【感想・ネタバレ】生きとるわのレビュー

あらすじ

又吉直樹6年ぶりの長編小説!

「生きる」とは、こんなにもやりきれなくて、おかしい――
累計354万部『火花』から10年後に書き上げた、新たなる代表作!

公認会計士として傍目には順調な生活を送っている岡田。
しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。横井は他の仲間たちからも借金を重ねたあげく、姿をくらましていた。
阪神タイガースのセ・リーグ優勝が決まった夜、岡田は大阪・道頓堀で偶然横井と再会する。
貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまっていく……
人間の「闇」と、「笑い」を両立させた奇跡的作品!

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Posted by ブクログ

次の電車まで時間があったので、駅構内の本屋を散策。その時目に飛び込んできた「生きとるわ」という赤字のタイトル。「又吉直樹 新刊」買うしかないと思った。
ページをめくると又吉さんのサインがあったが、これが全ての本にあるのか、後から書かれたのかわからなかった。

又吉さんの小説はセリフであったり、心理描写で笑うことが多い。他の小説にはないモノだと思う。
最後まで読み切った時、これで終わり?と思うかもしれない。これで終わりかと本を閉じた時、その時にこの本は完結する。

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2026年03月11日

Posted by ブクログ

むっちゃ面白い。情景や心の機微が細かく書かれ、人間の醜さや美徳、裏切り、まさに人生の極致を見せられている。
自分と主人公を重ね、もう終わってくれ。そう感じさせられ、読み進めるのが辛くなる時もあるが、軽快な大阪弁のツッコミや極端な思想が、思考のオンオフが切り替わるみたいに繰り返され、山あり谷ありのジェットコースター感がある。嘘やごまかしがどんどん悪い方向に進む中、他人への自分に対する都合のいい期待が、冷静になるとそりゃそうなると現実はそう甘くないと思わされる瞬間があり痛快でもある。
金の貸し借りで崩壊する人間関係。横井という人物のクズっぷり、怒りが収まらないポジションは最後まで一貫しているが、
登場人物、というか全世界の人間どこかしら狂ってるんじゃないかと思わられたり、とても考えさせられる。
狂って極端な哲学もみなそれぞれ持っているようで奥深く感じた。
人間の不恰好さ、不器用さや狡猾さ。自身の大好きな北野武作品でも感じる、誰もが持ってる闇の人間性をおかしく皮肉を込めて書いてるのがたまらない。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

横井も最悪だけど、私のなかでは岡田もクズ。
所々にある関西弁のツッコミ面白かった。
初めて又吉さんの本を読んだけど素直な感想は「又吉、天才!」だった笑
イライラする話だったけど、最後のオチはこの本の題名に繋がるのかとスッキリ。
この本読んで感じたことは「酒と借金は絶対ダメ!」健康考えて禁酒1ヶ月の私は自分を褒めてあげたい。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

大阪のスナックのママとお客さんの、
ママお釣りはまだ?
飲み代払ってからお釣りやで
ほんまか?
嘘つくかいなっ
こんなやり取りから物語は始まり一気に引き込まれた

絵に描いたようなどうしようもない友人に巻き込まれて人生転落していく、同じくらいにどうしようもない主人公岡田(職業はちゃんとしていて会計士

どうしようもない奴だらけなのに読後感がこんなに優しいのは、どんな修羅場でも(修羅場だからこそ?)そこにウケ狙いではない、日常に溶け込んだ笑いがあるからだと思う

笑い"飛ばせる"状況では全く無いんだけど、そんな終わってる状況に心のなかでツッコミ入れたりボケたりして、阿呆かと呟きまた奈落をよろよろ歩いてく

久々に紙の本でどっぷり小説の世界に浸れた(^^)v

The story kicks off with a classic exchange at an Osaka snack bar between the mama and a customer:
"Mama, where's my change?"
"You get it after you pay for your drinks."
"Really?"
"Would I lie to you?"
This banter pulls you right in from the very start.

The protagonist Okada—a perfectly respectable accountant—gets dragged down into life's abyss by a hopelessly irresponsible friend straight out of a cartoon.

Yet despite all these hopeless characters, the aftertaste is surprisingly gentle. I think it's because no matter the chaos (or maybe especially because of it), there's humor woven naturally into everyday life—not forced gags for laughs.

It's never a situation you could just "laugh off," but even in such hopelessly wrecked scenarios, they throw in straight-man retorts or jokes in their hearts, muttering "What an idiot" as they stumble onward into the depths.

It's been ages since I dove so deeply into a novel's world with a real paper book. (^^)v

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

岡田がどんどん間違った方向へ進むのを見ていると、自分自身にも何かやましいことがあるように感じてきてしまって読み進めるのが本当に苦しくなる。
横井の父へ訪問した後、岡田の思考が過激になる場面が印象深い。彼の残酷さとか凶暴な部分が現れる。岡田の思考が恐ろしいけれど引き込まれた。文章がうまいのだろう。
西弁で書かれるのもいい。岡田の素の部分をストレートに感じられる気がする。
最終的に横井はまた逃げおおせる。本当に憎いように思える。
全てを失った後、岡田は清々しく感じているように書かれていると感じた。全ての不安に対してよくない結果ではあるけれど、結論が出たからだろうと思った。
結局、龍先輩は大したことのない人間ということだろうか?あまり好きになれない。中盤の岡田は龍先輩に心酔するけど、龍先輩は綺麗事だけを言っているように感じてしまった。

タイトル、生きとるわって横井が実は生きてたよってこと?苦しいながらもどうにか生きようとする岡田の意志の可能性もあるな。

宣伝文では、人間の闇と笑いを両立させた作品と書かれていたけど、本当に笑えなかった。これ笑うってどういうことかな。横井のアホさを笑うってこと?それとも横井に執着する岡田とか、陰謀論に囚われる大倉のことを笑うんかな。よく分からん

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2026年02月26日

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小さい世界の話やのに、そこに身が詰まって窮屈でどうしようもなく面白い話。
著者が書きたい人間は自分たちがよくSNSで見ている簡単な物体ではないと感じさせてくれる。
屁理屈のように芯をつく言葉の数々に、他者から見られたい自分と本当にだらしない自分を詳らかにされてる気分だった。

"ほな言わせて貰うけど、それは巻き込まれた人の人生やん"

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2026年02月24日

Posted by ブクログ

面白かったです。読んでいくごとに心地悪さが、ありながら、登場人物の弱さ、脆さ、狡賢にどこか共感してしまい、実体験のようなリアルさが面白かったです。実際には起こらないのかもしれないけど、もし自分が同じ場面に直面した時の怖さみたいなものを感じました。繊細で深い物語に感動しました。

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2026年02月21日

Posted by ブクログ

又吉の本は自由律俳句もエッセイも読んできてて、読んできたからこそ前回の「人間」を読んだときに「なんか無理に長くしてない?短編の方が向いてるのでは」とか生意気なことを思ってたんですが、今回の長編、かなりおもしろかったです。勝手な批評してマジすんませんでした。

序盤からかなりおもしろかった。会話劇と空気感で一気に引き込む。
でも序盤でおもしろくても中盤で中だるみしたり夢みたいな訳分からんことに行き着く可能性もあるからな、と疑っててんけど、ラスト100ページとかもう一気読みやった。おもしろすぎ〜〜〜。かなりのブロマンス。かなりのブロマンス!!!!!!!バリ山行好きな人だったら合うのではないかと!!!

「なんか、自分を汚したくなったというか、最低な自分を確認したかったというか」
とか
「だって間違わへん奴ってしんどいやん」
とか、自分の心をえぐる言葉もたくさんあった。

あ〜〜〜〜これは買ってよかったな〜〜〜

この小説を舞台にするなら誰に演じてもらおっかな!って想像しながら読んでたから余計楽しかった。
和田雅成に岡田か横井のどっちかを演じてほしいな
合うと思うねんな。
ずっと和田雅成で想像してた。クズもシリアスも似合うと思う。横井は植田圭輔とか鳥越裕貴も迷ってんけど……う〜〜〜ん、植田圭輔は綺麗すぎるかなぁ。鳥越……鳥越な……いいかもな……。岡田は赤澤燈で想像してたシーンも多かった。でもあの子東京の子やねんな。ごめんやけど大阪弁頑張ってくれ。
大倉と広瀬はダブルヒガシの二人で想像してた。っぽいかな、と思って。

あ〜〜〜〜〜〜〜楽しかった〜〜〜〜〜〜〜
最高〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

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2026年02月16日

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ヤケ酒したくなる読後感。
しらんがな、なんでそうなるねんって
心がずっと関西弁で突っ込んでた。
つまりめちゃくちゃ面白かったありがとう。

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

劇場、人間の時と同じくらい読むのが辛かった。でも感想は面白かった。

高校時代から自分の考えをもっていた岡田(上級生だから偉いなどの理不尽な文化に異議を唱えてたり)が、不倫や詐欺など身を滅ぼす事をしたのかが分からなかった。まあ学生時代の中村のこと横井のことが関係しているのか。。。

一方で、理解というか気付かされたこともあった。
不倫などの自傷行為をすることで屑であることを認識する岡田。これはある一定の気持ちよさ、心地よさがあるんかな?って。今まではこのような作品を読んでもなぜ自傷行為をするのかよく分からなかった。
が、自分も同じようなことをやっているのではないかと。自分は世間でいう弱者男性である。結婚もしていなければ、恋人なんてものはいない。弱者男性だからと言い訳をし、自分を卑下することである一定の心地よさがあり、自分を守っている。これも岡田と同じことをやっているのではないか?と。

結局のところ、人間というのは皆何かしらに苦しみながら生きているのでしょう。
僕だけ、私だけ、ではなく。

だけど、生きていくしかないのでしょう。
ps人生はオナニーやって親父がよく言っているのを思い出しました。

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2026年02月10日

Posted by ブクログ

信じていた高校の同級生に金を貸して人生がボロボロになっていく主人公とその同級生らがメイン。普通ならシリアスで腹の立つ話だがどこかユーモラスで憎めない作品になっていた。
関西弁と彼らを包み込む関西人気風も関係あるのだろうか

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2026年03月15日

Posted by ブクログ

生きとるわ読み終えた。

序盤はリズムが良くて終始ニヤニヤしながら読んでいた、火花以来又吉さんの作品を読んでいなかったので印象が変わった。

人が持ってる価値観てバランス取ろうと心掛けていないと知らないうちに傾いてて、自分でも気付かないうちに振り切ってたり、他人を勝手にイメージでラベリングしてるけど、当たり前に他人には見えない局面がある、自分が思っているような人じゃ無いと批判したりするけど、それはただの思い込みや驕りだ。横井が岡田から金騙し取ったのは絶対いけないことだけど、横井の考えもわからなくはなかった。他人に手を差し伸べることは素晴らしい事だけどそこに自分過度な期待や十字架を代わりに背負わせるのは違う。それは他人に自分の人生を預けるのと同じ事だ。

岡田は何度か立て直しのチャンスがあったが自分の体裁を守る為に破滅の道を選び続けた。彼は世間体は平然と当たり前な大人を演じつつも違和感を抱えながら生きてる、でもこれって当たり前に誰もがやってる事だと思うし、ただその部分を見ようとしないと見えない。見ようとしても見えない。これは対人関係でも言える事で、基本的には見ようとしないで見える部分でしか他人を判断しないじゃん?
そう考えると感慨深いな。

他人に少し優しくしようと思えた作品でした。

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2026年03月12日

Posted by ブクログ

関西弁のやり取りにもの凄く人間味を感じて、大阪っていいなぁって思う。
小説ではないけど、岸政彦さんの「街の人生」に通ずるものがあると思う。人間の可笑しみ、だらしなさ、でもどうしても憎めないところ、そんな機微が表現されていて、生きるっていいなぁと思った。

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2026年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

緊迫した会話の中で又吉さんの淡々としたツッコミが効いている箇所が何度もあり思わず笑ってしまった。
これが緊張と緩和だなと思った。
信じていたのに狂わされてしまう岡田や大倉。
それを一度も悪びれずのうのうと生きる横井。
いい人のように思うのに(善人って名前だし)次から次へと悪い方向に転がってしまう岡田に読者としてはもどかしさがあった。
それでいて横井は自分が楽しく生きれればそれで良くて無邪気に生きてて、とてもムカついた。

一度失った信用は簡単には取り戻せない。
それを横井は簡単に覆してしまうがそんなクズにはなりたくない。
お金があれば解決できるのか?
誠実なだけでは生きていけない。狡猾さも必要か、
横井のような口が上手い人が出世するのはわかる。
だがうまく処理しきれなかったので再読しようと思う

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2026年03月05日

Posted by ブクログ

「あとで嘘が発覚するってわかるはずやねんけどな、なんであんな嘘ついてまうんやろな?」
「そうやんな。なんか裏切られたような気分やわ」
 ほんまやろか。歯が浮くような言葉を吐いた瞬間、自分はこの状況を楽しんでいるのではないかと恐ろしくなった。自分が泣いている顔を鏡で確認して、さらに勢いを増して泣くような白々しさ。自分達が悲惨な事態に巻き込まれたこと、その理由が横井にあると誰かに語ることに快楽を覚えていないか。むしろ、横井は裏切ったのではなく、期待に応えただけやないのか。
**

「教師やなくて、ただのおっさんの意見やで。自分の見てきたことだけで言うと、人間の本質は変わらへんのちゃうかな。俺も変わってない。描いてる絵が変わっただけやな。荒れてる海を見たかった子供が、大人になって凪いでる海を見たくなっただけ。牙制いてる猿より、落ち着いた猿が見たくなっただけ。荒れてる海を自分の力で凪にすることはできへんし、牙剥いている猿を落ち着かすこともできへんやん。ただ、自分がなにを見ようとするかは決められるやん。でも、人間の本質は変わらんと思う。ごめん、わからん」
「ありがとうございます。屑は屑や言うことですかね」
「まあ、屑は屑かも知れんけど、屑が屑の絵を描くかどうかは屑自身で決められるんちゃうか」
**

あらゆる知り合いに借金をし続けて生きる同級生・横井に振り回される岡田の姿がずっと描かれている。
横井と岡田の学生時代の青春エピソードには胸が熱くなるところもあるものの、すでに屑の片鱗を窺わせていたのでもう「逃げてー!」としか言えない。
公認会計士という立派な仕事に就いて、長く付き合ってきた彼女と結婚し、順風満帆なはずがどんどん人生を蝕まれていく岡田が可哀想でならず、それなのになんで横井を見捨てきれないのか、終盤はもう妻とまったく同じで「めっちゃ阿呆やん」としか言えなかった。
横井はほとんど疫病神のキングボンビーで、私なんかは横井のことを絶対に絶対に嫌いだと思うのだけれど、でも彼には周囲の人間がお金を貸してしまいたくなる不思議な力があるようだ。ただでは死なない、憎まれっ子世に憚る。
体調が悪いときに読むものではないが面白かった。小説でのユーモアを成功させている作家は、今のところ又吉直樹をおいてちょっと他に思い浮かばない。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

読んでてなかなか腹立つ作品だったな、ずっとムカムカ、胃もたれ的な。
いるよね、こういう◯◯だからまぁ仕方ないって許されてるとんでもないクズ。それが横井そのものだったな、分かってて騙されてるのかなんなのか知らんがとにかく胸焼けもの。ラストも見事

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白いっていう感想は適切ではないかもだけど。
一気に読んだ。
つまり面白かった、ということかと。

しかしもう何度も横井に踏んだり蹴ったりされて、今度こそ!と向かうもまた…岡田はどんだけ人が好いのか?

「めっちゃ阿保やん」を奥さんが繰り返すシーン。
笑っていいよのね?
深刻なんだけど笑ってしまう、又吉ワールド。
豹変する山下さんとか。

心ではめちゃくちゃ毒付いているのに、表面では冷静を装う岡田。
いつ爆発するのかと、最後までわからず。
横井を殺すのか、それとも電車に飛び込んでしまうのか、とか。
借金が増えていく怖さにゾワゾワしながら読んだ。

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2026年02月23日

Posted by ブクログ

こんな事、絶対しないだろうみたいな話が盛りだくさんなのに
実際に自分がその状況に置かれたらそうなってしまうのではないかと思わせるリアルさがとても上手に書かれており、それが怖くもあり面白くもありました。

横井とは友達にはなりたくないが、少し離れたところからずっと見ていたくなるそんなキャラクター。

最後はまさに 生きとるわ でした。

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2026年02月19日

Posted by ブクログ

又吉のYouTubeチャンネルを見ているので、又吉の頭の中そのもの。なイメージの本でした。
繊細で、1つの物事に対して深く深く考えてしまうところ。

人間の、汚い部分、綺麗な部分、弱い部分、強い部分、、、この本に出てくる一人一人の人物がそういった感情を持っており、しっかり「人間」であり、「生きている」んだろう。と感じました。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

お笑い芸人(とはもう言えないか)の又吉直樹さんの新刊『生きとるわ』を読んだ。

簡単なあらすじ…
公認会計士として働いている主人公の岡田。しかし、高校時代の仲間だった横井に500万円を貸したことから、その人生は狂い始める。阪神タイガースの優勝が決まった夜、大阪・道頓堀で偶然その横井と再会するが、貸した金を取り戻そうとする岡田は、逆にさらなるドツボにはまり客の金に手をつけていく…

いや、感想としてはひと言かなあ。『お金の貸し借りは怖い』ということ。特に友達同士の貸し借りは人間関係を台無しにする。
クズな友人:横井にたかられ、自分も負の連鎖でクズに落ちぶれていく主人公に同情しながらも軽蔑する自分がいたなあ。

大阪が舞台であり、会話のほとんどが関西弁。それについては問題はないが、高校時代のエピソードが個人的には長すぎたかなあ。もう少し話を集約すれば50ページは少なくなったかもと思った。

又吉さんの小説だから、来年あたりにはテレビドラマか映画化になるだろうなあ。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

読んでいて苦しいのに、おかしみを感じる作品でした。主人公の岡田は、高校からの友人・横井に五百万を貸したことから人生が狂い始め、貸したお金を取り戻そうとすることから更なるドツボにはまっていくというお話し。岡田の人生を狂わせたのは、シンプルに横井に裏切られたという寂しさからくるもので、不器用な岡田だからこそ、うまく立ち回れなくなっていく様が生々しく感じられました。
特に響いたのは、岡田が妻に全てを告白するシーンで、「最低な自分を確認するために自分を汚したくなった」という岡田に、「そうやって、すぐに弱さに責任を押し付けるよな」という妻の言葉。岡田と同じように、何かと自分の弱さを理由にしてしまっていることが多くあり、目の覚めるような一文でした。
その他にも刺さる箇所が盛りだくさん。
結末に辿り着くとタイトルの意味がわかり、肩の力が抜けるような良いラストでした。

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2026年02月18日

Posted by ブクログ

面白くて一気に読んだ10時間くらいかかった
詳細は語られないけど、人間の汚さ、複雑さ、世の中の理不尽さが滲み出て語られて
爽やかさなんて全くないんだけど、これが世の中だよねってよく分かる
絶望感
ここまで飽きずにわっと読めるって、小説家って又吉さんって本当にすごい
お渡し会も行って又吉先生に会えて最高でした

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2026年02月15日

Posted by ブクログ

人間とはなにか、というのを終始無理やり口に詰め込まれてるような感覚だった。
重たかったけど後半はまとめて一気に読めたのでとても良かった。

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

読み進めるのがキツかった。
クズと阿呆と悪しか出てこない,,,
正直、書いてる又吉さんもキツかったんじゃないかな?
本を読む時、作家さんの人柄を意識して読むことないけど、又吉さんの考え方が垣間見れたような作品。
「こうゆう事気になってるんだ」とか「こうゆう場面あるある」とか。笑えるところも沢山あるにはあるけど,,,
そして消化不良で終わった,,,
唯一、定ちゃんだけが癒し。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

いや、面白いのです。間違いなく。
そして今作は又吉氏の作品の中では、よりエンタメに寄ったかなと思います。個人的に純文とエンタメの中道を行く作家の作品は大好物であるのですが、しかし今作ちょっと読んでて中弛みというか蛇足というか同じことの繰り返しを2度3度読まされてる感が強く、若干、辟易気味になる。又吉氏独特の感性と表現力は相変わらずでキレキレです。正真正銘の屑である横井は自分には理解できない存在でしたが
まぁ、主人公の岡田も相当な屑、でも皆んな人の事上から正せるほど清廉潔白な生き方してますか?
違うよねー、龍さんも久保も大倉も香織も。
前略、廣野先生 カッケーな、私もそんな大人になれてますか?
前略、有希様 あなたはまるで悪くない 公園同様夫婦の設計がちょっと違ったのです
前略、横井のおとん わかる、きっとそうですよね

生きとるわ 

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ストーリーよりも理屈が多い。大阪弁はストレートで説得力がある。何度か読み返し納得したり、反論したりしてしまった。

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2026年03月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書家の先輩に勧められて、初めての又吉直樹。何となく今まで興味を引かれないままきてしまった又吉さん。想像よりずっと重く、それでいて語り口は軽快なちぐはぐさが新鮮だった。
最初は横井のダメ人間っぷりに感動すら覚えながら読んでいたけど、だんだん真に狂っているのは岡田では?と気づく。悪い選択肢にばかり進んでいく、自分からあえて地雷を踏みにいくという感じ。全然まともな人間の思考じゃない。
そして最後に二人が向き合う場面では、自分の人生を何としても生きようとしている横井のほうが真っ当に見えてくるから面白い。自分勝手上等。
陰謀論やら龍先輩の思想やら詰め込み気味な部分も否めないかな。その遠回りな感じも岡田っぽいといえばそうかもしれない。

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2026年03月08日

Posted by ブクログ

大金を友人に貸したが返してくれないことから始まるドタバタ劇

スピード感のある文章は読みやすいが、金を返さない奴に対しての嫌悪感に苛まれる(笑えればよいのだけど)ラスト近辺に意外性と面白さがあった。コメディなのかシリアスドラマなのか不明

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終始、横井にイライラ。
横井が屑で、主人公の岡田がまとまなのかと思ったら、岡田も不倫するわ、人を騙して金を得ようとするわで結構な屑だった。

結局、オチもよくわからず、これが純文学なのか?(適当)

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2026年02月16日

Posted by ブクログ

横井にイライラするだけかと思えば、岡田おまえもだいぶヤバいぞ…
何なら周りの奴らもヤバいの混ざってるなー
ほんとイライラモヤモヤし過ぎて読み切れるか心配になったが、最後は好きな終わり方で安心した。
個人的には岡田と有希の関係性を書いて欲しかったかな

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2026年02月15日

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