするはずだった黄金について』は読んでいて少し辛かった。そういう性格なのかもしれないが生きにくかっただろうな。

    0
    2026年01月10日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    SFに寄りすぎない設定が私には丁度よく人間味溢れる国家間ドラマのような感覚で読みました。争いの火種が絶えない現実世界と重なったりもして···。面と向かって対話するって大事だよね。芯のある女性が多く登場してるのも印象的(特にマルが好き)。


    〈心に残った言葉〉
    ”単に、たかだか惑星間の揉めごとなんかよりも、科学的な探究を優先すべきだと思っている。(中略)
    『エネルギー』はたしかに魅力的だが、エネルギーはエネルギーに過ぎない”

    0
    2026年01月06日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    今までいくつか読んだ小川哲さん、どれも面白かったんだけど、これは私の集中力の問題なのか、なぜかあまりハマれなかった…
    地球からの独立戦争を描いた「月は無慈悲な夜の女王」をなんとなく思い出したんだけど、比べたらかなり穏やかな展開。
    キャラクターの会話とかは小川さんぽさがあって面白いけど、SFとして期待してしまうものよりは、起きてる事件のスケールが小さいからちょっと物足りなかったのかも…
    NHKのドラマはまだ見てないので見てみようかな…

    0
    2026年01月06日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    火星に移住した人々と地球にいる人たち、複数人の視点から進むSF物語

    もともとカタカナ名に弱く、だれが誰かわからなくなるのですが、こちらは比較的読みやすかったです。
    スピーディーで個性もありおもしろかったのですが、タイトル的に「火星の人」と比べてしまい、そこまでの読みごたえはなかったので星3つです

    0
    2026年01月04日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    火星に住むことが可能になった世界で新たに発見された物質をきっかけに、地球と火星間という距離が生む弊害を人間の相互理解問題と共に打破する
    SF系というのも相まって読みづらい部分もあったけど展開が早く人情は読み取りやすかった
    雰囲気が海外ドラマ味があるのも良かった

    0
    2026年01月04日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    時々無性に満州を舞台にした作品が読みたくなる。そして毎回登場人物の多さと複雑な政治関係理解のためにいろいろ他にも読んで、そして忘れる…。

    船戸与一の満州国演義のボリュームがあまりにも凄かったので、そちらと比較すると割とスムーズに読み進めることができた。毎回思う。戦争はしてはいけない。

    0
    2026年01月03日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    「光は遅すぎる」というフレーズに浪漫を感じた。
    人類が宇宙に出ない限り抱かない発想。

    もし人類が火星進出したら?の描写がリアルで未来への想像が膨らむ(火星移住のメリット無さそうだが)。

    スピラニンは量子もつれみたいなイメージ?
    もう少し先の話も読んでみたい。

    0
    2026年01月04日
  • 地図と拳 下

    Posted by ブクログ

    満州を舞台に時代は第二次世界大戦、そして終戦へと移り変わっていく。やはりこの作者は小説が非常に上手く、感傷的になりすぎず、さりとて倫理との距離を見誤ることなく、悲惨な戦争の実態とともに物語は進んでいく。戦争による破壊と対になる都市と建築がテーマであるのもバランス感覚に優れており、気候を読み建築の才のある明男は本作における主人公と言っても過言ではないだろう。また端々で暗躍する細川も魅力的であり、それ故に前回と書いたが時代のうねりが巨大すぎてそれに翻弄されるがあまり「個」としての人生やエピソードを見出すことができず、端折られているような感覚になったのは非常にもったいない気もする。史実のインパクトに

    0
    2025年12月27日
  • 地図と拳 上

    Posted by ブクログ

    日露戦争直前の、各国の思惑が入り乱れる満州という土地で繰り広げられる群像劇。激動の日本史という史実を舞台に架空の物語を挟み込む手法が非常に上手く、空想歴史巨編と言っても過言ではない圧倒的なリアリティとドラマ性を誇っている。どちらかといえば歴史ドラマ的な側面が強く、群像劇視点であるため明確な主人公がおらず、年月の経過による一個人の風貌や心境の変化を掴みにくい点にあり、ガラリと変わる政治情勢が見どころであり、良くも悪くもそれが持ち味なせいかそれに翻弄されっぱなしである。個人のドラマではなく、歴史の大きなうねりを通して浮かび上がる個人の生き様といったほうが正確なのかもしれない。

    あと、これは難点の

    0
    2025年12月27日
  • GOAT

    Posted by ブクログ

    新しい文芸誌
    表紙可愛い。
    キャラクター(表紙の子)可愛い
    毎刊テーマが決まってる(今回は愛)
    紙の本の価値について熟考されている。
    紙という素材にもこだわっている
    識字困難な人も読める対応をとっている
    ジャンル多彩
    投稿作家多彩

    等々とにかくてんこ盛りに盛りに盛った体制に携わった人たちの鼻息が聞こえそう。

    値段が510円ってのが安すぎて気になるけど、四方八方から手にとって貰えるような配慮なのかも。頑張って欲しい。

    とにかくビックリするくらい沢山の作家さんが投稿してるのに驚いた。業界のことはわからないし、小説しか読まないけど売れっ子作家さんがずいずいと並ぶ様は圧巻。一月に数冊読む位の自分

    0
    2025年12月26日
  • 火星の女王

    Posted by ブクログ

    2025年。
    SF作家なんだね、デビューもSFの賞とってるし。「地図と拳」や「君のクイズ」を読んでいたので意外。
    地球から火星に移り住むことができる時代。ただし、火星は太陽から遠く、地表には住めない。地下に住む。地下に深いほどよいらしい。イブの息子たちで地下に住む世界あったなー。
    SFというかファンタジーが伊坂ぽい。楽しんで読んだが、結末がなんだかw

    0
    2026年01月08日
  • スメラミシング

    Posted by ブクログ

    これは私の理解力の低さというか、知見のなさのせいで1/4も理解できなかった気がする………
    宗教難しい………
    小川哲さんはこんなこと考えながら生きてるんですか泣
    でもずっと宗教の歴史には興味があったので改めて簡単にまとめてみたいなと思いました。

    0
    2025年12月24日
  • ゲームの王国 下

    Posted by ブクログ

    上巻はじっくりと、カンボジアの歴史なんかも検索しながら読み終え、期待しながら開いた下巻。「あれ?世界観が違う?」先が気になる展開には変わりないけど、私には理解するのが難しかった。

    0
    2025年12月23日
  • 旅する小説

    Posted by ブクログ

    6人によるアンソロジー 昔の記憶を呼び覚ます旅 二つ目の月が生まれてしまった為 一生動き続ける旅 自分の家族を探す旅 大好きだった兄を探す旅等 どこかに行くだけが旅ではない

    0
    2025年12月23日
  • 嘘と正典

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【Audibleにて】
    『魔術師』
     面白かったです!初めは普通にマジックのトリックの説明がされていて、『本当にこのマジックは存在するのかな?結末でわかるのかな』と読み進めていました。作者の、姉の言葉を介してのマジックのトリックの説明が断定口調であるのをミスリードではないかと疑いながら読み進め、結末のシーンを読んだときは「そういうことか」と鳥肌がたちました。

    『ひとすじの光』
     うーん。競馬の話って感じ。上手いことできてる。

    0
    2025年12月23日
  • 君が手にするはずだった黄金について

    Posted by ブクログ

    初読みの作家さん。色々と気になるタイトルはあったが、評価のある今作を手にした。
    哲学的な問いかけもあり、様々な考えを頭に浮かべた。
    表題の作と「偽物」の二つが面白かった。

    0
    2025年12月18日