夕木春央のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    全員同じ言葉で始まる短編て面白い企画!
    と思ったらシリーズなんだそうで考えた人粋!

    わたしが特に面白いと思ったのは、いっぱいあったーー!
    どれも素晴らしくて心から楽しめました!!

    呉さんの話はびっくりした!よくあんなの書けるなーと。作家さんてすごい。

    あと岸田奈美さんは、わたしは作家さんとは知らなくて(エッセイの人かと思っていた)びっくりしたんだけど、奈美さんらしいユーモアもある素敵な物語でとっても良かったです。

    他のシリーズもどこかで読めたら読んでみたいなと思いました。

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    2026年07月15日
  • 方舟

    人間の本性が垣間見える

    人間らしい猜疑心や葛藤が生々しいほどに伝わってくる。
    そして刻一刻と迫るタイムリミットが焦燥感を駆り立てる。

    5章までなら★4。エピローグを読んで文句なしの★5になる。
    こういう終わり方は好み。

    私はブックライブで単行本版を購入。(現在はこの文庫版が取って代わっている)
    電子書籍なので割高な意味がなく、レビューポイント付与の対象外にもなり残念だった。
    それでも満足できるぐらい面白い。

    #ドキドキハラハラ #怖い #ダーク

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    2024年10月13日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    ホームズとワトソンを連想してしまうであろう、
    蓮野と井口のコンビ!また相見えるとは…
    そして常に登場している晴海社長、
    今回もしっかり存在感がありました!

    いくつかの短編が掲載されているようで、
    思ったよりも太くて驚いた。
    さて、個人的なお気に入りとしては、
    1番エンドが印象に強く残っている
    『光川丸の妖しい晩餐』である。
    いやぁ〜〜〜好き!!!!!
    常人では理解し難いであろう動機と行為。
    逆に清々しさを覚えては眩暈がするような連続…
    どんでん返されまくる展開にはいとまがない。

    夕木春央先生の描く世界観や、
    キャラクターの会話に呼吸、
    文の構想や構図から香り立つ雰囲気は大変に心地良く、浸っ

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    2024年10月09日
  • サーカスから来た執達吏

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    ネタバレ

    いやぁ〜〜〜夕木春央先生の作品、
    ワクワクとドキドキとハラハラとで
    これが…ミステリ……ッッと何度も胸弾む気持ち!
    大正時代や人物のリアルな姿を
    つい想像するほどの繊細で大胆な描写に、
    謎がいい具合に絡んでとても美味!!!

    キャラクターの生き生きとした心理描写にも、
    ページを捲る手が止まらなくなる…ッッ
    まさかの人物やまさかの事象など
    様々に掛け合わさったミラクルで摩訶不思議な
    目眩く展開に、物語が終わりに近づいた際には
    「もっとマリ子のことを見ていたい…!!」
    と思わずにはいられないほど、
    愛着の湧く存在となっていたのであった。

    よりミステリが読みたくなる!
    より夕木春央先生の他作品も読

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    2024年09月24日
  • これが最後の仕事になる

    匿名

    購入済み

    一穂ミチ先生のファンで

    一穂ミチ先生のファンで購入しました。買ってよかったです。初めて読む作家さんもあり、色々な作品が読めてよかったです。個人的には後半の作品が好きでした。

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    2024年08月30日
  • 方舟

    ネタバレ 購入済み

    登場人物の心情があまり描かれていないので、自分としては慣れない作品だなと思いながら読みました。
    「これって主人公が犯人的なやつか?」などと疑いつつ。
    しかも最後にひっくり返される、というのはレビュー等で分かっていたので、余計そんなことを考えていました笑
    しかし、全く予想しない方向にひっくり返されてもうびっくり!ぞっとしました。
    「方舟」自体の話もしっかり伏線だったのかな。一人でせっせと脱出の準備してたんですね、犯人も。。





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    2024年08月26日
  • 絞首商會

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    ネタバレ

    蓮野さん!井口さん!ナイスバディッッ!!!
    そしてまさかの結末!これぞミステリ!!!
    とワクワクしっぱなしな作品。
    『方舟』から夕木春央先生を知り、
    『十戒』を拝読し、ついにデビュー作へ遡る…

    犯人は誰だ!!?と探していたが、
    まさかそれどころではないと思う日が来ようとは…
    ミステリとは犯人探しがミソなのに、
    それよりもはるかな衝撃に撃たれる…なんたる事…
    恐るべし物語を紡ぎます、夕木春央先生。

    キャラクターも生き生きとして、
    その中で同じ景色を俯瞰しつつ
    ページを捲るのがこんなにも楽しい…
    これはもはや、2作品目のサーカスも
    読まざるを得なくなりましたよ!ええ!!


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    2024年07月20日
  • 時計泥棒と悪人たち

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    ネタバレ

    洋画家とその友人前科持ちの泥棒蓮野の大正浪漫の香り漂う探偵(泥棒ですが)物語。
    最初から時計に始まり時計で終わる連作短編。事件が一つ解決する度に蓮野の能力の高さが証明されていく。井口が持ち込んでくる厄介ごとを、正直に告白するのがいちばんいいと言いながら助ける人嫌いなのに人情に厚いところも好印象。

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    2023年07月24日
  • 十戒

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    ネタバレ

    方舟の精神的続編
    方舟の場合、殺人犯を見つけなければならないという状況が環境によって生み出されているのに対して、十戒でのルールは殺人犯により提示されたものであるというのが、何のためのルールなのか?というのを考えるにもおもしろかった。
    また、実は読む前にほぼ真相に近いところを知ってしまっていたが、それ以上の驚きもあって、ネタバレされてたのに楽しめたというのもよかった。
    もはや殺人犯には清々しささえ感じる。
    フィジカルお化けではないかというのは気になるが。

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    2026年07月27日
  • 楽園

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    ネタバレ

    全員殺せばむしろ全て解決するのでは?というのは早い段階で思っていたけど、まさかそれが一番やってはいけないことだったとは。三國の手紙で嫌な気持ちにさせられるのも『方舟』の作者だなあという感じがした。『方舟』『十戒』に続きまた嫌な騙され方をして満足。
    まあでも『十戒』まで読めば、今回も沙織ポジションの女性は麻衣なんだろうなあとは思ってしまうね。状況に対してなぜか妙に冷静なところは共通しているし。でも今回は監視カメラに気づかなかったのか。

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    2026年07月27日
  • 十戒

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    ネタバレ

    2回読むべきやな
    絶対2回読むべき
    こんな本嫌だ。2回読むの好きじゃないもん

    暗に「共犯になるか」と示し
    「NO」と言った『方舟』
    「YSE」と言った『十戒』

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    2026年07月26日
  • 楽園

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    「方舟」の続編ということで本作の発売前から楽しみにしておりました。今作は「方舟」シリーズという前情報があったからか期待値やハードルは高めでしたが、十分期待値を超えるような展開で非常に面白かったです。

    本作の主人公は不動産管理を行っており、失踪した住人の別荘に行くことになる。そこでは凶悪犯が住み着いており、主人公たちは監禁されることになる。監禁を解く条件として、物資の供給と通報の抑止力として、誰かを殺すことを命じられるというストーリー。

    このシリーズは殺人鬼をメインとしたシリーズであるため、どのように作品に意外性を持たせるかという点で制約がある中でこのオチはさすがかなと思います。今回のどんで

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    2026年07月26日
  • 楽園

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    「方舟」そして「十戒」を経た三部作の掉尾を飾るに相応しい超驚の傑作だった。

     殺人犯にならないと脱出できない。こんな地獄のようなクローズドサークルを思いつくなんて、作者さんの才能には唸るしかない。

     驚愕と戦慄の結末による茫然自失と、読後の大いなる満足感が心の中でせめぎ合い、筆舌に尽くしがたい余韻に浸っている。

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    2026年07月25日
  • 楽園

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    惨劇の果てにある、「楽園」は誰にとっての「楽園」か

    夕木さんのお話は「方舟」を読んだことがあり、そちらと同じようなクライムサスペンスからの衝撃のどんでん返しといったところは作風なのかなと思っている。

    今回はキャッチコピーにもあるように閉鎖空間から出る手段として「殺人」を行うこと、異常な空間における倫理観の葛藤が主人公の視点から繰り広げられている中で、作者さんの上手だなと思うところは「木を隠すなら森の中」と言わんばかりに「異常」すぎる空間の中での出来事は、全て「異常」に感じられてしまう。

    話の展開になる「疑念」も主人公にとっての「疑念」とメタ的な読みをしている読み手(どんでん返しを「期待」

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    2026年07月25日
  • 楽園

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    ネタバレ

    また、ヤラレタ。
    もちろん。奴が出てくるのを期待して読んだ。
    その上でさらにヤラレタ。最高です。

    1人目が死んだ時、「待ってました!」と心の中で叫んだ。

    エグくて狂っているけれど
    自分が生きるための行動力とストイックさが
    大好きになってしまってる。

    何と言うか、この「強かさ」の大ファンになっている。

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    2026年07月26日
  • 十戒

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    ネタバレ

    個人的には前回の方舟より良かった。犯人はだいたいこの人かなというのは分かったが主人公と犯人が分かっているという展開は驚いた。解説にも書いてあるが2回目読むと視点が変わりさらに面白そう。

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    2026年07月25日
  • 楽園

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    ネタバレ

    タイトル漢字2文字だし、まさかまたあの人が……?と疑いながら読んだ。

    みんな殺してしまえば解決!あの人ならやりそうなのに〜と思ってたら、やっぱりあの人だった話。全員は殺していないけど。

    沙織(綾川麻衣)的には理想の相手が見つかって今のところは警察にも捕まらなさそうだからハッピーエンド?なのか……?

    それにしても作者よくこんな展開思いつくなぁ。

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    2026年07月25日
  • 楽園

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    方舟の衝撃には敵わないけれども、今回もしっかりと…ヤられました。
    読者の皆様もきっと、一つ一つ深掘りしながら読み進めたのではないでしょうか。そして、やはら、予想通りの部分と、そんなまさか!があったわけで。

    三部作はこれにて終了なのかなー?

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    2026年07月25日
  • 十戒

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    十戒を従順に守る登場人物たちに若干の違和感があった。
    ストーリーの中で実際に爆弾が爆発していれば説得力があったかもしれない。
    読み進めて行く中で、犯人を考察していたが、良い意味で裏切られた。
    終盤まで父親が犯人なのではと思わせるような綿密な工夫もあったのかなと思った。

    最後の解説を読みさらに驚いた。
    方舟を読んでいる方は、最後の解説まで読んだ方が絶対よい。

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    2026年07月25日
  • 楽園

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    ネタバレ

    『方舟』や『十戒』ほどの衝撃はなかった。前作ありきの作品。
    ただ二作にはない、また別の狂気と絶望......。この魅力は間違いない。



    ~ネタバレ防止~
    結末はどんでん返しというより予想外かな。皆殺しにするんじゃないか、と思ったけどまさか主人公を騙すとは思わなかった。
    また十戒に登場する里英の名前が出た時点で、沙織が綾川麻衣なんだろうなと見当はついていた。だから犯人も沙織だと分かる。

    違う点は主人公の康之が沙織の手を取ったこと。方舟では跳ね除けたから、逆の結末になった。

    『うれしいな。今回は、お別れを言わなくていいから』というのはそういうことなんでしょう。

    たださらに明らかになったこ

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    2026年07月25日