最果タヒのレビュー一覧

  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    タイトルを見つけた瞬間買おうと決めた。
    メインの女子高生の考え方に本当に共感した。
    的はずれなことを言うかも知れないが、冷めた感情を持ちならが生きるのも1つの生き方だと思えた。

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    2025年11月28日
  • 星がすべて

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    詩人が書く星座の詩と星座の物語(に関するエッセイのような)
    科学と詩の距離が絶妙で、ちょうどいい。

    冬の気配を感じながら星座の話を読めるのすごく心地いい。
    プラネタリウムも観に行ったけどよかったな。とかを思い出しながら読んだ。

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    2025年11月17日
  • 星がすべて

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    詩なんて普段読まないけど、すごく良かった。
    星とか科学みたいな言葉が詩の言葉と出会うというのにツボったのかもしれない...。
    感動して少し涙ぐんでしまいました。

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    2025年11月13日
  • 星がすべて

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    タヒさんで、星と詩が書いてあるなら読まないわけにはいかないですよね

    最初の詩から私の好きな詩すぎて、この本は大事に読もうと決めました
    星や夜空が大好きです
    神話も嫌いじゃないけれど、最近は読まなくなったなぁ
    いつかこの星は消えてなくなるのかもしれない

    永遠は、石じゃなくて星に誓えばいいのに

    永遠なんて信じてないけど、信じたくなってしまいます

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    2025年11月09日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    推し活と簡単に言われるようになって、誰かのファンになることは楽しくてポジティブでキラキラしたものだと思われるようになった
    だからこそこの本は必要だと思った。
    そんなキラキラばっかりしていない。オタク仲間と話すこと、多ステの話もオペラグラスの話も全て

    楽しいのは一瞬で苦しい時間の方が多い時すらある
    それでもやめられない、苦しい程、吐き気がするほどの共感だった
    ジャンルは違うのにこんなにも私の気持ちを言語化して書籍化してくれた最果さんに感謝




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    2025年11月07日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    十代が終わる寸前に読めてよかった。
    まだ思春期が終わっていなかったので安い同情とかが嫌で嫌で仕方なかった。
    過去の自分もそんなことがあったよとか、自分の型に当てはめて私だけの悩みを勝手にカテゴライズしないで! と思ったときに嫌だよね、ところでそんなことより星がきれいだよっていってくれますように。

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    2025年11月06日
  • 星がすべて

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    初期の最果タヒさんは社会と対峙してるかんじがあり、孤独を崇高している文章だったけれど、だんだん柔和になってきている気がする。社会との対話を星を媒介にして行っているきがします、ちがいますか

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    2025年10月21日
  • 星がすべて

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    彼女の本の中で一番好き。眠る前に少しずつ読んで少し泣いた、そんな夜を繰り返して久しぶりに夜空を眺めた。

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    2025年10月19日
  • 星がすべて

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    星の輝きの鮮度を保ちながら紡がれる言葉は読む人に合わせた色を放っていて、それはもうどうしようもなく綺麗だ。受け取った感情を線でつなぐとひとつの星座になり、誰の目にも見えない宝物としていつまでも心の夜空を照らしてくれる。

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    2025年10月12日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    同世代の詩人との事で軽い気持ちで読んでみたら、言葉の荒波を浴びた気がした
    特に川じゃないと花束の詩は特に衝撃
    言葉は残酷な芸術だなと

    愛されたら愛し返す事が妥当だと言われて吐きそうだ

    きみが最低な選択をしたとき、ぼくはきみを愛したままでいる

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    2025年10月11日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    「好き」という感情とそれを伝えるための全てが書いてあった、
    自分でも気づけなかった感情がここにあった気がした。
    最果さんの文章を読むと、自分の心の中に帰って来れる気がします。自分も好きという感情と好きな人についてを考えさせられました、1回じゃ読み切れない。
    好きなのにどうしてもうまく伝えられていなくて、どこか不安なのはわかる。その不安からかいつも感情と現実はちぐはぐになってしまって

    でも人を愛するには自分をまずは好きで、愛していなきゃいけないんだね。結局はそんな単純なことだよねきっと

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    2025年09月30日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    よすぎ!!!!!!!!!!
    チ。から広がってしらない界隈の人の話がきけるのまじ心に栄養。朝井リョウの小説泣くて

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    2025年09月13日
  • さっきまでは薔薇だったぼく

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    詩は、わたしのなかにあった記憶や感情に、名前をつけてくれる。それで、これもあれもあってよかったんだと思える。「打楽器」という詩がすき。むかし、好きだった男の子が、わたしのためにピアノを弾いてくれたことを思い出した。すき、とつぶやいて部屋を出たら、そのあともその人は耳を赤くしてピアノを弾き続けてたこととか。もっといろいろ思い出はあったはず、感情もあったはず、でも思い出せなくて、また新しい人を好きになる。でも、ピアノだけはおぼえてて、すごくきれいで、2人になにがあったかさっぱりわからないけれど全部なかったことにはならない、美しいという余韻だけ胸に残る。この詩は、あの頃の説明しがたい想いや関係に名前

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    2025年09月09日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    最近、突如現れた自分の「好き」の気持ちに戸惑っていて、そんなときにこの本に出会えたのは、何かの縁だったと思う。

    何も「好き」が無いときに読むと、ちょっと濃い口と思ったかもしれない、だけど、今の自分には全てのページに必要としていた言葉が書かれていたような感覚。うんうんうんって100回くらい頷いた。

    好きなのに、キラキラだけしていられない。ふと、こんなに「好き」を中心にして大丈夫かな?とか思う。何してるんだろう…という気分にのまれる。そういう戸惑いがある。
    だから、気持ちがすごく支えられた。

    誰かを好きな「自分」について考え続ける。結局、好きを自覚することって、自分の内面に深く潜っていくこと

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    2025年08月30日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    宝塚のファンである最果タヒさんの推し活エッセイ。
    宝塚への「好き」にとことん向き合って書かれた、愛のかたまりのような一冊。
    「好き」という感情からくる葛藤が次々に言語化されていくのが心地よく、それも含めて愛なのだと肯定されたような気持ちになります。

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    2025年08月13日
  • うつくしいってなに?

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    荒井良二さんの色の洪水に心を持っていかれる。
    最後の文章、 「うつくしいってなに? よるねむたいきみに おやすみっていってくれる すべてのもの」はこうも言えるかな。「生きるって何? 夜眠る時、君におやすみって言ってくれるすべてのものと交流すること」。

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    2025年08月06日
  • 少女ABCDEFGHIJKLMN

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    ネタバレ

    短かったり、長かったり、1話の中で場面が変わったり、色々な長さの話が入っている短編集。全てSFで、3作目以外どこか百合風味な雰囲気。大森靖子とコラボしてるのを見て納得。

    以下、自分なりに纏めたあらすじ。主観ですので少々違うところもあります。

    「きみは透明性」
    リップマークをSNSのように気軽に相手の顔に飛ばせる時代。それを貰った人は付けてたままでも自分で取ってもいいのだが、主人公の姉は自分の顔より人から貰ったリップマークの方が価値があると言って取らず、顔をリップマークだらけにしている。主人公が好きなさらさらの髪も綺麗な顔も見れない。それに苛立ってクラスで器械ばかりいじっている陰キャの男の子

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    2025年08月02日
  • 恋の収穫期

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    初めて最果タヒサンの小説を読んだけどかなり良かった。機械化した人たちがいる東京とそれ以外の地方の物語。転校してきた東京の男の子はいきなりモテまくって、でも好きという事が分からず、伝える事もうまく出来ない。好きってなんだろうという問いがぐるぐる回る青春SF。

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    2025年06月24日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    読みながら泣いていた。それは私のこの重ための愛に似た気持ちを誰かが言語化してくれた恥ずかしさと嬉しさからなのかはわからない。推しのことを推しと呼びたくない、好きな人と呼びたい、だって私は好きだもん。こんなに声高に叫べるのに、ある日突然、私が好きでいることは迷惑なんじゃないかと思ってしまう。その狭間をずっと行き来しているような私みたいなオタクがいたのならぜひ読んでほしい。

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    2025年05月26日
  • 恋の収穫期

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    『死んでしまう系のぼくらに』のような雰囲気だと思いながら読み進めました。情景描写が詩のようです。前半はライトなノリで面白かったです。だんだんシリアスになってきて……?! 恋に対する考え方、好きです。他人に対してもっとドライになっていいんだなって思いました。

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    2025年05月25日