最果タヒのレビュー一覧

  • 少女ABCDEFGHIJKLMN

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    ネタバレ

    少し難しいと感じた。機械の話の中で、知能が高いからこの世界に生まれることを拒んだというところがあり、なるほどと思った。初めて最果さんの本を拝読したが、他の本も気になっている。

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    2021年02月08日
  • 夜景座生まれ

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    最果タヒさんの詩は、わかるようでわからない
    わかるなぁ、と思って読んでいた詩が突然自分のよくわからないところまで飛ぶ
    逆に、よくわからないなぁと思って読んでいた詩が、全部読むとものすごく意味がわかったり

    この詩集もそう。
    でもなにより、最果タヒさんの詩には切実さがある。
    それに惹きつけられて
    わからないということの意味を考えながら
    少しずつ読む。

    とても大切な時間

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    2020年12月27日
  • 夜景座生まれ

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    言っていることというか、題材が一度他者へ向かって開いていったかと思えば、どんどん孤独へ向かって閉じてきている。その一方で、著者の言語へのアプローチは一貫してポップなので、逆に何か新しい感覚でもって世界の窓を開かれていくような快感を覚える。これは著者の初期の作品『グッドモーニング』からずっとそうで、ポップではないにせよ『何故か明るい気分になる』『今まで誰も言葉にしてくれなかった思想を言葉にしてくれたと思ってしまう』という持ち味があると思う。それが最新作でも味わえたので驚き。常に新しくてすごいなあおもしろいなあと思う。どんどん平易で恣意性の高い言葉選びに傾き、かたや読者は誰も言ったことのないことを

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    2020年12月17日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    最果タヒさんの句読点が少なくだだだだっと文字が並んでいる感じがすき。ひとと共有したくない、できるだけしゃべりたくない、の感覚がよくわかってうなずいた。自分と同じような感覚を持っている方(僭越ながら)がいることに安心した。

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    2020年11月22日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    タヒさんのエッセイを読んでいると、言葉が滝のように流れてきて、その勢いにごうごうとのまれていくような感じがします。
    その言葉の中に「あっ」と思うものがたくさんあって、読み返したいところにドッグイヤーを付けながら読みました。
    手元に置いておきたい一冊となりました。

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    2020年09月04日
  • 星か獣になる季節

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    む〜ん...これは「問題作」だ(^ ^;
    どこがどう問題か...と問われても困るが、
    ものすごい「問題作臭」が漂っている感じ(^ ^;

    一応は「連作短編集」と言えるのだろう。
    同じ世界観の中で、時間軸に沿って話が進むし、
    一作目の内容を「受けて」その後の話が存在している。

    で...何と言うか、全体を通してかなりの異常性を感じる。
    人が簡単に死にすぎる(^ ^;
    殺人のハードルが異様に低いぞ(^ ^;

    サイコパスと言ってしまえばそれまでかも、だが、
    シリアルキラー本人の中では整合性が取れており、
    何の矛盾も破綻もない...のが怖い(^ ^;

    一作目のメインの二人は、二作目以降は
    訳あって

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    2020年03月12日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    タヒさんの小説。身近な人に置き換えて読んでいました。女流作家の感性は…などと言う型に当てはめたくないですが、独特の文体はやはり魅力的です。
    数日間の話なのに心境が目まぐるしく変わる感じ、思春期の高校生をよく表しているなと思わされます。

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    2019年11月24日
  • 天国と、とてつもない暇

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    詩を読んでも結局なんなのかはっきりわからないけど、それがいいんだよね。
    独特な感性を持っていて、この不思議な文章の羅列に魅了された。
    なんか円城塔を彷彿とさせるような感じだった。私だけかな?
    あとがきまで詩になっているのが好き。

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    2019年10月17日
  • 渦森今日子は宇宙に期待しない。(新潮文庫nex)

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    独特の文体。結構好きかも、みたいな?
    主人公が宇宙人で女子高生という設定だけど
    違和感?無く読める。

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    2019年07月27日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    仕事に疲れて会社で泣いた。
    すごく嫌いな上司がいる。
    意欲はないがお金は欲しい。

    部屋が汚い。
    本がたくさんある。
    部屋の家電は姉のお古のポンコツ。

    友達が少ない。
    好きな人がいる。
    何かを伝える時にいい言葉が見つからない。
    人に気を遣いたくない。

    でも1人じゃない。
    どこかへ連れ出してくれる人がいる。

    私のどこかがおかしくなっても
    1人にはならない。

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    2019年05月30日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    ネタバレ

    愛は感情。
    セックスは現象。
    とても、納得できる言葉。

    人間なんてみんな気持ち悪い。
    感情も体験も記憶も、本当の意味ではシェアできない。
    何を思ってたって、何も起こらなければ何も思ってなかったのと同じ。

    読んでて頭がくらくらした。
    文章のスピードもそうだけど。感情がわーって溢れて、
    読むのに体力使った。
    置いてきた10代のじぶん、
    懐かしかった、で置いてきてしまったけど
    たしかにあのころ、いろんなことに怒って悔しくて、言葉が見つからず伝える事をあきらめていた。

    文庫本のあとがきに、すっと
    背中を見つめられている気分になる。

    "ずっと現在進行形で研ぎ澄ましていくばかりの人生だ。

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    2019年05月11日
  • 天国と、とてつもない暇

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    最果タヒの一見難解な、独特な言葉遣い。だけど自然にすーっと染み渡るように深くわたしの中に入ってくるような感覚。そしていつだったか覚えていないけれど、たしかに昔感じた気持ち。それらが詩中の言葉によって掘り起こされるようだった。
    七夕の詩が好きです。

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    2019年03月26日
  • グッドモーニング(新潮文庫nex)

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    死ぬという言葉を惜しげもなく使うからすごい。表現者としてこれだけは最後まで使わんとこう、と思う言葉をひょいひょい使って、それでもまだ言葉が尽きない。震撼。

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    2019年03月11日
  • 天国と、とてつもない暇

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    前回の三部作以来の詩集。どれも静謐という言葉が似合う。静かに終わりが近づいている、そんな優しい詩が多かった気がする。個人的には「おやすみ」の最後の部分がとても好きだった。そして巻末の初出を確認せずに「生存戦略!」を読んだときはびっくりしたが、ピンドラを知っているからこそこの詩を読んだときに湧く喜びがある。

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    2018年12月29日
  • 天国と、とてつもない暇

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    三部作後の新作、ということで、いささか明るい。いや充分暗いけど。

    なんかもう最果さんの詩集への感動は、「この人が同じ時代にいることがうれしい」という域になっているからうまく評価できない。この人が同じ時代にいてうれしい。だってさあ、「生存戦略!」とか「宇多田ヒカル」とか「SNS」とか、今この時代に生きている詩人が、詩に取り入れて私達に投げかけてくれるんだよ。それでいてちゃんと言葉が生きていて。うーん。

    もう一度ちゃんと読もう。

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    2018年10月02日
  • 星か獣になる季節

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    みんな「自分なんかふつう」だと思っていそうなキャラクターばかりなのに、連続殺人なんてイレギュラーなことが起きてしまう青春の鬱屈。鈍色に輝く青春って感じ。

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    2018年08月01日
  • 星か獣になる季節

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    決して読みやすくはない文章が、バランスの取れておらず、感情に押し流され、突き動かされていくような心を描いているようです。世界がまだ閉じたままの青春時代に、選択肢はそれほど現れない。私たちは運良く、大人になれただけなのかもしれません。

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    2018年04月02日
  • 星か獣になる季節

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    なかなかよかった。阿部共実の漫画みたいな、ナイーブで危うい青春、といった感じ。
    阿部作品よりもスッキリ感があって、その分余韻は後を引かない感じだが。
    女の子のキャラがよかった。

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    2018年02月24日
  • 星か獣になる季節

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    「わかる!」とはならなかったが、「自分がそれぞれの立場だったらどうだろう」と考えながら読んだ。
    読みやすい。

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    2018年02月24日
  • 星か獣になる季節

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    映画にせよ小説にせよ選り好みをしているつもりはないですが、何故か最近は生々しい作品によく出会います。
    描写とか表現だったりストーリーそのものがリアルで生々しいんです。
    この本もそうでした。
    淡々と進んでいくところもまたリアルに感じられました。

    前編後編に分かれていますが起承転結を二回味わえると言ってもいいぐらい、ハッキリと別の物語でした。
    いや、ちゃんと続いてるんですけどね、そういう意味ではすごいです。

    登場人物の森下が映画「ウォールフラワー」のパトリックと被って仕方がなかったです。
    個人的にはパトリックの方が好青年だと思いますが。

    自分が正しいかどうかなんてこだわっているうちは話なんて

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    2018年02月07日