最果タヒの作品一覧
「最果タヒ」の「公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集」「落雷はすべてキス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「最果タヒ」の「公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集」「落雷はすべてキス」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
2008年、京都大学在学中に『グッドモーニング』で第13回中原中也賞を受賞。第三詩集の『死んでしまう系のぼくらに』は、詩集としては異例の3万部強の部数を記録し、第33回現代詩花椿賞を受賞した。
Posted by ブクログ
ものすごく共感できる話とよくわからない話が8:2ぐらいの感覚であった。
自分の感情や好きに対して、ものすごく紳士向き合っているのがとても素晴らしく、自分はこの社会を生きる中で、生きやすい方に逃げて、自分の中にある感情を蔑ろにしてたんだなぁと感じた。
特に「何もしたくないわけではないし、できないわけもないが、しない日」がものすごく嬉しかった。自分の中にある様ななんとなく存在する辛さを言語化してくれて、自分のそばに優しく寄り添ってくれて、こんなふうに生きててもいいんだなと思えた。この作者の様にここまで、自分にも他人にも紳士に向き合うの無理だと思ったけど、背伸びしないで、等身大の自分をもっと愛せたら
Posted by ブクログ
「好き」という感情にとことん向き合って書かれている。
綺麗な感情だけではなくなりそうだけど、それでもより真っ直ぐ向き合おうとする自己葛藤もあり、読んでいる時には、自分の中にある「好き」の対象への感覚を整理することが出来た。
私の中の「好き」という感情のあり方は理想形が定まっておらず、ガタガタなところもあるけれど、それを舗装する一助になってくれた、とても好きなエッセイ。
「好き」というのは自己満足ではなくて、宛先があるということが書かれていて、その部分が好き。自分の中の感情の強度を高めつつ、時には疑いもするが、相手が受け止めてくれるだろうということを信じる強さも持ち合わせていきたいと綴られた内容