【感想・ネタバレ】生きとるわのレビュー

あらすじ

又吉直樹6年ぶりの長編小説!

「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい――
累計354万部『火花』から10年後に書き上げた、新たなる代表作!

公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。
しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。
阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。
貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく……
人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

又吉さんの小説初めて読んだけど、文体が自分の好み過ぎて、ずっと読んでいたいと思った。
この小説に出てくる横井はとにかく屑なわけだけど、でも憎めない部分もあって、逆に岡田や大倉はちゃんとしてそうでダメなところも結構あって。人間なんてみんなこんな部分を抱えてるよなぁって思いながら読んだ。
最後横井が死んだかと思ったけど実はそれは横井の嘘で、「何だ、生きとるわ笑」っていうホッとした笑いで終わる感じ、安心と脱力がいっぺんにくる終わり方だった。

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2026年06月26日

Posted by ブクログ

終わってみて結局なんの話じゃ〜と思ったがとてもおもろい内容で僕はすごく良かったです
高校時代の親友4人組の中の1人がとんでもない屑で嘘を嘘で固めて廻りや親友、恋人にまで借金を重ねそれを取り戻そうとするがまた騙されてしまう
騙されてもいいかなと考えてたり最後の最後にまた騙されて笑ってしまう
芸人の又吉さんならではの作品だと思いました

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2026年06月23日

Posted by ブクログ

表紙が渋い!!
横井に金を貸してしまう岡田の気持ちがマジでわからん!笑
横井の
「ごめん、無理」発言の攻撃力がすごい。
ここまで来ると、横井がこんなにも調子に乗ってしまった理由のひとつに岡田は関係あるのでは?と思わずにいられない。
いやぁ、まじで岡田ひどすぎる。
妻から繰り返される、
「めっちゃ阿呆やん」が笑えないくらい。
横井見てるとさ、どんなに屑でも生きる意味あるのかねぇって。岡田には一方で野球部の自死してしまった友人もいるわけで。
でも横井はしぶとく生きている。
「生きとるわ」
「生きている限り、バッドエンドはない。」
だもんね、又吉先生!!

そしてさすが又吉先生、こんなに屑たちにイラつきながらも、いつも通りシュールなツッコミも多くて笑えた。食事にもありつけないくらいお金ないってことで奢られてるくせに、高いやつ頼むなよ!スープ残すなよ!笑

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

腹減ってる人にパンあげたい人はパンをあげることで腹以外の何かが満たされるからそうするんやろ。

結局は優しい人であるという評価を得たいからそう行動しているのかな。自分の普段の行動は自分のエゴから離れているものなのか疑いたくなった。
見返りを求めない行動ができているのだろうか。
死ぬまで修業を続ける必要があるな

エビチャーハン

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

横井はとんでもない屑だけど、ここまで極端でなくてもこういう人は一定数いるよね。ほんと関わり合いたくない。
でもこれも一つの人生か。
自分が楽しく生きるためには周りがどうなったって構わないと開き直る人生。
犯罪者もそうだけど何故か思い出しちゃったのが紀州のドンファンだったり、そういう人たちいるよねー。
でも自分がなるのは絶対無理。なりたくてもなれない。これも一種の才能。
ラストの方で祝詞を唱える横井に後光が差して、この話どこに行くのかしら!?と一瞬ワクワクしたのに車のヘッドライトだったとは!!もうっ!!

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2026年06月29日

Posted by ブクログ

分厚い本だったけど続きが気になってすぐ読み終わってしまった。

お金、人間関係、難しいね...

場面が頭の中で想像しやすくておもしろかった。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

絶対にハッピーエンドが待っていないと分かっていてもぐんぐんと読み進めてしまう不思議な吸引力があり、それは又吉作品に共通している気がする。
高校時代の日本映画部の話やミイラ映画の話が好きで、それも相まって横井のことを完全に見限れないのかもしれないとも思った。
1番の厄介者の横井が1番本質的なことを言っていてムカついた。それが横井。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

生きとったんかいな、横井!
ほんましょうもない男にハマってしまったのが運のツキやっったな。
でも岡田も岡田やで、いくらでも断ち切ろうと思えば断ち切れたのに。
息するように嘘をつき借金を重ねて踏み倒して生きていく横井。ある意味ひとたらしでもあるんだろう。
内容は深刻なのに、大阪弁の言動がなんともいえない可笑しみがあり、前半は声を出して笑う箇所、多々あり。
せっかく有希(ブランコを無心で漕ぐイメージ)という頼もしい伴侶を得たのに離婚されても当然やわな。
広瀬、大倉というこれまた個性的な友だちがいて3人とも横井の被害者でこの友だちの存在にまぁちょっとは救われたかな。
まともになったと思っていた龍先輩も大麻?で捕まっちゃうしね。
美術の先生で”日本映画研究部”顧問の廣野先生が唯一、まともな大人で一服の清涼剤だったわ。
忌野清志郎のぼくの好きな先生だっけ?思い出した。
このタイトルと表紙の写真、黒澤明監督の”生きる”のオマージュなの?
この生きとるわ、横井と横井のせいで?人生転落の一途を進む岡田ともろもろの登場人物のすべてのことを言ってるのかと最後は納得した。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

友人知人をだまして借金をし逃げ回る、どうしようもない高校の同級生に振り回される話で、はらはらドキドキ読み終わりました。
その上、作者にも騙される場面が何回かあり、えっこれどゆこと??…うわ騙された!となるのが爽快。
あと主人公の妻がかっこよかったです。

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

読みながら、何度もイライラして、岡田に対して奥さんと同じく「めっちゃ阿呆やん」とつぶやきながら読んだ。そして、ラストは最高でした。あのまま、死んだ横井と対面などとならない終わり方は、よかった。最後まで、横井らしさのまま終わり爽快感すらある。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

読み込んでしまった。
主人公の人生が崩れていく様子や、取返しのつかないことをしてしまったあとに、それがばれるまでのざわつきなど、苦しく感じる場面も多かった。

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2026年05月24日

Posted by ブクログ

公認会計士であり、妻もいて、順調な生活のはずの岡田だが、高校時代の仲間だった横井に500万を貸していて、未だに返済がない。
横井は、他の仲間たちからも借金を重ねては姿をくらましているのだが、阪神優勝の夜に再会し…。

どうしようもないクズの横井になんで騙されてしまうのか…、読み進めながらイライラしてしまう。
騙されているとは思わないのが不思議なくらいで、どうして彼の言葉を信用してしまうのか…

高校時代の思い出を振り返っていると、時折り笑える場面もあったのだが、借金の返済がないまま、会えばまた騙されている岡田も救いようがないではないかと…。

それでも生きてるというのが意味があることなのかもしれない。

生きとるんやな。




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2026年05月23日

Posted by ブクログ

読後はなぜだか、不思議とすっきりしていた。
「自分が楽しければいい」という考えも、ここまで嘘を突き通されると、むしろ筋が通っていて大したものだと感心してしまう。
筆者はまるで手品師のようだ。こんな気持ちにさせられるのが、不思議でしようがない。

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2026年05月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「どんな人間でも生きててほしい」と思ってこの作品を書いたと作者は言ってた。

借金を踏み倒すばかりかさらなる借金を岡田に背負わせる横井も、自身の弱さに耐えきれず周りを裏切り続けそれでも横井を切れない岡田も、最後まで読んでも結局は何も変わらなかった。

変われない、こんな人間でも作者は生きててほしいと思ったのを感じた。

ただ、陰謀論に沼っていく大倉だけは最後目が覚めてその沼から出ていく。

借金云々は作者の中で許容できるが、そこの住人に対してはシビアなんだなって、あっそこは切るんだ…みたいな作者の歪みが感じられて興味深かった。

いや、もしくは大倉のように「変わった」人がいるなかで、「変われるのに変わらない横井と岡田」の構図を浮き彫りにしてるのかもしれない。

目が覚めた大倉に対するカタルシスはあったものの、全体的に、腑に落ちて面白かったという作品ではなく、あの件はどうなってます???ってのが宙ぶらりんのまま幕引きされる。

でも人生って、人間ってそんなもんかもしれないなあって。単純に「面白かった」と言うには少し引っかかりが残るけれど、その引っかかりごと含めて強く印象に残る作品だった。

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2026年05月05日

Posted by ブクログ

高校時代からの友人を中心とした人への感情、登場人物それぞれの心の弱さ、闇がテーマ。

かなり特徴的な登場人物のおかしさ、辻褄の合わない説明や、真剣ながら突拍子もない説明のおかしさ、心の声によるツッコミなど、ユーモアがある。

場面の情景は丁寧に描かれおり、具体的にイメージできる。心情も比較的明示的にに描かれていて分かりやすい。文体も読みやすい。

ちょっと想像できないというか、ありえないような生き方をしている人たちではあるものの、誰にでも当てはまる人間の心の弱さ、闇が浮き彫りにされている。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大阪に行ったこともないし、関西人のお友だちも知り合いもいないせいか、会話のノリや関西弁の独特な感覚があまりよくわからなくて、慣れるまで時間がかかりました…。

転落していく岡田の横井に対する思いにイライラするけれど、最後まで二人の関係性から目を離せない。

一番かっこいいのは妻の有希でしたね。

イトルはそういうことか、とちょっと笑った。






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2026年07月04日

Posted by ブクログ

金の貸し借りはよくない。
芸人界隈で頻発してるような問題なんかなと思いながら読み終えた。
どう考えてもモデルはいそう。
甘やかす人間も悪い!
そんなメッセージを感じた

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に申し訳ないが、ものすっっごくイライラした!何回も本閉じた。
結局龍先輩は中途半端な人間やったんかい!って最後ツッコミそうになった。
横井はほんまにきしょいな。読み手側にこんなイライラさせれる又吉先生素晴らしい

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2026年06月02日

Posted by ブクログ

横井のように人を騙し続けるどうしようもない人間の屑模様がうまく描かれていて凄くヤキモキした。岡田善人は何故そのような横井に騙され続け、道を踏み外していくのに許してしまうのか、その事で輪をかけてヤキモキしてしまう。関西弁や面白おかしいことが出てくるので読んでいくが、最後までもやもやは解決されなかった。
いろいろ登場人物の頭の中が台詞として描かれているのだが、こちらの読解力の問題もあるのだがちょっと分かりにくい感じかした。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

きっついわー
最後の1ページの希望にむけてあと全部しんきくさい
横井はけっこうどこにでもいて、あほな友達につかず離れず図太く生きてる
でも
「生きてるほうが勝ちじゃない?
ひとに迷惑かけようがなんだろうが」
あとでじわじわそんな思いが。
人さまに迷惑かけんことって
そんな大事け?

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

又吉直樹さんの本は初。文章に少し驚く。芸人だからと侮っていたのかもしれない。
"気圧で重くなったドアを開けると、圧縮された空気と音楽が顔にあたり、流れるように散った。"とか、最初のページからすごい。詩的な表現というものだろうか。こういう文章が自分は大好きだと知った。メモをいちいち取っていられないほど普通にあちこちに出てくる。
全く違和感のない大阪弁の文章、まあ当然だが。読みやすい(大阪弁はね)。例えば定ちゃんの、会話のくだらない面白さ、大阪の空気のようだ。

真ん中くらいまで読んで思う。ずっと横井の事を考えていて、ずっと同じ様なことを繰り返して、借金の話が解決するわけでもなく、訳のわからん阿呆なことをしている。
人間て、その人の事をずっと考えていると行動などが似てきてしまうらしい(ああはなりたくない人の事を考えずに、なりたい人の事を考えろ、と)。岡田もそうなのかもしれない。ただ、子供の頃から横井だけじゃなく岡田もやばい奴に感じた。
"借金を回収できないことで苦しむくらいなら、借金する側にまわればいいのではないか。そう思うと、少しだけ心が軽やかになった。(p265)"
全く理解できない。かつての加害者龍先輩に金を借りようとする。特に龍先輩に対する気持ちは私には難しい。

結末、道頓堀川にまた飛び込んでいた横井。人生について答える横井の話に、なんか私は納得してしまった。あれ?私も横井に騙されてる?横井は口達者すぎるねんて〜。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

気づけば金に狂わされていく主人公。
ひとつカードを切るたび、また別のカードを切らされる——後半はそんな蟻地獄のような展開が続き、読んでいるこちらまで息苦しくなる。

それでも、又吉さんならではのユニークな表現や意外な展開のおかげで、重たいテーマながら驚くほど読みやすい。読み進めるうちに、「人はどう生きるべきか」という問いがじわじわと残っていく。

お金があれば豊かになれる。そんな価値観に翻弄される人々が描かれる一方で、もし“そもそもお金を必要としない”という価値観を持つ人物がひとりでもいたなら、この物語はまた違った深みを見せてくれたのかもしれない——そんなことまで想像させられた。

余談だけど、これが東京を舞台にしていたら、また少し違う読後感になっていた気もする。 ★3.7

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【感想】
純文学でも読みやすく、登場人物には共感はできないけど内容としては分かりやすかった。
公認会計士として働いている岡田が、なぜここまで横井に執着するのか?
周りにこんな人間がいないが、逆にこういうほっとけない感がある人間だからこその魅力があるのか?
人間自身や男同士の友情の哀れさ、タイトルの【生きとるわ】は横井が結局死んでないっていうツッコミなのか、それでも俺たちは生きてるって事なのか。
横井のクズさが際立つけど、岡田も不倫したり、横領したりと類は結局類は友を呼ぶのかな。


【あらすじ】
公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。
しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。
阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。
貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく……
人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品!

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

岡田がズルズルと堕落していく過程の中に、変わらない日常が並行している。その風景の描き方(コントラスト)が良かった。どんどん普通の日常の風景が岡田の中で遠くなっていく。

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2026年05月10日

Posted by ブクログ

横井に振り回される岡田と広瀬、大倉。広瀬と大倉は逃れられるが、岡田は逃れられない。
事件らしい事件は起こらず、岡田の視点でぐだぐだと進行。岡田がなぜ横井の言葉を信じるのかがわからない‥と大半の人は言うと思うが、おそらく岡田も自分のことでなければそうだと思うのだが、なぜか当人は信じてしまう。公認会計士という職を得て、横井に関わる理由も必要も点ほどもないはずなのに。蛇に見込まれた蛙ということか。
途中まで詐欺のセリフしかない横井が、終盤自分の考えを語る。何一つ容認はできないが、彼の中に独自のポリシーがあることは伝わる。では岡田になにがあるのか。実は彼には何もなく、社会的なステイタスの上に立って、横井を、そして広瀬も大倉も見下しているだけなのではないか。
顧客の金に手をつけ、不倫をばら撒かれた会計士に生きる道はあるのか。それでもこの上更に岡田が横井の被害者にはならないことが確定するラストではあった。

私にとっては読むことに労力を要する本だった。苦役列車が苦手な人はきっと苦手なのではないかと思う。

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2026年05月06日

Posted by ブクログ

又吉先生4冊め!
gw中に。面白い!エビチャーハンのくだり、油断してたから吹いた笑

題名が、黒澤明の『生きる』パロってるから、話もそっちのノリかと思ったがそうでもない。職とブランコだけ関連性あったのかな?
横井が害悪すぎて腹立つけど、騙され続ける主人公もまた歯がゆい。どことなくインザメガチャーチ。思考がまじで内省‼️って、己に容赦ない感じでたまに読んでて油断したら文字を追ってるだけの時が何回かあった。独特のダルさ
次の作品が楽しみです!!

「教師やなくて、ただのおっさんの意見やで。自分の見てきたことだけで言うと、人間の本質は変わらへんのちゃうかな。俺も変わってない。描いてる絵が変わっただけやな。荒れてる海を見たかった子供が、大人になって風いでる海を見たくなっただけ。牙割いてる猿より、落ち着いた猿が見たくなっただけ。荒れてる海を自分の力で凪にすることはできへんし、牙制いている猿を落ち着かすこともできへんやん。ただ、自分がなにを見ようとするかは決められるやん。でも、人間の本質は変わらんと思う。ごめん、わからん」

「自分の感情を抑えようとせえへん奴は厄介やけど、気持ちよさそうにも見える。」

追伸。
ほかの方のレビューを見て、だいぶ真摯な内容だったので補足で考えてく。
前の作品に比べて、なんとなく言いたいことがアバウトのような気がして、そういえば又吉は中村文則好きだったなと。なんかすごく納得した、考え続ける人間たち。
私事だけど、私もだいぶ人とはとかメッセージ性じみためんどくさいこと考えるのが好きなタイプなんだけど、転職後もっぱら関心が仕事に行ってて、本や映画のレビューが明らかにテキトー。書くことが好きだから長文ではあるけど、なんか真摯さが足りないというか、多分ちゃんと受容してないなという実感があって。
でも客観的に見たら私より2人の方がきっと私より全然忙しいはずだから、忙しい中でもそうやって人とはとか考えられる人を見てると、自分って何なんだってすごいなる笑笑
いや他人とか関係なくねって横井思考を持たねばならんとも思うが、社会も人も入り込みすぎてて、疲れるな。
人の本質は変わらないのは本当にそう。変わりようがないと思う。

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

こんなに何度も騙されるってあり得るの?と最後まで信じられない気持ちで最後まで読んだ。登場人物、誰一人気に入らなかったけど、ただ一人、騙されたはずの顧客の山下さん、ご立派でした。

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2026年05月03日

Posted by ブクログ

最近も別の作家の同じような作品を読みましたが、何故この主人公たちは、こんなにもお人好しなのだろうと思います。
騙されても騙されても同じことを繰り返してしまい、最後には破滅してしまう。
この世の中そういう仕組みになってるのかって思ってしまいます。

しっかりと考えられた作品でしたが、個人的には最後まで気持ちがモヤモヤさせられて、後味がスッキリしませんでした。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

ギュッと汚い感情が凝縮された感じの物語。
いや横井の所業と岡田の堕落していく様がギュッと、か。
横井を作ったのは岡田か?
美術の先生、龍先輩と有希さんが出て来る時はホッとする。

お金関係や人間関係で落ちている時は読みたくない笑
けど、物語は楽しめた。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

って、横井がって事でいいでしょうか。
とにかくこの世界にはいたくないし、横井って奴はなんて奴だ!と思いながら、結局岡田もひどいよ。
前半は意外とまともだと思っていたのに・・・
友達といえどもお金貸しちゃダメ。
しかも親切そうな人からお金取っちゃダメ、横井と一緒やん。
山下さんの激変ぶりが良かったです

嫌な話やと思いつつも一気読みしてしまいました。

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2026年04月28日

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