あらすじ
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きみの だいじなものは なに?
女の子が部屋から窓の外を眺めています。窓から見えるいろいろな景色。夕暮れ、海、船、夜空、星、都会の明かり。部屋の中の家具やおもちゃ。ネコ。やがて女の子は自分の世界に包まれて、眠ります。
詩人最果タヒと絵本作家荒井良二が紡ぐ、夢のような物語。
※この作品はカラーです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
荒井良二さんの色の洪水に心を持っていかれる。
最後の文章、 「うつくしいってなに? よるねむたいきみに おやすみっていってくれる すべてのもの」はこうも言えるかな。「生きるって何? 夜眠る時、君におやすみって言ってくれるすべてのものと交流すること」。
Posted by ブクログ
shokojalanさんのレビューがきっかけでこの絵本の存在を知りました。
ありがとうございました!
文・最果タヒ、絵・荒井良二というヨダレもののコラボレーション。
最果さんは饒舌なイメージがあったが、今回は、最小限の言葉で、荒井さんの絵を引き立てている。
夕暮れから夜が更けるまでを、荒井さんの叙情的でダイナミックな色使いの絵と、地球のつぶやきのような最果さんの文が、子どもにも大人にも、「あの時間」を思いだ出させていくような気がする。
「うつくしいって なに?」
という、最果さんの問いの答えがうつくしい。
さて、君はどう思うかな。
Posted by ブクログ
一読して、好きな絵本になりました。美しく独創的な絵と文章がマッチしていて良かったです。作中でのうつくしいものが、一般的に美しいと言われるものではなかったのが面白かったです。細かい絵のページ、何が描かれてるか考えるのが楽しいです。お子さんと一緒に考えてみるのもよさそう。ページをめくるごとに、ここに描かれてるものがここにくるのか、という驚きがあります。ずっと本棚に置いておいて寝る前に眺めたいです。読んでから寝たらよく眠れそうです。
Posted by ブクログ
この本の女の子のように、うつくしいものに目が行って、それをうつくしいと思える世の中であり、自分であったらいいなと思った。
今、一時的に学校に勤務しているが、一見大人しく優しそうな子供たちの心が、実は割と刃を人に突き刺しているのを感じて、何を見てもうつくしいと思えなくなってきた。荒んでいる子供に関わろうとしても、ハラスメントだなんだと騒ぎ立てられそうで、結局何もできず、介入しなければ寄り添えず愛情も沸かず、悪循環なのが情けない。そして、そんな世の中に絶望してしまう。
こんなふうにうつくしいものをうつくしいと感じられる世の中であって欲しい。
Posted by ブクログ
うつくしいってなに?という問いかけからはじまって、さまざまなうつくしいものの例えが連なって、最後は「よるねむたいきみに おやすみっていってくれるすべてのもの」で締め括られる。
最果タヒさんの独創的な詩と荒井良二さんの雄大な絵が贅沢に味わえる、美しく優しい絵本。
Posted by ブクログ
「うつくしいってなに?
よるねむたいきみに
おやすみっていってくれる すべてのもの」
ここのフレーズいいな
荒井良二さんの色の使い方好きだなあ
夕焼けの綺麗なピンクの色が優しい
夜空になって星がたくさん出てきて、その星たちも椅子や動物、植物に乗り物といった星も輝いてる
どんな星たちがあるか探してみたくなるね