無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
作者にとっては鬱陶しいと思う感想かもしれないが、どのエッセイも共感できる作品だった。自分なりの考えとかを持てるエッセイ集でとても興味深かった。帯に書いてある、「劣等感というけれど、それなら誰を私は優れていると思っているのだろう」とい言葉に惹かれて、買ったが他の作品も読んでみたくなった。帯の言葉に対する自分なりの答えは、「頭の中にしかない理想の自分」だと思う。いろんな作品やこれまでの経験から作り出された想像上の自分と今の自分を比較して、勝手に劣等感を抱いているのだろう。
個人的には、「賢さ」の話と「好きに理由がないといけないのか、なんとなくではだめなのか」についての話が好きだった。また読み返してみたいと思う。
Posted by ブクログ
誰もが一度は抱いたことのあるコンプレックスやその感情を、タヒさんの世界で救ってくれる本
途中でたびたび挟まれるまんががなんか好き
「たったひとつ手にしている「好き」という感情は、自分そのものだと言えるかもしれないけど、感情自体ではなく感情を吐き出した「何か」こそが自分」p.97
好きだという感情は自分の中にある価値観を露わにする なぜ好きなのか、苦手なのか 人格を形づくる最小の単位だからこそ、その答えを導き出させたものが「私」である
「誰かを救わなければ、誰にも信用されることはない。愛されることはない。」p.44
心の内を見透かされた、と思った 誰かの何かにならなきゃと強く信じていたことの傲慢さに薄々気づきながらも、自分の存在意義を他人に求める汚さに気付かないふりをしていたことに
Posted by ブクログ
「不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる。そこに見える光について、今、ここに、書いていきたい。」(はじめにー『コンプレックスプリズム』最果タヒより)
詩人・最果タヒさんの初エッセイ集。
昨日、タヒさんのコンプレックスプリズムを購入。最近考え事をする事が多く、「劣等感」というワードが私の中で流行っていた。そんな時に、見つけた本。出会った瞬間に「読むしかない…!」って思った。
タヒさんが世界と交わる中での葛藤、傲慢、劣等感など…得体の知れない感情を言葉にしてくれる。ナイフで突き刺すように。その傍には優しさもあるようで素敵だった。
これからもコンプレックスも連れて生きると思うけど、それも含めて「私なんだ!!」と自分自身が受け入れられるようになりたいし、もっと感情的になって、人と向き合って、真正面からぶつかってもいいんだって思えた。少し気持ちが楽になった。
最果さんが書く言葉は歳を重ねるにつれ、その言葉も変化していくような「生命力」があると感じた。ある意味それは、「私」自身のアンテナ箇所が、日々変化しているからでは?とも思った。タヒさんすごい…これから本を読むのがますます楽しみになった。
Posted by ブクログ
最果タヒさんを読みたくて、そして装丁が可愛すぎる!!と手に取った。 センスを試さないでくださいとか、人を愛することは他の誰かを愛さないとイコールであるとか、私は私のことを好きでも嫌いでもないままでいていいとか、なるほどと思わされた。私より年上のはずなのに、感性が擦り切れていないというか、自分のことを信じている青さ、世の中への期待や希望を持っている人だなぁと思った(こんな風に感性を評価することこそ作者が嫌うものでごめんなさいと言いたい)。 各章の最後の一文が取ってつけた感があるというか、保身のためにバランスを取っているように思えてしまったのが残念。文のつながりがとびとびで、お洒落だけど少し読みにくかったな。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸