感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年03月16日
完璧にはわからないけど心地いい音で読めた。
場面が想像できる本が好きだったけど、
これはこれであり!
時々出てくる令和な言葉にクスッとしたり、部分部分で共感できたり。面白い本だった!
Posted by ブクログ 2021年12月22日
最果タヒが言葉で紡ごうとするのは言葉にならない何か
「さみしい」と言ったときに削ぎ落とされる何か
規格化した言葉ではない何か
言葉の先にある何か
物語であろうと詩であろうと彼女のやろうとしていることは変わらない
そんなことを強く感じた一冊でした。
Posted by ブクログ 2022年02月06日
スタバで、隣の席のめっちゃ若い人たちとかどこか異国のとかの人たちのふわふわした会話が耳に入って、よくわかんねぇって気分を追体験したような読後感。
あとがきを読むと、人と人との曖昧さからくる物語を意図したもののようなのでその受け取り方でいいんだろうと思うような、あまり汲み取れていないであろうところが...続きを読む寂しいと思うような。
Posted by ブクログ 2022年01月22日
静かな夜にそっと読みたい、そんな本。紙ならではの強みを活かした魅力を感じた。
内容としては難解。それなのに、この本が何を伝えたいのか、何を発信しているのかなんとなく伝わってきた。この世界は冷たい。美しいものが愛され、醜いものは淘汰される。都合の良いことが好きで、都合の悪いことは嫌い。常識という概念...続きを読むに縛られ続ける世界。常識なんて一般論でそれが全てではないのに、人はそれに縛られ続ける。
それに対する怒りなのか憎しみなのか、はたまたそんなことは何も考えてもいないのか。どんな感情を抱き描かれた物語なのかは分からない。でも私は私の勝手な解釈でこの本を捉え、勝手に感想を抱く。
時折西尾維新が私の頭をかすめるのは何故なんだろう。