小川哲のレビュー一覧

  • スメラミシング

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    むずかしかったー。君のクイズから小川哲に入ったもんだから、SFがメインな作家さんなんだよね?神と宗教、科学と宇宙あたりを盛り込んだ短編集かな。哲、頭よすぎるから…半分ぐらいしか理解出来なかったよ。

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    2026年02月21日
  • 地図と拳 下

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    タイトルは探究心と戦争の暴力性という人間の根源を現したもの。
    それが、満州という地域と時代にスポットを当てて描かれている。

    歴史、満州、戦争に翻弄される人々を描いた大作なのだが、論理的な作者なので、次々と変わる視点となる登場人物が駒っぽいのが否めない。
    筋書きに従って登場し、筋書きに従って出会ったり結婚し、筋書きに従って死ぬ。そこに歴史、人間関係、戦時の世情と言った理不尽や感情や思惑に巻き込まれる魂の叫びはあるといえばあるのだが、いまいち伝わってこないというか。
    怪人物もカリスマ性を持ってる人間も頑固な者もいるが、なぜ、なぜ皆温度感が似てしまっているのか。

    『君のクイズ』はとても面白かった

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    2026年02月20日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    人類は本当にもう火星移住していると勘違いしそうなくらい詳細だった。酸素や水を確保する仕組みや住居など、とても現実味があった。

    地球に行くために地球の重量に対応できるようにする訓練、渡航するにあたっての重さの重要性、放射性物質を排出しない機体への乗り換えなど、超文系の私でもすんなり納得できた。

    地球と火星はこのまま最悪の局面を迎えるのか、悲惨な結末となってしまうのかと思っていたが、思いがけずスピラミンが平和的利用という形にまとまって良かった。
    個人的には、白石アオトのパートが好きだった。

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    2026年02月18日
  • 火星の女王

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    ・設定が面白く、よくできたSF
    ・火星移住計画が、利益が出なくなったので、撤退を計画。居住民との軋轢が起こる。
    ・火星で生まれた盲目の主人公リリ。
    ・異星間で、同期する物質スピラミンの発見。光より早い通信手段の可能性あり。

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    2026年02月14日
  • 火星の女王

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    地球と火星の「距離」を上手く使って、壁、分断をテーマに物語が構成されている。火星開拓にあたっての具体的な運用方法、例えば地球との間の航行が重量によって運賃が変わるので人間は減量が必要とかとてもリアルで、この作者の本はそういう視点でも読んでてお得感がある(それが余計と思う人もいるだろうが)。
    ストーリー自体は題名ほどドラマチックではなく、地に足ついた感じで、そもそも「なんで女王ってなるの?」と感じなくもなかったが、それぞれ火星と地球のキャラクター達も魅力的で、ハードSFでもなくページ数的にも適度なので、SF苦手な方にもまずは気軽に読んでもらえそう。あ、この後、録画してるドラマも観ようと思います。

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    2026年02月11日
  • 火星の女王

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    現代社会における分断のメタファーというところか。キレイに解決して大団円というのは少し物足りなさを感じた。

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    2026年02月09日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    頭がいい人の頭の中をのぞいたような感覚でした。

    疑問に思ったことをとことん突きとめようとする思考が新鮮でした。へー、そんなふうに考えるんだ…と。
    次から次へと浮かぶ思考に自分でツッコミを入れながらも考える様子が面白く感じました。
    なかなか自分の気持ちを言語化するって難しいけど、頭の良い人は自然とできているのでしょうね〜

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    2026年02月08日
  • 火星の女王

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    設定が壮大!これがSFミステリーってやつかぁーって感じ。

    誘拐事件の真犯人や、ISDAの狙い、アオトの祖父の野望など、、、キャラが立っているだけに、もう少し掘り下げてもよかったのかなぁ。。。少し勿体無い。

    期待値が高かっただけに、ちょっと残念でした。

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    2026年02月07日
  • 地図と拳 上

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    感想は下巻で。
    上巻時点で言えることは、めちゃくちゃ硬派な作品。
    エンタメではなく社会派と言うやつかも。
    満州国の史実も関係してくるのでその辺りの知識が受験世界史で良いのであると把握しやすい。
    小川さんの文章自体は、これほど硬派な作品かつ複雑な史実に沿った作品であるのにさすがに大変読みやすい。

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    2026年02月07日
  • これが最後の仕事になる

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    こういったらなんだけど、玉石混合ってかんじ。
    好みもあるけど、好きなものも合わないものもあった
    「親友」と「海月祭をもう一度」、「声」が好き

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    2026年02月07日
  • 君が手にするはずだった黄金について

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    小川哲さんの連作短編。
    「君が手にするはずだった黄金について」

    この本の帯に、朝井リョウさん、宇垣美里さん、麻布競馬場さんがコメントをよせているのですが、その通りの感想でした!!

    哲学的思考のひと、或いは自分の情緒に苛まれがちなひと、なんかはとても美味しく頂ける内容なのでは!?
    あとは、震災前日に自分が何をしてたか思い出せないひと、占い師が嫌いなひとなんかも、、、

    どのエピソードをとっても面白かった!
    なにもスッキリしないし解決しないけど!
    それが面白い✨️っていう風変わりな名作だと思います!

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    2026年02月03日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    久しぶりにSFを読んだ!
    この作者の本が読みたくてとりあえず手に取ってみたが、久しぶりのSFで読み込みまで時間がかかってしまった。

    でも細かいところはすっと飛ばしても納得感のある内容だったので初心者的には良かったかもしれない。描写も分かりやすく、美しさが伝わってきた。
    謎解き、みたいな要素はないのでハラハラドキドキ感がなかったのがちょっと個人的には残念だったけど、きっと月と地球という舞台を使って人間同士の差別と調和を描きたかったのだろうなと思う。

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    2026年02月03日
  • スメラミシング

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    初のSF短編集。
    難しくて理解できないところもあったが、どの話も面白かった。考えれば考えるほど沼にハマり答えの見えない宗教の話がメインだった。一体何が正解なのか、正解は存在しないのか考えさせられた。

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    2026年02月02日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    アンディ・ウィアーの火星の人を大興奮で読んだ後に、火星つながりしちゃお!と思って読み始めた。
    火星の話SFというよりは、政治の話かな…。
    リリに付けられた「火星の女王」をタイトルにするのはいささかリリに対する責任が重くないかね…とう印象。
    過去の因果から、人に、技術に支えられなければ生活できないリリが、その蓄えた知識や思想から完成した瞬間(リキのスピラミン構想に一石を投じたこと、応援団長としての活躍)のところは気持ちよかったな。

    私はいまSFから物理科学あたりを学ぼうとしてるので、今回は「エントロピー増大の法則」を学びました。

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    2026年01月31日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる。の書き出しでこんなにもさまざまなお話が読めるとは。作家さんによって本当にさまざまなお話で感動するものや怖いもの、よくわからないものまでいろいろとあった。
    スラスラと読めてよかったかな。

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    2026年01月26日
  • 火星の女王

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    ネタバレ

    大好きな小川さんの小説がサイン入りで売られていたのでつい手に取りました。
    ドラマ化もしていますがドラマはまだ見ていません。SFも描けるのか、とマルチな才能に驚嘆の思いですが、『君のクイズ』がとても良すぎて。こちらは少し辛口とさせていただきます。

    下記は気になった文の引用です。

    「「恥をかくことが、どうしてデメリットなのかわからない」(略)「『恥』なんていう感情は、地球に置いてきたよ」」
    「前へ進みたいなら、後ろに何かを捨てる。それだけ。」
    「自分が送ったメッセージが、光の速さでゆっくりと火星へ飛んでいく様子を想像した。光は遅すぎるーー僕はそんなことを考える。」
    「俺はそのことに反対しなかっ

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    2026年01月26日
  • 火星の女王

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    CL 2026.1.24-2026.1-26
    ドラマも見たけど、けっこう違う部分が多かった。原作のほうがスッキリしていてわかりやすいし、面白かった。ビジュアル的にはドラマを見ていたからイメージしやすかった。
    ドラマも原作もリリがいいね。

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    2026年01月26日
  • 火星の女王

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    ドラマは見逃していたが想像力を総動員して読む、がやはり自分の乏しい想像力では中々難解になってしまった。
    未来の火星移住者達の苦難、差別など百年経っても科学は進んでも人間の下らなさは変わんないもんだとなんか納得できる。

    光よりも速く、光は遅すぎるなどのセリフが読んでいくとキーワードとなる。すごい使い方。
    それがスピラミンの活用方法となり未来の進化へと繋がっていくのが良いなあ。

    カワナベは名前の厳つさから勝手に作者さんの顔でイメージした。ドラマのキャストとは大分違うな。いつか見てみたい。

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    2026年01月26日
  • ユートロニカのこちら側

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    小川哲氏のデビュー作

    相変わらず知的な論理展開
    難しいなと思ったその後には、ちゃんと噛み砕いて分かりやすい表現で説明してくれるので、難解な内容も入ってくる
    が、やはりこの後書かれた小説の方がより、没入できる読み応えがある

    小川哲氏が語る動画も好き

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    2026年01月25日
  • これが最後の仕事になる

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    好きなのは
    桃野雑派さん「アイドル卒業」
    真下みことさん「最後の告知」
    米澤穂信さん「時効」
    の作品でした!

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    2026年01月22日