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Posted by ブクログ
アイドルを好きな高校生の話。
帯に『未熟で身勝手でひたむきで切実で痛々しくて恐ろしくて…青春以外の何物でもない』『共感できるワケないのに「なんかわかる」ってなって怖い!!』と書かれてますが、その通りだなぁと感じる小説。
主人公の山城の視点で語られる、これは青春なのかと苦しくなる異常さと、続編と、あとがきと、読み終わったあとのタイトルがとても好きです。綺麗なものを全部混ぜたら濁ってしまったみたいなそんな文体とお話。
「俺は、まみちゃんのがんばってる姿を見るのが好きだったんだ。ステージの上で楽しそうに踊って、歌ってら俺だってがんばってるし、がんばって生きているつもりだったけれど、でも、ここに俺よりもずっとがんばって、それでいて楽しそうにしている女の子がいるんだと思ったら、好きになるしかもうなかった。俺は彼女ぐらい、がんばって、がんばって、せいいっぱい応援したいと思ったんだよ。彼女は、特別なんだ」
Posted by ブクログ
最果タヒさん初読
さいはてさんとお読みするらしい
詩人で小説家
最年少中原中也賞受賞等早くから詩への評価が高い方のようです
2014年初出 2部構成
「星か獣になる季節」
17歳という危うさの表現
推しのアイドルが殺人を犯したらしい
その罪を自分が負うために連続殺人を犯す高校生
10年前の作品と思えない斬新さ
同じアイドルを推す同級生と推しへの純粋な愛情に歪んでいく感情とその行為
最期自らを殺してもらう選択をした友人に共犯的な懺悔を読む
「正しさの季節」
殺人犯として捕まった男子高校生の元同級生の女子と彼の幼なじみの男子の1年後
星にも獣にもならなかった彼らは
正しさに囚われているのか
獣に振り回されているのか
きちんと小説であるけれど、詩的な“星と獣”というメタファーが効いている
Posted by ブクログ
む〜ん...これは「問題作」だ(^ ^;
どこがどう問題か...と問われても困るが、
ものすごい「問題作臭」が漂っている感じ(^ ^;
一応は「連作短編集」と言えるのだろう。
同じ世界観の中で、時間軸に沿って話が進むし、
一作目の内容を「受けて」その後の話が存在している。
で...何と言うか、全体を通してかなりの異常性を感じる。
人が簡単に死にすぎる(^ ^;
殺人のハードルが異様に低いぞ(^ ^;
サイコパスと言ってしまえばそれまでかも、だが、
シリアルキラー本人の中では整合性が取れており、
何の矛盾も破綻もない...のが怖い(^ ^;
一作目のメインの二人は、二作目以降は
訳あって「大っぴらには」登場しない。
その他の人々は「割と」まともなようなので、
あの二人の異常性が際立つような(^ ^;
ストーリー自体は、粗筋で書き出してしまうと
とても単純な話と言えるだろう。
が、独特な言い回し・言葉遣い・テンポ感などと相まって、
もの凄く不思議な読書体験となった(^ ^;
決して読みやすいわけではない。
かと言って「読みづらい」わけでもない。
ホント、独特(^ ^;
ストーリーに感心するとか、登場人物に感情移入するとか、
ましてや何か学ぶとか共感を得るとかは全く無い(^ ^;
読んでいる最中の不思議な感覚を味わう、
「読書のための本」という印象が残る(^ ^;
う〜む...問題作感...(^ ^;
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小説・文芸
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