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「ネットでは、自分のことをなんて言われているか気になってエゴサーチばかりして、悪口は見つけて読んでおきたかった。ずっと、最初から、無名の言葉なら、表情なら、平気だなんて、思えなかった。1人1人の生きている時間。それ、そのものに敏感でいつづけることが私の音楽で。いつまでも、私はきみと1対1でいたい」――本書より
「大森さんはただ目の前の世界を生きて、その瞬間の自分を生きて、だからこそ、こうしてすべてのものをたった1つの身体に積み上げて、ここまで来た人だ。奇跡なんてない。すべては彼女の身体に、そして人生に、つながっていた。私は、この『日常』そのものをくりかえして、そして『奇跡』そのものになった人を他に知らない」――「あとがき」(最果タヒ)より
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Posted by ブクログ
最果さんがあとがきで、「大森さんの人生に奇跡は一つもない」と書いていた。大森さんの人生に奇跡はない。どんな時も目の前のことを全部自分ごとにして、痛みを伴いながら進んできたのが少しずつ拡がっていって今に繋がっている。
読んでいて、文章が書きたくなった。音楽が聴きたくなった。音楽をしたくなった。色んなものに触れたくなった。色んな人に触れたくなった。全部を肯定したくなった。
「何にも阻害されず、発信された感情を誰かが享受して、それがまた感情を生んで。新たな価値観を生み続ける世界」そう大森さんが望んだ世界観たいと思った。そんな世界の一員になりたいと思った。
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