最果タヒのレビュー一覧

  • きみを愛ちゃん

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    キャラクターへの<愛>がこんなにも美しく、とびきりの愛を込めて言語化されている作品は他にないでしょう。そう思いました。
    ただしその<愛>は完璧なわけではない。
    好き=全てを知っているわけではないからだ。
    あとがきこそ全ての読者に読んでほしい。
    好きなキャラクターが、好きなものがある人
    には響き、あらためて「好き」について考えたくなる作品でした。
    個人的には本作の中だと、菱沼さんのお話が好きでした!あの独特な雰囲気を持ち、他者に流されない菱沼さん。その菱沼さんの良さが明確に言語化されていて、そうそう!これです!これがいいんです!と思いました。

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    2025年10月23日
  • 星か獣になる季節

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    最果タヒさんの名前は、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」という詩集タイトルと共に知った。
    なんて素敵なタイトルだろうと思った。
    自由律の詩集を嗜むリテラシーはあまりないのだが、いつか読みたいな、とは今でも思っている。

    さて、そんなポジティブな印象を持っていた最果タヒさんの小説を、いつもの工夫舎さんで見つけた。

    ここのところ、読書傾向に偏りがあったから、足りてない小説成分を摂取しようとお店を訪れたので、著者名だけで手に取って、作品の前情報なしに連れて帰ることにした。


    推しの地下アイドルが殺人罪で逮捕された。
    歌も踊りもイマイチ、かわいいけれど、頑張るだけが取り柄のあんな平凡な女の子が殺人

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    2025年10月14日
  • 恋の収穫期

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    3.5

    独特な世界観と地の文でなかなか難しい。でも後半はかなり共感できる部分があったし、スッと読めるようになった。

    いつも他に起きたことは自分を鈍感にさせるとか、完全に他人を理解することはできないというところに救われた。自分でもなかなか言語化できない感情を客観視できた。

    前半の方がポップで特徴的なセリフ回しがあってそれも面白い。近未来的な世界観を掴むのはなかなか難しいけど。

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    2025年10月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という特徴的なフレーズから始まる短編集。ちょっと不思議だったり、ホラーだったり、感動的だったり。さまざまなお話を楽しめました!いきものがかりの水野さんや、背筋さんのお話も入っていました。個人的には「母の箪笥」に涙し「猟妻」はゾクっとし、「パルス、またたき、脳挫傷」の表現に驚かされました。サクッと楽しめる一冊です。

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    2025年09月28日
  • 恋の収穫期

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    近未来の地方都市に、東京から転校生がやってきた…ってボーイミーツガールのお話。なんだろうけど、正直に言うならむずかしかった。恋のお話だけどそれよりも人間の話だって思いました。人間同士が手を取り合い一緒にいることの意味とか。うーんわかんないけどでも最果タヒ先生の文章好きなんですよね。

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    2025年09月27日
  • 公式トリビュートブック 『チ。 -地球の運動について-』 第Q集

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    チ。のファンとして読んでおかなくては、と読み始めた。魚豊さんと色んな方との対談がいい。こんなすごいマンガをどんな思考で描いているのだろうと興味深かった。対談の中からそんな魚豊さんの思考が覗けてさらに感服。アニメの主題歌もとてもいいので、サカナクション山口さんとの対談、又吉さんとの対談も読み応えがあった。

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    2025年09月27日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色々な作家さんの話が読めるオムニバス方式で
    楽しめた
    自分も目当ての作家さんが何人かいたのでそこから読んだが、順番もバラバラで読み始めても良いので気楽でした

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    2025年09月15日
  • 恋の収穫期

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    ネタバレ

    詩人さんの素敵な感性による世界観と地の文(一人称視点)に自分は読みにくいと思ってしまい、ついていけなかったかも…… 人によると思う 作者の感性のファンの人なら楽しめるのかもしれない
    しかし、それでも印象に残ったところは2つあった
    ・サイボーグ化手術に失敗した数少ない異端として色んな人に善意で気を遣われながら生きていた早見君が親に連れて行かれた病院先で「治るって!」と言われた時の反応。自分でも自分のことは"病気"だと思っていたが、それでもサイボーグ化手術後にで体が拒否反応を起こしたことを"正常"な身体反応だから大丈夫、"普通"のことだ、

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    2025年09月15日
  • 十代に共感する奴はみんな嘘つき

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    物語というよりかは言葉選びや感覚を読んでいるような感じ。好きな人は大好きだと思う
    好きななセリフや言い回しが何個を見つけれて嬉しい

    10代の自分の正しさ、間違ってないという自信みたいな物、でも繊細で脆い、
    そんな感じ。

    好きだなというよりかは嫌いじゃないなって思える作品

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    2025年09月04日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」で始まる、25人の著者による短編集。

    同じ一文から始まる作品を書いてもらう、という企画が面白い。

    好きなのは、金子玲介さんの「恋文」。
    バカらしくてくだらない感じが良い。
    今まで読んだ金子玲介さんの作品で一番好みだった。

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    2025年08月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」ではじまる短編集。「だから〜」が後の文章から浮いているように感じる作品もあったが、いろいろな作家さんが書いたいろいろなテイストの作品を隙間時間に手軽に読めるのはよかった。

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    2025年08月22日
  • 恋の収穫期

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    舞台は22世紀の軽井沢。そこで暮らす山科梢のクラスに東京から転校生(未来人)がやってくる。その転校生、早見くんは転校初日から東京から来たということで大人気。梢の友人の光も早見くんに初日から告白して一緒に帰る約束をした。が、放課後、早見くんは光以外の女子生徒と同じ約束をしていた。




    え、未来人?と思ったけど東京は文化が発達しすぎて未来みたいだという比喩かと思ったら比喩でもない…?東京は機械化された人で溢れ、早見くんは機械化できず、その目には機械化された人はロボットのように見えるという。
    いやー、私には難しかったな。文章も全体的にセリフが多くて、ほとんどが登場人物の台詞で成り立っているから背

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    2025年08月08日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    前作より面白いのがなかったというか、意味が分からんのが多かった。真下みこと「お守り代わり」は前作に書いてたのの続きになってて、これは続けて読んだかいがあった。私なら絶対忘れちゃうもの。

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    2025年07月29日
  • うつくしいってなに?

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    「うつくしいってなに?
    よるねむたいきみに
    おやすみっていってくれる すべてのもの」

    ここのフレーズいいな
    荒井良二さんの色の使い方好きだなあ

    夕焼けの綺麗なピンクの色が優しい
    夜空になって星がたくさん出てきて、その星たちも椅子や動物、植物に乗り物といった星も輝いてる

    どんな星たちがあるか探してみたくなるね

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    2025年07月16日
  • だから捨ててと言ったのに

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    背筋さんが気になり借りました。
    同じタイトルで、短編でサクサク読めますが、もう少し読みたい作品も..ありました。

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    2025年06月29日
  • 恋の収穫期

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    近未来の日本。科学技術の進歩する東京から、軽井沢に引っ越してきた高校生の早見くん。東京から来たというだけで、彼にときめく女子が多発。そんな早見くんには秘密があって…。

    最果タヒさんの書いた作品は小説も詩集も合わせても初めて。なんか、こそばゆい感じがして手に取りにくかった。でも、YA世代の子と接する機会が多いのでネタを仕入れるために手に取った。

    ブグログのレビューを見てると合う合わない真っ二つに分かれてるが、私は読むのに苦労した。

    単刀直入が好きなので、回りくどい言い回しや話の遠回りする進み具合が、これぞ思春期の心情なんだろうけど、私には合わなくて、途中でやめようか、でもここまで来たし読も

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    2025年06月29日
  • きみの言い訳は最高の芸術

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    あまり共感はできないが、ああそういうようなことを考える時もあるよねとは思えた。人と仲良くしたいと思わないっていうのは、人と違うことや、あるいは同じであろうとする勇気がないのかなと思った。コミュニケーションや話すことが苦手っていうのはすごくわかるし、だからこそそういうフラストレーションみたいなものを言葉や本に込めているのは純粋にすごい。けど、じゃあそれをコミュニケーションに載せる練習をしたらいいじゃん。話すのは苦手かもしれないけど、人と距離を置きたがるのは、こんな素晴らしいエッセイ書けてるんだから、よくわかんねぇよ、と思ってしまった。だから言い訳なのか。まあそれくらいじゃないとかっこいい詩は書け

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    2025年06月03日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という同じ書き出しから始まる短編集。同じ書き出しでもバラエティに富んだお話ばかりで読み応えがあります。個人的に好きだったのは最果タヒ先生の「指輪の幽霊屋さん」。最果タヒ先生の恋のお話が好きです。舞城王太郎先生の「食パンと右肘」も好きでした。ちょっとおバカな男の子はかわいい。ほかは「お守り代わり」「シングーは流れる」「パルス、またたき、脳挫傷」「母の箪笥」「恋文」「こわくてキモくてかわいい、それ」「海に還る」が好みでした。

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    2025年05月31日
  • ファンになる。きみへの愛にリボンをつける。

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    “好き”って祈りだと個人的に思ってたけどここまで明確に同じように思っているひと いるんだ〜うれしい〜 わたしのアイドルに対する好きの気持ちは身勝手で一方通行な祈りで、たとえ会えなくてもよくて、ただ元気でいてほしくて、仕事が楽しくて、毎日よく眠れていて、大切な人が周りにたくさんいたらそれだけでいい。ほんとうに。ステージに立つあなたのことが好きです。

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    2025年05月25日
  • 恋の収穫期

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    ネタバレ

    2025.5.23〜2025.5.24
    最果タヒ先生の詩集は読んだことあったのですが、小説は初めて。とても独特な文章の表現とリズムなので時々よく分からないけど、一貫して「恋や愛というものは」というところが根本にあるな〜ということはふんわり伝わりました。章が変わるごとに装画も担当されている、西村ツチカ先生の挿絵が入るのも素敵。

    舞台は近未来、一点集中して発展した東京から軽井沢に越してきた少年と、そこに住む恋がよく分からない少女と、その周りのお話。
    青春恋物語かと思えば、急に少年側の近未来発展世界・東京の話に変わったりするので、読者はずっと世界観にふわふわ漂って流されている気分になります。

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    2025年05月24日