最果タヒのレビュー一覧

  • 渦森今日子は宇宙に期待しない。(新潮文庫nex)

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    おもしろかったー!青春だった!やはり、詩の集合体ってかんじだからか、読みやすい!!ハルヒのパロなのかなって感じた。京アニがアニメ化したら成功すると思う〜〜雰囲気にかなり谷川流先生み感じた

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    2016年04月04日
  • 渦森今日子は宇宙に期待しない。(新潮文庫nex)

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    女子高校生の中に宇宙人がいつの間にか自然に紛れ込むという漫画みたいな設定のシュール系コメディとでもいうべきか。4編ある話の中で毎話繰り広げられる同じやりとりに、3話目でだいぶ飽きてきたが、最終話で予想以上に面白かったし、最後まで読んで、このスタイルでキャラぶれずに書き通した作者に脱帽

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    2016年03月30日
  • かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。

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    ネットの力で魔法少女に変身する女子高生 織田日月はネットの悪意から生まれる魔物を退治していた。
    ある日、日月は図書室で転校生 安楽栞と出会う。
    安楽は風紀委員長から風紀違反検挙を依頼された探偵でアンドロイドだった。
    安楽から頼まれだ日月は協力して校内のネット問題を解決していく。

    注目の詩人 最果タヒさんの長編小説。
    雲の上の人とか、憧れの人も、自分と同じ普通の人間なんだって実感できるようになったのはいつの頃からだろうか。
    ネットなどの科学技術と人間についての関係も的確にとらえていて納得させられました。

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    2015年11月21日
  • 星か獣になる季節

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    一気に読んだ。あとがきより、「青春を軽蔑の季節だと、季節だったと、気付けるのはいつだろうか」。くだらない無視とかグループとか神様みたいに崇拝しないといけなかった部活の先生とか思い出した。

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    2015年09月13日
  • 星か獣になる季節

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    感情の説明の付かなさ。
    これを読むともう言葉ってどれだけ軽率なんだろうと。

    感情を全て正確に言語化できるはずは無いのに、人の言葉に答えを探す日々。
    答えを得たところで理解できない人間の思考なんていくらでもあり得るんだということ。
    人気者だって、結局平凡じゃない。そもそも平凡ってなんだっけ?

    分からないことを解釈し、自分なりの答えに変換するしかその人間に歩み寄れない。
    ひりひりするお話。

    ページの使い方が最果さんらしいです。

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    2015年06月26日
  • 星か獣になる季節

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    地下アイドル愛野真実が殺人容疑で逮捕された日、クラスの人気者 森下が教室から姿を消す。
    ぼく(山城)は森下の後をおって愛野真実の家に向かう。
    クラスの誰からも好かれる森下と、誰からも構われる事のなかったぼく、同じアイドルのライブに行きながら会話もしたことがなかった二人は愛野真実をたすけるために・・・。

    注目の詩人 最果タヒさんの小説。
    括弧の使い方が面白い。
    結末も予想と違って意外。
    後日談の「正しさの季節」も、加害者の親友、被害者の家族、大きな事件や事故を経験した人のその後の心情がリアルに描かれていて、どの人にも共感できた。

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    2015年03月26日
  • かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。

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    言葉にしてしまうと零れ落ちてしまうもの、物語が、関係性がある。しかし、人間が人間であるには言葉が必要だ。言葉にする以前の想いと言葉にしてしまった気持ちの差異というかうっすらした膜のようなものを僕らは伝えたいし聞きたいし見たいと思う。
    物語という装置はそれを孕んでいる、孕める可能性がきっとあるんじゃないかって思う。きっと最果さんはそう思って詩だけじゃなくて小説も書いているんじゃないかって読みながら思った。だけどこうやって言葉にするとなにかが零れ落ちていく。それは個人個人の物語の中でふわふわと浮かんでいて形にしようとするときにほんのわずかな部分だけは表出できる質のものなのかもしれない。

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    2015年03月07日
  • 星か獣になる季節

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    縦書きではなく横書きなのに意味があると思う。文字が横に並ぶときに見える形(キャラクター的な)をかなり意識して書かれていると思う。同じ言葉でも縦書きより横書きだからこそわかる感覚、ひらがなが特に視覚的に。読むという行為は文字を見ることだから。最初の一篇『星か獣になる季節』は岩井俊二監督『リリイ・シュシュのすべて』を思い出してしまった。蓮見と星野の関係性のように。『星か獣に~』はコミュニケーションと関係性についてふたりの地下アイドルファンの少年について書かれている。その後が書かれたもう一篇『正しさの季節』はふたりの少年と関係があったものたちの話。どこかに行ってしまった者と置いていかれた者の物語とし

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    2015年02月23日
  • コンプレックス・プリズム

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    自分のコンプレックスってなんだろう?って思った。
    けどあんま出てこなくて。
    それも何でだろう?って思いながら読んでたらいつのまにか読み終わってた。

    コンプレックスって
    誰かと比べると生まれるのか
    理想と乖離があると生まれるのかもな
    って思った。

    今の自分あんまもがいてないんだろうなって着地

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    2026年09月08日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    山口一郎さんと魚豊さんの対談が良かった!真摯にものをつくるということの尊さを感じた。単にもっとがんばらなくちゃと思った。

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    2026年09月08日
  • 夜景座生まれ

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    詩、難しい。
    最果さんの詩集をきちんと読むのは初めてで、わたしが見ている世界って、、、と自分のちっぽけさを感じた。
    詩は考えているところからさらに思考がつながっていて、この話どこから来た?と思っていたら急に終わるので、わたしの読解力がないので申し訳ない。

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    2026年09月01日
  • 星か獣になる季節

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    読んでる間、ずっと不思議な感覚で読んでたなぁ。
    読みやすいような、読みにくいような。
    謎解き小説ではないからスッキリするわけではないけど、読後感が嫌な感じというわけではなかったです

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    2026年08月23日
  • グッドモーニング(新潮文庫nex)

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    最果タヒさん、インスタなどでちょこちょこ触れてはいたのですが一冊の本でしっかり読むのはこれが初めてかもしれません。(ずっと読みたいと思って積んでました。)
    詩ってすごい。こういうものを書ける人が存在するんだという驚き。
    目の前がひろい宇宙空間になったような、不思議な感覚。神託かな?と思うような文。
    昔から詩は好きなのですが、久しぶりにしっかり詩集に浸って、新鮮に感じました。
    他の著書も読みたいです。

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    2026年06月29日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    ネタバレ

    私は選んでしまったんだなと思った。
    ちゃんと懸けてきた。図星を突かれたような文章だった。
    本当に一つのことしかやってこなかったからつまづいているような感覚になった。
    選んだことさえ不器用と感じなからやってきた。
    それでも楽しかったり、嬉しかったりするとやってて良かったと思ってしまう。
    説得してもらえたような気持ちになった。

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    ・夢を見続けようという、それだけの覚悟を決めるのだって想像以上に困難な、そんなジャンルはいくらでもある。好きなもので生きていきたいという気持ちと、好きなもので生きていけないという苦しみの中で、引

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    2026年06月17日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    260520-0603

    「ただ幸せを願うことは踏み込まなくても思いやれる唯一のことなのかもしれない。」
    ひたすら宝塚の好きなジェンヌへの想いと気持ちが読める。
    期待してるけど負担になりたくない気持ち、ファンレターで想いを伝えることについて等、最果さん自身の好きの気持ちの扱い方を詳細に述べられている。

    私には2015.11〜2021.2頃、宝塚に最もハマっていた時期があります。
    贔屓が退団してからは観劇することが減り、スカステも解約、現在は退団後の贔屓を時々チェックする程度に落ち着きました。現在はどこからか「宝塚」というワードが聴こえると、スッとそちらの方向を見るくらいには大切な言葉として

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    2026年06月16日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    ライブや舞台など「生きている人」を推す事についてのエッセイのようなラブレターような空に投げるポエムのような。一方的な愛、否憧れ?それは恋愛感情でもなく母性でもないのに、ただその人が健康で幸せで美味しいものをしっかり食べてゆっくり熟睡できる事を純粋な気持ちで願ってやまない事を「推す」って言えるんだと思う。
    生きてる人を推すという事はライブや舞台に行くことで実際にこの目で見たあの「本当に生きてる!!」という当たり前の感動を浴びる事はただ幸せなのだけれど、その幸せの中に私という存在は沢山の虹色のような心の中を抱えつつ推している。同じ舞台、同じライブでも何度もみたいのはその「生きてる人」は今一瞬1秒も

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    2026年05月23日
  • きみを愛ちゃん

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    今まで世に出た漫画に出てくるキャラクターたちをピックアップしてその人生観や人柄を紐解いて解説してくれる、文庫本の後ろの方の解説みたいな、解説入ると感じ取れてない部分を掬い取ってくれて視界がひらけてくるような。

    愛のある見解が見事でキャラがよりキラキラ光って見えたな。
    らんまのシャンプーとムースの関係性から人の愛し方優しさ距離感を説いてくれるし、エヴァのミサトさんの保護者観、鬼滅の炭治郎の過度な優しさについて、PEANUTSのルーシーの嫌われ具合について。

    ただ言い回しが独特で哲学的で私には汲み取りが難しいなって文章がちらほら。
    漫画の作者もそこまで考えてキャラを生み出してないんじゃ、、?と

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    2026年04月29日
  • 恋の収穫期

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    少し先の未来の恋愛小説、なんだと思うけど中々に難しかった。普通の表現でないので恋愛を楽しむというより文面と向き合うって感じかな。
    作者さんのクセなのかも。
    未来の話なのでSF要素もあるけど、前半は殆ど感じない。でも好きでもない人に好かれ浮かれる気持ちは分かる。その辺は青春を感じる。
    光の父親の秘密を共有し、受け止め方は、ザクッとして軽い思いで救われる気持ちになるんじゃないかな。

    ゆっくり読めばもっと楽しめたかもしれない。

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    2026年04月21日
  • 推してる、より、愛してる。

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    3/1くらいのところでお腹いっぱいになってしまった。同じような愛が詰まりすぎていた。
    でも言葉に透明感があって、表現の仕方は好き!

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    2026年04月20日
  • パパララレレルル

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    ◼️最果タヒ「パパララレレルル」

    言葉でぴったりこない感情を模索する短編集。

    最果タヒは詩集「夜空はいつでも最高密度の青色だ」が映画化されるなど人気の詩人・作家だ。これまで最初の小説「星か獣になる季節」、第一詩集、中原中也賞を受賞した「グッドモーニング」を読んだ。

    詩集では+、/などの記号を使ったり、行をずらしたりと意味を理解しにくい、でも出来るだけの表現をしたい、という気持ちが伝わるような作品が多かった。そして最新の小説は短編集。やはり一筋縄では・・行かなかった。

    多くは恋愛が絡むもので、人魚姫、眠れるの美女、竹取物語、ギリシャ神話、マッチ売りの少女、白鳥の湖、、白鳥の湖、親指姫など

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    2026年04月02日