【感想・ネタバレ】本でしたのレビュー

あらすじ

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シリーズ累計40万部突破! 「救ってくれたのは、本でした」ほんの1行のヒントから彼らは、「その本」を復元していった――お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの、あらゆる感情を詰め込んだ「創作」のバトン。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

あたたかい気持ちになった。
ある書き出しからの発想力で楽しめて、
本を読むということが改めて大好きだと思えた。最後の本が好きのお話がたまらない。

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2025年12月08日

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すごく良い。この2人の組み合わせまじで好き。個人的には本好きな主人公のやつと、人間失格だがそれでも人間のやつ

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2025年11月28日

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ネタバレ

ある村にふたりの男が住み着く。彼らはバラバラになった本や破れてしまった本、1ページ・1行、タイトルだけでも元の本に復元してしまう。特に印象に残ったのは、「泥だんご」「人間失格」「テューラッド・ビョーニ現象」「メガネが無い」「人物相関図」「鬼ヶ島」などのエピソード。どれもユーモアと想像力にあふれていている。なかでも「鬼ヶ島」は、鬼の視点で人間を見るという発想が新鮮で、“立場が変われば物語の見え方もまったく違う”ということをあらためて感じました。この2人のコラボレーションが生み出す物語の自由さを味わえた。⑤

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

好きだなぁ。
本でした。
そういうことね!
このシリーズの中盤にある
長めのお話がいつも好きだ。
今回も素敵なお話だった。

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2025年11月18日

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総じて面白かったし、主人公が本が好きでした。のお話は久しぶりにボロボロ泣いてしまった。電車の中で読まなくてよかった。本が大好きな娘にも、読ませたい

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2025年11月14日

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ヨシタケさんの絵が大好き
又吉さんの発想が大好き
今の私にぴったりの
本でした。
小川想くんとお母さんありがとう

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

その本は のシリーズでヨシタケシンスケさんと又吉さんの合作
このシリーズの又吉作品が大好きで笑いっぱなしだったのに、ホロッと泣かせるところもある
ヨシタケシンスケさんは言わずもがな
絵はもちろん大好きだけど、力まずに生きればいいんだよなーって楽しいことだけ脳内にとどめておけばいいよなーってほんわか出来る
いい本でした

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2025年11月06日

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あるヒントを手掛かりに、著者の二人が物語を復元してゆく。
一見、大喜利のようですが、「創作」の本質と「本」のすばらしさが詰まっていました。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「本には、先人たちがそれらにどう向き合い、乗り越えたかの知恵や教訓が詰まっている。だから、僕は本を読み、その知恵を借りながら、自分自身の生き方を見つけて行こうと思う。そして、それを次に伝えていく。」
「『年収一億円のあなた』は本当は存在しないけれど、そのイメージは、微かな興奮は、身体に吸収され、あなたの一部になる。」
『どんどん願えば、みるみる叶う』

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2025年10月31日

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どんな本でも本にもどします。2人の男が去った後、その村からたくさんの作家が生まれたそうです。
この終わりかたお見事ですね。途中で小川想くんの作文がでてきます。家族についてこの作文がとてもいいです。あとお父さんがずっとそばにいてくれている話もとても面白かったです。

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2025年10月30日

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ヨシタケさんの素朴なイラストが文章を潤色。又吉さんが復元した『主人公が、本が好き』に感じ入る。本に育まれた小川想くんの、想像力や思慮深さが温かく、素敵な物語だった。今後もヨシタケさんと又吉さんが、村人の復元リクエストに応えてくれることを願っている。

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

『その本は』も好きだけどさらに好き 
表紙も、紙も、色合いも、挿し絵も、字体も、全部が読んでる私を包み込んでくれる。四角く固い本なんだけど、人に寄りそう柔らかい本。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

面白かった!ヨシタケさんと又吉さんのコラボだなんて素敵。ヨシタケさんが描く又吉さんのイラストがこれまたいい感じで。
本の作り自体が、物語を感じさせるような分厚さ、昔の紙みたいな色合い、そういうの全てをとって良い一冊。タイトルや、書き出しなどから連想して物語を作っていく。面白いなー。わたしも私が作ったタイトルや書き出しから物語を書いてもらいたい。
ヨシタケさんはイラストまでさらさらっと作り上げるから、物語の精度が上がる。作った話は短いものから、長いものまで。そういうことね!と思うものが多くて面白かった。

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2025年12月15日

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タイトルが「〇〇」の本とか、書き出しが「〇〇」で始まる本などのお題が出て、又吉さんとヨシタケさんが架空の本の内容を紹介する。

架空のお話はもちろん面白いんだけど、お題も二人のセンスが光る。
サクッと読めて面白い!

最短見開き1ページで1話分。
隙間時間に読むのにぴったり。
しかも面白いから、満足度も高い。

本を読みたいけど、時間がなくて本を読む時間がない!という時にぴったりな本でした。

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2025年12月07日

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「その本は」のシリーズ本で、
読める日を楽しみにしていました。
これは、通勤電車で読んではいけない。
とにかく本が重い。。。手が攣る、ですよ。
あとは、クスッと笑えるので、人前で読めません。
だから、週末に一気読みしました。
又吉さんの復元した話も、ヨシタケさんの復元した話も、どちらもお二人の特徴が出まくっていて、とても楽しめました。
想像力も相当に豊かな二人のコラボレーションが、また読めますように。
余談ですが、ヨシタケシンスケさんのイラストが大好きで、お二人の様子が描かれているページは、ココロ和む、、、。本当にそうやって小説、イラストを書いているのではないか、と、想像してしまう。

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2025年11月24日

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ネタバレ

いろいろな絵話がセットになっていて最後は、2人が考えた話だったことがわかったけど本当にそんな本があるのかなと思ってみていたからびっくりした。

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2025年11月24日

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どんなものでも本にもどします…の看板がある村はずれの家で、2人の男が元の本の形に復元できるというのは、破れたり、見えなくなったり、破損したりの修復かと思っていたが…。

村人たちが「本の復元依頼シート」をポストに投函すると本は復元されたわけだが、それはざっくりとしたこんなタイトルだったとか、書き出しがこうだったとか、最後の一文がこうだったとかを復元担当の二人がその少ない一文の情報だけで物語を創作するという話。

やはりこの2人の創作力は凄いなぁと思った。
たったの1行でそんな話になるんだぁと驚かされる。

18〜曲げちゃってもいいですか?思いっきり曲げちゃっても?がびっくりする結末に!まさか、ぼくの心何、折れた。とは…想定外だった。(ヨシタケシンスケ担当)

27〜その本は、主人公が本が好き。(又吉直樹担当)
ひとりで時間を気にせず、じっくり考えを巡らせることができる読書とは良いものだと改めて思った。
表紙の絵を眺めて内容を想像しながら、本の厚みを感じながら文字を追う…この本と一体になるときが心地良い。
作中に家族についての作分や読書目録もあり、少し長めの物語であったがとても良かった。

この2人のコラボ、続くのかな…。



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2025年11月21日

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(2025/11/18返却)
又吉さんとヨシタケさんの共作第二弾?前作の「その本は」は目の不自由な多様のために2人が面白い話を紹介する。今作は、傷んでしまった本を2人が小さな手がかりから復元する。
面白い、面白いけど…中弛みしてしまったな。
最後の長作、復元担当又吉さん、「その本は、主人公が本が好きでした。これって、どんな本でした?」は、短編を読んだ感じになった。そして、本が好きって思うってなんだろう?なぜだろう?私はなぜ好きなんだろう?と思いを巡らせてみたりした。
そんなことを考えながら先に進むと、後書きのようなお話の末、最後の最後に
(以下抜粋)
…私たちとみなさんをつなげてくれたのも、私たちを苦しめ楽しませてくれたのも、私たちに新しい世界と価値観を与えてくれたのも、私たちを笑わせ、おどろかせ、泣かせてくれたのも、私たちを勇気付け救ってくれたのも、ここにある、たくさんの、
本でした。…
そっか、そうだった。だから私は本が好きなんだ。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

2人の男(又吉とヨシタケシンスケ)が本の一部を手がかりに本を作り上げるという設定のお話。

2人の発想が面白い。
特にヨシタケシンスケさん。
「手をつないでいてよかった」
は、想像の斜めを行く展開に笑った。

日常に退屈している人に
ちょっとエスプリの効いたお話を読んでほしい

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

私は本が好きだ。って感じている自分を抱きしめたくなるような本だった。

エピローグと販売地域が鬼ヶ島のため僕たちの知ってる桃太郎とは異なる話が好き。

私に心の余裕をくれたのも、笑わせたり感動させてくれたのも、本でした。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まずはコンセプトがいいですよね?ちょっとした手がかりさえあれば元の本の形に復元出来る!本好きにはたまらないと思うのですが( ˊᵕˋ )
とゆうか、タイトルとか書き出しの一文、最後の一文からこんなにたくさんの物語を考えられるお2人の才能にビックリしました。そうゆうことか!ってなったり、うまいなぁとただ感心したり、1冊の本なのに様々なタイプの話しが読めて楽しかったです。そこは前回と同じですね。
ただ、前回より私好みの、最後にソワッとする感じの話しがあったのが印象的でした。最後の一文が「手をつないでいてよかった」と「この集合写真の全員が笑顔だったのは、そんな物語があったからだ」が好きでしたね。
あとは書き出しが「天動説も地動説も間違いだった。動いていたのは天でも地でもなかったのだ」は考え方が好きで、最後の一文が「以上の理由から僕は恐竜です」はそう来たか!と思い、これも好きでした。
単行本で分厚いけど、イラストも多いし、字も大きいのでお子さんとかでも読めるとこあるし、好きなところから読んでもいいと思います(*^^*)楽しい読者時間でした!

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2025年11月07日

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空き家に住みついた二人の男は、
「どんな本でも本にもどします」という看板を掲げる。
村人たちが「本の復元依頼シート」に記入して投函すれば、
きちんと製本された本になって戻るのだが・・・。
・プロローグ
整理番号1~27、未復元タイトル、書き出し、
最後の一文、その他
・エピローグ

バラバラになった本でも元に戻るだけでなく、
タイトルなど、ちょっとした手がかりがあれば、
元の形に復元できるという。
例えば『かわいそうなゴリラ』『大好きだ。迷惑だ』
頭の中がぐるぐる回る『人間失格』
「手をつないでいてよかった」「以下の理由から僕は恐竜です」
などなど。それは二人の想像力と創作力の物語。
ファンタジー、SF、シニカルなど自由自在に話が紡がれ、
向上し、特に整理番号27は圧巻でした。
そしてエピローグ。
本が好き。本を好きになって欲しいという想いが
たっぷり詰まっていて、胸熱な心地になりました。

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ヨシタケシンスケさん好きです。こちらはお題をもらって物語を創造する形式の本。
「タイトル」「書き出し」「最後の一文」など設定もいろいろで、それに対して短編(短いものだと1P!)が書かれています。読みやすくて一気読みでした。
又吉さんのパートはお題によってはただの大喜利だったので個人的にあんまり笑。ヨシタケさんの「ハチマキしかない」「恐竜」「集合写真」とか好きです。
それにしても、この作品の書き方って、想像力と文章の構成力を磨く勉強になる!特に「書き出し」を決められて物語作るのやってみたくなる!

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

タイトルや書き出しの一文を元に、失われてしまった本を復元することができる二人の男。
このタイトルにどんなストーリーが…?と期待して読むと予想外の展開が待っていて、大喜利のような面白さがある。
ヨシタケシンスケさんの挿絵は相変わらず良い味出してるし。

一つひとつの本の復元が面白いのはもちろん、二人の男にもちゃんとストーリーがあって最後はめでたしめでたし、と言いたくなるような結末。
この二人の合作またあるのかな?楽しみです。

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この本は…
又吉さんとヨシタケさんが、ある村で暮らすことになり、そこでわずかな手がかりを元に失われた物語を「復元」する仕事を始める。というストーリー

手がかりは…タイトルであったり、書き出しであったり、締めの言葉であったりと様々で
二人の独特の感性で思いも寄らない物語が「復元」されていきます。
欲を言えば、この様式なら同じお題で二人の違う物語…なんかも見たいと思いました)

その後、二人の「復元」が人気になり希望者が増え、ついには追いつかなくなります。その後色々あって村人達は自分達で「復元」を始め、村からたくさんの作家が生まれました。…と締められます。


以前、小説の書き方だったか物語の作り方だったかについての本を読んだことがありましたが、
その中に、とにかくたくさんのアイデアやフレーズをカードに書き出して、それぞれの物語を膨らましていくという訓練方法があり、なるほど「復元」と同じだなぁと感じました。
その為、終盤のまだ復元されていない手がかりの数々は、二人を手本にして読者に「復元」に挑戦するように言っているのかなと思いました。

なので、この本は二人の作家が新しい作家を生み出すきっかけを作る。そんな本でした。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

「本」の魅力が ぎゅうぎゅうに詰まった一冊。贅沢な著者2人、贅沢な装丁。  だから皆んな本を読むんだなーて納得してしまった。ヨシタケさんのイラストがたくさんあって可愛い。2人が互いに復元依頼シートを書いたという事かな…企画からきっと時間かけて丁寧に作られたんだろうな 読んで良かった。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

【どんなものでも 本に もどします】


1ページでも、1行だけでも
タイトルだけでも、
ちょっとした手がかりさえあれば、元の本の形に復元できる。

「本の復元依頼シート」をポストに入れると…?



とってもワクワクしますね!
自由に想像を膨らませ、好き勝手な本にしちゃう。

自由過ぎて笑っちゃうし、読者である私も想像するのが楽しくって、子供の頃に戻ったみたい!


最後の依頼だけはちょっと特別

【その本は、主人公が、本が好きでした。
これって、どんな本でした?】

本への愛情に溢れた、少し長めのお話。
優しくて温かい気持ちになれますよ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

さぁ、私たちも物語を想像しよう!
「ここからどうなると思う?」
楽しい、楽しい時間がこれからはじまる!

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

例えば、整理番号3の「泥だんご」の話。ラスト1ページ、添えられた文章が短いので、ほぼ一瞬で状況が理解できる。最後の一コマに至っては、驚きや安堵、そして微かな恐怖すら伝わってくる。数々の情報を瞬時に伝えるスピード感が、イラストならではと思う。
整理番号19の「メガネ」の話は、眼鏡を可視化してしまうと効果が限定的になりそうな気がする。擬人化するとファンタジー要素が強くなり、受け入れられない人も出てきそうだ。イラストや映像にしないことによって、眼鏡を何かのメタファーとして読み進める人もいるだろう。
著者お二人の個性と共に、イラスト、文章、それぞれの持ち味を感じた一冊だった。

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2025年12月19日

Posted by ブクログ

元々好きな又吉直樹さんと最近知ったヨシタケシンスケさんの共作。
面白い趣向の本でした。
装丁も素敵です。

村人が持ち寄った、少しの情報しかない本の復元。

実際にはお互いがお題を出して物語を創作されたんですね。
それぞれのお話の読み心地が良く、ヨシタケさんのイラストも可愛らしい。

夜寝る前に少しずつ読むのに丁度いい。
同じシリーズの本があるみたいなので読もうと思います。

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2025年11月08日

Posted by ブクログ

真剣に 復元依頼シートに書いてある 書き出しやタイトルの本があるか 私も考えてしまった。一緒になって考えてみたり。

さすが!

本の復元依頼シート 整理番号27 の話が好きです。

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2025年11月01日

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