又吉直樹の作品一覧
「又吉直樹」の「公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集」「本でした」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
とても面白かった。
形式にとらわれない、物語のオムニバス。
特に好きなのは第7夜の「その本は、誰も死なない。」。
読み進めると少年時代を思い出すこそばゆい気持ちと惹かれ合う二人のやり取りにジンとくる優しい話に感じるのだけれど、最初に提示されている「誰も死なない」に引っ張られて少し不安をはらんで物語が進む。
それぞれの物語に出てくるキャラクター、例えば第7夜なら子供ならではというか、又吉ならではなのか、ヨシタケシンスケさんならではなのか、「本」との向き合い方がなるほど〜わかる、と思えるんだけれどどこか独特で、クスクス、ゲラゲラ、ハラハラ、ジーン、いろんな感情に振り回される。王様が二人から物語を聞
Posted by ブクログ
本当に面白かった。読んで良かった。
お笑いの世界は厳しくて泥臭いと思った。
身近にお笑い芸人を目指す人がいたが、こんな世界であることをもっと早く知りたかった。
そうしたらもっと理解してあげられたのにと思う。
徳永と神谷はお互いに無い感性や考えを持っている。だから惹かれあったのだと思う。
想像も出来ないほどの覚悟を持って、売れるかも分からない中、表現を続ける。
2人の生き方はかっこいい。
人に見せるものである以上、世間と切り離すことが出来ないし、面白さだけで表現をしてはいけない。
私たちは常にルールの中で生きていて、その中で何をするのか、考えなければならないのだと思う。
お笑いは特にその難し