最果タヒのレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    最初の一文が同じなショートショート第4弾。前3作より自由度が上がるかと思いきや、どことなく似た雰囲気に仕上がっているのが意外。お気に入りは、にゃるら「ネオ写経」と谷絹茉優「猟妻」。妙に心に残ったのは、黒澤いづみ「捨てる神と拾う神」。

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    2025年04月29日
  • うつくしいってなに?

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    9歳11ヶ月の娘
    6歳11ヶ月の息子に読み聞かせ

    荒井良二さんの美しさ絵が
    色彩が
    心惹かれる

    遠くからずっと眺めたい

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    2025年04月19日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。

    個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か

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    2025年04月04日
  • 落雷はすべてキス

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    すごく話題の最果タヒさん。初めて読んだ。
    詩を読み慣れてないからなのか、読み方のリズムを掴めなかった。テーマが恋や愛が多かったからなのか、内容があまり入ってこなかった。(でも、寺山修司とかは好きだし読みやすい) 短歌は大好きなのに、詩は難しい。その違いはなんだろう。やっぱ読みのリズムが掴めなくて内容が入ってこないからなのかなぁ。
    <あとがき>のコメントが素敵でした。
    いつかの自分にとってはこの詩が素敵だと思える瞬間はあるのかも。今じゃなかっただけで。

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    2025年03月16日
  • 夜景座生まれ

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    3.8/5.0

    著者の頭の中の世界、みたいなものを翻訳せずそのまま言葉に書き換えたような感じがした。
    どの言葉にも意味があるのか、それともニュアンスや感覚的なものなのか、著者の創作過程が気になった。

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    2025年03月01日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    いわゆるヅカファン・ヅカオタなどと呼ばれる、宝塚歌劇団のファンである著者が、推しているスターへの想いについて綴っている。
    私は宝塚の知識はほぼなく、著者もお相手や公演のことなど詳細については伏せているため、詩から広がる言葉のような、わりに抽象的な表現が多かった印象。
    なかなかつかみどころがなかったのだけれど、それでも時折ハッとするような文章に出会えた。
    「好き」とは、いったいなんなのか。誰かを応援するとは、ファンになるとは、推しとは。
    独りよがりともいえてしまうような、なぜか苦しくて複雑なそれらの感情や行動をひとつひとつ手に取って確かめていくように読むことができた。

    私はこれまで、好きが、推

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    2025年02月15日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    さっきまで心を荒らしてギザギザハートだったのに唐突に周りの人が愛おしくなる瞬間、十代だけだったかも。だって23歳だもんこうゆう振り返り方するよ
    最果さん甘いものへの絶対!信用!がすごい

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    2025年01月25日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    〈役に立つことや「現実的」とされることだけをかき集めても人生そのものにはならなくて、現実と同時に「夢」という言葉で語らされるような、不確かなものや幻を強く信じようとする感覚が人の「生きる」には必要で、私はそこに、詩もありうるのだと思っている。
     遠くにあるその光は、部屋を照らしたり、本を読んだりするための明かりにはならなくても、それを見失わない限り、夜もまっすぐに歩むことができる〉

    あとがきすら詩のようだった。
    私は、自分が生きている現実のことも詩を通してから目にしていたい。この人生には詩が必要。

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    2025年01月20日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    舞台(特に宝塚)の誰かのファンになって好きという気持ちにこれでもかというほど真剣に向き合う。この「好き」ということへのさまざまな考察がとても普遍的な意味で好きに通じていると思った。好きの持つはにかみや愛、一方通行性や祈り、また怖さもとてもよくわかった。

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    2025年01月05日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    友達と本交換をして
    好きのなものを共有。素敵な事だとこの本を読んで思った。
    10代への固執がすごくて、ちょっと重たく感じたりして、読み込むよりもぐんぐん進んだ方が今の私にはいいなと思い後半はざっと読んだ。
    日常の細やかな気づきや思考をこういう言葉にすることができるのはおもしろいだろうなとおもった。

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    2025年01月01日
  • 星か獣になる季節

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    ネタバレ

    結構人を選ぶ作品だなコレ…。
    何年前に買ったか忘れたけど、そういえばと思って読んでみたり。

    応援している地下アイドルを冤罪から(いや、おそらく冤罪じゃないんだけど)守るためにクラスのイケメンと真相を追う前半。
    なんだか爽やかな青春小説?と思いきや、イケメンが思った以上にヤバい奴で…。

    イケメン、森下は狂言回しに近くて、主人公の不器用な応援が形になってしまったんだなぁ、と思う。少しクラスメイトに優しくされたら絆されちゃうくらいには普通なんだけど、同じくらい森下の狂気に当てられて努力し続けた少女に何もかも捧げてしまう。
    特別になれないものが、特別だと思ったものに捧げられるものは、もしかしたらそ

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    2024年12月22日
  • パパララレレルル

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    ネタバレ

    リズミカルな文体や、思わず立ち止まって考えてしまうような文章もあって、(作者さんが詩人の方だから当然かもしれないけど)詩のような小説だと感じた。全体的に「その気持ちなんか分かる〜」と、なんとなくで読んでしまったので、雰囲気は味わえたものの、これでいいのかな…と少し戸惑いが残っている。
    『人魚姫』や『眠れる森の美女』など、有名な童話をテーマにしたお話は、新たな解釈として読むと面白さが増した。

    【好きなお話】
    『きみはPOP』
    ビルに、壁に、CDケースに…あらゆる日常の一場面に、文章が溶け込んでいるような表現方法が斬新だった。「その日、かれは拳銃自殺したわけだけど。」から、一気にエスカレートして

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    2024年11月26日
  • うつくしいってなに?

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    最果タヒの文も、荒井良二の絵も、独特なものだが、互いを補完していい感じにマッチしているのではないか。

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    2024年10月16日
  • グッドモーニング(新潮文庫nex)

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    著者の第一詩集。

    若い感性で、斬新な言葉選びなので、刺さる人にはブッ刺さりそう。

    でも、「死」とか「世界」とか全体的に暗くて病んでいる詩ばかりなので、今の私にはあまりハマらなかった。

    まあ、十代の高校生が書いている作品だからね、仕方ないとは思う。

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    2024年10月13日
  • さっきまでは薔薇だったぼく

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    ネタバレ

    p21
    me and you

    愛しているぜって言ってる人の、視界に入りたい。

    p39
    裸足

    優しそうな人はみんな瀕死なんですよ 最後の力を振り絞り 家に帰るとみんな死んでしまうんです

    p44
    才能

    才能がある、という言葉を一度でも聴いたら、簡単には死ねない体になり、ぼくはいつまでも街に試され続ける体になる。




    簡単に、それも軽々しく好き、といえない複雑さを抱いている。どうしてかはわからない。句読点のリズムやシグネーチャーと言っても良いくらいの文体。は割とどうでもよくて、不意にぶっ刺さるものがあって、痛快だし、不思議。

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    2024年09月29日
  • 落雷はすべてキス

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    読みやすさ★★☆☆☆
    誰かにあげたくなる★★★☆☆
    満足度★★★★☆

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    心に流し込むまでに時間がかかりました。
    自分がこの詩たちと同じ気持ちになっていないからなのか、なかなか一発で心に流し込めず型に収まらないというか……。じっくり、ゆっくり、口の中で溶かしていくような感覚でした。
    でも、それがまたこの詩集の良いところなのかもしれません。

    核には常に寂しさがあって、その周りをオブラートみたいな薄い膜の愛で包んでいるような、そんな本でした。

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    2024年09月29日
  • 恋と誤解された夕焼け

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    悪くはない。
    全然悪くないし、何篇かはぐっとくる詩があったのですが、
    どうしてだろう。なんだか私の読むようの詩ではないのだな、
    と感じてしまった。
    素敵な詩ですね。と言えるけれど、感じられない。
    この人の打算なく、書きたいままの詩はどんなだろう、それなら読んでみたい気がする。

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    2024年09月19日
  • 落雷はすべてキス

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    詩は未知のジャンルでしたが、前々から気になってたので手に取りました。
     
    意味を考え過ぎずに感覚的に捉えながる読み方が、私には合ってるのかな〜と感じました。と言いつつも、詩の背景や込められた想いを考えたくなってしまうのは、性分みたい。

    夕焼けの詩が好きです。

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    2024年09月08日
  • 星か獣になる季節

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    詩集かとおもっていたら小説だった。横書きなので私にとっては読みにくい。登場人物の心情がゆがんでて肯定できないなぁ。

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    2024年06月17日
  • 落雷はすべてキス

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    さみしさを理由に愛を求める瞬間がたしかにあって、けれどそれを口に出すとなにかしら打算的で、ただ斜に構えたいだけの人のようにも思われるだろうから、いつも黙る。

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    2024年06月10日