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「ネットでは、自分のことをなんて言われているか気になってエゴサーチばかりして、悪口は見つけて読んでおきたかった。ずっと、最初から、無名の言葉なら、表情なら、平気だなんて、思えなかった。1人1人の生きている時間。それ、そのものに敏感でいつづけることが私の音楽で。いつまでも、私はきみと1対1でいたい」――本書より
「大森さんはただ目の前の世界を生きて、その瞬間の自分を生きて、だからこそ、こうしてすべてのものをたった1つの身体に積み上げて、ここまで来た人だ。奇跡なんてない。すべては彼女の身体に、そして人生に、つながっていた。私は、この『日常』そのものをくりかえして、そして『奇跡』そのものになった人を他に知らない」――「あとがき」(最果タヒ)より
※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
Posted by ブクログ 2017年01月22日
最果さんがあとがきで、「大森さんの人生に奇跡は一つもない」と書いていた。大森さんの人生に奇跡はない。どんな時も目の前のことを全部自分ごとにして、痛みを伴いながら進んできたのが少しずつ拡がっていって今に繋がっている。
読んでいて、文章が書きたくなった。音楽が聴きたくなった。音楽をしたくなった。色んな...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月01日
本がぴんくでかわいい。
靖子ちゃんの音楽が好きで、私の中で大森靖子は神化されていて、だけどそんな靖子ちゃんも人間で今まで生きてきた過去が、人生があるんだと知った。
大森靖子は奇跡なんかじゃない。才能があるから歌ってるんじゃない。努力の人だった。靖子ちゃんは特別だけど特別じゃない。
✩あた...続きを読む
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