最果タヒのレビュー一覧

  • 恋の収穫期

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    初めて最果タヒサンの小説を読んだけどかなり良かった。機械化した人たちがいる東京とそれ以外の地方の物語。転校してきた東京の男の子はいきなりモテまくって、でも好きという事が分からず、伝える事もうまく出来ない。好きってなんだろうという問いがぐるぐる回る青春SF。

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    2025年06月24日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    読みながら泣いていた。それは私のこの重ための愛に似た気持ちを誰かが言語化してくれた恥ずかしさと嬉しさからなのかはわからない。推しのことを推しと呼びたくない、好きな人と呼びたい、だって私は好きだもん。こんなに声高に叫べるのに、ある日突然、私が好きでいることは迷惑なんじゃないかと思ってしまう。その狭間をずっと行き来しているような私みたいなオタクがいたのならぜひ読んでほしい。

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    2025年05月26日
  • 恋の収穫期

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    『死んでしまう系のぼくらに』のような雰囲気だと思いながら読み進めました。情景描写が詩のようです。前半はライトなノリで面白かったです。だんだんシリアスになってきて……?! 恋に対する考え方、好きです。他人に対してもっとドライになっていいんだなって思いました。

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    2025年05月25日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    好きな人、と表現しているのが好ましかった。推しという言葉では言い表せない気がしていて、好きな人とファンっていうのが、なんかシンプルで好きだった。

    私も、ファンレターを書いたことがあるので、ところどころ共感した。「あなたのことをとてつもなく好きな人があなたの視界に広がる客席にいるよ、」と伝えるためだけに書いてるってこととか。

    エッセイには、目が合って嬉しいことについても書いてあった。私も、気のせいかもしれないけれど、好きな人と一瞬目が合った気がした。そのとき、相手が、くっ、とした瞳で黙り込んだ。涙がとまらなくなったら、ステージの上のあの人もうるんできた。そんなことが、私にも伝わったし相手にも

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    2025年05月08日
  • 落雷はすべてキス

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    夜、眠りにつく前に、この詩集をおふとんにくるまりながらそっと読む。好きな人のことを想い、遠くから愛すること。もう会えなくても、一瞬の恋だとしても、詩を読んでその人を思い出したとき、やさしい孤独と甘い痛みが心地よく体じゅうを満たしてゆく。

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    2025年05月04日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    詩を読むとき、美術館で絵をみるときと同じ感覚がある。ひとつひとつ、じっくり味わう。気に入った詩の前ばかりにいって、なかなか進まない。「これは私のことだ」と思う瞬間が、心地よかった。

    一番すきなのは、「世界線」という詩。体には優しくしきれなかった過去の断片があること、知らない人が死んだニュースを見て泣くこと。

    どうにもやりきれないこの世界で、この詩は、冷たくて優しい雪のようだった。

    詩集は、ひとつ心にささる詩があったならそれでいいと思う。こっそり詩を心にたずさえれば、つらいときも生きていける、きっと。

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    2025年05月04日
  • パパララレレルル

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    最初からページを捲って読んでたら、詩みたいな文章で好きだった。
    途中からパラパラ捲って、目に入った写真の章を読む。
    「きみはPOP」
    自分は繊細で傷付きやすいくせにして
    本当はもの凄くポジティブでバカ
    被害妄想で傷付くことには敏感で
    でも直接言われる指摘には聞こえないふり

    心臓を弾かれたような気がした。

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    2025年05月03日
  • うつくしいってなに?

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    荒井良二さんの独創的で美しい絵と最果さんの感受性高そうな美しいことばの合体で、美しい絵本になっている。いい絵本!!

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    2025年04月27日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編集で、ふっと笑えるものから結構シリアスなものまで。
    同じフレーズを使って、作家さんによってここまで幅が出るのが面白い。

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    2025年03月04日
  • 落雷はすべてキス

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    愛したい、愛されたい、は幸せなことだけじゃないのに、読み終わったあと、多幸感に包まれた!
    目には見えない世界の美しさを知った。
    他の作品も読んでみたい!!

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    2025年02月16日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    観劇、休演、ファンレター、同担など、様々な観点から自分の「好き」と向き合う過程が記されているのですが、どこを読んでも推しへのラブレターのようで最高でした。特に「好き」の世界を海に例えた表現が素敵すぎました。宝塚はもちろん他界隈でも推しがいる方全員に読んでほしい一冊です…!

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    2025年01月28日
  • うつくしいってなに?

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    shokojalanさんのレビューがきっかけでこの絵本の存在を知りました。
    ありがとうございました!

    文・最果タヒ、絵・荒井良二というヨダレもののコラボレーション。
    最果さんは饒舌なイメージがあったが、今回は、最小限の言葉で、荒井さんの絵を引き立てている。

    夕暮れから夜が更けるまでを、荒井さんの叙情的でダイナミックな色使いの絵と、地球のつぶやきのような最果さんの文が、子どもにも大人にも、「あの時間」を思いだ出させていくような気がする。

    「うつくしいって なに?」

    という、最果さんの問いの答えがうつくしい。

    さて、君はどう思うかな。

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    2025年01月20日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    「目が合った!(かも...)」「一回ではなく全公演鑑賞したい」といったオタクあるあるを切り口に、100ページ超にもわたって熱く語り尽くす!

    まさかあなたにも推しがいたなんて!知らなかった!もう、その事実だけで握手したくなる。

    言葉にできなくて諦めてきた感情の接点を、言葉で象ってしまうのが彼女。これは推しがいるすべての人に手に取ってほしい作品です。

    #最果タヒ #エッセイ #オタク #宝塚歌劇団

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    2025年01月19日
  • コンプレックス・プリズム

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    読み進めていて、共感する点が多かった。特に共感した点については付箋を貼ったり、読み返したところもあった。私的に特に印象深いと思ったトピックが、「私は、バカじゃない」や「悪い人なんていないと思う」

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    2024年12月22日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    「好き」という感情にとことん向き合って書かれている。
    綺麗な感情だけではなくなりそうだけど、それでもより真っ直ぐ向き合おうとする自己葛藤もあり、読んでいる時には、自分の中にある「好き」の対象への感覚を整理することが出来た。
    私の中の「好き」という感情のあり方は理想形が定まっておらず、ガタガタなところもあるけれど、それを舗装する一助になってくれた、とても好きなエッセイ。
    「好き」というのは自己満足ではなくて、宛先があるということが書かれていて、その部分が好き。自分の中の感情の強度を高めつつ、時には疑いもするが、相手が受け止めてくれるだろうということを信じる強さも持ち合わせていきたいと綴られた内容

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    2024年10月03日
  • かけがえのないマグマ 大森靖子激白

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    靖子ちゃんは、私の命を肯定してくれて美しくしてくれてる。それをこの本は文字にしてくれて私にずっと覚えさせてくれてる。

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    2024年10月01日
  • コンプレックス・プリズム

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    ネタバレ

    世界や自身に対するない混ぜになった大小の違和感が上手く言語化されていて、やっぱり最果タヒさんの文章が好きだなあと思いました。自分のことを好きとか嫌いじゃなくて、ずっと「私」に反応しながら生きていくという言葉がよかった。

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    2024年09月30日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    痛々しい言葉をサラッと使えてしまう。そして「痛い」と感じるのに優しくて爽やかな印象を与える、言葉の裏腹を操る不思議な詩人。
    なんとなく中毒性あるので集めています。
    表紙も素敵なのです。

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    2024年08月26日
  • 落雷はすべてキス

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    寂しさを深い愛で抱きしめるような一冊だった。愛することを切なさではなく寂しさで表現するのがタヒさんらしいと思いつつ、そんな愛することの孤独に落ち着きを覚える。
    ここ最近のタヒさんの詩集の中でも一番好きだった気がする。特に「こいぬ座の詩」と「金木犀の詩」の言葉が心に残っている。

    「「愛している」が誰かを救うことなんてないのかもしれないが、
    それは誰のことも愛さない理由にはならないから、
    ぼくはいつまでもきみが好きで、いつまでも寂しい。」
    ―――「こいぬ座の詩」より

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    2024年08月16日