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文庫版だけの、書下ろし作品を掲載! 「コンプレックス・プリズム、わざわざ傷をつけて、 不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる」 人気現代詩人・最果タヒが、自身のなかにある「劣等感」をテーマに綴ったエッセイ集に、 未発表の書き下ろし作品を加えて文庫化。
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Posted by ブクログ
読み進めていて、共感する点が多かった。特に共感した点については付箋を貼ったり、読み返したところもあった。私的に特に印象深いと思ったトピックが、「私は、バカじゃない」や「悪い人なんていないと思う」
作者にとっては鬱陶しいと思う感想かもしれないが、どのエッセイも共感できる作品だった。自分なりの考えとかを持てるエッセイ集でとても興味深かった。帯に書いてある、「劣等感というけれど、それなら誰を私は優れていると思っているのだろう」とい言葉に惹かれて、買ったが他の作品も読んでみたくなった。帯の言葉に対す...続きを読むる自分なりの答えは、「頭の中にしかない理想の自分」だと思う。いろんな作品やこれまでの経験から作り出された想像上の自分と今の自分を比較して、勝手に劣等感を抱いているのだろう。 個人的には、「賢さ」の話と「好きに理由がないといけないのか、なんとなくではだめなのか」についての話が好きだった。また読み返してみたいと思う。
誰もが一度は抱いたことのあるコンプレックスやその感情を、タヒさんの世界で救ってくれる本 途中でたびたび挟まれるまんががなんか好き 「たったひとつ手にしている「好き」という感情は、自分そのものだと言えるかもしれないけど、感情自体ではなく感情を吐き出した「何か」こそが自分」p.97 好きだという感情は...続きを読む自分の中にある価値観を露わにする なぜ好きなのか、苦手なのか 人格を形づくる最小の単位だからこそ、その答えを導き出させたものが「私」である 「誰かを救わなければ、誰にも信用されることはない。愛されることはない。」p.44 心の内を見透かされた、と思った 誰かの何かにならなきゃと強く信じていたことの傲慢さに薄々気づきながらも、自分の存在意義を他人に求める汚さに気付かないふりをしていたことに
2025/01/21 救われる表現がたくさんあった。なんだかんだ『なにもかもにまだ不慣れ』な自分が好きだし、そんな自分を変えたくはないけど、世の中に順応しないといけないというジレンマに悩まされているところに超共感した。たまに読み返そう。
初めてタヒさんのものを読ませてもらった。 人の思っていることを読むのは楽しいな〜、書いてあることはちょっと美化させてる感じがするけど内容とも相まって等身大って感じ。共感する部分もあれば、えーまじかっみたいな部分もあって楽しかった!
「不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる。そこに見える光について、今、ここに、書いていきたい。」(はじめにー『コンプレックスプリズム』最果タヒより) 詩人・最果タヒさんの初エッセイ集。 昨日、タヒさんのコンプレックスプリズムを購入。最近考え事をする事が多く、「劣等感」というワードが私...続きを読むの中で流行っていた。そんな時に、見つけた本。出会った瞬間に「読むしかない…!」って思った。 タヒさんが世界と交わる中での葛藤、傲慢、劣等感など…得体の知れない感情を言葉にしてくれる。ナイフで突き刺すように。その傍には優しさもあるようで素敵だった。 これからもコンプレックスも連れて生きると思うけど、それも含めて「私なんだ!!」と自分自身が受け入れられるようになりたいし、もっと感情的になって、人と向き合って、真正面からぶつかってもいいんだって思えた。少し気持ちが楽になった。 最果さんが書く言葉は歳を重ねるにつれ、その言葉も変化していくような「生命力」があると感じた。ある意味それは、「私」自身のアンテナ箇所が、日々変化しているからでは?とも思った。タヒさんすごい…これから本を読むのがますます楽しみになった。
最果タヒさんの詩集となっています。 感性が鋭くて何を言っているかわからないのもあれば、なんとなく分かるようなものもあって、それを受けて著者の気分が浮き沈みするのも分かるような分からないような。残念ながら、自分はこの方を完全に理解することができない所ではありますが、それでも、自分の言葉にならない感覚を...続きを読む言語化してくれて自分を理解することができると感じました。
言語化するのが難しい感情や考えを必死に紡いでたまに絡まって、そうやって形にしたタヒさんの言葉はとても惹きつけられる。タイトルに付箋を貼ったのは初めて「何もしたくないわけではないし、できないわけでもないが、しない日」
理解出来て共感したこと、理解出来たけど共感出来こと、理解出来ないこと、が混ぜこぜになったエッセイ集。 まず理解出来るかどうかという壁があり、高校時代現代文2だった自分にはやや難解でした。 その中でも、「慰めたいとは思うけど。」が印象に残りました。 誰かを慰める際に、自分がこの人を元気にしてあげなき...続きを読むゃってゆう傲慢な気持ちが入ると、落ち込んでいる相手の本当の助けにはなりづらいという趣旨の言葉が書いてあり、たしかにそれは寄り添っているようで寄り添えていない気がするので共感しました。 作者さんが言うように、「求めている言葉」が、傷ついた人の胸にすでにあるのなら、その人はここまで苦しむこともない。わからないから苦しい。 必ずしも「答え」ることは必要なく、離れたところから見守ることも優しさ。 言葉をかけないことは冷たさではないと思いました。
作者の頭の中を覗いているような本。各テーマに対して作者の考えが数ページ続く、その繰り返し。共感できる考えは多々あるけど、微妙に自分にははまらない感じ。
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