最果タヒのレビュー一覧

  • きみを愛ちゃん

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    文芸誌で連載されているのを読んでいて、封神演義の太公望について書かれていたことに激しく共感したので単行本化したら絶対買うと決めていた。とんぼせんせいの絵が可愛いね。
    中性的で繊細な美形を好きになりがちな自分が封神演義で一番好きなキャラは太公望で、なぜか惹かれるけどその理由が自分でもわからない、好きだけど不思議な部分も多かった。
    「神は人を愛せない」「愛しているから離れる」という愛、こんなに綺麗に言語化できるのがすごい。やっぱり太公望好きだなぁと改めて思った。

    最果タヒさんが言語化したことが全て正解というわけではなく人それぞれに解釈はあるけれど、すーっと胸に言葉が入り込んでくるような、そういう安心感がこの人の文章にはあると思う。
    知らない作品も多かったけど、個人的に読んでみたくなったのはルナティック雑技団です。

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    2025年12月24日
  • うつくしいってなに?

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    ことばも絵もきれいな絵本です。
    「うつくしいってなに?」と聞かれて、「いや、この絵本よ」って言いたくなる。
    荒井さんの絵が、ホントにことばにピッタリすぎて驚く。
    夜のターンの色使いもいいけど、個人的には夕方のピンクがたまらなくよい!
    ピンクいろのほほページなんか最高!

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    2025年12月20日
  • うつくしいってなに?

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    すごくアートな1冊です。親子で感性が育ちそうです。文字少なめですが、絵をじっくりみたい1冊です。〇未就学児~

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    2025年12月13日
  • きみを愛ちゃん

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    無邪気に好きな人たちへの愛を語っててカワイイ^ ^
    (もしかしたら同世代より私は幼稚なところもあったのかもしれない。でも幼稚な私が信じていたものが今の私には大切なものに思える)

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    2025年12月04日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    タイトルを見つけた瞬間買おうと決めた。
    メインの女子高生の考え方に本当に共感した。
    的はずれなことを言うかも知れないが、冷めた感情を持ちならが生きるのも1つの生き方だと思えた。

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    2025年11月28日
  • 恋の収穫期

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    ふわふわわたあめ食べてたと思ったらいつのまにか92%のビターチョコレートの板チョコがまるまる胃の中に収まっててキューってなってる
    最初は言葉を楽しむ本だと思ってた、くすくす笑えるし、良い意味で軽いし
    清々しいほどの無責任さを笑い飛ばして、とにかく正直で率直なのがとても気持ちいい
    おもしれー女ならぬおもしれー本って感じ
    だけど私が餃子が作れなかった頃のこと忘れてたみたいに、心の柔らかい無防備なところにアプローチしてくる
    愛とか恋とか、それをこれまで色んな言葉で尽くされてきたけど結局実際よく分からない、でも分からないまんまでいーじゃん!って思える

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    2025年11月27日
  • 星がすべて

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    星座が恋文になるというのが、素敵だった
    星座が好きなので、また新しいことがいろいろ知れて良かったです

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    2025年11月19日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    自分の中でもやもやしていた感情が文章化されていて、同じこと考えたり感じる人がいて良かったなと思った。作者に全部共感したわけではないけど、ところどころ刺さった。

    「感情の娯楽性」、「さみしくなりたい」、「ネガティブを極めて、ポジティブへ。」、「I like it」の章が個人的には好き。

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    2025年11月12日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    文体と作中のキャラクターの特徴上、パワーワード(恥ずかしい言い方)が大分出てきたイメージ
    言葉の手触りとかじゃなくて、普通にキャラクターになりきる能力が高いと思った。最果タヒさんが書く小説って感じが伝わってくる。
    最初から最後まで駆け抜けていった。結局自分は何読んだのか分からないみたいな、少し懐かしい気持ちになる。10代がもつイメージみたいなのは言いたく無くなる。今を生きようと思える

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    2025年10月30日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    何かのファンであるというだけで、その愛だけでこの一冊が作り上げられている。
    それって本当にすごい。宝塚愛がひしひしと伝わってくる文章だった。

    好きっていうのは「祈っている」という言葉に近いのだと思うという文章、とても腑に落ちた。
    私も推しの現場に行く時、いつもステージにいるその人に向かって祈っている。近くなくても、どれだけ遠くからでも、自分の存在をわかっていてほしいなんてそんなことは望まない、ただ祈りながらその人の歌を聴いて、声を聞いて、話を聞いている。
    ファンみんながステージで輝いている推したちを見つめている様子はやっぱりみんな祈っていて、愛おしくてたまらないんだろう。。。

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    2025年10月19日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    お友達におすすめされた本。
    何かのオタクをしている身としては、上手く表現出来ないけど渦巻いている感情を、とても的確に言語化してくれていてありがたい。

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    2025年09月30日
  • きみを愛ちゃん

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    愛!!!
    スピンで連載してるキャラクターがテーマの詩がすごいなと思ってたけどなるほど、このキャラクターの解像度があったからできてた事なのか〜!Σ( ˙꒳​˙ )

    キャラクターのかっこいいところやおもしろいところだけでなく残酷な事実や悲しみまで丁寧に考えていて愛を感じたなあ。自分にない視点がたくさんあって勉強にもなった!
    最果タヒさんの漫画みたいな娯楽だけになりがちなものに対しても繊細で丁寧なところに尊敬するなあ(˶' ᵕ ' ˶)

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    2025年09月25日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    頭でははっきり理解できないが、心で何となく理解できる。移り変わる情景や心情をぼんやりと眺めているうちに不思議とフワフワ心地よくなる。そんな詩集だったと思います。

    根拠はなく大きな主語、強めの述語がバンバン飛び交っている世界は最初は不思議だけど慣れると絵画を観ているような気分になります。

    個人的に好きだったのは「波紋の詩」という詩です。自分の感覚にすっと合って、しっぽりとすることができました。

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    2025年09月18日
  • 恋の収穫期

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    テーマは近未来だけど、今読むべき感覚の本だと感じた。
    著者が詩人ということもあり言葉の選び方がおしゃれで、でもすごく理解しやすくて、曖昧な感覚をうまく表現するなと思った。
    餃子を作っている時の表現がすごく好き。

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    2025年09月05日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    「あなたと私」の関係に世界が絡んでくる閉塞感と壮大さが同時に迫ってくるような一冊でした。
    エッジが効いていると言ったらいいんでしょうか?
    ナイフを手にしながらも冷静でいるような、残酷さと熱量を文体から感じました。

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    2025年08月14日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    ほぼ全ての詩が意味を理解できなかったのに、言葉を超えて何かが伝わってきて不思議な体験だった
    書かれた言葉と言葉の繋がりや意味を理解できないのに、一つの詩を読み終えた後に何かが心に残る感覚
    不思議な読書体験だった

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    2025年08月11日
  • 恋の収穫期

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    ネタバレ

    面白かった。同時に難しかった。
    詩人が書いた文章ということで、読者との距離が異様に近い文体が非常に面白かった。
    前半は「恋ってなんなのか」という問いにもがく山科さんにすごく共感できて面白かった。
    後半が難しかった。
    文章はとても平易で読みやすいんだけど、構成の意図を完全に汲み取れた自信はない。
    それでもなお十分面白かった。
    セリフが全体的に、ポップなんだけど詩的で、SFというか幻想的で、特殊な空間だった。
    あとがきをちゃんと読めばちゃんと読むほど理解が深まる気がする。(それでもなお俺の理解は追いつきてないだろうけど)
    他者を底から理解することも、他者が俺のことを底から理解することも決してないとは思うんだけど、たまに「理解する」感覚があって、それが「他者の心に触れた一瞬の感触」で「水面の光」で、「あなたと私がいる幸福」なのかなと。

    以下解釈(メモ)
    早見くんと谷崎
    軽蔑の形→恋に臆病
    恋に臆病という点は、山科さんも同じ
    山科さんは恋の神格化(ちゃんと捉えようとしすぎ)

    早見くんと湖
    「初恋」であって恋ではない
    助けようとする湖にどんな意図があるかは明言されない(p.126)
    「人生の全ては、全てをいい思い出にするためにあるのかもしれないし。」

    早見くんと山科さん
    「恋の周りをくるくる回る人たちが、恋への憧れを不意に忘れて、真ん中の、その光だけをおそるおそる手に取る、そんな瞬間がもし描けたら、嬉しいなと思った。」

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    2025年07月23日
  • 恋の収穫期

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    すごく良い。
    私は恋に恋してるから、最近恋ができないのかな。
    あとがきがすごく良い。
    本文前に何回も読んだ。
    帯に書いてて、読後まで待てなかった。

    ところどころ分からなくなるところも
    この作者の世界観で、作者のどの本読んでも感じる。

    分かるということは、分からないの上で成り立つ。

    君の目を、私の目として見つめていられる。
    すごい言葉だと思う。

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    2025年07月16日
  • 恋の収穫期

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    他人の気持ちなんて、どこまでいっても分かりようがない。心があるかどうかすら分からないのだから。でも、それって、自分も同じ。他人が自分を見るのも、自分が自分を見るのも。
    でも、だからって、だからこそ、他人と関わるのは煩わしいし、他人と関わりたいと思うもの。
    うわべの自分が話していても、義務感や演技を自覚していても、恋は楽しくうれしい。恋とは、一緒に戦うこと。恋だけじゃないけど。
    そんなお話、とても、すとんとお腹に落ちた。
    感情移入しづらい登場人物だし、クセのある言い回し、それが読み進めるととに目に咲いた花のように馴染んで溶け込んで、心地よくなっていく。そして、登場人物みんなを、少し好きになる。

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    2025年06月29日
  • 恋と誤解された夕焼け

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     理詰めで考えることに疲れた頃に無性に絵がみたくなったり
     目から入ってきた情報がアタマから溢れだした頃に無性に音楽が聴きたくなったりするように
     論述を重ね過ぎて行間が酸欠になった頃には無性に韻文を摂取したくなります。
     
     詩人というフィルターを通して水中にポコポコと生まれた泡のような言葉たちが
     酸欠でギスギスしていたわたし(みのり)の言葉にくっついてきて
     プッと頬を膨らませたように丸くて柔らかなモノにします。

     語彙がそれほど豊富でもなく、言葉さばきがそれほど巧みでもないのに
     なぜか詩人の言葉たちは勝手に吸い付きあい連なって意味をなします。
     あな不可思議な現象です。。。

     きっと詩人というのは言霊(ことだま)使いなのでしょう。
     凡人の目には見えない言霊の姿が見える詩人たちは
     言霊のお尻をチョチョイとつついては
     アイツらが勝手に寄り添い合うように仕向けるのでしょう。

     そんな分子配列のようにさも当たり前の顔をして並んだ言葉たちが
     わたしたちのココロに癒しという化学反応を起こさせていることを
     詩人たちは知っているのでしょうか。。。

    はい、そんな言霊使いである詩人、最果タヒさんの詩集を読みました。
    わたし(みのり)に一番響いたのは、51ページの「花束の詩」でした。
    みなさまも雨の日に詩(シ)ットリと詩集はいかがでしょうか♡

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    2025年06月26日