あらすじ
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シリーズ累計40万部突破! 「救ってくれたのは、本でした」ほんの1行のヒントから彼らは、「その本」を復元していった――お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹と、大人気の絵本作家ヨシタケシンスケからの、あらゆる感情を詰め込んだ「創作」のバトン。
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Posted by ブクログ
読むとほっとする
読むと少し笑うことができる
読むと少し想像力が豊かになる
読むと心が温かくなる
読むと明日からの活力が湧いてくる
読むと少し勇気が出る
読むと今まで感じてきた思いが書いてある
読むとその思いに肯定できるようになる
そんな本。
p. 194
「今、想がお母さんのためにできることを考えるのは大切だけど、お母さんの人生はお母さんのもの。だから、お母さんの判断を尊重すること。そして、想も自分の気持ちに正直になって、やりたいことを言うべきだ。どちらも無理して自分を犠牲にする必要はないんだよ」
わたしは、自分の母親のことを可哀想だからなんかしてあげなきゃ。
可哀想な所から、助け出さなきゃと思っている。
でも母親を可哀想だと思う自分に腹を立てたり、可哀想なところを見せないでほしいと母親に苛立ったり。
その元凶の父を憎んだり。
でも、この文と出会って母親の人生は母親のものだから、自分を嫌いになってまで干渉しなくていいのかなと思えた。
そうだ。自分の人生は自分が決めるのだ。
家族であっても、全てを助けてあげることはできない。
どこかで、区切りをつけなければいけない。
でも、区切りをつける自分を冷たい人間だなんて思う必要もないのかもしれない。
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この本は1日で読むことができた。
1日どころか2時間もかからず読めた。
2026年最初の1冊にふさわしい本だった。
わたしも誰かが悩んでいる時に、そっと本を勧めたい。
そのためにも、もっと沢山の本と出逢いたい。
この本は、読むと明日が少し明るく見える"本でした"。
Posted by ブクログ
ある村にふたりの男が住み着く。彼らはバラバラになった本や破れてしまった本、1ページ・1行、タイトルだけでも元の本に復元してしまう。特に印象に残ったのは、「泥だんご」「人間失格」「テューラッド・ビョーニ現象」「メガネが無い」「人物相関図」「鬼ヶ島」などのエピソード。どれもユーモアと想像力にあふれていている。なかでも「鬼ヶ島」は、鬼の視点で人間を見るという発想が新鮮で、“立場が変われば物語の見え方もまったく違う”ということをあらためて感じました。この2人のコラボレーションが生み出す物語の自由さを味わえた。⑤