ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

1,650円 (税込)

8pt

「好き」っていうのはたぶん、「祈っている」に近いのだと思います――。稀代の詩人が舞台の上の「きみ」を見つめる、オタクの感情のたうちまわりエッセイが遂に書籍化!
「婦人公論.jp」の人気連載「ブルー・スパンコール・ブルー」(全18回)に、「迷惑かもしれない」「あなたが好きって怖くないですか?」「あとがき」を新規書き下ろし。本作にインスピレーションを得た、北澤平祐氏のカットイラスト17点を収録。

【目次】
・はじめに
・千秋楽が来てしまう
・舞台の中止と私
・ファンレターが書けない
・オペラグラスが恥ずかしい
・2階B席物語
・初日がこわい
・かわいいってなんだろう?
・何回見たって、一回だって、好きは好きだよ。
・同担、拒まないけど。
・全ての出会いが最良のタイミング
・目が合ったと断言したい
・休演のこと
・おすすめは難しい
・励ましたいと願うこと
・舞台のあなたの夢
・客席降りで自問自答
・ずっと好きですと伝えたい。
・迷惑かもしれない
・「あなたが好き」って怖くないですか?
・あとがき
(全二十一編)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    推し活と簡単に言われるようになって、誰かのファンになることは楽しくてポジティブでキラキラしたものだと思われるようになった
    だからこそこの本は必要だと思った。
    そんなキラキラばっかりしていない。オタク仲間と話すこと、多ステの話もオペラグラスの話も全て

    楽しいのは一瞬で苦しい時間の方が多い時すらある

    0
    2025年11月07日

    Posted by ブクログ

    「好き」という感情とそれを伝えるための全てが書いてあった、
    自分でも気づけなかった感情がここにあった気がした。
    最果さんの文章を読むと、自分の心の中に帰って来れる気がします。自分も好きという感情と好きな人についてを考えさせられました、1回じゃ読み切れない。
    好きなのにどうしてもうまく伝えられていなく

    0
    2025年09月30日

    Posted by ブクログ

    最近、突如現れた自分の「好き」の気持ちに戸惑っていて、そんなときにこの本に出会えたのは、何かの縁だったと思う。

    何も「好き」が無いときに読むと、ちょっと濃い口と思ったかもしれない、だけど、今の自分には全てのページに必要としていた言葉が書かれていたような感覚。うんうんうんって100回くらい頷いた。

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    宝塚のファンである最果タヒさんの推し活エッセイ。
    宝塚への「好き」にとことん向き合って書かれた、愛のかたまりのような一冊。
    「好き」という感情からくる葛藤が次々に言語化されていくのが心地よく、それも含めて愛なのだと肯定されたような気持ちになります。

    0
    2025年08月13日

    Posted by ブクログ

    読みながら泣いていた。それは私のこの重ための愛に似た気持ちを誰かが言語化してくれた恥ずかしさと嬉しさからなのかはわからない。推しのことを推しと呼びたくない、好きな人と呼びたい、だって私は好きだもん。こんなに声高に叫べるのに、ある日突然、私が好きでいることは迷惑なんじゃないかと思ってしまう。その狭間を

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    好きな人、と表現しているのが好ましかった。推しという言葉では言い表せない気がしていて、好きな人とファンっていうのが、なんかシンプルで好きだった。

    私も、ファンレターを書いたことがあるので、ところどころ共感した。「あなたのことをとてつもなく好きな人があなたの視界に広がる客席にいるよ、」と伝えるためだ

    0
    2025年05月08日

    Posted by ブクログ

    観劇、休演、ファンレター、同担など、様々な観点から自分の「好き」と向き合う過程が記されているのですが、どこを読んでも推しへのラブレターのようで最高でした。特に「好き」の世界を海に例えた表現が素敵すぎました。宝塚はもちろん他界隈でも推しがいる方全員に読んでほしい一冊です…!

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    「目が合った!(かも...)」「一回ではなく全公演鑑賞したい」といったオタクあるあるを切り口に、100ページ超にもわたって熱く語り尽くす!

    まさかあなたにも推しがいたなんて!知らなかった!もう、その事実だけで握手したくなる。

    言葉にできなくて諦めてきた感情の接点を、言葉で象ってしまうのが彼女。こ

    0
    2025年01月19日

    Posted by ブクログ

    「好き」という感情にとことん向き合って書かれている。
    綺麗な感情だけではなくなりそうだけど、それでもより真っ直ぐ向き合おうとする自己葛藤もあり、読んでいる時には、自分の中にある「好き」の対象への感覚を整理することが出来た。
    私の中の「好き」という感情のあり方は理想形が定まっておらず、ガタガタなところ

    0
    2024年10月03日

    Posted by ブクログ

    何かのファンであるというだけで、その愛だけでこの一冊が作り上げられている。
    それって本当にすごい。宝塚愛がひしひしと伝わってくる文章だった。

    好きっていうのは「祈っている」という言葉に近いのだと思うという文章、とても腑に落ちた。
    私も推しの現場に行く時、いつもステージにいるその人に向かって祈ってい

    0
    2025年10月19日

ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

最果タヒ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す