小川哲のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレアンディ・ウィアーの火星の人を大興奮で読んだ後に、火星つながりしちゃお!と思って読み始めた。
火星の話SFというよりは、政治の話かな…。
リリに付けられた「火星の女王」をタイトルにするのはいささかリリに対する責任が重くないかね…とう印象。
過去の因果から、人に、技術に支えられなければ生活できないリリが、その蓄えた知識や思想から完成した瞬間(リキのスピラミン構想に一石を投じたこと、応援団長としての活躍)のところは気持ちよかったな。
私はいまSFから物理科学あたりを学ぼうとしてるので、今回は「エントロピー増大の法則」を学びました。 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな小川さんの小説がサイン入りで売られていたのでつい手に取りました。
ドラマ化もしていますがドラマはまだ見ていません。SFも描けるのか、とマルチな才能に驚嘆の思いですが、『君のクイズ』がとても良すぎて。こちらは少し辛口とさせていただきます。
下記は気になった文の引用です。
「「恥をかくことが、どうしてデメリットなのかわからない」(略)「『恥』なんていう感情は、地球に置いてきたよ」」
「前へ進みたいなら、後ろに何かを捨てる。それだけ。」
「自分が送ったメッセージが、光の速さでゆっくりと火星へ飛んでいく様子を想像した。光は遅すぎるーー僕はそんなことを考える。」
「俺はそのことに反対しなかっ -
-
Posted by ブクログ
読みやすいしそれなりに面白い、というのは良かったが、SFとしてはあまりワクワクしない。個人的には好きなSFではなかった。
「火星の女王」というタイトルだと、どうしてもアンディ・ウィアーの傑作「火星の人」を想起してしまうが、比べるまでもなく。。という感じ。
何となく凄そうで、将来役に立ちそうな気もするが、具体的に何が凄いのかよく分からないし、現代科学の進捗状況ではあまり役に立たない「スピラミン」の発見が火星と地球をゾワゾワさせる、というお話自体は小川さんらしいなと思ったが、ちょっと地味過ぎとも思った。
片道5分のコミュニケーションによる分断、というテーマも地味だが面白くはある。 -
Posted by ブクログ
ちょっと前の話題本。
気づかなかったけど、この作家さんの小説を読むのは『君のクイズ』に続き2作目だった。
『君のクイズ』は読み物としてとても面白かったけれど、この本は…なんと説明すれば良いのか…。
プロローグを読んだ時、
あれ?これエッセイ?というか私小説なのかな?
と感じた。でも『小説家の鏡』あたりで、
あれ?これは私小説風の小説なのかな?
まぁ、小川さんという人はたくさんいるしね。
可能世界のなんちゃらってヤツかな?
とそれ以降小説として楽しんでいたら、最後の『受賞エッセイ』で、
あれれ??やっぱり私小説なの?
と、なんだか勝手に翻弄されて疲れた。
内容はそれぞれ面白いんだけど、実話 -