魚豊の作品一覧
「魚豊」の「チ。―地球の運動について―」「ひゃくえむ。新装版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「魚豊」の「チ。―地球の運動について―」「ひゃくえむ。新装版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
なぜ、走るのか。主人公たちは誰かに追い越された時にそう感じてしまう。
たった100mという一瞬のために、人生のすべてを賭けるように自分を追い込み、限界まで身体を削っていく姿は、もはやスポーツ漫画というより「哲学」に感じた。
ギャグ要素のある作品かと思って読み始めたが、実際は終始シリアスで、走ることに本気で、泥臭くて、ひたすらに熱かった。
主人公は最初走ることにそこまで特別な思いを感じていなかったが、最後への心情の変化が素敵だと思った。
特に小宮の速くなりたい、負けたくないという、欲望に取り憑かれたように疲労骨折してまで走る姿が、とても魅力的だった。スポーツにはそういう子供の頃からのライバルの
Posted by ブクログ
地動説が異端扱いされていた時代のお話。
歴史を学ぶときに、キリスト教イかれとる…と戦慄することが多々ある。
自分たちの地を宇宙の中心と信じさせるために、拷問や火刑などの見せしめが平然と行われるという、恐怖による支配が行われていた恐ろしい時代…。
そんななか、観測したことをもとに、地球の方が動いていると気づき、その研究をあくまでも追究しようとした人々がいたのだ。
神に背く考えとされた地動説を、どのように証明していくのか?
命の危機に瀕することもある研究をなぜ続けられたのか?
命よりも重いものを繋ぐ、感動というバトンの存在には心打たれた。
現在当たり前になっている地動説、そして合理的な考え方。誰か